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☈ 雷雨決行 ☈

しかしねえ、東京五輪の不正賄賂の問題、何時まで続くんでしょうか!?国会答弁で、IOCの担当者が泣き出した上に説明は何も無く、「自分達は被害者だ」とのたまったり、未だ数億は賄賂を支払ったとする情報があり、大金を受け取ったブラック会社は実態が無く、国立競技場の問題も不透明なままですし、予算は焼いたお餅の様に膨らむ一方、うう~ん、こりゃあもう、傷が深まらないうちに、東京五輪は潔く辞退した方が良いのでは…。何でも、フランスの検察が本格的な捜査を開始しており、もし不正が露顕した際は東京五輪は中止、イングランドのロンドンで代替開催の可能性が出て来た、と海外のメディアは一斉に報じています。僕ね、暴言を承知で書きますけれど、1964年の東京五輪の夢よもう1度、此れで日本経済も再建だ、なんて考えているのは、利権が転がり込む、自民党のご老人だけじゃないかと思います。石原慎太郎都知事の時代から、執拗に五輪誘致を行っていましたけれど、彼は政治家としては、何の実績も無い上、もう御年83歳ですよ。無論、年老いても優秀な方々が居るのは決して否定しません。でもねえ、オリンピックを経済再生の手段にって、ビジネスモデルそのものが余りに古色蒼然としてませんか?ゴルゴンゾーラやロックフォールは重めの赤に合う美味しい青黴チーズですが、此の五輪誘致政策はひたすら黴臭く苦いだけ、幾ら何でも発想が古過ぎるでしょ!?

三菱自動車もスズキも、燃費データの改竄を行い、昨日ですか、両社揃って謝罪会見を開いていました。現代は、コンプライアンス、法令順守であり、企業のモラルが問われる時代ですよね。其れをねえ、コネクションや慣習に縛られ、いい加減な丼勘定で親方日の丸におんぶに抱っこ、長い物には巻かれちゃって、先の東京五輪も三菱もスズキも、はっきり言って映画「社長シリーズ」の様、昭和30年代の発想ですよ~。無論、平成の今の様に、直ぐにセクハラだパワハラだなんだと、其れも決して宜しくありません。でも、僕達は21世紀を生きているんですから、或る程度は其れに合わさないと、致し方無いでしょうに。

僕、昨夕、阪神戦を見ながら、時折チャンネルを変え、三菱の社長のコメントを聴いていましたら、「私も当社の風土を変えられなかった」云々と、苦渋の表情で語っていました。僕、其処だけは頷けるものがあったんですよね。個人的な体験で恐縮ですけれど、僕が当院の理事長になったのが約10年前ですが、まァ此処は暗い職場でした…。蛍光灯のワット数が低いのかな、と感じる程でして、意見具申や笑い声なぞ以ての外、暗黙の了解に覆われ私語厳禁、何だかねえ、陰湿極まりない日が差さない苔寺の様、僕、呼吸困難で、真っ先に逃げ出したいと思いましたもん。イタリアン・マフィアには、オメルタ、という掟がありまして、此れ、ファミリーの秘密を漏らした者は例外無く消されてしまうんですが、此の病院、喋ったらマズいのかなと思いましたもんねえ。

こりゃあいかん、兎に角明るく笑顔のある職場にしなければ、フリー・フェア・オープン・フランクに、様々な事に取り組みました。地域の皆様に当院を開放したお祭り、カルチャーフェスティバルも開催してもう10年目ですし、病院そのものも新築、院内はLANで繋ぎました。院内に保育所を新設、患者様の待合室は改装、ホームページと広報誌とフェイスブックを開始、拙ブログを始めたのもそうですもんね。「日本医療機能評価機構」という第3者機関の認定を受け、2人の教授を含む多くの優秀な先生方を招聘、患者様の社会復帰の為の相談支援事業所を立ち上げ、グループホームや共同住宅も出来、院内のカフェもスタートしました。スタッフそのものも、10年前と較べ、50人は増えたと思います。そうそう、大分県や大分市から、当院は女性の社会進出に貢献したと、何度も表彰されましたもんね。矢継ぎ早の荒療治と大改革でしたが、どうにか成果も出たのでしょう。今では、笑い声が絶えず、お日様が燦々と差し込み、すくすく伸び伸び、非常に開放的な感がありますもんね。でも此れ、僕の力なぞ微々たるもの、当院スタッフ全員の理解と協力と努力の賜物です。皆さん、本当にありがとうございましたm(__)m。

閑話休題、先の三菱の社長さんは、「風土を変える事が出来なかった」と仰ってましたが、此れ、社風と呼び換えても良いと思います。面白い事に、此の社風、どの組織でもあるんですよね~。此れは余り良い例ではありませんが、先ずは官公庁です。自殺の大蔵、汚職の通産、不純異性交遊の外務と呼ばれて久しいんですが、オイオイ、大丈夫!?自衛隊もそうなんですよ。陸上自衛隊は、用意周到一歩後退。海上自衛隊は、伝統墨守唯我独尊。航空自衛隊は、勇猛果敢支離滅裂、と言われています。野球の世界では、チーム・カラーと言いまして、早稲田は何処と無くあか抜けない根性主義。慶應は、プレイ中の掛け声が全て英語でして、スタイリッシュですもんね。何せ、明治の御代の両大学の創部当時、早稲田は只の野球部という呼び名ですが、慶應は、三田ベースボールクラブ、という愛称ですもんねえ。どちらがお洒落かは言わずもがな、僕、断然慶應を応援します!そして、これは余り皆様はご興味は無いかもしれませんが、第二次世界大戦時の、戦車の世界でも同様です。アメリカはマス・プロダクションでして、性能や見かけが悪くとも、兎に角大量生産なんです。イタリアは戦車を造っても何処か抜けていて、大砲の弾を余り詰めなかったりします。イングランドは、余りに慎重過ぎて議論百出、国力の割には生産数が少なくなりました。当時の最強戦車を造ったのはドイツなのですけれど、より良い物をと、細部にこだわり過ぎて、生産数という意味では物足りませんでした。

では、日本企業に目を向けますと、僕、先の三菱やスズキは、やはり苦手です。何だか、10年前の当院の様でして、やたらと暗そうでしょ!?上司に意見具申をした途端、「君ィ、君は明日から網走営業所に赴任してくれたまえ…」とか、決して目を合さずに言われそうでしょ。僕、今の当院同様、明るく風通しの良い職場が好きなんですよ。数日前でしたか、日経に出ていましたのがソフトバンクでして、なんと車の自動運転の技術開発に乗り出したとか。車中では、人が運転する必要が無い訳ですから、ソフトバンクの通信技術を駆使し、大画面でのテレビ会議からゲームから、映画から音楽から、ありとあらゆるサービスを利用出来る様にするそうですよ。此れを社長に提案したのが29歳の社員だったそうで、「面白い!」という事で子会社を設立、いきなり社長に抜擢ですって。ホンダも魅力的です。此処は、決して縁故採用や同族経営をしない、という事で広く知られてますよね。女性の昇進にも非常に積極的ですし、僕、感心しましたのは、ホンダは役員室とか社長室が無いんですよね。全員1つのフロアに居まして、時間が空いた際には、直ぐにでもざっくばらんに仕事の話をして下さい、という考え方なんです。実は僕、此のアイディアを無断借用、当院もそうしようと思ったんですが、スペースや工費や鉄筋の問題があり、無理でした…。最後にご紹介するのは、以前にも取り上げた、サントリーです。此処の社歌がスティービー・ワンダー、というのは笑いますが、天才黒人アーティストに頼んだ所為で、音域が広過ぎ、誰も歌えないとか。社訓が「やってみなはれ」なんて最高ですし、余程の事が無い限り、皆さんスーツなんて誰も着てないそうです。そしてね、サントリーのOBや関係者って、皆さん非常に個性的で魅力的な方ばかりですもんね。芥川賞の開高健。直木賞の山口瞳。イラストレーターの柳原良平。コピーライターの仲畑貴志。エッセイストの斎藤由香。作詞家の一倉宏。そして、今では野球選手の息子さんの方が有名かな、ラガーマンの清宮克幸。よくもまあ、多士済々な人達が此れだけ集まったぜ、と感心します。勿論、本業も大変順調ですし、TVCMを筆頭にパブリシティの上手さは天下一品、そして所謂メセナ、社会貢献活動も、美術館を中心に活発に行ってますもんね。

僕、ソフトバンクもホンダもサントリーも、其の成功の所以は、「余裕」と「笑顔」にあると思うんですよ。部下の新規な提案を受け入れる余裕。「そりゃ面白い、やってみようぜ」という笑顔。此れがね、何時も深刻に眉間にしわを寄せて、人の粗探しや陰口や噂話に花を咲かせていては、勝利の女神は決して近寄らない様に思います。人が生きている以上、辛い事悲しい事嫌な事は必ずあります。そうではあるけれど、上を向いて、にっこり笑って前に進むしかないですもんね。当院も、此れからも紆余曲折はあるでしょうが、挫ける事無く、しっかりと前を向いて、愚直に研鑽を積んで参ります!おっ、ちょうど今、僕のオフィスの横の会議室から、沢山の方々の大きな笑い声が聞こえました。うん、大変結構ですねえ、この調子この調子。
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