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なりふり構わず、自分の行きたい道を進め

其れにしてもイチロー選手、齢42歳になりながらも、全盛期に引けを取らない大活躍でして、此処最近で13打数10安打、打率4割を超えるだなんて、いやはや何とも、超人でありましょう。打ちも打ったり、日米通算4238本安打だなんて、脱帽の上に最敬礼なんですが、走力も守備力も、ちっとも衰えてませんもんねえ。イチロー選手の日々の精進と節制が、如何に凄いかという証左でありましょう。近年、日本のプロ野球とアメリカのメジャー・リーグ、殆ど実力差が無くなった、と見る方が多いと思います。実際、フィールド上のプレイに関しては、大差はありません。寧ろ、野球の基本に対しての忠実さや、走塁や守備の丁寧さにおいては、日本の方が上かもしれません。でもね、此処だけは当分勝てないなァと痛感しますのは、選手の個性なんですよね。

将に多士済々と申しますか、メジャー・リーグの場合、世界一個性豊かと言いますか、誠に百花繚乱、先ず、選手の国籍だって、バラエティに富んでいます。中南米全域は勿論の事、戦乱続くアフガニスタンや中東のサウジアラビア、シンガポールにベトナム、ドイツにフィンランドにノルウェーにブラジル、そして日本からも、バットとグローブを持ち、世界中から選手が続々と集まって来ます。そしてね、皆さん経歴が非常にユニークなんですよ。ほら、日本ですと、甲子園か神宮のスターがプロ野球で活躍するイメージですけれど、メジャー・リーグは門戸を万人に開いていますから、変な奴が多いんですよね。例えば、ヤンキースのエースだったムシーナ投手なぞ、超名門のスタンフォード大を首席で卒業してますもんね~。同じくヤンキースのロス投手はこれまた名門のプリンストン大卒で、オフには酪農会社の社長さんであります。でもね、同じヤンキースでも、長年の主砲だったバーニー・ウィリアムス外野手は、今はジャズ・ギタリストですもんねえ。キャプテンだった超モテ男、独身主義者のジーター内野手は、今では出版会社を立ち上げました。ヤンキースだけでも上記の通りでして、他のチームに目を向ければ、いるわいるわ、個性派のオンパレードであります。喧嘩ばかりでしょっちゅう警察のお世話になるサード。試合後には女性達を集めてパーティ三昧なショート。オフにはカリブ海の小国、ハイチまで渡り、キリスト教を布教するピッチャー。1年中キャンピング・カーで寝泊まりするサウスポー。野球で稼いで大牧場を購入したレフト。引退後は神学校入学の為に稼いでいるリリーフ。極端な長髪やモヒカンにドレッド・ヘアー、太っちょに小兵にのっぽ、猟師に漁師に木こり、曲者にトラブルメーカーに苦労人、教師に人格者にカウボーイ、まァ、画面を見ているだけで飽きないですもんね~。「野球をやって、チームに貢献してくれれば、他の事は一切問わない」という事なのでしょう。此の自由さと偏見の無さ、此れは我が国では、中々見られないと思います。

閑話休題、今年のカンヌ映画祭も終わり、最優秀賞のパルムドールは、ケン・ローチ監督が受賞しました。僕、此の監督さんは其処まで好きでは無いので、寧ろレッド・カーペットを悠々と歩く、女優さん方の深いスリットの方が気になったりして…♡其れはさておき、今回のカンヌで話題を呼びましたのは、クラシック部門でした。1953年に造られた溝口健二監督の「雨月物語」が、デジタル・リマスタリングされて上映、大絶賛だったとか。僕、溝口監督のベストは、「西鶴一代女」と思いますけれど、遠くフランスの地で、60年以上前の邦画が大評判を呼ぶなぞ、同じ日本人として誇りに思います。溝口監督は、同棲相手から切り付けられる程の艶福家でして、男女の修羅場を描いた作品が多く、長廻しのロング・カットの流れる様な撮り方は、後年に大島渚監督が影響を受けた程でして、痺れんばかりの魅力がありました。さて、溝口監督の再評価は当然の事なんですが、僕、残念なのは、此の公開にあたり、日本人は殆ど絡んでいないんですよね。此の企画を立ち上げたのは、イタリア系アメリカ人の、マーティン・スコセッシ監督であり、フランスのカンヌでの上映でしょう。此の「雨月物語」のデジタル版、邦画なのに、日本で何時観られるんでしょうか、トホホ…。僕、世紀の色男男優、森雅之の若かりし頃のお姿を早く観たいです~♡

さて僕、野球も映画もこよなく愛しているのは、一定のルールや縛りはあったとしても、其処には無限の自由があるからなんです。でもね、我が国では、口では個性重視と言いながら、自由奔放にしようとすると、出る杭は打たれる、という事になりがちですもんね。広島カープの二塁手に、プロ入り4年目の、菊池という若手選手が居ます。高校時には甲子園に出られず、大学時には神宮に不出場、地方のリーグで腕を磨いており、全国的には無名の選手でした。僕、彼のプレイはルーキーの時から見ているんですが、もうねえ、俊足を活かした守備範囲の広さは最早異次元の領域でして、余りに運動神経が図抜けているものですから、敵味方関係無く、見ているだけで楽しいんですよね。従来のセオリーでは判断不能の選手であります。「グラウンドに犬が走っている」と言われたぐらいでして、皆様是非、菊池選手の二塁守備をご覧下さい!興味深いのは、其の菊池選手、アマチュア時代には、所謂エリート教育を一切受けていないんですよね。大学時代には、練習よりもパチンコ屋のバイトの方が忙しかったそうでして、でもね、彼の破天荒なプレイぶりは、野球の英才教育を受けなかったからじゃないかしら。

僕、成功を収める人って、一流大学を出たから、英才教育を受けたから、資産家の家に生まれたから、では決して無いと思うんです。最も大事な事、其れは其の人の個性であり、創意工夫であり、感受性や情熱でしょう。つい先日、興味深い記事を読みまして、来年、渋谷の地に、今まで日本には無かった形態のホテルが出来るそうなんですね。コンセプトはソーシャライジング、社会貢献なんですって。ホテルに泊まる事により、自然と社会に貢献出来るという仕組みでして、一例を挙げれば、宿泊客はホテルのオリジナルの美味しい珈琲を飲めるんですが、其の売り上げの一部は、渋谷区内の社会施設に寄付する様になっているとか。又、廃棄物を使ったオリジナルの自転車に蓄電機を付け、其れでホテルのカフェの電気を賄う由なんですね。来日外国人向けには、芸者・お鮨屋等々の多彩な体験プログラムがあり、従業員の方々はレズやゲイの方々も偏見無く採用して行く、という塩梅なんです。実際、渋谷区は、日本初のLGBT、性的少数者を支援する条例が出来ましたもんね。此のホテルを立ち上げる会社、テイクアンドギブ・ニーズさんのホームページを拝見したら、まァ楽しそうで面白そうなんですよね。社長の野尻さん、まァやんちゃなお顔ですし、43歳にしては若過ぎます!スタッフの皆さんの服装や髪形もバラバラで、まるで前述したメジャー・リーグの雰囲気でして、夫々ソファに横たわったりしゃがんだり、自由闊達に議論をしている様が伝わって来まして、羨ましいなあ…。何はともあれ、御社の大成功を心から祈っていますし、当院も見習う点は多いです。来年の東京出張の際には、僕、必ず泊まりに行きますね!

でもね、よくよく考えれば、縄文期の火焔式土器にせよ、狩野永徳も若冲も、そして桂離宮に兼六園、浅草寺の風神雷神、金閣寺銀閣寺は勿論の事、能に歌舞伎に人形浄瑠璃、浮世絵に華道に茶道、現在のベビー・メタルやアニメに至るまで、ジャパン・オリジナルって、数え切れないですもんね。只、唯一危惧しますのは、其処に官僚や政府は、一切絡んで欲しくないんですよ。奴らが、随分足りない頭で考えた、「クールジャパン」なる宣伝も、何も効果が無いでしょ。あのね、政治家も官僚も、クリエイティブなセンスや能力はまるで無いんだから、兎に角邪魔だけはしないで、黙って見てて下さい、お願いしますm(__)m。税金で君達を食べさせてあげるから、民間の人達の自然な活力を妨げる真似だけはしないで下さいね。
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