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✿ 紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘 ✾

梅雨明り 黒き重たき 鴉来る、いやあ、其れにしても良く降りますねえ。何だか此のまま梅雨入りするんじゃないか、そう思える程の重苦しい湿気でして、今朝も愛犬と散歩したのですけれど、余りの湿度に共に肩で息をする始末、早朝から疲れ切ってしまいました。でも、日本の此の暑さなぞ、まだまだ耐えられるというものでして、インドでは51℃を突破した由、400人以上の方が熱中症で亡くなられたとか。本当に可哀相に思いますし、謹んでご冥福をお祈りします…。

僕、インド・ネパールを1カ月旅した事がありまして、彼の地の特殊性は身体で理解している心算です。先の熱中症で亡くなられた方の殆どは、所謂スラム、貧民街の住民だと思うんですね。僕、インド最大の都市の1つ、ムンバイのスラムを覗いた事がありますけれど、全裸の男の子がそこら辺で用便を足しているなぞ、日常茶飯事ですもんね。ゴミだらけで異臭が漂い、野生の牛もうろうろしている魔界でしたが、聞く処に依れば、其のムンバイのスラムでも、道路が舗装されているだけ、未だマシな方なんですって。都市部を少し外れただけで、掘っ立て小屋にトタン屋根、水が無いので、連日子供らが手分けして運んでいる有り様、そんな状況では、栄養状態も衛生状態も宜しく無いでしょうし、エアコンなどある筈も無く、50℃を超す熱波が来たら、老人や子供は一発でやられてしまいますよねえ…。スラムですら格差があるって、行き過ぎた資本主義の怖さを感じます。僕、大学院時代の恩師のC教授の教え、「大藤君、本を読んだら現場を見る。現場を見たら本を読む。此れが学問だよ。」という教えを拳拳服膺、未だに守っています。僕の専門は国際政治でしたから、様々な地を観察するのも勉強でありまして、其れもね、国会議事堂や霞が関の省庁群、六本木や赤坂等、エスタブリッシュメントが集う処だけ見ても駄目なんですよね。底辺は勿論の事、博打の鉄火場も見なければと、ロスの犯罪多発地帯であるスキッド・ロウにサウス・セントラル、スラムでは香港の九龍にフィリピンのスモーキー・マウンテン、カジノではラスベガスにマカオにウォーカー・ヒルにメルボルンと、様々な雰囲気を体感して来ました。

僕、其処で痛感しましたのは、諸悪の根源って、貧困なんですよね。皆が、3度の食事を摂れ、小ざっぱりとした服を着て、きちんとした教育を受ける事が出来る、即ち、日本国憲法25条にある、「健康で文化的な最低限度の生活」を営む事が出来れば、かなりの問題は解決します。先のインドのスラムでさえ、経済格差がある時代でして、では、日本の現状はどうか、という事になりますと、甚だ心許無いのが実情でありましょう。拙ブログでは、再三再四申し上げていますが、日本中の子供のうち、6人に1人は貧困層であり、制服も買えず給食費も払えず、挙句の果てには身体を売って、其の金で上靴を揃える子も居る訳でしょう。現在の自民党政権は、其の様な現実は見て見ぬ振り、富裕層のみが肥え太る政策ばかりじゃありませんか。パナマ文書にある様に、日本の一部上場企業の経営者達が、タックス・ヘイブンで長年脱税し、不正な手段で巨万の富を蓄えていて、何のお咎め無しだなんて、滅茶苦茶ですよね。其の対極に、給食費を払えない沢山の子供達が居るだなんて、日本とアフリカの発展途上国と、何処が違うんでしょうか!?おまけに、消費税は上げるわ、TPPを推進して日本の農業を滅ぼそうとするわ、年金はあやふやなまま、放射能は垂れ流し続け、熊本や福島の復興は日暮れて道遠し、赤字国債は増え続け、マイナンバーのデータはだだ漏れ、待機児童の問題もあり、経済格差は広がり続け、最近、何か良い事ありましたっけ!?精々、麻生太郎の顔が益々歪んだぐらいでしょう。

はっきり書きます。現在の自民党は倒すしか無い、僕、そう思います!でもねえ、野党の方も、女々しくも青臭いと申しますか、まるで腰の据わらない体たらくでして、ちっとも安定感がありません。僕、本当に吃驚しましたのは、民進党の幹部の前原クン、小沢さんと会談した後、「好き嫌いで政治をしてはいけない」と発言したそうなんですね。要は、今までずうっと、「好き嫌いで政治をして来た」という事でしょう。こういう風呂屋の釜、湯ばかり、言うばかりという口先だけの男が、民進党の幹部なんですから、そりゃあ選挙に勝てる筈がありませんよね。道理で、政権交代の立役者である小沢さんを、「嫌い」だから追い出した、という事なんでしょう。現在、オール野党で結集して自民党と対峙する事に、民進党がネガティブなのも、「共産党が嫌い」だからなんですね、お前さあ、赤子か!?

選挙なんてね、此の平和な日本において、唯一の戦争であり、大博打の様なものでしょう。例えば東京都の区議員になるのに、大体1000万は掛かるそうでして、此れが国政になると億単位のお金が必要と聞きます。余程の知名度があればいざ知らず、徒手空拳の若者が、其れだけの自己資金を用意するのも一苦労でしょ。何のご縁も無い人様に、自分の名前を書いて頂く、そして十万票前後を取って議員になる、其処にはリアリズムしか無いと思うんですよね。此の人に入れれば、自分の暮らしが、日本が良くなると思って投票する訳で、其処で、好き嫌いで政治をしていては、受かる人だって落ちますよ~。ならば、強大な自民・公明に勝つ為には、オール野党の力を結集するしかありませんよね。そして、生活に密着した、地に足の付いた、実現可能なしっかりした政策を打ち出す事です。いみじくも、イチローが言ってるじゃありませんか。「目標を達成するには1つしか方法は無い。小さな事を積み重ねる事。」、うん、其の通りでありましょう。まめに選挙区を何度も廻り、地域の人々のニーズを知る事。分かり易い政策の旗を掲げる事。小異を捨て大同に就き呉越同舟、野党の力を1つに束ねる事。僕、此れさえ出来れば、自民・公明の連合軍なぞ、砂上の楼閣、あっと言う間に崩れ落ちる、そう見ています。

フランスの産んだ最大の天才、ナポレオンは、全盛期には、欧州全域を支配しました。フランス帝国を中心に、周辺諸国と同盟或いは支配し、此の世の栄華を誇った訳です。傑出した機動力と大砲の威力を最大限に活かし、イタリア・ドイツ・スペイン・エジプトと連戦連勝でありました。でもね、鳴りを潜め機会を伺っていた欧州8カ国が大同団結、ナポレオン包囲網を結成したんですね。そして、ベルギー近郊のワーテルローの地において、ナポレオン対連合軍の大決戦が行われました。両軍併せて20万を超す兵士達の大戦争だったのですが、ナポレオン側の大敗北に終わりました。欧州を席巻した大天才も、最後はアフリカ沖の孤島、セントヘレナ島で幽閉されながら、惨めな死を遂げました。どうして世紀の大物、ナポレオンが敗れたのか、諸説ありますけれど、僕の考えは単純でして、彼の賞味期限が切れたんだと思うんですね。要は、ナポレオンの目指す政治と、国民の意識が大きく乖離してしまったんでしょう。古来より、彗星の様に現れ、天下を取った軍人や政治家って、星の数程居ます。日本ならば源義経に織田信長、アジアならばジンギスカンに始皇帝、欧米ならばシーザーにヒトラー、でもね、永遠に権力の座に就けた人なんて、誰も居ないんですよね。どんな優れた政治家や政党にも、耐用年数があります。僕、自民党はとうの昔に其の使命を終えたと思っています。かって、戦争からの復興を成し遂げた際には、自民党の貢献度は大変なものがありました。其処は大きく評価します。でもね、此れだけ価値観が多様化し、グローバルな世界になった時代に、未だに二世議員が蔓延っているだなんて、時代錯誤も甚だしいですよ~。でもね、時代の大きな趨勢は兎も角、どんな勝負だろうと、相手に勝たねばならない訳で、其処には野党の皆さん全員の、本気と情熱が必要と思います!今夏の選挙、期待してますからね、野党の皆さん、頑張ってより良い日本を造って下さいね!
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