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寝ても覚めても本の虫

読者の皆様、おはようございます!此処数日、大分は生憎のお天気でして雨模様、洗濯物も生乾きの冴えない感じでしたが、皆様は週末は如何お過ごしでしたか!?僕、実はかなりの高熱が出ましてダウン、此の2日間、布団の中で朦朧としていました。どうにか熱も引いたのですが、未だ身体の節々や喉が痛みまして、今日はお昼からの出勤とさせて貰った次第です。いや、でも、しかし、ホントにキツかったなァ…。僕、小学校の頃に、肺炎と肋膜炎を併発した事があり、1ヶ月間高熱が続き、生死の境を彷徨った事がありました。あの時は結局、3ヶ月寝たきりでまるまる1学期休んでしまったんですが、其れ以来の高熱だったかもしれません。何はともあれ、今はこうしてPCの前で文章を造れていますから、どうにか体調が回復して、本当に良かったです!

さて、久方振りにネットを見ていましたら、吉凶禍福相半ばす、と申しますか、何とも言えない気持ちになりました。先ずは悪い話なんですが、自民も民進も、ガソリン代金を滅茶苦茶に浪費してますよね。安倍総理でしたか、彼は確か山口3区選出ですけれど、其の事務所の移動費が、年間地球7周分のガソリン代でしょ。結構多くの与野党の議員さんが同様でありまして、皆さん、運送業の長距離ドライバー並みって、そんな筈無いでしょうに。此れに限らず、こういう裏金作りのノウハウが、議員の引き継ぎ事項として、受け継いでいるんだと思うんですよね。此のお金の原資は、勿論僕達の税金な訳で、嫌なマニュアルだなあ…。でもね、こういう無駄な経費を削っていけば、色んな問題が解決出来る筈ですよ。今朝の毎日新聞には、「在宅介護に限界を感じている家族が7割」と出ていました。また、行政や学校が把握出来ていない子供達が増えているそうなんです。親御さんが何らかの理由で働けなくなりホームレスになったり、保護者の介護で学校に行けなかったり、はたまた、虐待による自宅軟禁等々、「消えた子供達」と呼ばれているそうです。実際、子供達のうち、6人に1人は貧困状態と言います。与野党の政治家の皆さん、訳の分からんガソリン代を使うのならば、其の子供達にご飯を食べさせてあげて下さいよ!ホント、僕、うちの病院で何か出来る事がないか、現在必死に模索中です。

そして、喜ばしいニュースか否か、随分複雑な気持ちなんですが、山梨大の若山教授の研究グループが、尿からクローンのマウスを造る事に成功したそうです。クローンマウスによる交配にも成功している由、僕、宗教は信じませんけれど、最早此れは神の領域に迫っている気がします。其のクローン動物、ブラジルでは、ジャガーや狼等の絶滅危惧種保存の為に有効活用すると発表しました。そしてね、マンモスの研究が進んでいる事が知ってはいましたけれど、14の遺伝子の完全コピーに成功したそうなんです。既に其れを、象のゲノムに組み込む事に成功した由、うう~ん、此の生き物はどう呼べば良いんでしょうか!?寒冷地でも暮らせる象、という事になるんでしょうが、何だか空恐ろしい気がしてなりません。そして、とうとうIPS細胞で心筋細胞まで作れたそうです。かって、故手塚治虫先生の「人間ども 集まれ!」という漫画がありました。其れは、生殖能力の無い人間が沢山生まれるという粗筋でして、其の第三の性とも言うべき種を、色々な事に酷使する、というお話なんですね。彼らに戦争をさせたり、性奴隷として扱ったり、というSFなんですよ。でも、此のお話、先に挙げた様々な技術を組み合わせれば、今直ぐにでも出来そうですもんね。

僕達人類は今、大きな岐路に立たされている様に思います。全世界で広がる極端過ぎる貧富の差。際限無く進化し続ける、ありとあらゆる技術。イスラム教徒によるテロリズム。減り続ける水資源に代表される環境問題。勿論原発の廃炉の事もありますよね。僕、つくづく思うんです。それら全てを生み出したのは人間であり、たった1つの地球に住み続ける為、僕達には、此の世界を維持する責務があると。夫々の国のリーダーは勿論ですが、名も無き市井の人達にも、そういった感性や自覚が必要と思います。其の為には、やはり読書なんですよ~。

昨今の不祥事に対し、その責任者達が一様に報道陣を前に一斉に立ち上がり、「大変申し訳ありませんでした」と最敬礼して陳謝する光景の連続は、全てリーダーシップを取る人間たちの想定の甘さが、その貧困さがもたらした、悲しい結果ということになる。想像力の欠如により、想定の範囲が狭まる事から、想定外の出来事が出体してしまうのだ。その要因は本を読まないこと、それも小説、つまりフィクションの類を全く読まないことにあると考えるのは偏見であろうか。人間の心と叡智を養い、想像力を鍛える小説を読まない我が国に、輝かしい未来はあるだろうか。読書による活字から広がる想像力にはリミットが無く、バラエティに富んだ発想が派生的に自然に生まれてくるのだ。

ううん、僕、此の文章を読み、心底納得したんですよ。此れを書いたのは、パネルクイズアタック25の司会で広く知られた、俳優の故児玉清さんであります。僕、児玉さんって凄い方だったんだ、と知ったのは、数年前にお亡くなりになった時でして、TV画面からとは言え、もっと彼の謦咳に接しておけば良かったと、残念でなりませんでした。其の後、児玉さんの残された多くの著書の殆どを読了したんですが、一言で言うと、大知識人でありましょう。僕、黒澤明監督の「悪い奴ほどよく眠る」のチョイ役や、博多華丸の物真似でしか、児玉さんのイメージが無かったんですよね。ところがどうして、俳優として映画やTVドラマで活躍したのみならず、書評家としても超一流でした。学習院の独文科を卒業、大学院の進学も決まっていた処、現実は小説より奇なり、合縁奇縁から役者さんになったんですね。其の後の活躍は皆さんご存じの通りですけれど、寸暇を惜しんで読書に励み、蔵書は2万冊、其れもね、海外ミステリーの翻訳を待つのがもどかしいと、英独仏の原著を読むってんですから大したもんです。僕、酷い高熱が漸く癒えて、其れでも布団の中に居なくてはなりませんから、枕頭にあった児玉さんの本を斜め読みしていたんですね。そうしましたら、児玉さんの守備範囲って、海外の文学だけじゃないんですよ。川端康成から和辻哲郎から国木田独歩から、古今東西の万巻の書に触れてらっしゃるんですよね。嬉しかったのは、僕が素晴らしいと思ったけれど、ちっともうれなかった、領家高子さんという女流作家の「墨堤」という作品を大絶賛されていた事で、自画自賛になりますけれど、凄い鑑定眼と感心しました。またね、ドラマで共演した、親子程年の離れた福山雅治さんと大の仲良しになり、共にアテネオリンピックを観に行くなんて、児玉さんのフランクなお人柄が偲ばれるじゃありませんか。常夏の島ハワイをこよなく愛し、年に2度、毎年訪れバカンスを楽しみ、そしてルールやマナーをきちんと守り、許せない態度には相手構わず喧嘩をするだなんて、此の国に絶えて久しい、真の日本男児でありましょう。

児玉さんは海外のフライトからの帰り、成田の待合室での光景を、こう書かれていました。

改めて周りをよく見回すと、子供たちは元気に騒いでいるのに、未来への希望に輝いている子供本来の顔がないのだ。街中で見かける子供たちの顔もそうなのだ。大人の社会の様々な乱れと閉塞感がそのまま子供たちの姿に映し出されている。全て責任は大人たちにあるのだと。

此れ、僕を含めた日本中の大人が、肝に銘じる事と思えてなりません。今日はまだ、体調が本調子ではありませんけれど、明日も頑張って書く心算ですし、今週も拙ブログをご贔屓の程、何卒宜しくお願い致しますm(_)m。
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No title

こんばんわ。

昔、NHKラジオの昼間の放送で、児玉さんが担当されていた(本の紹介)コーナーが有りました。
何冊かスタジオに持ち込んで、リスナーに紹介するのですが。。。
毎回、(短い放送時間中に)急いで紹介しようと、いつもせっかちに話されていましたね~。

亡くなられた時、アナウンサーも言っていましたが「児玉さん、嬉しそうに〇〇が今度結婚するんだよ~」って。
(〇〇)って、本に出てくる主人公の名前なんです。

本の主人公と共に生きている児玉さんて、素敵だな少年みたいと思った次第です。

久しぶりに、彼を思い出させていただきました、ありがとうございます。

No title

アイハートさん、おはようございます。コメント、ありがとうございます。

児玉さん、お声も素敵なんですよね♡


僕は、NHKのBSのブック・レビューの番組が印象に残っていますが、其処でもかなりの早口で、沢山の本をガンガン紹介されていました。
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