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♪ えっと どこだったかな 小さな映画館 ♪

いやあ、とうとうオリンピックも終わりましたね~。其れにしても閉会式、皆様ご覧になりました!?安倍総理がマリオに扮して登場、僕も少しだけ見ましたけれど、賛否両論だったそうです。僕、正直微妙だし、あまり宜しく無いなァと感じました。あくまで演出であり、日本を宣伝する為に、総理自ら身体を張り、其れに応えたという好意的な見方も出来るでしょう。でもねえ、僕、どうも引っ掛かるんですよ。先ず、五輪って、裏側では、誘致の際の巨額の賄賂や国際政治の駆け引きがある事は、百も承知です。だからこそ、五輪の祭典では、なるべく政治的な事は出さない、というのが暗黙の了解と思うんですよね。其れって、紳士淑女の嗜みでしょう。でもねえ、其れが現職の総理自らしゃしゃり出るだなんて、どうやら悪名高いヒトラー以来だとか。総理、オリンピックって、アンタの宣伝の場じゃないでしょ!もう1つね、どうせパフォーマンスでやるならば、あんな中途半端じゃなく、思い切ってやれば良かったのに。あの一連のショーを、エンタテイメントとして見たら、どうでしたかねえ…。アトランタ・オリンピックの開会式で、モハメド・アリが聖火台に立った時、全世界は感動で震えたと思います。ロンドンの時、エリザベス女王と007のジェームス・ボンドの共演には、皆が喜んだでしょう。でも、今回の安倍総理には僕、はー、ひえー、ふーん、へー、ほー、としか言えません。所謂、はひふへほの返事でして、興味の無い事を見せられた時のリアクションですよ。どうせなら総理、薄っぺらなオツム同様、志村けんの馬鹿殿の恰好をして、サンバを踊りまくれば良かったのに。

私事で恐縮なんですが、昨日、酷く無礼な目に合いまして、スタッフ一同と共に怒りに打ち震えています。長年付き合いのある、出入りの業者なんですがね、別会社も絡んで、大事な仕事の段取りを組むべく、電話でやり取りをしていたんです。そうしましたら、その無礼者の若造を、仮にZとしましょうか。其のZ、こちらの都合を全く聞く事無く、別会社と自分だけで日程を決めるんですよね。こちらには全部事後報告でありまして、しかも其れが二転三転、9月が10月になり11月になり、当方は振り回されるばかり、本当に疲れ果てました。余りに予定が変わるものですから、「11月になったのはどういう理由ですか?」と問うと、「ええ、私の都合が悪いんで。」ですって…。テメエ、馬鹿野郎この野郎、こっちがお前に金を払ってんだよ、うちの都合は無視かよ、舌足らずの頭でっかち、とっちゃん坊やの世間知らず、いけしゃあしゃあと失礼を言う癖に其れに気付かない鈍感野郎の野暮天の田舎者、舐めてんじゃねえぞ!と言いたかったんですが、僕も大人になりました。「分かりました。検討させて頂きます。」と電話を切りましたけれど、僕、もう金輪際コイツの間抜け面を見たくありません、って、あ~あ、書いちゃったけど気が晴れました☀いえね、此れだけじゃないんですよ。此処まで罵倒するには理由がありまして、此のZ、別件ですが、当方からの再三の依頼は、何やかやと理由を付けて黙殺するわ、するべき連絡はせず頼んでいない事は勝手にし、呼んでも無いのに来たり、職務上言うべき事を数か月放置していたり、挨拶はお母さんと一緒って、テメエ、NHKの子供番組かよ、まァ、社会人としてあるまじき行為の連発なんですよ。僕、寛容と忍耐と慈悲の心を持って仕事をせねば、と常々自戒していますが、仏の顔も三度まで、堪忍袋の緒が切れた次第です。

閑話休題、読者諸兄の皆様方には、罵詈雑言にお付き合い頂き、誠に申し訳ありませんでしたm(__)m。話は変わるのですけれど、僕、明日から1年ぶりの都内への出張でして、日曜日に戻って来る予定です。都内は芝の名刹、増上寺の近くのホテルで、木曜日の朝から金曜日の夕方まで、みっちりと研修を受けて来る心算です。土曜日だけはオフにさせて貰い、久方振りの都内漫遊だなァと喜んでいたんですよ。昔はぴあがあったから便利だったなァ、そう思いながらネットで映画館を調べていたんですが、僕、吃驚しました。僕がこよなく愛した、都内のミニ・シアター、其れらの多くが軒並み廃館してたんですよ、グッスン…。渋谷のスペイン坂にあった、シネマライズにシネクイント、そしてシネ・ラセットにピカデリー、シネ・フロントやシネ・アミューズ。銀座のテアトル・シネマにシネパトス、シネカノン。新宿の国際劇場にオデヲン、オスカーにトーア。上野東急もそうですし、錦糸町も同様です。日本で初めて映画を上映した浅草でも、5つあった映画館が無くなって久しいですもんね。ミニ・シアターでは、メジャーな映画館では決して上映されない、欧州やインド、ロシアや古い邦画等の名画が掛かっていましたから、僕、上京した際の大きな楽しみでした。此れらの劇場が無ければ、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」も「バッファロー66」も、「花様年華」も「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」も、「ホテル・ニューハンプシャー」も「シャンドライの恋」も、大スクリーンで観られる事は決して無かったでしょう。メジャーでは無いものの、観客や批評家の絶賛を得て、世界各国で映画賞を総なめした、大傑作群であります。僕、中でも残念なのは、駒込にあった300人劇場です。此処では、イラン映画特集を観たのですけれど、斬新かつ過激な演出に驚きました。又ね、其のお話も、イランの貧しい家のお父さんが、子供の薬代を稼ぐべく、怪しい注射を打ちながら、1週間ぶっ続けで自転車に乗り続けるという凄いもので吃驚しましたもんね。其の時掛かっていたのは、マフマルバフ・キアロスタミ・ジャリリ・マジディのイランを代表する四天王で、僕、当時は全く知りませんでした。其の後皆さん、カンヌからベルリンから、ヴェネチアからモントリオールまで、世界映画祭のグランプリを全員取りましたもんね。でも、彼らの映画が、シネコンで上映された事はありません。ネーム・バリューが無く、派手な作品では無いからでしょう。

勿論、少なくなったとは言え、今でも頑張っているミニ・シアターは点在しています。此処大分でも、シネマ5さんが孤軍奮闘、僕もずうっと応援しています。今、安価でDVDが借りられ、衛星放送でも映画が観る事が出来、シネコンが猛威を振るう時代ですから、地味なミニ・シアターの経営が厳しいのは言わずもがなでしょう。でもね、僕、大いに危惧していますのは、今、日本全国何処に行っても、無味乾燥で均一、かつ無機質なシネコンばかりじゃありませんか。鹿児島でも京都でも札幌でも、同じ造りの映画館で、同じ映画しか観られない訳でして、僕、其れはどうかと思いますよ。此れ、食についても全く同じでして、ココイチがありガストがあり吉野家ばかりじゃありませんか。それじゃあ詰まらないですし、僕、其の土地土地の美味しい物を食べたいですよ、全く。笑ったのは鹿児島の映画館でして、シネコンではあったんですが、世の流れに抵抗するかの様に、売店には芋焼酎が置いてまして、呑みませんでしたが、何だか微笑ましかったです。

かっての映画館は、夫々個性があり、非日常であり、夢の場所でした。今の様に全員がポップ・コーンを頬張るだなんて、僕、とても信じられません。僕、人様よりは数倍は劇場に足を運んでいますけれど、持参する物は、母のお弁当やサンドイッチだったり、稲荷寿司やばってらの時もあり、時にはスキットルに入れたウヰスキーと烏賊の燻製だったり、余計な規制が無かったから、何を呑もうが食べようが、客の自由でしたよ。ついでに煙草も一服したりして。そう言えば、亡父と観た「地獄の黙示録」なんて、余りの大盛況で、通路に新聞紙を敷いて座って観ましたもん。そして、掛かる映画も、劇場主の裁量に任せられていましたから、多種多様でした。こんな田舎の大分だって、かっては、14もの映画館がありました。2階席がある劇場、地下に降りる処、無論ミニ・シアターあり、Hな大人向け映画館あり、百花繚乱でしたよ。僕、其処で「エクソシスト」から「華麗なるギャツビー」、「燃えよドラゴン」に「ゴッドファーザーPART2」、「ポセイドンアドベンチャー」や「ダーティハリー」を観てるんですから、当時はRやPGの指定なぞ無く、ませた小学生ではありました。そうそう、先に触れたシネマライズなんて、お洒落でしたよ。売店にはワインが常備、アルミを打ちつけた倉庫の様な独特の外観で、写真家のアラーキーが撮影し、海外の多くの雑誌が取材に来たぐらいです。カッコ良いのは、打ちっ放しのコンクリートの内壁には、訪れた映画監督や役者さんのサインが、所狭しとあったんですよ。確か、今を時めくタランティーノ監督のサインもあった筈です。

でも、様々な映画館で、色々な映画を観る、此れこそが文化であり、個性だと思うなァ。其れでなくとも、我が国は島国で隔離された環境であり、均一的な価値観で統一され、出る杭は打たれる事になりがちでしょう。映画とは、芸術であり、エンターテイメントであり、文化です。そして、未知の世界、宇宙や秘境や異国の大都会へと繋がる窓です。映画では、アラブの大富豪でもアメリカのスパイでも、平安期の色男でも明治時代の政治家でも、中世の船乗りでも王室お抱えのピアニストでもより取り見取り、中々体感出来ない世界を追体験出来るんです。此れこそが感性の豊かさに繋がり、人様の痛みや悲しみや喜びが理解出来、異なる世界観を許容し、人生を楽しめる術を知る、そう思えてなりません。ですから、全国の映画館主の皆さん、どうか、今後の日本の為にも、個性的なライン・アップを揃えて欲しい、切に切にそう願っています。此れが普及すればね、先に触れた、非常識なとっちゃん坊やが随分減り、暮らしやすい国になると思うなァ。

さて、都内での余暇は、神田の神保町でも散策する心算ですが、明日の拙ブログの更新、どうなるか分かりません。最悪、来週の更新になった場合はご了承下さいませ。僕が何時に起きられるかにかかってまして、明朝9時には大分を出る予定です。其れでは皆様、元気に行って参ります。ciao(^_^)/~
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