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荒野の七人 

♪走る窓よりうち望む 海の景色の面白さ 磯に貝掘る乙女あり 沖に帆かくる小舟あり♪、実は僕、今日のお昼前から出張でして、些か気持ちも焦り気味なんですが、正午の電車ですからね、まだまだ時間の余裕がありますし、エスプレッソかグリーン・コーヒーでも入れて、リラックスしながら拙ブログに取り掛かりましょうか。

僕、つくづく国には頼れないなァと痛感したんですが、昨日の拙ブログで、福島の工場において、洗車時の汚泥が溜まり、しかも其れには大量の放射性物質が含まれていた、と書きました。其の処理も手作業で進めており、其処までは間違い無いんですが、そういう場所が300はあると記したんですね。ところが今朝、河北新報--東北一の部数を誇る地方紙です--を読んだ処、1700箇所も同様の場所があるとか。うう~ん、此れ、国も東電も見て見ぬ振り、黙っていたって事でしょう。特に東電、アンタ、放射能を撒き散らした張本人じゃありませんか。英語の諺に、 as you make your bed, so you must lie on it 、此れ、自業自得、身から出た錆と訳して良いと思います。でも、東電の場合、原発のメルトダウンすら黙っていた訳で、自業自得なぞとんでもない、もうねえ、何にも無かった事にしようとしてませんか!?この、銀河系一の恥知らず!あの震災と原発の映像、忘れろと言われても無理ですよ。お天道様は見ています。東電・政府・マスコミの皆さん、何れ貴方達は必ずや断罪されますし、審判の日はきっと来ますから、罪を認め懺悔し、真実を告解すべきと思いますよ。首を洗って待ってな!

でもね、希望という名の光は必ずやあるもの、僕、今朝の読売新聞を読んでいて、思わず涙が零れました。福島高校と謂えば東北の名門校ですけれど、其処の生徒さん達が、「震災から生まれ故郷を復興させたい」と一念発起、温泉の地熱を利用して鰻の養殖に成功、此れを売って町おこしを始めたそうです。光熱費を抑える工夫、水質管理に水温調整から給餌、全て生徒さんがやった由、一昨日行われたイベントに参加、100食分の鰻丼が完売、本当に偉いですねえ。僕、中でも感心したのが、県からの補助金を受け、鰻を捌くのには鮮魚店の、味付けには鰻屋さんの協力を得るなど、学生さんなのにネゴシエーションにも長けているんですよ~。そしてね、鰻だけではまだまだ弱いと、真鯛やとらふぐの養殖を企画中の由、そしてね、其の排水を使って果物を栽培するんですって。彼らの様な優秀な若者が、此の国の将来を背負って立つんじゃないでしょうか。頑張れ!!

でもね、そうした優秀な若者を足を引っ張るのが、公務員や議員なんです…。僕、週末にスカパーで、久方振りに「ブリット」という映画を懐かしく観て、其処で思い出したんですよ。此の「ブリット」、スティーブ・マックイーン主演の刑事物でして、カー・チェイスもアクションもカッコ良いんです。特にマックイーンですが、僕の世代にとっては大スターでして、今ではこういう役者さん、居なくなりましたねえ。男臭いアンチヒーローを演じさせたらピカイチでして、僕のお勧めは「パピヨン」「ゲッタウェイ」「シンシナティ・キッド」、そして謂わずと知れた「大脱走」でしょうか。話を戻しまして、「ブリット」の舞台は坂の街サンフランシスコなんですね。僕、若かりし頃に2週間程滞在した事がありまして、思い出深い地なんですね。フィッシャーマンズ・ワーフにファーマーズ・マーケット、ケーブルカーにツイン・ピークス、ゲイ・タウンにチャイナ・タウン、殆どの観光地は廻りましたねえ。さて、彼の有名なゴールデン・ゲイト・ブリッジや動物園において、色々と個人の名前のプレートが張ってあるんですよ。「此れは何?」と道行く人に問いますと、「税金の用途を市民が指定出来るのさ」という答えでありました。へええと感心しまして、帰国後に色々と調べて愕然としました。税金の殆どは日本より格安で憤りを覚えましたが、其れにも増して吃驚したのは、自治体の在り方でした。

サンフランシスコ市の人口は86万人、僕の住む大分市は48万人です。市会議員の数は、サンフランシスコ11人、大分市44人です。議員の年収はサンフランシスコ250万円、大分770万円です。皆様、此の差異、如何思われますか!?僕、大分市議会の皆さんには大変申し訳無いんですが、サンフランシスコ市議の方が、余程激務と思います。だってね、人種・宗教の問題が先ずありますでしょ。都市再開発、貧富の差、環境問題、治安、どれを取っても大分市とはスケールが違うのは間違いありません。そして、サンフランシスコは、全米有数の観光地でもあります。もう僕、書くのが恥ずかしいんですが、空港の年間利用者数を比較してみましょうか。サンフランシスコは3700万人、大分は180万人です。うん、誰が見ても一目瞭然、同じ市議と雖も、どちらの仕事量が多いのか、言わずもがなですよね。

さて、欧米先進国の地方自治体の議員さんって、実はね、名誉職に近いんですよ。地域の功労者や地元の社長さんがなるんですね。議員の報酬は左程あてにしておらず、他に生業がありますから、汚職とも縁が無いんです。ですから、兼業で議員職を務めると。議会では、市民の生の声を直接聞くという按配です。そしてね、シティ・マネージャーという職を置きます。此れ、行政運営のプロフェッショナルを雇い、権限を委託し、業務を効率化する役割なんですね。以前の拙ブログで、日本にもかって、請負制度があったと書きましたけれど、其れに酷似した形なんです。議員さんは、シティ・マネージャーがきちんと業務を遂行しているか、入念にチェックする訳でして、僕、此の方式の方が余程良い様に感じます。だってね、英米仏では既に採用していますし、実際に成果も出ているんですね。日本の地方議員は世界一多く3万人を超えており、そして高収入を得ている訳で、ならばシティ・マネージャーを雇った方が、相当費用の削減が出来ますよ。米英の顰に倣えば、日本の地方議員は5千人ぐらいまで減らせる筈ですし、人口も減っているんですから税収も落ちている訳で、其れに合わせるのは当然でしょ!?因みに、地方議員の平均年収は大分市とほぼ同額の760万です。となりますと、例えば2万5千人減らせたとしますと、電卓は何処かな、えーとえーと、年間2兆近く支出が減りますねえ。或いは、地方議員の数は其のままでも、収入を欧米以上に減らしても良いかも。

僕、かって、ドイツのパブについての本を読んだ事があります。日本ならば居酒屋に相当するんですが、小さい村ですと、もう其処で議会をやっちゃうんですって。小さな規模の村に、立派な議会や多くの議員や職員は不要、という極めて合理的な考え方でして、勿論議事録としてしっかり記録しますけれど、其れできちんと運営出来れば、何の問題もありませんよね。欧米には、「普通の仕事をしている市民が、其の考えを議会で訴えるべきだ」という信念がある由、僕、うん、全くもって其の通りと、思わず膝を打ちました。だってね、スウェーデンにせよ先のドイツの村にせよ、村会議員は日当制だそうで、其れも精々、1日4000円だそうです。日本の村会議員は月収17万円だそうでして、う~ん、彼我の差は大きいですよね。僕、国政に携わる議員は兎も角、市町村については、議会はもっともっと開かれるべきと思いますし、高齢者も学生も、シングルマザーも教師も、自営業者もビジネスマンも、気軽に身近に参加出来たらな、そう感じています。だってね、此の国全体で1000兆円を超す借金があるんですよ。ならば其れを減らし、次世代に借金を残さない様にしようとするのが、大人の役目じゃありませんか。僕、何をしているのかちっとも分からない市会議員より、実直に仕事をされている方々の方が、余程地に足の着いた意見を開陳してくれる、そう確信しています。ホント、アメリカの悪い処ばっかり真似して、良い処は何やかやと小理屈を捏ねて黙殺ですもんね。

さて、出発の時間も迫って来ました。明日の拙ブログの更新は難しそうですが、其れでは皆様、暫しの間、ごきげんようさようなら。♪明日は花の嵐山 夕べは月の筑紫潟 かしこも楽し ここも良し いざ見てめぐれ 汽車の友♪、では、行って来ます(^.^)/~~~
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