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Pygmalion

新緑に 命かがやく 日なりけり、いやァ、其れにしても昨日は暑かったですねえ…☀一足早く初夏が来た感じでして、おまけに近くでは早朝から運動会をやっていて、花火の音で起こされました。あれ、確か運動会は秋が季語の筈なんですが、最近は今の時分にやるんですかねえ。しかし、僕が幼い頃の運動会って、大分の田舎だけなのかな、お父さん方は巻き寿司と一升瓶、サンドイッチにサントリーのダルマを持参、早朝から聞こし召して顔が真っ赤っ赤、野卑な罵声も飛んだりして、お天道様が高くなる頃には高鼾、といった塩梅でしたが、とても今ではそんな感じじゃなさそうですよね。少子化故か、お父さん達は、必死にお子さんの写真を撮る様です。僕、お昼にコンビニにアイスと麦酒を買いに行ったんですが、肩からカメラを提げたお父さんばかりいらっしゃいました。本当にご苦労様と思いますけれど、僕、最近のお休みの日は寝てばかりでして、もう50前ですからね、心身共に、日頃の疲れが溜まってるのかなァ。暑さに負け、麦酒と素麺でお昼を済ませましたけれど、此れがいけないんですね。やっぱり、精の付く旬の物をガンガン食べないと、元気なんて出ませんや。茗荷に生姜に紫蘇、空豆に獅子頭にいんげん、鰯に鱸にアオリイカ、こういうのを食卓にずらりと並べると、何だかお酒に合いそうな物ばかり、ついつい飲んじゃいそうですが、夏バテしない様、きちんと食べよう!と自省しました。

さてさて、徒然なるままに、日曜の午後、麦酒片手にプロ野球観戦に勤しんでいたんです。40を過ぎたら己の顔に責任を持て、顔には性格が出る、と言いますけれど、向こう意気が強そうで生意気で勝気な面って、やっぱりピッチャーなんですよねえ。キャッチャーは、バッターと絶え間無い駆け引きをする所為か、思慮深げで慎重、老成した刑事の様な顔でありましょう。内野手は細かいプレイが多い故か、落ち着いて常識的な感じ。外野手は取って投げるシンプルなプレーが多いですから、大らかで鷹揚な雰囲気でしょう。ジャイアンツとヤンキースでプレイしたゴジラ松井選手なんて、高校生の時分から、まるで部課長クラスの様な大人な感があり、頼れる上司のムードがありましたけれど、当時未だ17歳ぐらいですもんね~。尤も、我が愛する阪神タイガースなぞ、80年代は特に、ポジション関係無く、皆さん吉本の舞台が似合いそうなファニー・フェイスばかり、思わず笑みがこぼれますけれど、何だか懐かしく思い出します。そしてね、政界きってのネズミ男顔と言えば、舛添都知事でありましょう。彼の記者会見、少しだけ拝見しました。大体ね、お正月に家族で温泉旅館に泊まり、其れを政治資金として計上しているだなんて、大の大人が言う事かなァ…。其の言い訳がね、謂うに事欠いて、「家族とは確かに泊まったが、別室で会議をしていた」「会議のメンバーにもプライバシーがあるので、名前は言えない」、もうこんなのねェ、全く通用しないでしょ。蛙の面に何とやら、いけしゃあしゃあとよくまあ言いますよ。何れ、近いうちに辞任になるでしょうが、品性下劣な男だなァ。

そしてね、先週の拙ブログでも触れましたけれど、東京五輪、ホントに出来るんでしょうか!?電通が、正体不明の会社に、五輪誘致の賄賂として2億円を振り込みましたよね。でも此の会社、もう既に無いってんですから、ダミー会社であり、ペーパー・カンパニーである事は間違い無いでしょう。其れもね、此の手の怪しい会社って沢山あり、夫々に振り込んでいるんでしょ。しかもね、イングランドのガーディアン紙を筆頭に、世界中で報道されておりまして、フランスの検察当局も動いている由、其れを日本のマスコミは我関せず、全く報道しないって、一体全体、どういう事なんでしょう!?此れ、パナマ文書も絡んだ、国際的な大スキャンダルに発展すると思いますよ。そしてね、東京新聞を読んでましたら、日本の各家庭の、エンゲル係数がうなぎ上りと出ていました。2001年に23㌫だったのが、本年では25㌫の由でして、低所得者層ではほぼ30㌫に迫る勢いだとか。賢明なる読者の皆様は、疾うにご存じでしょうが、此のエンゲル係数とは、家計の消費に占める、食費の割合の意であります。食糧品って、僕達の日々の生活に必要不可欠な物ですから、此処を節約するのには限界がありますよね。エンゲル係数が上がるという事は、即ち、物価や税金が上がり、所得が減っている、という事でありまして、日本の夫々の家計が、限界に近付きつつある、という証左と言えましょう。因みに、2001年以降、エンゲル係数が下がった年はありませんでした。

僕ね、心底憤りを覚えますのは、此の事実を、TVや大新聞はちっとも報道しない事なんですよ。産経だろうと朝日だろうと、悲惨な現実には目を瞑り、TPPなぞを推進すれば、恰も薔薇色の未来がある様に書くでしょう。そんな状況では無く、僕、尻に火が付いているんじゃないかと思えてなりません。だって、近い将来には消費税は10㌫に上げる訳で、そうなれば、日本経済なぞ青菜に塩、其れでなくとも、年間の自殺者は毎年3万を超すのに、もっと増えるんじゃありませんか。そしてね、少子高齢化が言われて久しい訳でして、我が国の人口は、5年前に較べ、94万人減りました。此処からが不思議なんですよ。此の人口減、加速化して行く事は間違いありません。となりますと、社会そのものがシュリンク、どんどん縮小して行きます。となればですよ、都道区市町村議員に国会議員、そして公務員も、人口減に併せて、当然減らすべきと思うんですよね。でも、僕が知らないだけじゃないと思いますが、そんな政策、聞いた事がありますか!?此の状況が進めば、地域のコミュニティは、就労者である若者達は続々と都会に出て、地方の村や町は、老人と公務員と議員ばかりになりませんか!?僕達を育ててくれた老人は兎も角、議員も公務員も、全く生産性が無い不労所得者の集団でしょ…。ならば、彼らも当然減らすべきと思うんですが、どのマスコミも、其れを書いてくれません。

僕、此の国の教育に、大きな問題があるんじゃないか、そう思えてなりません。僕達の代表である議員にしても、行政サービスを司る公務員にしても、疾うに一般社会から大きく遊離した、特権階級と化しています。舛添都知事の、「正月旅行に家族と行き、別室で会議をしていたから、政治資金として、都民の税金を使うのは当然」って、こんな自我肥大の特権意識、アンタねえ、中世のフランス貴族かっての!今、二世議員が滅茶苦茶に増え、官僚にしても、東大卒の純粋培養されたエリートばかりでしょ。幼い頃から勉強ばかり、其れを繰り返し、社会を知らないまま○○省に入り、国を動かすだなんて、路上で運転経験の無いペーパー・ドライバーが、いきなり大型トラックで長距離移動をする様な物、そりゃあね、正面衝突か横転か人身事故を起こしますよね…。

此の、机上のテストでは百点満点のペーパー・ドライバー達が、我が国を動かしていたのが、昭和の初めでした。日本陸軍の軍人達が跳梁跋扈、国を乗っ取った次第なんですが、彼らの学歴を見ますと、慄然とするんですね。小学校を出るまでは皆同じなんですが、全寮制の陸軍幼年学校、という物がありまして、此れがエリート・コースなんですが、中学1年生で受験資格があります。此処を無事卒業すれば、各地方の部隊に配属、そして陸軍士官学校を受験します。士官学校卒業後、部隊での勤務を続けて陸軍大学校を出て、参謀なり大将となり、大部隊を動かせるというのが、出世コースなんですね。純粋培養と言えば聞こえは良いんですが、驚くべき事に、中学1年生と言えば14歳でしょ、其処からずうっと陸軍の世界のみに属し、一般社会と接する機会が殆ど無く、最終的には数万人数十万人の大部隊を動かすだなんて、怖すぎません!?しかもね、先輩も同僚も後輩も、皆同じ学校を出て、均一の価値観を持ち、其の中で社会が完結しているんですから、もうねえ、気持ち悪いし不気味ですよね。そんな硬直した組織で、新鮮なアイディアなぞ生まれる筈がありません。そして、物の考え方が単一化すると、其れにストップを掛けたり、異論を述べる人は排除されますから、現実離れした観念的な方向へ突き進み、歯止めが効かなくなるんですよね。

今の日本の政治や行政をじっと観察していますと、自民党にせよ省庁にせよ、学閥と縁故とコネでがんじがらめ、部下も同僚も先輩も、皆が世間知らずで同じ価値観の持ち主ばかり、此の道は何時か来た道、かっての日本陸軍と同様、袋小路や獣道に入り込み、如何しようもなくなっているんじゃありませんかねえ…。

此れを壊すのには、数十年は掛かりますよ。先ずは、どんな人でも学べるシステムを再構築する事でしょう。僕、かって、豪州に住んで居た際、大学内にある、留学生の為の語学学校に、三カ月程通いました。お昼には、カフェテリアでランチを摂れるんですが、もうね、トレイを持って並んでいる人達は、老若男女に国籍もバラバラでして、僕、何故こんなに色々な人が集まっているのか、近くに居た学生に聞いてみたんです。そうしましたら、「国籍経歴、性別年齢に関係無く、門戸を開いているんだよ。其れが大学じゃないの!?」と言われ、愕然としました。言われてみれば其の通りでありまして、閉塞感の漂う此の国を救うには、一見迂遠に思えますが、より自由な学校制度の再構築をし、「王様は裸だ!」と言える状況を創る事からでしょう!そして僕、ただのガラス玉って、ちっとも美しくないと思います。異性関係で悩んだり、仕事で辛い思いをしたり、肉親との葛藤で苦しんだり、生きていれば嫌な事も多々あるでしょう。人生というガラス球に傷がつく訳です。でも、其の傷が、照明が当たると、キラキラと美しく見える訳でして、其れが魅力的な人生と思います。全く無傷の人生、其れって、人の気持ちが皆目分からないでしょうが、今の政治家や官僚がそうじゃないかしらん。

人間を賢くし、偉大にするのは、過去の経験では無く、未来への期待である。何故ならば、期待を持つ人間は、何歳になっても勉強をする。 ~ バーナード・ショー ~
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