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♡♥ ダニエラという女 ♡♥

洗い髪 乾かぬ雪と なりにけり、いやあ、其れにしても寒くなりました。暦の上ではそろそろ立冬でして、昨日なぞ、かなりの強風でしたし、皆様、どうぞ風邪には充分お気を付け下さい。僕、今宵は十数年来のお付き合いのある会社の社長さんと、初めて会食に行くんですが、当然スーツですけれど、こりゃコートが必要ですねえ…。

さてさて、余りの寒さに恐れをなし、僕、昨日の午後は布団に包まり読書三昧、いえね、かねてから気になっていた本が漸く発売したもんですから、昨夕には読了しました。「さらば白人国家アメリカ」町山智浩著 講談社、でありまして、其の帯に書かれた惹句が、「アメリカ2大政党の将来がどうなるかは分からない。ただ言えるのは、アメリカが白い肌に青い目で英語を話す人々の国だった時代は、確実に終わるという事だ」でした。此れ、拙ブログでは、再三再四書いて来た事なんですが、アメリカはヒスパニック系のスペイン語を話す人々が急速に増えていますからね。要するに、金髪碧眼長身の白人は少数民族、マイノリティに転落すると。ヒスパニック・黒人・アジア系・インディアンの人口は何れ、7割近くまで増える様に思いました。そして、ウォール街や一部の富裕層のみに富が集中するという、凄まじい貧富の差があり、人種と銃の問題があり、流石の超大国アメリカも、後半世紀足らずでどうなるか分からないという訳です。モダン・ホラー小説の名手、世界的なベストセラー作家のスティーブン・キングの小説に「ミスト」、霧という作品がありました。大嵐の後、街が霧に覆われ、外に出られなくなると。どうやら霧の中には怪物がおり、住民達は将に五里霧中で暗中模索、どうしようも無い状況を淡々と描いた傑作でしたが、奇しくも、何だか今のアメリカの様であります。

作者の町山さん、「映画秘宝」という雑誌を創立、ヒットさせた後、家族でアメリカに渡り、映画や現地の様子をリポートし続け、また、観察眼が鋭く視野が広いですから、僕、彼の著作の殆どを読んでいるんです。本書でも、日本人が一人も居ない様な僻地でのトランプの演説を聞いていたりして、うん、此れこそルポルタージュであり、僕、感心しました。でね、町山さんのルポと僕の私見を合わせますと、常識的に考えれば、ヒラリーが絶対優勢の筈なんですよ。だって、トランプは暴言王でありセクハラをし破産経験があり脱税疑惑もあり、そして所謂レイシスト--人種差別主義者の通称でして、此れを言われると政治生命を失うと言われていました--であり組織力も無い訳でしょ。政治的コネクションは強大、そして、マスコミ・女性・ヒスパニック・黒人の殆どはヒラリーを応援しているのに、大接戦なんですから、今のアメリカが如何に、現在のエスタブリッシュメント--支配者層と訳して良いでしょう--を嫌っているかが分かります。僕、吃驚したんですが、ヒラリー側の選挙事務所はアメリカ全土を網羅しており、1000個もあるとか。対するトランプは100程度、此れ、将棋なら詰み、チェスならチェック・メイト、ボクシングならKO、ヒラリー圧勝でも、ちっともおかしく無いんです。其れが支持率ではトランプリードでしょ。

要するに、「俺達は今まで何も不平を言わず、アメリカの為に黙々と日々の仕事を頑張って来た。でも現状はどうだ!?スペイン語を話す奴らが増え、銃は規制されそうになり、一部の奴だけ金持ちになったが、俺達の暮らしはちっとも良くならない。スーパーに並ぶ商品にメイド・イン・アメリカなんて殆ど無い。治安は悪くなる一方だ。子供も進学させられない。俺も近々職を失いそうだ。」、こういう考え方の人達が皆、長年の閉塞感と強烈な不満を解消すべく、トランプを熱烈に支持している訳です。大学の奨学金が高過ぎ、やっと卒業しても、其れを払えず破産する学生さんが沢山居ますもんね。そして、アメリカとメキシコの国境沿いって、麻薬取引や密入国を防ぐべく、両国が自警団を持ち、激しい銃撃戦が毎日繰り広げられていまして、こりゃもう、殆ど戦争ですよ…。いよいよ来週の火曜日、8日が全国の投票でありまして、いやァ、一体全体、どちらが勝つんでしょうか!?僕、一応、法学部の国際政治学科卒、大学院まで行きまして、其の常識から行けば、僅差でもヒラリーの勝ちと思うんですよ。でもね、ヒラリーが勝っても、アメリカはパンドラの箱を開けた様な物と思います。と申しますのは、予備選でヒラリーに惜敗したサンダース議員、彼の主張は富の再分配であり、格差是正であり、アメリカは世界中に軍隊を置くな、なんですね。実は此れ、トランプの政策と酷似しているんです。一般的にはトランプは極右、サンダースは極左と思われていますが、政策は瓜二つ、面白いでしょ。でもね、極端な右と左って、親和性がありまして、共産党も右翼も、よくよく調べれば、ファナティックで独裁的な処が良く似てますもんね。話を戻しまして、もし、サンダース支持者がトランプに投票すれば、ダブル・スコアでヒラリー惨敗の可能性すらあります。

さて、縷々アメリカの現状を書いて来たのには理由があるんです。実はね、僕、危惧していますのが、此の日本も数十年後、アメリカの様になるんじゃないか、という事なんです。具に見ていますと、先ず、アベ総理は「世界最速で移民を受け入れるシステムを造る」「毎年20万人づつ受け入れる」云々と発言していました。此の政策が具現化したら、僅か10年で200万人の外国人が日本に住む計算です。200万人と謂えば、ちょうど群馬県や栃木県と同等の人口ですよ。其の200万人が結婚し子を産み、一族郎党をを呼べば、ネズミ算式に増えて行きませんか?で、日本は少子高齢化で人口激減なんですから、アベの政策をもし継続して行けば、青い目と金髪の外国にルーツを持つ、新たな日本人が多くなりませんかねえ…。今、此の国に住む日本人達が遠い将来、アメリカの白人達の様に、少数民族に転落するかもしれません。そしてね、今、生活保護受給世帯は増えるばかりです。今年8月のデータが、つい先日出ていましたけれど、163万6636世帯が生活保護であり、4カ月連続の増だとか。しかもね、其の半数以上が高齢者世帯の由でして、近々又、年金も減る訳ですから、益々生活保護の人達が増えると思うんです。僕、此の事1つ見ても、アベノミクスって大失敗だと思うんだけどなァ。話を戻しまして、そういう状況下ですけれど、都内にはマンションが大量に新設されてまして、億を超える物件も沢山ありますよね。其れを買える富裕層が、確実に多く居る訳です。そして、アベは法律を改正し、軍隊を諸外国に送ろうとしています。

整理しますと、今の政策を継続して行けば、①移民を毎年大量に受け入れる②貧富の差は広がるばかり③軍事大国へ、という按配でして、此れ、今のアメリカと全く同じじゃありませんか。其のお手本が物の見事に大失敗、のた打ち回っているのが現状でして、何故其の破綻した国造りを猿真似するのか、僕、理解不能であります。そして、機を見るに敏と申しますか、此れ、今までは到底考えられなかった事なんですが、著名人の間で、ロシア国籍を取る動きが出ているんですよね。フランスを代表する俳優、ジェラール・ドパルドューさん、カンヌもベネチアも、ゴールデングローブにセザールと、世界の映画賞を総なめした名優ですが、彼は2013年からロシア人であります。プーチン大統領と熱いハグをしてましたもんね。「沈黙の~」シリーズで有名な俳優、スティーブン・セガールさんも昨日、ロシア国籍を取得しました。そしてボクシング・ファンの方は驚かれるでしょう。かってパウンド・フォー・パウンド、全階級を通じての最強ボクサーと謳われた名ボクサー、ロイ・ジョーンズ・ジュニア選手も、今ではロシア国籍ですもんね。人間離れした身体能力を誇る、4階級制覇した世界チャンピオンで、僕、彼の試合を観る度に圧倒されましたけれど、これまたプーチン大統領と堅い握手を交わしていました。其の他、大ヒット映画「TAXI」シリーズの主役、これまたカンヌを制したサミー・ナセリさん。ベテラン俳優のミッキー・ロークさん。此のお2人はロシア国籍取得を検討中だとか。

僕、つくづく思います。世の中は流れる水の様に、常に変わって行く物だと。今ならばまだ間に合います。日本に住む全ての人が、此の国の来し方行く末を、どうか真剣に考え抜いて欲しいんですよ。此のままのアメリカ追随で良いのか。貧富の差が広がる政策のままで良いのか。原発、少子高齢化、年金、東北復興は放置したままで良いのか。

具体的には、現在の指針である、新自由主義のアメリカン・スタイルがあるでしょう。そしてスイスの様な永世中立国、北欧諸国の様な重税高福祉のやり方。ドイツの様な社会民主的なアプローチ。ブラジルやイタリアやスペインの様な、ラテン的で享楽的でのんびりした国造り。僕、個人的には、ドイツかイタリアに惹かれますけれど、優秀な日本人の叡智が結集出来れば、必ずやベターな選択が出来る筈です。尤も、其の際には、既存の政治家や官僚やマスコミには、一切関与して欲しくないですね。だって、彼らのミス・リードで、今の惨状があるんですから。

さて、週末は益々冷え込む感じでして、僕、なるべくのんびり過ごそうかと思っています。其れとも、「ブリジット・ジョーンズ」か「ジェイソン・ボーン」を観に、劇場に行こうかしら。ともあれ皆様、寒さに負けず、素敵な週末をお過ごし下さいね(^.^)/~~~
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