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♡ クマもん、みんなそばにおるた~い! ♡

まだまだ余震が続いており、此処大分でも昨日の夕方に揺れを感じました。1日も早い収束を、と心から願っていますけれど、相手は大自然ですもんね、未だ油断は禁物でしょう。それにしても、熊本の被害は留まる処を知らず、被災者の方々の中には、エコノミー症候群が蔓延したり、満足に食事が出来ない人も多くおられる様で、何も出来ない自分に、腹が立ってなりません。とりあえずは昨日、コンビニで1000円寄付して来たんですが、僕にも出来る事はもっともっとある筈、当院全体でも取り組んで参ります。

此処に来て、各界の方々が、積極的に支援に動かれている様で、心暖まる気がします。プロ野球全チームが連日募金活動をし、吉本の芸人さん達も同様の由、牛丼の吉野家さんやカレーのココイチさんも一昼夜炊き出しを行いました。物真似タレントのコロッケさんは、単身熊本に入り、2500食分を配布されていました。熊本の動物病院の先生は、ペットと飼い主200人に施設を開放されています。高須クリニックの院長先生は自らヘリをチャーター、佐賀と熊本間において、物資をピストン輸送されておられるとか。僕が先だってブログに書いた事を、早速実行されているんですね。余りに特異なキャラクターですから、賛否両論ありますけれど、偉いドクターだなあ。漫画界の重鎮、ちばてつや先生は、「クマもん、みんなそばにおるた~い」とのイラストを描かれていました。また其れがね、ちば先生の僕が一番好きなキャラクター、「おれは鉄平」の鉄平君が描かれていたもんですから、思わず泣いちゃいましたよ。そして親愛なる友人、台湾の皆さんからは、早くも6500万を超す募金が集まったとか。台湾の高尾市の女性市長さんなんて、個人で600万も寄付して頂いた由、両国の絆は一衣帯水、そして唇歯輔車の間柄ですから、僕もう、書きながら感動して、さっきからずうっと泣いています…。

しかしね、民間や海外の方々の善意は、本当に尊い事ですし、素晴らしいなと感じますけれど、日本政府の鈍重な振る舞い、ありゃあなんですか!忘れてました、其の前に、おおさか維新の会の共同代表の片山虎之助議員、「政局の動向に影響を与える事は確か。タイミングのいい地震。」と発言された由、此の糞爺、次の選挙では落選確実でしょうし、随分イカれている事は間違いありませんね。十発ぐらい、キツい拳骨を喰らわしときましょう。話を戻しまして、昨日の拙ブログで、米軍のオスプレイでは無く、自衛隊の輸送ヘリコプターのCH-47を使って物資の輸送を、と書きました。吃驚したんですが、自衛隊は、其のCH-47を待機させていたんですって。ところが日本政府は、自衛隊機よりも米軍のオスプレイを重視したそうです。2機のオスプレイが運んだのは、段ボール箱200個分だったそうで、あのねえ、自衛隊のCH-47なら、1度のフライトで7㌧運べるんですけど…。これじゃあオスプレイ、高須院長のヘリ以下の輸送量でしょ!僕、はっきり書いちゃいますけど、現政権の皆さんって、本当に無能で、恥知らずで、インテリジェンスは皆無、人の上に立つ資格が無い人達と思えてなりません。恐らく、米軍様は未来永劫日本に居て下さいね❤、という奴隷紛いのパフォーマンスなんでしょうが、被災者を政治の駆け引きに使うんじゃないよ、この野郎馬鹿野郎!

そしてね、米国のみならず、他国や他者とのお付き合いの際、ひたすらの服従と過度な媚び諂いを続けていて、本当の信頼関係なぞ、生まれる筈がありませんよ。僕、我が国がアメリカに対し、其処まで気を使う必要って、全く無いと思いますよ。きちんと言うべき事は言う、こちらの意見や事情を伝えなくては、団鬼六先生じゃありませんが、まるでSM関係のカップルの様です。日本がただただ隠忍自重と我慢を強いられるだけでは、何れ感情が爆発するんじゃないかしら。やっぱりね、真の相互理解には、互いの文化を知らなくては、話にならない、そう思います。

閑話休題、僕、院生の頃以来、本当に久方振りに、スタインベックの小説、「怒りの葡萄」を読んでいるんですよ。数か月前に、新潮文庫から新訳が出たもんですからね、何だか懐かしくなり、手に取った次第です。本作は、ピューリッツァー賞とノーベル文学賞を受賞した、不朽の名作ですよね。舞台は1930年代のアメリカ、粗筋は、大恐慌に苦しむ農民一家が、オクラホマの故郷を棄てて、陽光煌めく新天地、西海岸のカリフォルニアを目指す、というお話であります。翻訳の文章も格調高く、深遠な内容ですから、将に巻を擱く能わず、すっかり読み耽っている真っ最中です。此れ、非常に普遍的な物語でありまして、現代を代表し、僕がこよなく愛するロック歌手、ブルース・スプリングスティーンも、「ザ・ゴースト・オブ・トム・ジョード」をリリースしています。トム・ジョードとは、「怒りの葡萄」の主人公の名前なんですよね。さて、ひたすら読みながら、直ぐに気付いた事がありまして、此の「怒りの葡萄」、旧約聖書を下敷きにした物語なんですね。不毛の地を棄て、蜜が溢れる肥沃な大地を目指すって、「出エジプト記」、そのままでありましょう。欧米の小説にせよ映画にせよ、旧約聖書とがっぷり4つに組み合い、格闘し葛藤する作品が非常に多く、ヘッセもトルストイもそう、勿論ドストエフスキーもそうですもんね。

映画が最も分かり易いですけれど、「バットマン」の一連のお話って、旧約聖書そのままの部分が多いんです。舞台となるゴッサム・シティは、虚栄と悪徳に彩られた巨大都市ですが、此れは、聖書にあるソドムとゴモラに瓜二つです。「バットマンリターンズ」では、其のゴッサム・シティの第一子だけを殺す、という描写があるんですが、此れも「出エジプト記」に同様の記述があります。犯罪ミステリー映画の傑作、「セブン」は聖書の「7つの大罪」でしょ。「マグノリア」のラストのシークエンス、非常に印象的で、日本の映画ファンは、訳が分らん、と喧しかったですが、あれも、所謂モーゼの十災、彼が遭う災難の1つと酷似しています。「バベル」は其のままズバリのタイトルですよね。そうそう、メガ・ヒット作の「マトリックス」ですが、人間達に残された最後の砦の名は、zion でありまして、此れ、シオンですから、聖地エルサレムの事でありましょう。今夏、世界中で公開される、「X-MEN アポカリプス」にしても同様です。アポカリプスは、旧約聖書で謂う処の黙示録、世界の終りの日の事ですもんね。此の作品、前評判も高く、非常に面白そうですし、僕、公開当日の朝に劇場に行きますよ!さて、ざっと、思い出すだけで此れぐらいありまして、欧米の方々の行動規範、判断基準として、聖書の存在が如何に大きいものか、皆様にもお分かり頂けたと思います。

僕、全くクリスチャンではありませんが、若い頃に一応、旧約も新約も読みました。強く感じましたのは、非常に陰惨で残酷な挿話が多いんですよね。カインとアベルにしても、兄弟間の殺し合いの話でしょ。アブラハムの息子、イサクにしても、危うく神の生贄にされる処でありました。共に「創世記」のお話ですけれど、欧米人の信じるキリスト経を理解し、彼らと友好を築くには、聖書を読む事は必定と思います。でも、荒唐無稽で無茶苦茶な話もありますし、僕、聖書の記述の殆どを信じておりません。聖書って、一部事実に基づいた伝承はあるにせよ、基本的にはフィクショナルな一大叙事詩でしょ。其れをね、一言一句全て真実と思い込んでいる人達も沢山居て、それはちょっと如何なものかと思います。其れはさておき、世界最大のベストセラーですし、欧米人の思考パターンを知る為のテクストとしては、最良の書物でしょう。国際人を造るには英語を解すれば良いだなんて、文部省はズレきってますが、そんな単純なもんじゃありませんや。いざとなれば、筆談だってあります。身振り手振りや電子辞書もあるんですから、言葉より大事なのは、其れは彼らの考え方を知る事でしょ。「契約」1つ取ったって、僕達の概念とは大きく異なります。僕、日本人は外交下手と言われて久しいのは、其処に理由があると思うんですがね。ですから、ひたすら卑屈になってアメリカ様の言う事を聞くか、かっての日本陸軍の様に、東南アジア諸国に対し高飛車に出たりと、両極端になるんじゃないかなあ…。いい加減、今までの教育を変え、真の意味での勉強をしなくては、グローバル化する一方の国際社会で、日本人は生きていけなくなりますよ~。
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