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)^o^( レミーの美味しいレストラン )^o^(

古犬が 先に立つなり 墓参り、一茶の句ですけれど、もう直ぐにお盆、墓参の時期ですねえ…。僕の母方は、大分の県北、宇佐の蜷木という処の出で、其処にお墓があります。此処からですと、優に1時間以上掛かるんですよね。おまけに、去年の墓参の際には、スズメバチに刺されてしまい、えらい目に合いまして、ご先祖様には大変申し訳無いんですが、今年は行くのを止めとこうかな…、ホントにごめんなさい!さて、冒頭の句じゃありませんが、我が愛犬もすっかり老犬となりまして、もう15歳、人間ならばお婆ちゃんなんですが、頭はまだまだ冴え、身体能力も衰えていません。此の季節ですと、弱ったセミが公園の木々の間を低空飛行しているんですが、彼女はジャンプ一閃、空中で捕らえて其のままバリバリ食べてますもん。虫って、其の殆どが蛋白質とミネラルから出来ているそうで、余程美味しいんでしょう、毎朝セミを食べてますが、大層ご満悦ですもんね。また、お部屋に戻り、彼女の大好物の卵やパン、此れらを食べようとする時間帯を見計らい、必ず足元に居ますからねえ。犬の知能は3~5歳程度、そして単語だけでしょうが、人語は300ぐらいまでは解する様です。僕の感覚ですと、500語ぐらいは理解出来ている様にも思うんですが、何せ喋りませんからねえ、此ればっかりは分かりません。

さて、動物の知能って、中々侮れません。イルカやクジラが、或る種のコミュニケーションを取る事は広く知られてますもんね。其れ以外にも、例えば烏賊は記憶力が高く、道具を使います。ネズミは数の概念があり、リスは、数千もの木の実を隠しますけれど、其れにはトラップを仕掛けるってんですから、小さいのに大した奴らです。チンパンジーや猿やオランウータンは僕らの親戚筋ですから、頭が良いのは分かりますよね。アリの社会性はずば抜けていますし、アシカは論理的な思考が出来、フクロウは空間把握能力に長け、馬や羊の記憶力は、或る部分においては人間以上と言われています。カラスのずる賢さは皆様疾うにご存じでしょう。ハトなんて、伝書鳩に長距離レースに大活躍じゃありませんか。渡り鳥の帰巣能力も凄まじいですし、隼なぞ、人間がとても敵わない追跡力ですもんね。体内にレーダーでも入れてるんじゃないかしら。

僕、中でも興味深く感じますのは、象なんですよ。象の足の裏って、高性能のレーダーに近く、かなりの遠距離の振動をも察知するそうです。遠くで雨が降っているとか、虎がうろうろしているとか、数十㌔先の事が分かる訳で、此れ、人間ならばエスパーでありましょう。そして、人間には聞こえない低周波で会話をし、かなり高い知能を持つと言われています。ただね、あんまり怒らせない方が良いなあと思ったのが、一昨年だったかなあ、インドで特急列車が走っていましたら象の群れに遭遇、ブレーキを掛けたんですが、止まり切れず、一頭をはねてしまったんですって。象は常に群れで行動しますし、非常に愛情の深い動物の由、「仲間が殺れた、許せねえ!」と怒ったんでしょう、猛反撃に出るんですよ。15頭の象が列車を襲い、レールの上に居座ったとか。何だか抗議デモの様ですが、村人達が太鼓や花火で追い払おうとした処、今度は其の村を襲撃、10軒以上の家が瞬時に壊されたとか。駆け付けた専門家の助言もあり、何とか移動させて事無きを得たそうです。今年になってもね、これまたインドですけれど、野生の象が街中に闖入して大暴れ、100軒の家々を壊す事件がありました。母親を殺された象が、其の犯人を踏み潰す事件もあったんですよ。インドでは年間300人が象に殺されている由、まァ、かっては戦象と言って、古代の戦争にも使われていたぐらいですし、仲間をいじめたり、殺したりした人間の顔は、決して忘れないそうですから、動物園で見かけても、決してからかったりしない方が良いですよ~。

其の象の頭の良さを、古代のインドの民は良く知っていたのでしょう。ガネーシャ、というヒンズー教の神が居まして、身体は人間、布袋様の様な太鼓腹に頭部は象、商売と学問の神様であります。どういう経緯かは分かりませんけれど、此のガネーシャ神、日本にもちゃっかり?来ていまして、歓喜天、という名前で、全国にいらっしゃいます。如何にも日本だなァと微苦笑しますのが、ヒンズーの神なのに仏教のお寺に居るんですから、本当に此の国は融通無碍、ご利益があれば何でも祀っちゃうんですよね。僕、かって、世界遺産の広島の宮島、厳島神社に参拝した事があります。神気に満ち満ち、誠に絶景ですし、気分爽快なんですが、其のすぐ近くのお寺にも、ついでに行きました。そしたらね、居たんですよ、此のガネーシャ。普通の仏像の間に象が居た訳で、何とも不思議な感じがしましたけれど、大体、厳島神社関連のお寺でしょ。厳島神社は確か、日本古来の女神が祭神の筈なんですが、まァいいか…。そしてね、其のお寺には、七福神も居まして、僕、不謹慎ながら、噴き出してしまいました。

此の七福神、布袋様に恵比寿様、寿老人に福禄寿、大黒天に毘沙門天、そして紅一点の弁天様から成りますよね。宝船に乗って、誠に目出度く、大変結構でありましょう。でもね、此の7人、其のルーツは滅茶苦茶なんです。恵比寿様は日本の神道の神ですが、後は皆、外から来た人達ばっかりです。布袋様は中国の禅宗。寿老人に福禄寿は中国の道教。そして大黒天に毘沙門天に弁天はインドのヒンズー教。此れ、キリスト教やイスラム教の敬虔な信者が見たら、吃驚して倒れちゃうんじゃないかしらん。でもね、日本人の良い処は、インドの女神達って、物騒な女性が多いんですが、其処らはきちんと外してますもんね。例えばカーリーという女神様、彼女は6本の手に夫々剣を持ち、目は3つ、ひとたび踊り出せば大地震が起きるという、破壊と殺戮の神ですもん。どうも、古今東西を問わず、全ての女性には此の強さがある様にも思いますが、こんな事を書いてたら、其の鋭い6つの剣で首をはねられそうです。くわばらくわばら…。

此の七福神、僕達日本人と切っても切れない仲なんですが、漬物の福神漬け、此れは其の神様達から名前が取られたんですね。創業延宝3年ですから、もう3世紀以上に渡って営業している上野の老舗の漬物屋さん、彼の有名な「酒悦」さんが造ったのが此の福神漬けでして、近くの寛永寺では弁天様を祀っていますもんね。ですから福神漬けは、椎茸、紫蘇の実、胡瓜、大根、鉈豆、茄子に蓮根、ねっ、7つ揃っているでしょ。此の福神漬けに最も合うのがカレーライスですが、此の食べ物も又、和洋折衷の際たる物ですから、落語の三題噺じゃありませんが、良く出来てらァ。こんな事を書いてましたら、無性に辛いカレーを食べたくなりましたが、僕、かって、インド・ネパールを一か月以上旅をしました。其の間中ずっと、昼夜はカレーを食べ続けたんですが、日本の物とは全く違いますもんね。ギーという水牛や山羊のバターも使いませんし、ナンでは無くご飯、ラッシーやチャイも飲まず、そして羊肉なぞ殆ど使いませんでしょう。ましてやカレーに小麦粉なぞ以ての外です。うう~ん、今日も暑くなって来ましたし、こういう時は辛い物が一番、という訳で、お昼ご飯は、本格的なインドカレーか、我が日本のライスカレーか、迷いますねえ…!?
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