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APOCALYPSE NOW

おはようございます!先週は出張で、本ブログを殆ど更新出来ず、読者の皆様、大変申し訳ございませんでした。僕、久方ぶりに出勤しまして、オフィスに入りますと、何だか身が引き締まる思いです。今週は溜まった仕事を片付けなくてはなりませんし、アポイントメントも多く、もしかしたら会食も入りそうで、中々ハードな一週間になりそうです!

さて、出張の間ずっと、移動中や就寝前、入浴中の一時を使い、読書をしていました。日中は人と一緒でしたから、唯一のリラックスタイムというと大仰ですが、独りの時は、気を使わずに済む時間帯ですよね。旅に持ってゆく本は中々難しく、あまりに堅いと疲れちゃいますし、内容が薄いものですとすぐに読破しちゃいますから、この選択は悩ましい所です。さて、今回持参した書は、松本清張の男女間のドロドロしたミステリー「山峡の章」、既読でしたが山崎豊子の「ぼんち」、非常に面白いんですが、これも男女間のドロドロのお話で失敗しました。その他は日本酒の蔵元を廻る紀行文、鉄道廃線跡地のルポルタージュ、将棋の本、エッセイ、「谷崎潤一郎 渡辺千萬子 往復書簡」、これも既読でしたが大傑作、単なる2人の手紙のやり取りなんですが、非常にスキャンダラスでスリリング、是非一読をお勧めします。そしてこれが最も興味深かったのですが、「人類が消えた世界」ハヤカワ・ノンフィクション文庫、アラン・ワイズマン著、鬼澤忍訳、です。この本、何年か前にハード・カバーで出版されていたのですが、僕、当時同類の書でもっと話題になっていた「フューチャー・イズ・ワイルド」「アフターマン 人類滅亡後の地球を支配する動物世界」の方を買ってしまいまして、ついつい失念してしまい、今回の旅の間際に購入した次第です。

この3冊、いずれも共通していますのは、いつかは人類は何らかの理由でこの地球からいなくなるであろう、その後はどうなるか、というシュミレーションなんですね。住宅や街並み、橋に線路に空港と、高層建築は全て崩れ落ち、消滅し、草花が所構わず繁茂し、プラスチック、アルミニウム、ステンレス、そして忌むべきウランなどは億年単位で残り、見た事も無い様な不思議な生き物が産まれ繁栄する、というストーリーでした。所謂ハイブリッド、哺乳類や爬虫類といった枠を超えた混血の生き物の天下になる、という予想でした。また、その予想される生き物が気色悪いんですよ~。あんまり描写したくないので、もし興味を持たれた方は「アフターマン」の本を立ち読みされて下さ~い。

さて、今までの地球の生物の歴史において、大きな分岐点って3回あった様に思います。まずはカンブリア紀の生物大爆発。恐竜の繁栄。そして人類の天下。順を追ってダイジェストでご紹介しましょう。まずは5億年前のカンブリア紀ですが、この時期に初めて、あらゆる動物の原型が出来上がった、とされているんですね。そしてあらゆる生き物が、様々な形で進化を遂げてゆく、将に多種多様でして、カンブリア大爆発、という異名が付いたのです。特筆すべき事は、生き物に初めて目が出来た事でしょう。何故そうなったのか、諸説入り乱れていますが、僕の予想は、寒冷期にあった地球が温暖化した事が最大の要因と思います。このカンブリア紀の生き物は全て死滅絶滅した訳ですが、面白いのは、今ではもう決して見る事の出来ないフォルム、何とも言い様の無い形態のものばかりなんですよ。最も有名なのは何と言っても、アノマロカリス、でしょうか。体長2㍍、当時の生態系では最大の捕食者、楕円形の海老の様な形ですが、飛び出した目、放射状に配列された歯と二重構造の口、その口の前方には2本の触手、胴部には13対のヒレ。うえ~気色わるっ!このアノマロカリスが、地球上の生き物のトップとして君臨していたのですが、或る時期から、化石が全く見つからなくなります。何らかの理由で絶滅してしまったのでしょう。

続いて恐竜です。彼らも多種多様な進化をした事で知られています。鯨より大きいものから鶏程度のものまであり、ニ足歩行、恒温動物だった、羽毛が生えていた、これも定説と言われるものは未だありませんが、どうやら恐竜から分岐し、進化したものが鳥、というのはもう間違い無い様ですね。先週の米誌サイエンスによりますと、大型恐竜の首長竜の化石を精緻に分析した結果、卵生では無く胎生だった、という結論が出た由です。どうやら首長竜は群れを作り子育てをしていた可能性が強い様で、これは世紀の大発見ではないでしょうか。さて、この恐竜も、隕石や彗星が地球に衝突したからだ、いや地球の寒冷化だ、火山だ、地殻変動だ、諸説入り乱れていますが、結局の所、絶滅します。

僕達人類の発展については、皆様ご存じの通りで書く必要はありませんが、今現在、非常に危機的状況下にあるのではないでしょうか。そう、謂わずと知れた原発の問題です。無知無能かつ厚顔な総理の初動ミスで大損害となり、将来的に被爆者が激増する可能性は極めて高い筈です。次期総理には有能な人を、と心から願っていますし、どうか読者の皆さんが、政治経済、環境問題等々、様々な事に興味を持たれ、マスコミのミスリードに騙されず、人として正しい道、正しい考え方、正しい感性を選ぶ事を祈念しています。しかしながら、僕、ライト兄弟の飛行機が飛んでから、70年もかからず月に行けた人類の叡智を信じています。確かに愚かな面も多々持つ僕達ですが、原発の問題はきっとクリアする事が出来る筈です。

平家物語の一節を。

おごれる者も久しからず たた春の夜の夢のごとし
たけき者もついには滅びぬ ひとえに風の前の塵に同じ

人間、という種が、アノマロカリスや恐竜と同じ道を辿る事の無い様に。では、今週も頑張りましょう!!
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