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背信の都

読者の皆様、おはようございます!いやあ、其れにしても、連日暑いですねえ…。僕、7時過ぎに出社したんですが、オフィスの室温は既に29℃を超えていまして、じっとりと汗ばむ始末、未だ早朝なのに、些か閉口しました。さて、僕、週末は仕事で福岡に行っていたのですけれど、35℃を優に超していまして、しかもね、所謂狐の嫁入りの状態が繰り返され、博多の街は蒸し風呂状態、今まで体感した中でも、トップ3に入る湿度だった様に思いました。三重県では38℃を超えたそうですし、7月になったばかりというのに、今からこんな状態では、盛夏の頃にはどうなるのか、先が思いやられますよね…。当院は近い将来、全面改築の計画がありますけれど、防暑対策の1つとして、噴水とか水路を造ろうかしらん。ゴンドラに乗って医療スタッフが続々と登場だなんて、面白くありません?出来ればミニSLも走らせ、広場や野外浴場も造り、子供達に開放しようかとも思うんですが、どうもスタッフの受けが良くありませんで、如何しようか迷っている処です。

さて、今回の出張、祇園のビジネスホテルに泊まったのですけれど、博多の氏神、総鎮守として広く知られた櫛田神社の近くでして、非常に厳かな雰囲気、山笠が近い所為もあり、法被姿の男衆が行き来していまして、とっても風情がありました。でね、何故か近隣には蕎麦屋さんが林立してたんですよ。過当競争じゃないかと心配になりましたが、僕、うどんはどちらかというと敬遠気味の蕎麦っ喰いですからね、先ずは冷酒と焼海苔、そして蒲鉾と鴨でもと思いましたが、仕事もあるので其れはじっと我慢の子、とあるお店で大人しくせいろを食べ、心底満足しました。中々霊験あらたかな一角ですし、皆様、来福の際にはお寄りになっても楽しいかもしれませんよ。其れにしても僕、博多の街を訪れる事数十度ですけれど、素敵な場所ですよねえ。リタイアメントした方々から、全国一の人気を誇るのも、分かる気がします。街は程良い都会ですし、空港から新幹線から車から、交通アクセスの良さは抜群。舞台も映画もプロ野球も観られ、物価も都内程高くなく、博多美人という言葉通り美しい方が多く、そりゃあ人が殺到しますよ。千両の馬にも難があり、唯一の欠点は、水質が今一つなのと、水不足でしょうか。

寺社の境内からは蝉時雨、山笠の大きな神輿が街中に点在し、市中を流れる川の流れは常に穏やか、微風は優しく頬を撫で、夕暮れ時には川面にネオンが煌めき、屋台は常に賑やか、大変風情がありますよね。人情味に溢れた方々ばかりですし、そしてホークスのユニフォーム姿の愉しげな老若男女が、あちこちで見られました。土曜の会食時の際のお店も、日本料理の粋を極めた感があり大変美味しく、やっぱり良い処ですねえ♡今回アテンドして下さった多くの方々には、感謝感謝ですし、本当にありがとうございました。来分の際には、是非お声をお掛け下さいませm(__)m。

昨日、急いで大分に戻ったのですが、実は亡母の命日でして、お寺で簡素な法要を行いました。帰命無量寿如来 南無不可思議光、神社仏閣に妙にご縁のある数日だったのですが、僕、ふと思ったんですよ。坊さん、学校の先生、警察って、何故か嫌われる職業ですよね。つい先日、大阪府警が2270件の事件の、8300個の証拠品を放置したままだった事が発覚しました。殺人や強盗事件まで沢山あったそうで、既に時効を迎えていたとか。此れねえ、もうモラル・ハザードなんて生易しい言葉では看過出来ない、とんでもない不祥事と思います。かって、北海道警では事件をでっち上げ、横浜県警では集団リンチ等々、全国の警察で不祥事が頻発しています。僕、警察って、組織的な問題を抱えていると思うんですよ。と言いますのは、警察も所詮官僚組織でありまして、所謂キャリア組で無ければ、出世出来ませんよね。学校の勉強が出来ただけの若造が、エリートコースに乗ってどんどん出世し続けるんですが、彼らには、現場の事件を捜査した経験なぞ、殆ど無い訳でしょ。地方の警察署を廻る度に位が上がり、何れは本庁に戻り、警察庁長官を目指す訳です。僕、現場の警察官の方の殆どは、暑い中地道に、犯罪捜査をされていると思うんです。でも、誠に不条理と申しますか、ノン・キャリア組は、幾ら手柄を立てようが、地方の警察署長がやっとでしょう。おかしいですよね!此れ、税務署も全く同じ構図であります。そしてね、税務署の場合は、或る程度勤め上げたら、誰でも税理士になれる仕組みです。これまた憤りを覚えるんですが、民間の人は、難易度の高い国家試験をパスしなくてはなりません。門前の小僧習わぬ経を読む、という事なのかもしれませんが、ならば、医療機関に長年勤めれば、誰でも医師や看護師になれるシステムだったら、そりゃおかしいですよねえ。だって、医師も税理士も弁護士も皆、同じ国家資格じゃありませんか!?ホント、変な国…。

話を戻しまして、僕、福岡から戻る車中でずっと、翻訳小説を読んでいました。昨晩読了したばかりなのですが、「ニック・メイソンの第二の人生」、スティーブ・ハミルトン著、越前敏弥訳、角川文庫です。翻訳物にしては登場人物が少なく、非常に読み易く、話も大層面白く、傑作でありました。「ニック・メイソンの自由は1分と続かなかった。」から始まるのですけれど、巧妙で精緻な組み立てですし、登場人物のキャラクターは皆、リアルで生き生きとしています。硬質で引き締まった文章ながら、感傷と悲哀に満ち、そして映像的でして、光景が目に浮かびますから、本作は恐らく映画化されるんじゃないかしら。所謂ハード・ボイルドのジャンルに属する本作ですが、警察小説の要素も大きいんですね。僕、最近は熱心ではありませんけれど、かっては翻訳小説を読み耽る時期もありました。ミステリーも沢山読破したんですが、どの国の警察官も、其の殆どが悪い事をしていまして、苦笑しちゃいます。相手変われど主変わらず、古今東西の警察は悪さをする設定なんですよね。本邦ならば、佐々木穣先生の「笑う警官」に代表される、北海道警のシリーズ。西洋ならば、ジェイムス・エルロイの「ブラック・ダリア」から始まる、暗黒のLAシリーズ4部作でしょうか。どちらも大傑作と思いますけれど、もうねえ、警察官自ら犯罪に手を染め、署内での殺し合いから、強請に脅しに強奪に違法取引と、いやはや何とも、フィルム・ノワールを想わせるダークな世界が繰り広げられます。佐々木先生もエルロイも、驚異的な取材力に定評がありますから、事実を下敷きにした物語である事は間違いありません。

警察署内の不祥事を無くすには、先ずは官僚制を廃止し、実力主義とする必要があるでしょう。そしてね、最も大事なのは、どの組織にも言える事ですが、教育ですね。特に警察は、常に悪が隣り合わせにある特殊な仕事ですから、少しでも誘惑に負けたら、忽ち犯罪者でしょ。そして僕、昔、或る雑誌記者の知り合いに聞いたのですが、捜査手法もワン・パターンで硬直化しているんですって。例えば、都内で犯罪があったとします。其の場合、電車の路線図に従い、沿線の駅の家々を聞き込みするんですって。でもね、聞いて直ぐ思いましたのは、ジャンクションと言いますか、様々な路線が入り組んでいる処だったら、余りに対象が多過ぎ、調べようが無いでしょ。だってね、僕が都内に行った際にしばしば泊まる人形町なんて、地下鉄の線は4本隣接していますし、東京駅まではタクシーで数分、成田や羽田行きの直通バスがじゃんじゃん出てますから、其のやり方では、幾ら人が居ても足りません。もう少し、柔軟性が必要じゃない!?

ところで今、鹿児島の小学校の防災教育が、話題になっています。僕、感心したんですが、先ずは東北の震災の被害者をお呼びし、体験談を聞かせたそうなんですね。次は、先生から非常時における基礎知識を教えたと。最後は、「強い地震がありました。津波も来ています。」と校内でアナウンスするんですね。此処までは到って普通なんですが、避難する際、大人は一切指示せず、全く付き添わないんですって。全てを子供達に任せ、自ら命を救う覚悟を植え付ける、との狙いだそうです。僕、其の映像を見ましたけれど、自分達で素早く判断し、上級生が下級生に的確に指示、屋上に全員が無事避難しまして、何だか涙が出ましたよ。警察の皆さん、小学生でも此れだけの事が出来るんですよ。小さな子供達ですら、自らを律し、全体の事を考え行動出来るのに、猛省しなさい!そして、当院も、此れまで以上に教育に力を入れ続けますよ!とりあえずは年来の目標であるスタッフの海外研修でして、今現在はスウェーデンかフィンランドかキューバ、或いはイタリアかドイツかアメリカを考えていますが、先ずは隗より始めよ、出来る事から1つ1つ頑張ります!
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