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♪ R⋆E⋆D ♪

昨日、出張から戻って来ましたら、勝ちに不思議の勝ちあり負けに不思議の負けなし、瓢箪から駒、まさかまさかでありまして、拙ブログで再三触れて来ましたけれど、トランプ大統領となりました。いや、予想の範疇でしたし、以前の拙ブログでも、トランプ勝利の目はあると書き、万馬券が的中した感じですけれど、流石に吃驚しましたねえ。色々と考えさせられましたけれど、イギリスのEU離脱に続く、世界史的な大事件じゃないかしら。だってね、大成功を収めたビジネスマンとは雖も、政治経験行政経験皆無の素人が、世界一の権力者に成ったんですもんねえ。僕、昔々の邦楽のロック・ナンバー、PANTAのR・E・D、という曲を思い出しました。♪自分の平和の為に 他人に血を流させる お返しは只 愛の一言だけさ 真面目に考えるだけ馬鹿らしい 誰の為に働き 何の為に戦い 奴らの手先はもう糞喰らえ ~中略~ スラムの小窓からSOS 植民地からSOS 飢餓の国からSOS もうマルクスはいない キャピタリズムのSOS コミュニズムのSOS 独裁国のSOS お前ら奴隷なんだよ マホメッドからのSOS ジーザスからのSOS シッダルタのSOS 鼓膜が破れそうだよ♪、とまァ、凡そ40年前のナンバーとは思えない程のリアルな歌詞なんですね。此の歌詞の、「奴らの手先はもう糞喰らえ」、此れが、今回の大統領選のキーだった、僕、そう思えてなりません。

イギリスのEU離脱も今回の大統領選も、マスコミの予想は見事なまでの大外れだった訳ですが、要は、民衆の怒りやフラストレーションを、全く掴めて無かったという事でしょ。僕、選挙区の夫々をじっくり分析しましたが、寂れて不景気な州は、軒並みトランプが圧勝じゃありませんか。既存の政治家のやり方ではNO!という事でありましょう。どうもね、従来の世論調査には引っ掛からない貧困層やアウトサイダー、彼らは皆、トランプに投票した由でした。此れ、官僚や政治家やウォール街へのNOであり、新自由主義やグローバリズムやエスタブリッシュメントへのNOでしょう。砕けた言い方ですと、「黙ってお前らの言う事を聞いてきたけれど、何1つこの国は良くならねえじゃねえか!一握りの金持ちが全てを支配し、増えるばかりの移民に職を奪われ、『奴らの手先はもう糞喰らえ』」なんですね。そしてね、「政治は感情である」という言葉があるんですが、選挙の際、人は、其の政治家の能力で見なかったりするんですよ。「あいつ、どうも気に喰わねえ」「悪党面してるから、きっと悪い事をしているに違いない」、此れで投票しちゃうんですよね~。僕、小沢さんって、近年の政界ではトップ・クラスの能力があると思いますけれど、偏見と中傷--あれだけ大騒ぎして、結局は完全無罪だったじゃありませんか--とマスコミのミスリードで、総理になれなかったでしょ。どんだけヒラリーは嫌われてたんだ、という話なんですが、彼女は、今までのアメリカ社会の、欺瞞や偽善の象徴だったと感じました。

皆様、ポリティカル・コレクトネス、という言葉を聞かれた事があるかと思います。此れ、政治的公平性、という、欧米では主流であり常識である考え方なんですね。要は、国籍や性別、年齢や肌の色、宗教や文化で差別する事は絶対にしてはならない、という事で、確かに正しいんです。でも、何事も行き過ぎますとおかしくなるもの、例えば、ビジネスマンという言い方は駄目なんですね。働いているのは男だけでなく、女性も居るじゃないか、という訳で、ビジネスパーソンと呼ぶとか。日本でもそうでしょ。スチュワーデスでは無く、キャビンアテンダント、と呼んでますもんね。黒人はかって、ブラックとかニガーとか二グロと呼ばれていました。でも今では、アフリカン・アメリカンでしょ。でもねえ、幾ら言い方を変えようとも、差別や偏見って、其の人の心の中の問題です。髪は綺麗にセット、オーダー・メイドの高価なスーツで立ち居振る舞いは優雅、物腰柔らかく、丁寧な口調で「アフリカン・アメリカンの方々は…」と高学歴の女性が語っても、内心は、「此の黒人奴隷どもが!」と思っているかもしれません。かたや、粗野な口調で喧嘩腰、適当な恰好と髪型で、「この黒人ども!」と話す気さくなオッサンの方が、寧ろ正直に本音をあけすけに語っている様に感じませんか!?アメリカ人も、偏見や差別の無い理想の国民、自由と平等で全ての人を受け入れる理想の国を演じるのに、もう疲れ果ててしまったんじゃないかしらん。言葉を言い換えても余り意味が無いと申しますか、僕、今思い出したんですが、かっての日本陸軍、視野狭窄で夜郎自大ですから、敵国の言葉は使ってはならんと、カレーライスの事を、「辛味入り汁かけ飯と呼べ!」と大真面目に通達したんですが、ホントに間抜けで大馬鹿でしょ。そうそう、かって、SF小説の大家であり、「日本沈没」を書かれた故小松左京先生が、エッセイで怒ってました。小松先生、大変恰幅が良い方なんですが、或る人から「お腹の不自由な方」と言われ、「おデブちゃん」と呼ばれるより腹が立ったそうでした。

あっ、黒人や小松先生についての文言は、くれぐれも誤解しないで下さいね。此れ、あくまで喩ですからね。実際、仕事をしていて思いますのが、巧言令色鮮し仁、の諺通りでして、口が上手くて立派な事を言う人って、時折とんでもない偽善者が居ますもんね。またねえ、バレていないと思ってるんでしょうが、丸分かりでして、もしかしてヒラリーもそうなのかもしれません。

さてさて、トランプは昨日の演説で、「此れからは融和と協力の時であり云々」と話していました。其れは正論ですが、笑っちゃったのが、新大統領はどうしても嫌だと思う方も多いらしく、昨日、ニュージーランドやカナダの移民局のホームページが、アクセスが集中してサーバーがダウンした由、此れ、トランプの真価が分かるまで、全世界で大混乱が続きそうです。

では、我が国はトランプにどう対応して行くか、という事なんですが、僕、彼の政策って、以下な感じと思うんです。「アメリカだけが良ければいいんだ。貿易、経済、資源、食糧、全ての分野でアメリカの国益だけを考える。今までは世界の警察官として、軍隊を沢山配置したけれど、もうそんなの要らない。知った事か。日本の米軍基地?もう撤退するし、自分を守りたいなら自分でやれよ。」でありましょう。僕、戦後70年間、此の国はアメリカにずうっと支配され続けて来た、そう思っていますから、此れ、自立した真の独立国になる為の大チャンスと思うんです。そうですねえ、今までは喧嘩の強い彼氏に沢山のお金を貢いで、守って貰っていた様なものでして、そんな不自然なカップルなんて、長続きしませんよね!?互いに主張し合い、言うべきは言い、譲る処は譲る、此れが大人の付き合いでしょ。どうもね、我らが日本人は、秘すれば花と申しますか、じっと黙っていて察してくれ、という処がありますけれど、其れってね、自分が我慢するだけじゃありませんか。男女の仲でも仕事でも、ましてや国際関係においては、日本的なコミュニケーションは全く通用しない、僕、そう断言します。兎に角、お互い自立した関係となれば良いんで、此の際、とっとと米軍には出て行って貰いましょうよ。そうなりますと、「米軍が居なくなったら、誰が中国から守ってくれるんだ」と怒る方もおられるでしょう。でもね、他人様に自国を守って貰うという発想、かなり歪んでませんか。とは言え、僕、此の国を守る自衛隊は必要不可欠と思います。でもね、戦争なんて、最後の最後の非常手段でして、そうならない様にするのが、大人の知恵でしょ。勿論、軍備は必要、油断は禁物ですが、戦争を招かない様、不断の外交努力が必要ですし、近隣諸国と密にコミュニケートし、様々な面で協力し合い仲良く理解すれば、戦なぞ、そうそう起きるもんじゃありませんよ。人間、仲良しの顔をいきなり殴れないでしょ!?そしてね、もし軍事費を増やす必要があるのならば、政治家や公務員の数を減らせば、直ぐに数兆円は捻出出来ますから、小さい空母なら、キャッシュで数隻買えて、お釣りがたっぷり来ますよ。

只ね、問題は別の処にありまして、現政権の面々、ヒラリーが勝つと思い込んでいたのでしょう。岸田外務大臣なんて、「人脈は無いが、此れから連携を深める」ですって…。あのねえ、何とも言い様がありませんが、外務省の連中、超高級ワインを飲むだけが仕事じゃありませんよ。テメエこの野郎馬鹿野郎、一体全体、今まで何やってたの!?どちらが大統領になっても良い様に、情報から人脈から備えておくべきなのに、此れから仲良くなろうだなんて、スタートから思い切り出遅れちゃって、国益を大きく損ないますよ。だってね、トランプが初めて会う日本の国会議員は、無所属の亀井静香の由です。此れ、亀井さんが半年以上前からアポイントを取っていたからだそうでして、此の時点で自民党より上ですよね。人と人の付き合いにおいて、成功してから寄って来る輩と、前々からの知り合いでは、どちらを大事にするか、子供が考えても分かる事でしょ。アッ、分かった。外務省の面々も政府の首脳陣も、友達なんて一人も居ないから、人の気持ちが分からないんでしょうね~。そしてね、トランプがやらないと何度も明言しているTPP、日本だけが先走って「やる!」と大騒ぎしていまして、もう、時間とお金の無駄だから、とっとと止めたら良いのに。踊る阿呆に見る阿呆と申しますか、どうかしてるぜ!

此れだけ世界が激変している中、旧来の価値観としがらみで身動きの取れない自民党では、来たるべき新時代に対応出来ない、僕、そう思えてなりません。とっとと退場して頂きましょう。そしてね、フィリピンやアメリカやイギリスを見ても、今までの政治家では嫌だ、別のジャンルの成功者を連れて来て、日本の舵取りを任そう、という動きが、此の国でも必ずや起きると思います。出でよ、新たなリーダー!
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