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PANZER FOR!!

昨日の拙ブログで、第二次世界大戦における、日本の敗因について触れました。少しだけ付け加えますと、レーダーやカタパルト、エンジンや信管といった技術力の遅れもありました。また、日本の暗号が解読されていたり、作戦がワン・パターンだったりといった不手際もありました。でもね、僕、此れが最大の原因と思いましたのが、組織内のコミュニケーション不足なんですよ。例えばですね、「フィリピン洋上でアメリカの戦艦7隻を沈めました。」との情報が入ると。皆大喜び、では逆襲だ、フィリピンの敵戦力が手薄になったから、大攻勢をかけろ!となりますよね。ところが、情報を精査しますと、当方の見間違いで、「敵の戦艦は破損してはいますが、7隻とも充分稼働中です!」との正しい情報が後から入ると。通常ならば、「こりゃマズい、敵の船が居ないと思って味方は行動している。これじゃあ返り討ちに遭う!急いで司令官に報告しなくては!」となる筈です。ところがね、自己保身なのでしょう、本当の事を報告したら処罰を受ける、と考え、上司に正確な報告をあげないどころか、握り潰しちゃうんですって。こういったケースが多々見られた由、僕ね、此れ、日本人の宿痾、決して治らない持病なのかと、考え込んでしまいました。最近の原発事故でもそうでしょ。東電もメルトダウンの事実を隠蔽し、政府に正確な情報をあげなかったですよね。此れ、年金でも、大企業でも、頻繁に見られませんか?お偉いさんがしょっちゅう謝ってますもんね。自己保身か責任転嫁、はたまたセクショナリズムか、「言わなくても察してくれよ」と思っているんでしょうか。でもねえ、こちとらエスパーじゃないんですから、きちんと言ってくれないと分かりませんよね…。因みに、先のフィリピン洋上の話ですが、レイテ沖海戦と言いまして、大きく誤った情報の下に動いた結果、いっせいに 死者が見ている 大花火、日本海軍は空母から戦艦までの殆どが沈没、壊滅状態となったのでした。軍隊内のコミュニケーションさえ取れていれば、こんな惨敗は無かったんですがねえ。僕、日本人の組織造りの下手さを考えると、現政権から地方の零細企業まで、きちんと意思統一と情報共有が出来ているのか、心配でなりません。

閑話休題、先週観た映画、「X-MEN:アポカリプス」の冒頭のシークエンスで、古代エジプトのファラオが、所謂「太陽の船」に乗って現れるんですね。此の太陽の船、ギザのピラミッドの直ぐ傍に埋められていた、木製の物であります。ファラオの巡礼の為に造られた由、全長40㍍もある、現存する古代最大の船と言えましょう。帆も張る様ですが基本的には人による手漕ぎでして、其の紀元前より月日は流れ幾星霜、皆様、「空飛ぶお尻」、ご覧になりました?此れ、世界最長の92㍍ある、飛行機と飛行船のハイブリッド型の、空飛ぶ乗り物なんですよ。そのフォルムは緩やかな丸みを帯びた曲線、将に松下由樹かモニカ・ベルッチかスカーレット・ヨハンソン、まるで豊満な女性の大きなヒップの様でして、即ち、「空飛ぶお尻」という訳です。特注の繊維で船体を覆い、ヘリウムガスで膨らませ、太陽光パネルとディーゼルエンジンを搭載、無人飛行で2週間以上のフライトが可能だとか。僕、感心しましたのは、機体には特殊な装置が収納されており、水面でも氷上でも、はたまた砂漠でも湿地でも、何処でも着陸出来、其の上、滑走路も不要とか。凄いですよねえ!アメリカのいけ好かない連中が、軍事に悪用しなければ良いんですが…。そしてね、世界一周って、従来ならばタキシードを着て豪華客船に乗り、約3か月のクルーズ、というのが常識でした。でもね、今は違うんですねえ。フォー・シーズンズ・ホテルのプライベート・ジェットで、3週間で世界一周、美食の街を巡るツアーがあるんですって。ロサンジェルスからスタートし、ハワイ島のコナ、南太平洋のボラボラ島、シドニー、バリ島、タイのチェンマイ、インドはムンバイ、イタリアのフィレンツェ、チェコのプラハ、デンマークはコペンハーゲン、そしてロンドンが終着駅、という訳です。うう~ん、乗ってみたい…✈今、JR各社がこぞって豪華寝台列車ツアーを企画していますけれど、何れ菖蒲か杜若、甲乙付け難いなァ。誰か僕を連れてって~♡

其れにしても驚きましたのはメルセデス・ベンツです。とうとう、全自動の無人運転のバスの走行実験に、見事大成功したとか。空港から最寄りの街までの20㌔のルートだったそうですが、カーブありトンネルありジャンクションあり、勿論信号もバス停もあり、停留所毎のドアの開閉もある訳で、障害物や歩行者や道路の窪みまできちんと認識、うう~ん、恐れ入りましたm(__)m。ドイツ自動車産業の底力を感じますけれど、此れ、ベンツのみならず、アウディにBMWにポルシェ等々、素晴らしいですよね。流石は世界で初めてガソリン自動車を造った国だけの事はあります。中でも、世界一の自動車設計者と謳われ、彼のフォルクス・ワーゲンの生みの親であり、ポルシェ社の創業者である、フェルディナンド・ポルシェ博士が、僕、大好きなんですよ。という訳で、今日はポルシェにまつわるお話を少々。とは言っても僕、左程車には詳しくありませんから、本来ならば、ツー・シーターのオープン・スポーツカーのオーナーである、当院O事務部長の方が適任ではありますがご勘弁下さいませ。

さてさて、ポルシェさんは1875年生まれですから、日本で謂えば明治の人でして、代々職人の家系でした。父君はブリキ細工を生業にしていた由、しかしながらポルシェ少年は全ての物造りに好奇心旺盛、小学生の頃から自作の電気装置を拵えていたそうで、将に神童でありましょう。高校生になりますと、とうとう自力で電源を造り、家中を煌々と照らしたそうでして、お父さんも家業を継がすのを諦め、ウィーン大学の聴講生となる事を認めます。天賦の才の持ち主が、アカデミックな教育を受けたものですから、此れこそ鬼に金棒、25歳の時、明治33年のパリ万博で、何と電気自動車を出品しているんですから、天才ですよねえ。飛行機のエンジン、レース車や大型車の設計を手掛け、齢58歳で独立、世界一売れた名車、フォルクスワーゲンを造り上げます。凄過ぎるのは、彼の斬新な設計やアイディアを全世界が認め、アルファロメオからベンツにルノー、シトロエンにパッカードにフォードが、特許料をポルシェ社に支払っているんですね。ポルシェ博士とは、漫画ならば手塚治虫、邦画なら黒澤明、プロ野球ならばイチローでありましょう。20世紀最大の自動車設計者、と呼ばれただけの事はあります。そしてね、天才の凄味を感じますのが、自動車だけじゃないんですよ。トラクターに風力発電機、戦車やソーセージまで造ったんですから、もうとても敵いません。ポルシェがソーセージ?と思われますよね。元々は、ワーゲンの本社工場の片隅で、工員が豚を飼っていたのが始まりだった--ワーゲンとポルシェは兄弟の様な深い関係の企業体です--そうで、現在では、品質も味も世界レベル、毎年数百万本を出荷しており、下手をすると車より売れているのでは、ともっぱらの噂です。

話を戻しまして、僕、ポルシェ博士に感心しますのが、戦時中に手掛けた軍事車両です。ヤクトティーガーやエレファントといった戦車は、破壊力抜群で、第二次世界大戦中の最強戦車の1つでしょう。そしてね、フォルクスワーゲンの派生型のジープも造ったんですね。其れが、彼の有名なキューベルワーゲンとシュビムワーゲンであります。キューベルワーゲンは、軽量高速、悪路にもどんな気候にも耐え、小型ながらも500㌔近い積載量を誇る優秀なジープでした。シュビムワーゲンは、水陸両用車でありまして、車のお尻の部分に、跳ね上げ式のスクリューが付いています。僕、実は此のシュビムワーゲン、買おうか悩んだ事があるんですね。此処大分って、河川が多い割には橋が少なく、朝夕のラッシュ時には渋滞になる事がしばしばなんです。そういう時こそシュビムワーゲンの出番でありまして、やおら堤防を降り、スクリューを降ろし、河へと突入!、渋滞でストップしている車両を横目に、悠々と渡河するというプランなんですが、此れでは本当の奇人変人と思われるので、泣く泣く断念しました。

只、此の天才ポルシェ博士も、独立するまでは紆余曲折がありまして、実は会社を何度も変わっているんです。ダイムラーやベンツを皮切りに転々としておりまして、最終的には、ポルシェ博士を慕う仲間達と会社を設立した訳です。此れ程の大天才も、冒頭お伝えしました様に、組織内でのコミュニケーションが上手く行かなくては、結局は名車は造り得ない訳です。当院もね、スタッフは300人近い訳で、情報共有には、神経質なぐらいに気を使って、ちょうど良いと思います。皆で共通認識を持ち、より良い医療を提供すべく、ポルシェには足元にも及びませんが、うちの病院も頑張りますよ!!
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