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大地の創造

打ちあぐる ボールは高く 雲に入りて 又落ちくる 人の手の中に、こよなくベースボールを愛した、俳人正岡子規の句ですけれど、此の暑い中、野球人の皆さん、本当にご苦労様です。ところで僕の贔屓のタイガース、とうとう最下位に転落してしまいました…。金本監督曰く、余りに打線が振るわない所為か、「もうどうして良いか分からない」と落ち込んでましたが、アニキ、何言ってんの!中途半端なベテラン起用を止め、未知数ながらも若手の可能性に賭けた、其の方向性は正しいと思います!未だ失敗も目立ちますけれど、高山君、原口君、北條君、梅野君、岩貞君、横山君、皆魅力的ですよ~。只、江越君は余りに選球眼が悪過ぎるので、起用は控えた方が良いかも…。其れはさておき金本監督、3年後の優勝を目指し、頑張って下さい。応援してます!

さて、今日から此処大分でも、高校野球の予選が始まります。此の暑さで大丈夫かなァと心配になりますが、今年の大分の予選も例年通りの本命不在、大激戦となりそうです。私立ならば明豊、柳ヶ浦、大分高。公立ならば臼杵、鶴崎工、佐伯鶴城、ここら辺が本命とは思いますが、何処が出るかは分かりませんねえ。僕は昔から、津久見高校を応援していまして、大分では唯一、全国を2度制覇した古豪ですもんね。またねえ、古くは高橋直樹に太田卓司、近年では川崎憲次郎に鉄平と、幾多の名選手を生んだ名門校です。そして僕、何より惹かれるのが、ユニフォームなんですよ。黒を基調に、イエロー・オレンジ系のソックスがワン・ポイントとなり、胸にはゴシック調で、TSUKUMI、と入りまして、此れがねえ、中々格調高く、カッコ良いんですよ~♡今日、開会式直後の第1試合でいきなり登場する由、頑張って欲しいなあ…。全国に目を向けますと、早稲田の怪物、清宮君を筆頭に、スラッガーに好投手が目白押し、見逃せない選手揃いです。僕、今年最も注目していますのは、栃木は佐野日大高の、五十幡外野手です。此の五十幡君、稀に見る韋駄天なんですよ。ところで皆さん、サニブラウン選手ってご存じでしょうか。ガーナ人の父を持つハーフの男の子でありまして、188㌢の巨躯であり、高校1年生で100㍍走で国体優勝、国際ユース大会をも制し、東京五輪の日本代表間違い無し、という逸材です。さて、先の五十幡君、中学生の時分は野球と陸上をやっていまして、其のサニブラウン選手に2度完勝したとか。何せ、殆どウォーム・アップもせず、スパイク無しで軽く走って、50㍍5秒6って…。五十幡君自身も、速過ぎて身体が止まらず、困っている由だそうです。映画X-MENには、クイック・シルバー--水銀、という意味ですね--というミュータントが登場しますが、彼は音速で移動する事が出来るんですね。でも、五十幡君の俊足ぶりは、一般人から見れば、音速の粋でありましょう。ともあれ、もしかすると日本の野球史に残る俊足かもしれず、是非甲子園で彼の韋駄天ぶりを観たいなァ。

閑話休題、此の季節になると思い出しますのが、櫻井幸雄画伯の絵です。櫻井画伯のテーマは、抜ける様な青空、夏の入道雲、田園風景、そして野球少年でありまして、もうねえ、ノスタルジックでビビッドで、何だか蝉時雨が聴こえて来そうですし、旧き良き日本の原風景を見る感があります。未見の方は是非ご覧下さい。何だか暖かい気持ちになる事は請け合いますよ~。

其の絵画繋がりなんですが、ちょうど今、上野の国立博物館で、古代ギリシャ展が行われています。古代ギリシャの絵画や彫像やコイン等々、其の殆どが本邦初公開の由、僕、是非観に行きたいんですよ~。とりわけ必見と思いますのは、彼の有名な、「漁夫のフレスコ画」でありまして、此れ、凡そ3400年前の絵画なんですね。ところが其れが、目を見張る様な鮮やかな色彩を保っていまして、両手に沢山の魚を持った若者の姿が描かれています。何でも、此の絵画が奇跡的に残ったのは、紀元前のギリシャで大噴火があり、火山灰に埋もれていたからだとか。此の展覧会、9月半ばまでやっているそうで、僕、8月末は都内への出張がありますからね、是非観に行こうっと!

現代画家による抽象画、カンディンスキーやモンドリアンに始まって、ポロックにせよ、ロスコにせよ、何だか凄いなァ、とは思います。でも僕、不遜ながら、もっとプリミティブで、より情熱を感じさせる絵、例えば棟方志功やゴーギャンの方が好きなんですよね~。僕が二十歳の頃、アメリカ西海岸を一か月、旅をしたんですが、グランド・キャニオンを見に行ったんですね。其の際立ち寄ったのがサンタフェの街でして、宮沢りえちゃんの写真集で有名になりましたけれど、此処はニュー・メキシコ州ですから、読んで字の如し、元々はスペインの植民地であり、そしてメキシコの領土でした。此の地は、最終的にはアメリカの物となった訳ですけれど、インディアン・スペイン・メキシコ系が入り混じり、多種多様な人種で構成されています。そしてね、コロニアル調のクラシカルな建物が沢山あり、少しハイウェイを走れば、砂漠にリオ・グランデ川に大渓谷と、雄大な自然があるんですよ。そして、殉教者の丘から眺める、逢魔が時の街並みは圧巻ですし、とても美しい景観なんですよね。そして、物成りも豊かな土地柄ですから、喰うに困らない訳で、自然と芸術家が集まり、文化の街となったんですね。道理で此のサンタフェ、人口僅か6万人でして、其の小さな街の規模の割には、矢鱈と美術館が多いなァと思っていたんです。そして僕、帰国後に聞いて吃驚したんです。画廊の数は200を優に超え、全米ではニューヨークに次ぐ数だとか。僕、アメリカン・インディアン美術館に立ち寄ったのですけれど、其の鮮烈な色に、鮮やかな紋章に、精緻な細工に、ただただ圧倒されました。そしてね、画廊には、現代アメリカ画壇を代表する女流画家、ジョージア・オキーフの絵も沢山あり、これまた堪能しました♡

豪州はシドニーで観た、原住民アボリジニを代表する女流画家、エミリー・ウングワレーの絵も良かったですねえ。所謂抽象画なんですが、頭で考えた物じゃないんですよね。多彩な色が使われ、其の点や線は、植物の種であり茎や根を想起させ、自然と共生して暮らしていたんだなァという事が、ひしひしと伝わって来るんです。エミリーさん、正規の美術教育を受けた事は無く、絵すら見た事が無いのに、70を過ぎて絵筆を取り、描いた3000点の絵画は、現代アートを凌駕しちゃうんですから、僕、ひたすら魅入られました。代表作である「大地の創造」は、雅子妃殿下も美智子皇后も大絶賛された由、分かる気が致します。ところで気になるお値段は、1枚100万$を超えるそうでして、誰か僕に買ってくれないかしら…。

そして上野の国立博物館、縄文期の遮光器土偶と火焔式土器、其の姿を観た途端、何だか涙が溢れそうになり、困りました。どちらも素晴らしい物なんですが、特に土偶は、よくよく観ますと、身体の部分には文様があるんですよね。インディアンにせよ、台湾の高地の部族にせよ、僕達のご先祖様の縄文人にせよ、アボリジニもポリネシアンもアフリカの民も、古代には皆、ボディ・ペイントなり刺青をしていた訳です。僕、土偶の文様を見ながら、人類の悠久の歴史に思いを馳せ、何だか気分爽快となり、其のままフラフラと浅草まで出て、ついつい独りで痛飲してしまい、翌日は酷い二日酔いとなり、えらい目に合いました…。

僕、どうしても観たいのは、スペインのアルタミラ、フランスのショーヴェ、アフリカのラース・ゲール、メキシコのフラストワカです。此れらは全て洞窟に描かれた、最古の壁画群なんですね。どれもね、画像でしか知りませんけれど、稚拙に見えますが並々ならぬ色彩感覚と迫力があり、何とかこの目で見たいなァ…。何時の日か、リタイアメントする日が来たら成田へ直行、とりあえずはエアロメヒコの飛行機で、一路メキシコを目指します✈✈✈
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