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裸の王様の耳はロバの耳

僕、足腰の痛みがまだ残っているのですけれど、漸く疲れが取れまして、今日の大分は快晴ですし、何だか気分爽快、良い心持です☀此処数日、というか今朝も忙しなく動き廻っていたのですけれど、漸く落ち着きまして、新聞各紙を開いていましたら、強烈な違和感がありました。日本の大手全国紙、読売・日経・産経・朝日・毎日等は、アベノミクス礼賛とまでは行かなくとも、割と好意的なスタンスなんですよね。でもね、海外に目を向けて見ますと、まァ正反対でして、罵倒酷評冷笑ばかりでありました。CNNは「日本の3年間の経済政策は殆ど役に立たなかった」。ウォール・ストリート・ジャーナルは「成果が期待出来ない」「無謀」。フィナンシャル・タイムズは「目標に達するのは不可能」。ワシントン・ポストは「大した成果を挙げていない」。フランスのニュース番組は「アベノミクスは日本経済を安楽死させる」。ドイツ公共放送は「ごり押し」。香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポストは「安倍首相の放つ矢は的に当たらない心配がある」。もう、キリが無いので止めますけれど、BBC・ロイター・ニューヨークタイムズ・エコノミスト・ガーディアン・チャイナデイリー・コリアヘラルド・シンガポールABN、ええいおまけだ、カナダや北欧のシンクタンクに、何と国際通貨基金のIMFまで、全てが、アベノミクスに対して非常にネガティブなんですね。うう~ん、此れが本当の四面楚歌だなァと逆に感心しますけれど、自民党の山本一太議員だったかな、党の公式ネット番組で、海外メディアに強硬に反論しているんですって。此の山本一太議員、まァ軽佻浮薄を絵に描いた様なご仁でして、彼の経歴を見ましても、其のキャリアは外交畑が殆どでありまして、経済通とはとても思えないんですよね~。僕なら、「貴重なご意見を教えて頂いてありがとうございます。世界各国の経済に長けた皆様のアドバイスを活かす様、政策を見直してみます。」と返事をしますけれど、山本議員の様に、逆ギレしたって、何の意味も無いでしょう。大体ね、米英仏独、中韓シンガポール、カナダにスウェーデンにIMFからも否定されたら、「アレレ、もしかして自分がおかしいのかなァ…」と不安になると思うんですよ。其れをね、「お前がおかしいんじゃい!」と激昂するなんて、ホント、自民党の皆さん、熱いお茶でも飲んで、落ち着いて冷静になった方が良いんじゃないですか!?

其の姿勢が顕著に出ているなあ、と思いましたのが、国際ジャーナリスト団体が毎年発表する、「世界各国の報道の自由度調査」です。180か国で調査を行っているのですけれど、我が日本は何と、堂々の72位ですって…。此れ、政府を批判した本を出した出版社の多くのスタッフが、謎の失踪を繰り返している香港よりも下のランクでして、僕、恥ずかしくて恥ずかしくて、穴があったら入りたいですよ…。国際ジャーナリスト団体曰く、「公共放送を含む、多くのメディアが、安倍首相の意向に沿って、自主規制に甘んじている。」からだそうです。そしたらね、妖怪に似た菅官房長官が、「そんな事態は全く無い。自由は確保している。」と反論していました。でもね、菅のあんちゃん、其れはアンタの主観でしょ!?さっきのアベノミクス批判同様、世界の目は、「経済がボロボロで、自由に発言すら出来ない国、其れが日本」と見てるの!これが世界各国の客観的な見方なの、お分かり?情けないし、恥ずかしいし、裸の王様ですねえ…。

どうもねえ、主観と客観を混同している輩って、意外と多いんですよ。モテる人の言動を観察して、そっくりそのまま真似ている人を、僕、かって見た事があるんですね。でも、其のモテない人、女性達から陰で、「気持ち悪い…」と言われてまして、可哀相になりましたもん。ブラッド・ピットやヒュー・グラントがユニクロを着たら、「え~、素敵♡何処の海外ブランドかしら~♡」となりますよね。でも、モテないクンがユニクロを着てたら、「何処で拾った服かしら。寸法も全然合ってないし、ダサい!」てなもんでしょ。自分を客観視し、人様の忠告や諫言を如何に素直に受け入れるか、そして、他人の良さもきちんと認める人がモテるんじゃないかしら。話は変わりますが、僕、今思い出したのですけれど、何年も前の病院の飲み会で、「どういうタイプが好みなんですか?」と聞かれたんですよ。僕、素直に、「グラマーな人!」と即答しましたら、大顰蹙を買ってしまいました…。此れがモテないクンの例でして、誰か忘れましたが、僕の隣に座っていた男性は、同じ事を問われ、爽やかな笑顔を見せながら、「いつも自分らしく頑張っている子かな…♡」と答えてまして、ははァ、やるなァ、凄腕だなァと納得しましたが、此れがモテる人ですねえ。

閑話休題、どうもね、先の自民党同様、自分と異なる意見は絶対に聞かない聞きたくもない、という人が、全世界で蔓延している様なんですよ。ドイツの隣国オーストリアの選挙では、極右候補が大躍進、何と大統領にまで上り詰めそうな勢いです。フィリピンでも、GW明けの5月6日に大統領選挙があるのですけれど、現在首位に付けるロドリゴ氏は、かなりの危険人物です。此のヒト、フィリピンはダバオ市の市長をやってたんですが、驚く事に、自前の暗殺団を率い、勝手に犯罪者を殺害している噂が絶えません。付いたあだ名が「処刑人」って、ロシアのプーチンも真っ青でありまして、僕、こんな大統領は嫌ですねえ。そして、イスラム国やタリバンのテロはちっとも終わりそうにありませんよね。アメリカではトランプの勢いが止まりませんし、此れ、下手をすると、民主党も共和党も分裂しちゃいますよ。僕、声を大にして言いたいのは、世界の皆さんにはどうか冷静になって欲しいですし、かっての日本の侍を見習って欲しいんですよ。

陸奥宗光、日本が産んだ最高の外務大臣と呼ばれています。日本が、世界の先進国15か国と結んだ不平等条約を全て改正、そして日清戦争では、我が国に最大限有利な条件で戦を終わらせた、凄腕大臣でした。将に、剃刀陸奥、と呼ばれただけの頭の良さと胆力を併せ持つ偉大な侍でありました。

榎本武揚、幕末期の日本海軍を率いた勇将であり、通信大臣・文部大臣・農商務大臣・外務大臣・海軍大臣を歴任した、大政治家です。オランダ語もフランス語も解し、科学者の貌を持ち、国際法や蒸気機関にも精通、沢山の学校を設立した上、多くの自然科学学会の始祖でもある、真の国際人でした。

まだまだ沢山いらっしゃるんですが、上記のお2人が代表例かと思いますので、ご紹介しました。実はね、此のお2人、元々は明治政府に思いきり楯突いた、反逆者だったんですよ。陸奥先生は、当時最大の権力者だった、大久保利通の政治が許せないとして、大阪の地でクーデターを画策、其れが露呈して、刑務所に服役しています。榎本先生は、幕府海軍を率いて北海道に逃げ込み、蝦夷共和国を設立、総裁となって日本と戦います。武運拙く破れまして、これまた刑務所に入っているんですね。通常ならば、其のまま終身刑或いは死罪になる処でしょう。実際、フランス革命の際なぞ、反逆者の殆どはギロチン刑ですもんね。ところが、明治維新を切り開いた侍達は、本当に器が大きかったんですね。陸奥・榎本両先生の様な、偉大な才能が朽ち果てるのは惜しい、と考え、自分の命に代えてでも罪を許して欲しいとして、当時の為政者達は、彼らを刑務所から出し、政府高官として大抜擢するんです。其の後の大活躍は、先に記した通りでありまして、安倍クン、自分の意見を聞かないからと、反対する者を全て排除していては、陸奥先生榎本先生の様な大器を、あたら喪う事になりませんかねえ。実は、明治政府は、かっての敵方だった人材を、多数抜擢しているんです。幾ら意見が対立しようとも、両先生の行動は、国を思っての事でありまして、罪を憎んで人を憎まず、昔の侍は本当に器が大きかった、今の政治家とは大違い、僕、そう思えてなりません。
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