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女性水浴図(5人の浴女)

友とするに悪き者七つあり、と言ったのは兼好法師の徒然草ですけれど、其の第一項には、高きやんごとなき人、とあります。最後の〆は、虚言する人、欲深き人と終わるのですけれど、要するに政府高官の事でありましょう。僕、此の世で最も嫌いな人種でありまして、浅薄な己の価値観を人に押し付けようとするでしょう。其れもね、ロジカルで冷静な意見では無く、視野狭窄でありまして、自分の利害損得や感情の赴くままなんですよね~。人には夫々事情があるのに、たった1つの考えをドンドン押して来るんですよ。もし、其の人に含羞や恥じらいがあるのならば、「アレ、俺の言ってる事って本当に正しいのかなあ」と照れ臭くなると思うんですがね。其の手の輩って、田舎者の悪い処を煮詰めに煮詰めた、佃煮の様な人ですから、まァ塩分過多でしつっこい味となりまして、食べられたもんじゃありません。僕、今までの人生において、時折其の手の人と出会いましたけれど、当のご本人は全く気付いてませんでしたが、まァ忌み嫌われておりました。人の恋路を 邪魔する奴は 馬に蹴られて 死んじまえ、という都々逸がありますけれど、よくぞおっしゃって下さいました。そんな無粋の極みの野暮天は、馬にも蹴られますよね。やっぱりね、視野の広さ、寛大さ、多様性を認め人の意見を受け入れるって、此の世を生きる上で、必ず必要になって来る事ですよね。

昨夕、ベルギーの首都ブリュッセルの空港と駅で、イスラム過激派のテロが発生、34人の死者と、180人の怪我人が出ました。謹んでご冥福をお祈り致します。そして、負傷者の中には、日本人2名も含まれていた様子です。僕、イスラム教そのものには、何の偏見も持っていません。でもね、異教徒と謂うだけで、辺り構わず人殺しをするだなんて、強い憤りを覚えます。IS諸君、そんな事をしていても、得られる物は何もありませんよ。大体ね、イスラム・ユダヤ・キリストの3大宗教って、元々は同根でしょ。何れもヤハウェ、エホバの神が唯一神でありまして、後は解釈や呼び名が異なるだけじゃありませんか。だから、エルサレムの地は、3大宗教の聖地な訳でしょ。ユダヤもキリストもイスラムも、極めて近い親戚筋の宗教なんですから、視野を広く持って、もういい加減に喧嘩は止めなさい!

そしてね、以前の拙ブログで、ミャンマーのアウンサンスーチー女史について触れました。僕、彼女の経歴や面付きをずっと観察していたのですけれど、かって書いた様に、やはり独裁者として君臨し始めた感は否めません。ミャンマーの憲法で、自分の子供が外国籍が故に、大統領になる事は出来なかったのですが、何とまァ、4つもの大臣を兼務するんでしょ。外務、教育、電力・エネルギー、大統領府と、4つの要職を兼ねた上に、大統領には自分の側近を立てる由なんですよ。かってのミャンマーは、軍事独裁政権がずっと続いていましたよね。けれどスーチーさん、貴方のやり方は民主化の皮を被った独裁制じゃないの!?僕、予測します。スーチーさんの政権は、民衆の猛反発の末、何れ空中分解すると思うなあ…。

そしてね、此れまた凄いのは、我が国の自民党でありましょう。共産党について、破壊活動防止法の対象であり、暴力革命を目指す、危険な団体である、そう国会で答弁しました。僕、共産党員でも無く、自民党支持者でもありません。僕、特定の宗教や政党を支持していません。でもね、今回の共産党への答弁、余りに乱暴過ぎませんか?そりゃね、明治や大正期の共産党は、暴力革命を企図していた時期もありました。でも、其れから半世紀以上の時が優に過ぎた訳で、其の間、共産党が銃を取って革命を起こそうとした事なんて、皆無でしょうに。其れにね、破防法の対象って、近年ではオウム真理教ぐらいでして、幾ら何でも、共産党が其処まで危険とは思えませんけどねえ…。大体、過去の事を言うならば、かって、新進党という政党がありましたよね。当時、自民党のセンセイ方がしきりに、「政教分離に反している」と、滅茶苦茶に攻撃していたじゃありませんか。二枚舌とは此れ如何に、其れが今では、自民党と公明党は、まるで同胞の様に緊密な関係ですよね。ホント、ご都合主義極まりないですし、自分の利害だけの価値観を押し付けるのって、異性からは決してモテませんよ!話は逸れますが、僕、かって笑ったのは、モテない男性って、自分のデート・プランを決して曲げないんですって。例えば、晴天の天気予報が見事に外れ、お外は土砂降りで台風接近中としましょうか。元々のデートの計画は、ドライブして遠方で美味しいランチを企画していたと。でも、天候が思わしく無いし、下り坂なんですから、僕なら、ドライブは次回に延期、映画なり美術館なりショッピングなり、インドアの方向に切り替えますよ。でもね、自民党やスーチーさんの様な人って、土砂降りの中、ドライブを強行するタイプでしょ。柔軟性が無く、想像力も無い人って、そりゃあ彼女からも愛想を尽かされますよね。うちのO事務長の、爪の垢でも煎じて飲めば良いのに。

閑話休題、僕、人間の想像力の素晴らしさに感心するんです。アメリカの名門、スタンフォード大学の研究チームが開発した超小型ロボット、ご覧になりました!?僅か17㌘の此のロボット、其の6体が協力し、2㌧近い車の牽引に、見事大成功したとか。どうやら、アリの動きや生態にヒントを得て、此のロボットを完成させた由ですが、此処まで来ると、映画「アントマン」が現実になった感があります。そしてね、来月4日から、ポーラ美術館で、セザンヌ展がいよいよ開催されます。国内各地に散らばるセザンヌの絵が一堂に会す訳で、ポーラ美術館と謂えば、箱根の山中にある絶好のロケーションでしょ。おまけに、箱根と謂えば、強羅花壇に花紋に山翠楼、素敵な旅館が目白押しですもんね。そして、此の美術館は、僕のこよなく愛する、エコール・ド・パリのコレクションでも名高いですし、是非一度行ってみたい処です。

其のセザンヌの絵なぞ、高過ぎてとても買えませんけれど、リトグラフなら何とかなるかな!?其れはさておき、セザンヌは、近代絵画の父、と呼ばれて久しいんですね。其れは何故かと申しますと、彼に限らず、偉大な画家は、ピカソが好例ですけれど、其の時代によって、画風をガラリと変えるんです。ピカソならば、青の時代であり、アフリカン・スタイルであり、キュビズムですよね。セザンヌは、ピカソの大先達であり、先駆けでした。セザンヌが鼻祖と呼ばれた、所謂キュビズム、此れは多視点、と謂いまして、裸婦でも風景画でも、其の対象を複数の視点から捉えた画法なんですね。彼は、決して先入観や固定観念に囚われず、人物、風景、静物、何でもござれでありまして、印象派に先のキュビズムにロマン派に写実、あらゆる画法を描いた、真の先覚者と言えましょう。構図も色彩感覚も、勿論の事、ずば抜けていますもんね。僕が最も好きなのは、最晩年のモチーフであった山々の風景、そして、複数の女性の水浴を描いたものでして、此れを眺めていますと、ハハァ、マティスもゴーギャンも、ピカソもモネも、セザンヌの強い影響を受けたという事が良く分かります。

ムスリムの方々、スーチーさん、自民党の面々、偶にはセザンヌの様な偉大な芸術に触れ、己の卑小さを知り、もっと謙虚に誠実になり、人夫々の多様な価値観を認めるべき、僕、そう思うなァ。
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