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我未だ木鶏足りえず

萩芒 桔梗撫子 女郎花 葛藤袴 秋の七草、万葉集の山上憶良でしたっけ、五七五七七になってますからね、割と覚え易いんですよね~✾さてさて、長月も半ばとなり、そろそろ秋分ですねえ。今日の大分は、雨の月 どこともなしの 薄明り、でして、早朝からずっと降り続き、何だか憂鬱な気分です。ところで皆様、週末は如何お過ごしでしたか!?僕、昨日一昨日は、読書とTVと惰眠を貪るばかりでした。魚好き もっとも鰯 好みけり、という通り僕、鰯大好きなんですよ~>゜))彡。お休み中、ピカピカ輝く新鮮な奴をスーパーで買ったんですね。刺身にするには少々小さいですから、つみれか煮付け、フライかソテーか、とつおいつ迷いましたけれど、結局塩焼きで賞味しまして、ウン、大変結構でありました。其の他、豚肉やもやしを炒めて、ジャック・ダニエルの濃い目のハイ・ボールを呑んで良い心持ちでしたねえ。広島カープの優勝、女子野球W杯の日本代表の5連覇、プロボクシングのローマン・ゴンザレス選手の4階級制覇達成、大相撲初日を観まして、のんびりする事が出来ました。

広島の四半世紀ぶりの優勝は誠に見事、心からおめでとうと言いたいです。カープは、プロ・スポーツ・チームには珍しい独立採算性の球団ですから、余所に較べますと、資金面でどうしてもハンディがあるんですよね。FAで出て行った選手は数知れず、其れでも決して諦めず、創意工夫で無名の逸材達を集め、猛練習を積み、今回の栄冠に輝いた訳です。優勝に値する好チームですし、願わくば、日本一まで突っ走って欲しいなァ。投打の精神的支柱である、黒田に新井。左右の先発の軸は、野村にジョンソン。抑えの中崎。そして守りの要である、菊池と田中の二遊間コンビ。若き主軸打者の鈴木、そして丸やエルドレッドも好機で良く打ちました。殆どが生え抜きであり、コツコツ育成した賜物ですから、そりゃあ人気が出るのも当然でしょう。僕、かってカープが優勝した頃や、強かった時代を良く覚えています。二枚目の韋駄天、高橋慶彦は、村上龍の小説になった程カッコ良かったですもんね。衣笠と山本浩二が不動の主軸を務め、如何にもやんちゃな長嶋、公達の若武者の風情があった小早川も居ましたねえ。木下も渋いセカンドでしたし、曲者捕手の達川が居て、野村謙二郎は大分の野球少年の憧れでした。其の野村がトップ・バッター、そして渋い正田が続き、前田・江藤・緒方・金本と並んだ時代は、カープの赤に因み、ビッグ・レッド・マシーンの名に恥じない、プロ野球史上に残る強力打線でした。大エースとして、大野に北別府、佐々岡に川口、炎のストッパーの津田。此れだけの好選手が揃っていて、何故25年も優勝出来なかったのか、其れは、先に触れた資金面にありました。ジャイアンツやホークスの様な、唸る程お金があるチームならば、投手も打者も、好選手をズラリ勢揃いさせるのは可能です。でもカープは、其処までお金がありませんから、どうしてもどちらかに偏っていたんですよねえ。投手が良い時は貧打であり、好打者が揃った時はピッチャーが居なかったんです。よく其の悪循環を打破しました、いや、おめでとう!さて僕、今のカープでの贔屓は、投の野村、打の菊池なんです。野村投手は僕、今年ぐらいはやると思っていましたから鼻高々なんですが、絶妙の制球と多彩な変化球が光りまして、そうですねえ、メジャー・リーグの大投手だった、グレッグ・マダックスの趣があります。菊池選手は、現在日本一のセカンドでして、守備範囲の広さや反射神経はまるで野性動物ですよ。打撃も長打力があり俊足、是非皆様にスタジアムで見て欲しい選手です。

閑話休題、其のカープの快進撃に対し、大相撲の大関稀勢の里、折角の横綱昇進の大チャンスなのに、昨日、完敗してしまいました、トホホ…。身体はガチガチ、勝ちたい一心なのでしょう、気持ちは前に出ているんでしょうが、脚が付いて行かず、強引な攻めに出て、寄り切られて完敗でありました。稀勢の里関は、運動神経に溢れ、学生時代は野球の名門校から、再三のオファーもあった程の選手でした。気は優しくて力持ち、稽古熱心で、誰からも愛される好青年の由、そして、関取として大変恵まれた、187㌢175㌔の巨躯であり、突き押しも四つ相撲も出来る、正統派の力士です。17歳で十両、18歳で入幕、19歳で敢闘賞獲得は、大横綱の貴乃花に次ぐスピード出世なんですね。其の後、三賞受賞は9回、大関在位は29場所目、才能に満ち溢れた強い名大関であり、大相撲の歴史に名を残す事は間違いありません。只、相撲界の七不思議と謂いますか、彼は1度も優勝経験が無いんですよ。相撲は、1つの場所で15番取るんですが、稀勢の里関は、12勝3敗が3度、13勝2敗が6度、何れも惜しくも優勝を逃しました。過去、同じ成績で、優勝した関取は何人も居るんですがねえ…。

不運と言う人も居るでしょう。白鵬や朝青竜といった、大横綱が居たから優勝出来なかったんだ、という見方もあるでしょう。又、稀勢の里関の所属する相撲部屋のお家騒動や、怪我を理由にされる方もいらっしゃるでしょう。勿論、其れらの原因もあるかとは思います。でもねェ僕、厳しい言い方になるんですが、大関は、今まで余りに恵まれ過ぎており挫折を知らず、かつ、好人物過ぎるんじゃないかなァ。入門の際も、素質に満ち溢れた故に、親方が三顧の礼で出迎えたそうですし、大相撲は、自分さえ十両になれば、先輩が幕下ならば、どんな年上でも格下になる世界です。稀勢の里関の場合、17歳で十両になり、其の時点で関取としてちやほやされる訳ですもんね。そのまま昇進を続け、19歳で小結となり三役となりました。三役と謂えば、角界の顔です。もう、諫言をしたり、叱咤する人は居なくなると考えて良いでしょう。稀勢の里関は、実直で素直な良い性格と聞きますから、よもや天狗になる事は無かったでしょう。でも、幾ら立派とは雖も、只のガラス玉を磨くだけでは、僕、限界があると思うんですよね。

逆説的かもしれませんが、ガラス玉が傷つき、汚れ、擦れ、曇り、ひびが入り、其処に光が当たれば、複雑な陰影が出来、まるでダイアモンドの様に美しくなると思うんです。僕、其れが男の一生だと感じます。人生において、悩み、苦しみ、努力し、不条理を知り、其れに決して逃げず、負けまいと乗り越える、此れが先のガラス玉の傷、男の勲章でありましょう。好漢惜しむらくは兵法を識らず、という格言があります。「彼は好人物で、友人として付き合うなら最高だろう。只、戦争のやり方を分かっておらず、馬鹿正直な戦い方で、味方を窮地に追い込むだろう。」という意味なんですね。どうも僕、稀勢の里関を見ていますと、そんな感じがしてなりません。19歳で小結となり、地元の皆さんや後援者やファンは、今直ぐにでも横綱になると確信したでしょう。でも、30歳を超えて未だ大関止まり。今更挫折を経験し、其れをモチベーションにするのは難しそうです。ならば稀勢の里関は、とことん研究を極めて技術を磨くか、或いはパワーを付けるかでしょう。ですが僕、大関は好人物のまま、大横綱になって欲しいという気持ちもあるんです。今まで、そんな横綱は皆無だった訳で、北の湖も千代の富士も、皆勝負の鬼ですもんね。

稀勢の里関の停滞ぶり、何だか今の日本男児の象徴の様に思えます。折角の素質がありながら、小さくまとまって伸びない。自分のやり方に固執し、他の情報を遮断する。ううん、此れでは競争に勝てませんよねえ。ただね、誰にでも言える事ですが、たった1つのきっかけで、人間は大きく変わるんです。其れが、愛情なのか、お金なのか、地位なのかは分かりません。人によるんでしょうが、もし、稀勢の里関に、愛する女性が出来る等、何かが起きれば、此れは天下無双の強さと思いますよ。此れ、日本中の全ての男子に言える事でして、僕自身も含めて、皆、努力して生まれ変わって欲しいなあ…。

よし、では、雨も小降りになりました。さっき、途轍も無く嫌な事があり、四股と鉄砲を食らわしたいぐらいですが、気分転換に、お昼ご飯に行って来ますね~☂
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