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The japanese tea garden

大いなる ものが過ぎ行く 野分かな、どうやら台風は低気圧に変わった由、東北に被害が無く、本当に良かったです。という訳で今日の大分は気持ちの良い朝でして、読者の皆様、おはようございます!僕、なるべく良いニュースを皆様にお伝えしたいと、様々な媒体からのニュースに気を付けているのですけれど、最近、日本文化と謂いますか、本邦の物が海外で随分と受け入れられている様です。今朝の朝日新聞では、豚骨ラーメンの一蘭がニューヨークへの進出が決まったそうでして、何でもブルックリンの由、此処は移民と観光の街として知られていますから、きっと成功する事でしょう。コニーアイランドや、美術館や、植物園内の日本庭園で、1日たっぷりと遊び、〆に豚骨ラーメンを食べるのが、ニューヨーカーの間で、クールと呼ばれる日が来るかもしれませんね。そして僕、凄いなァと感心しましたのが、一蘭だけじゃないんですね。山小屋はロンドンに、一風堂はフランスに、いやあ、皆さん海外雄飛で素晴らしいと思います。でもね、豚骨ラーメンって、僕は九州人ですから勿論好きですけれど、海外の人達の舌に合うのか、些か疑問が残ります。僕、20年以上前は関東で働いていたんですが、当時は日本国内でも、豚骨ラーメンは九州だけでしたもんね。都内では醤油か味噌か塩味だけでしたが、此処まで人気になるとは、隔世の感があります。

さて、豚骨ラーメンだけではありません。ノリタケの食器類は、世界中でずうっと人気がありますよね。海洋堂や田宮のフィギュアやプラモデルは高い評価を得ていますし、鉄道模型の天賞堂も同様、此の3社の造形技術は、世界一と言っても過言ではありません。これまた何世紀も人気がある有田焼も海外展開を始めたそうで、今年は欧州で新作展示会があり、やっぱり柿右衛門って凄いですねえ、オランダ政府首脳まで出席したそうですよ。僕、悔しいと言いますか、日本人の無知に呆れるんですが、ドイツの陶磁器のマイセン、これまた世界的なブランドですけれど、本邦では、こちらの方が高評価なんですよね。あのねえ、初期のマイセンなんて、日本の古伊万里の模倣、パクリでして、ホント、物を知らないって怖いです…。最近は余り遠征しないそうですが、日本の雅楽、宮内庁にも楽団があるんですね。3~4年前でしたか、スコットランドの首都、エジンバラに其の雅楽楽団が行きまして、演奏した処、聴衆は強い衝撃を受け、スタンディング・オベーションと大喝采とすすり泣きだったとか。あのねえ、雅楽は、現存する世界最古のオーケストラですよ♪其れをスポンサードする皇室も、これまた世界最古でありまして、僕、日本文化に誇りを持ちます!細かい処では、包丁の研ぎ技術、これも世界最高峰であります。三重の松坂だったかな、有名な包丁店がありまして、此処には、世界各地から料理人が集まり、研いで貰っている由、其の数、5年間で1000人近いとか。日本のお米の美味しさは、日本人なら誰でも知っていますけれど、今、世界で大人気なのはオリーブです。エッ、地中海産の物じゃないのと思うなかれ、実は世界一の品質を誇るのは、小豆島のオリーブオイルなんですって。此の島のオリーブ、日本初の生産地として広く知られていますけれど、勿論オーガニックであり、除草も害虫駆除も毎日手作業で行い、収穫の際も手摘みだとか。大変な手間暇を掛けており、其の所為でしょう、南仏やスペインやイタリアのオリーブを抜き、世界的な賞を受賞し続けています。僕、炒め物にもパスタにも、イタリアのボスコのオリーブ・オイルを使ってますからね、よおし、今度は是非、小豆島産の物を取り寄せようっと。食べ物で思い出しましたが、サカタのタネ、日本屈指の種苗会社ですけれど、此処の商品も、品質の高さで広く知られています。今年は何とインドに進出した由、「サカタのタネを使うと、収穫量が3~4割は違う」との事なんです。将来、13億を超すインドの民の食を支えるのは、日本のサカタのタネかもしれません。

此の他にもね、古くはジャポニスムとして世界中にムーブメントを起こした、浮世絵や俳句があります。そして、黒澤明を筆頭に邦画があり、アニメがあり、カラオケも、昨日ご紹介したカップ・ラーメンも日本の発明ですもんね。胸を張りたい処であります。只ね、僕、もっと世界に自慢して良いものがあると思うんですね。其れは、日本庭園なんです。

此の日本庭園、我が国独特の物でして、日本書紀にも其の記述があるそうですから、どうやら奈良時代の昔から、日本人は、自然と建物の共存、調和を好んでいた事が分かります。此の日本庭園から派生する形で、離れの茶室が出来、茶道が、枯山水が生まれた訳でしょう。僕、枯山水の発想なんて、ぶっ飛んでいて、パンクでカッコ良いと思いますよ~。だって、水を使わず、石や砂で、山や河川を表現するだなんて、もう此れ、シュールリアリスムの発想に近いんじゃないかしらん。特に京都の龍安寺の石庭なぞ、白砂の上に、15の巨石が配置されていますよね。でも、どの角度から見ても、石が1つ、決して見えない仕組みになっていまして、僕、未だ幼い頃に両親と拝観しましたが、不思議で仕方無かったですもんね。そして、江戸期の日本庭園の発達と共に、園芸用の植物も進化しました。当時は本草学、即ち病人は薬草で治すという考えが主流であり、其の所為もあり、余計に植物の栽培が発達しまして、当時の日本の園芸技術は、紛れも無く世界一だったと言われています。皇室の象徴でもある菊、此れは解毒の薬用としても知られていますけれど、これまた奈良時代に中国から伝わりました。ところが、本家の中国では左程人気が無かったんです。日本人が盛んに品種改良を加えた処、人気に火が付きまして、中国に逆上陸、欧米にも紹介され、世界中に広がりました。ですから、皆様が世界の何処かに行かれた際に、路傍の菊をもしご覧になられたら、其れは恐らく日本から来た物と思われます。

日本庭園に話を戻しましょう。金沢の兼六園、岡山の後楽園、水戸の偕楽園、何れも自然と無理なく調和し共存共栄、誠に素晴らしいと思います。でもね、もっと普段着な処では、例えば桜の名所の新宿御苑、四季折々に様々な花が咲き乱れる小石川後楽園、そして日比谷公園、此処などは元々は大名の庭園や屋敷跡でして、日本は古来から、自然を愛しむ心があった事が分かります。皆さんね、でもそりゃ大名の道楽だろ?と思われるかもしれません。でもね、其れは違うんですよ。

♪粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の 洗い髪♪、花街で知られる向島、今ではもう、スカイツリーの近くという方が分かり易いですけれど、此処には向島百花園と呼ばれる庭園があります。実は此処、江戸期からありまして、春の梅と秋の萩の名所なんですね。何とまァ風流な、と思いますのが此の庭園、民間で造られた物でして、お金を出したのは骨董商、そして著名な文人墨客が全面協力し、出来上がったんですね。四季折々の花鳥風月を楽しむ為に、民間有志が庭園を造った訳です。もう1つ、ホテルで有名な目白の椿山荘、此処を造ったのは、明治の元勲、山縣有朋公なんですね。山縣公、大出世はしましたけれど、生まれは中間の家でありまして、此れ、侍よりも足軽よりも下の身分なんです。荷物持ちと言いますか、小間使いでありまして、其処から陸軍大将になり総理大臣になりましたから、将に立志伝中の人物であります。庶民出身であり、武骨な武人だった彼の唯一の趣味が日本庭園でありまして、其処で天下の名園、椿山荘が出来た訳です。ですから、日本庭園の美意識や自然との調和という考えが、庶民から大名に至るまで、我が国には千年以上前から、根付いていたという事でしょう。今では世界100カ国に500以上の日本庭園がありまして、僕、サンフランシスコで見ましたけれど、感動して涙がこぼれる思いでした。

僕、此の日本文化を継承し発展させて行けば、怪しげなアベノミクスやら、移民政策に頼る必要なぞ全く無いと思うんです。そしてね、原発は、古来から日本人がこよなく愛して来た、日本庭園の考え方とは、全く異なると思います。片やコントロール不能で環境破壊、片や自然と共存共栄じゃありませんか。東電・政府・マスコミ・官僚には目を覚まして欲しいですし、南禅寺でも円山公園でも桂離宮にでも行って、即刻頭を冷やしなさい!!
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