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The killing fields

読者の皆様、おはようございます!連休は如何お過ごしでしたか?僕、拙ブログを更新すべく、自分のお部屋から、何時もの様に管理画面に入ろうとしたんですが、何度やっても、「アカウントのセキュリティ低下を検知した為、ログイン処理を中止しました」と出てしまい、泣く泣く断念した次第です。大変申し訳ございませんでしたm(__)m。でもね、僕のオフィスのPCは大丈夫でありまして、何故こうなっちゃうのかなあ…。後で、S係長に聞いてみようっと。

さて僕、日曜日はドッと疲れが出まして終日布団の中、昨日は久方振りに親友のMさんの家にお邪魔しまして、一献傾けて来ました。兼好法師の徒然草に、友にするにわろき者、酒を好む人、とありますが、そんなの関係ねえ、和気藹々ながら談論風発、意見の相違もありましたけれど、何せお互い忙しく、最近会ってませんでしたからね、久闊を叙しまして何よりでした。話をしながら思った事は、最近の世界情勢は余りに物騒だ、という結論でした。先月末のイギリスのEU離脱を皮切りに、先ずはアメリカでの乱射事件が、毎日の様に起きてますよね。僕の伯父さんが昔、欧州に20年以上住んでいましたけれど、フランスのニースは、ヨーロッパで最も美しいと絶賛していましたが、其処で爆走トラックによるテロで、90人近い人が亡くなりました…。中国は南シナ海でやりたい放題、国際司法機関の違法通達も何のその、全ての海は自分の物だと強硬に主張、とうとう、其の海域に浮揚型の原発を20基も建設する由です。もう何とかに刃物でありまして、言語道断ですけれど、こりゃ尋常の手段ではとても解決出来ず、戦争という最悪の事態もあるかもしれませんねえ…。アルメニアでは政権転覆を狙い、武装集団が警察署に侵入し人質を取って立て籠もりでしょ。フィリピンの大統領は、麻薬王とされる犯罪者を呼びつけ、「殺すぞ!」と恫喝してます。北朝鮮は、今朝もミサイルを3発、日本海にぶっ飛ばしてますし、インドネシアでは過激派の指導者が殺され、ドイツの列車内ではイスラム教徒が斧を振り回し逮捕され、もう、一体全体、どうなってんの~!?そして、極めつけはやはり、トルコでありましょう。15日の夜、突如として軍が蜂起、国会議事堂を爆破するわ、首都アンカラやイスタンブールでは、戦車が走りヘリが飛び、まァ大変な騒ぎでした。でも、トルコの市民って、勇敢過ぎると申しますか、丸腰で立ち向かい、機関銃を持つ兵士を怒鳴りながら殴り倒すわ、戦車の前に立ち塞がるわ、どっちが兵隊か分からない有り様でして、僕、不謹慎ながら、映像を見て笑ってしまいましたもん。結局は、300人の死者と、6000人の逮捕と、8000人が停職となり、クーデターは未遂に終わりました。ただ、まだまだ情報が錯綜していまして、アメリカの関与が囁かれたり、ロシアのプーチン大統領が絡んでいるのではと、真相は藪の中でありましょう。

閑話休題、僕、お休みの間、安岡章太郎先生の「流離譚」という小説をずっと読んでいました。此れ、どういうお話かと申しますと、安岡先生のご先祖様の歴史を、丹念に書いた物なんですね。かって、「ルーツ」という、実在の黒人の歴史を辿る大ベストセラーがありましたけれど、其の日本版と言えましょう。さて、其のご先祖様達は、土佐の国の郷士でありまして、幕末期において尊皇攘夷運動に邁進、徳川幕府や明治政府と闘い続け、一族の殆どは非業の死を遂げる、という物語でした。先のトルコ軍同様、クーデター活動に邁進した一族だった訳で、何とも言えない、複雑な読後感を残しました。傑作である事は間違い無いんですが、激動の時代に、人が生きて行く事の難しさを痛感しましたねえ…。正義を貫こうとすれば、幕府や政府と戦わざるを得なかった安岡一族でありまして、でも此れ、世界的に見れば、決して珍しい事ではありません。かって植民地だった国々は皆、独立運動で内戦があった訳ですし、ロシアでもアフリカでも中南米でも、クーデターは頻発していました。中でも僕、悲惨に思いますのがカンボジアです。古くはモンゴルのジンギスカンに占領され、フランスの植民地として数世紀を過ごし、短期間日本に占領され、折角独立を果たしたのに領土はタイに取られ、ベトナム戦争の激戦地となりアメリカから幾度と無く空爆され、そしてクメール・ルージュという極端な共産党政権が出来て大量虐殺でしょ…。十数世紀もの苦難を乗り越え、今、漸く治安も良くなり、経済成長を続け、喜ばしい限りなんですが、実は此の国も、安定していた時期があったんですね。

謂わずと知れた世界遺産、アンコール・ワットが其の象徴ですけれど、日本ならば平安期から室町時代までの600年間、強力な王朝が存在しており、東南アジアの多くの地域を支配する程でした。アンコール王国は、敬虔な仏教国であり、優秀な王が続きました。近年、アンコール・ワットの再調査が行われており、ドローンにヘリコプターにレーザースキャナーを駆使、其の結果、従来考えられて来た事と、大きく異なっていたそうです。アンコール・ワットは寺院群ですけれど、其の周りには、巨大な溜池に運河等々、かなり高度な水利施設が建設されていた由、成程、其れで、全盛期には100万を超す人口を支えていたんですね。カンボジアは雨季と乾季に分かれていますから、水の利用は、都市の発展の為に必要不可欠だった訳です。即ち、雨季の雨水を、巨大な溜池に溜め、乾季には其れを飲料や農業に使う、という按配だったのでしょう。

僕、彼の地には亡母と行った事がありますけれど、かなり広いですし暑いですし、現在では誰も住んでいませんから、そんなに発展していたとは、思いも拠らなかったです。僕、当時の王達が偉かったと感心しますのは、先の水利事業だけではありませんで、巨大な防壁と堀を巡らし国を守り、強い軍隊を配置、そしてね、道路網を整備し流通を盛んにしました。また、当時では極めて珍しい事に、病院を沢山置いたんですね。其の数は100を超えていまして、我が国にも奈良時代に、施薬院や悲田院といった、福祉や医療の施設を造りましたけれど、とてもアンコール王朝の規模には及びません。さて、こうして見ますと、東南アジア一の栄華を誇ったアンコール王朝が滅び、外国の植民地になるなんて、不思議でならないんですが、実は、王様の跡目争いが激化し、内戦が頻発し、次第に力を喪ってしまうのでした。要は、跡継ぎを決めておく、というコミュニケーションが出来ていなかったんですね。

さて、縷々述べて来ましたけれど、どんなに技術や科学が発達しようとも、其れを扱うのは人間です。世界各国の様々なトラブル、其れは勿論エゴイズムから来る物ですけれど、テロにせよクーデターにせよ内戦にせよ、結局は相互理解、コミュニケーションが上手く行ってないからですし、全ては其処に集約されますよね。人が2人集まれば、其処はもう組織であり社会です。僕達日本人は、極めて優秀な民族と確信していますけれど、コミュニケーション能力は、余り高くない様に感じます。ほら、よくあるじゃありませんか。「其の話は俺は聞いてない!」とか。ちょっとした根回し、気配りで、物事が上手く運ぶのに、「此れぐらい、言わなくても分かるだろう。」、うん、此れが間違いなんですよね~。哀しい事に、上司が部下に指示を出す際、10回同じ事を言ってやっと伝わる由でして、コミュニケーションって、それぐらい難しいんですよね。「相手の気持ちになって考えて」、良く言われる言葉ですよね。でも、年齢経歴性別、価値観判断基準行動パターンが違う場合が殆どな訳でして、相手の気持ちを正確に把握するのが如何に難しい事か。其れが出来たら僕、若い頃、もうちょっとモテてた気が…。冗談はさておき、ではコミュニケーションを上手く図る方法なんですが、一朝一夕には出来ません。先ずは相手の言い分をしっかり聞く事は勿論ですよね。そして、相手の気持ちを慮るには僕、旅行と読書と映画鑑賞って、必要不可欠と思います。旅行、出来れば一人旅が良いんですが、様々な価値観と出会えます。インドに行った時、僕、親が自分の子供の手を切る事を知り、吃驚しましたもん。手が無い事により、観光客が同情し金を恵んでくれる、という理由でして、日本人はこんな考え方しませんもんね。読書や映画鑑賞する事により、様々な人生模様を追体験出来ます。語彙が増え、感性が豊かになり、他者への思いやりも生まれる訳でして、僕、良い事づくめと思うなァ。世界各国の指導者達よ、本を読み映画を観て、コミュニケーション能力を磨き、戦争を減らしなさい!という訳で僕、午後から面談が入っているんですが、精一杯頑張って来ます!
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