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~ まだらの紐 ~

草焼く火 海を恋ふかに 海へ伸ぶ、此の時期になりますと、大分では、先の句にある、所謂野焼きが行われます。別府の十文字原や湯布院の山中で、木々が焼かれるのですけれど、なんとも豪壮で風情がありまして、春の訪れを告げる気がして、僕、結構好きなんですよね。僕、春になると必ず食べるのが、蛍烏賊でありまして、湯掻いた物を酢味噌和えか山葵醤油で頂くと。苦味も無く、はらわたの味も上品、何せ小さいですから、仄かな余韻が残り、辛口の冷や酒にはぴったりであります。沖漬けや炊き込みご飯や佃煮も大変結構なんですが、僕、皆様に是非お勧めしたいのは、蛍烏賊のペペロンチーノなんですよ。通常のアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノですと、ニンニクに鷹の爪にオリーブオイル、具材はアンチョビやパンチェッタやベーコンですよね。其の代わりに蛍烏賊を入れるだけでして、此れがね、簡単な上に美味でして、是非お試し下さい。前以って白ワインのシャブリ辺りを冷やしておけばバッチリです。お好みで、アスパラガスや菜の花、ルッコラやアーティーチョーク等も加えますと、より春らしくなり、大変結構であります。あ、蛍烏賊は目の処が少々堅いですから、其処だけ外しておいた方がより滑らかな食感かも。其れで思い出しました。大分の都町という繁華街の外れに、おでんの「ん」という居酒屋がありまして、其処では今の時期だけ、富山から空輸した、蛍烏賊のしゃぶしゃぶが食べられるんですよ。此れがまた何とも言えず絶品でして、辛口の純米大吟醸でやれば、もう鯨飲間違い無しでありましょう。おでんの「ん」さん、勝手に名前を出してごめんなさいm(__)m。でも、古馴染みですから許されて~。そうそう、一昨日でしたか、スーパーに立ち寄りましたら、小さな可愛いメバルが、十匹詰められて売ってたんですよ。塩焼きには小さいし、南蛮漬けは面倒だし、唐揚げかなァと思ったんですが、鱗も内蔵も取った処理済みの物だったんですね。そうだ、お味噌汁にしようと思い立ちまして、湯通しして汚れを取り、今朝早速、朝餉として頂きました。青葱を散らしカボスを垂らし、茗荷が無いのが残念でしたが、きちんと出来上がりました。此の味噌汁の愛い奴め、苦しうない、近う寄れ、てなもんでして、我ながら繊細で上品な味となりまして、ウン、此れなら瓢亭にもたん熊にも山里にも負けないぞ、と自画自賛が過ぎますが、大満足でした~>゜))彡

閑話休題、拙ブログでは再三再四綴っていますけれど、科学の進歩って、本当に目覚ましいものがあります。NASAが、ソーラー・セイル、という帆を搭載した小型宇宙船を開発した由なんです。此れね、ほら、宇宙空間って、太陽光が絶え間無く降り注ぐじゃありませんか。其れを利用し、宇宙でソーラー・パネルの帆を開き、太陽光を動力として、銀河系をぶっ飛ばすそうです。何と秒速28㌔ってんですから、目にも止まらぬ速さですよね~。此れ、元々は我が国の技術だったそうで、日本人って凄いなァ。また、愛媛大の研究者グループが、銀河の形成の謎に迫り、其の過程が解明されつつあるんですって。合掌連合と申しますか、夫々の銀河が衝突をし、沢山の星が生まれるそうでして、いやァ、壮大なお話ですよね。そしてね、カメレオン・ロボットと申しますか、周囲の色を感知、自ら其の色彩に溶け込む物が開発中とか。僕、此れは是非欲しいなァと思いましたのが、日本の家電メーカー、「cerevo」さんが出した、ティプロン、というロボットです。此れね、自走式のプロジェクターでして、会議室に走って来て、自動でプレゼンテーションの資料を映し出すそうです。プレゼンが終われば、勝手にステーションまで戻るんですが、此のティプロン、自ら小さくなり充電する由でして、もうねえ、こりゃあ、映画「トランスフォーマー」の世界ですよ!欲しいなァ…。病院で買わないか、後でO事務部長に相談してみようっと。もし駄目なら、自分で買う用意はありますよ!

そして、ips細胞って、本当に凄いですよね。とうとう、目の角膜細胞まで出来たそうでして、今までは他人の角膜を移植すると、拒否反応が出て、失明する事もあったとか。ips細胞のお蔭で、もうこんな悲しい事態が無くなるんですね。我が国の歴史を振り返れば、江戸明治の時代は、非常に眼病が多かったんですね。当時、日本を訪れた外国の医師達が、眼病の多さに驚き、其れを多くの記録に残しています。其の理由は、眼病の治療法を知らなかった事に加え、生活環境の悪さや衛生観念が低かったから、だそうです。其れから200年、角膜まで造れる様になったんですから、ips細胞の開発者の山中先生は、本当に偉大なドクターと思いますし、先生の功績は未来永劫残るでしょう。

僕、一応医学部には入ったのですけれど、血を見るのがどうしても駄目でして、ドロップアウトして法学部に行った人間ですから、人命を救う聖職である、ドクターには常に尊敬の念を持ち続けています。当院の先生方は、常勤9人非常勤7人、大学教授がお2人、准教授がお1人、各科の先生方が揃い多芸多才、そして多士済々かつ百花繚乱です。また、人格識見を兼ね備えた紳士淑女、日本男児と大和撫子の集まりであり、素晴らしい方々が揃っていまして、僕、密かな自慢なんですよね。是非当院で診察を受けて下さいね、って、PRになっちゃいまして、大変失礼しました。

さて、医師のみならず、他分野でも才能を発揮、国を動かす程のドクターを、所謂国手、国まで治療する人と呼びます。日本史ならば、緒方洪庵や森鴎外、北里柴三郎や高木兼広、斎藤茂吉や後藤新平が、其の国手でありましょう。世界史に目を向けますと、僕、尊敬して止まない国手が沢山居るんですね。キューバ革命の大立者、チェ・ゲバラについては、かっての拙ブログでご紹介しましたから、今回は割愛します。では、本日ご紹介するスーパー・ドクターは、フィンランドのエリアス・リョンロート先生、スコットランドの・コナン・ドイル先生、マレーシアのマハティール・ビン・モハマド先生です。

先ず、エリアス先生ですが、19世紀に生まれた此のドクター、守備範囲が広過ぎるんですね。医師である事は勿論なんですが、哲学の博士号を持ち、母国フィンランドの讃美歌の多くを作詞作曲しましたから、ミュージシャンでもあります。野山を駆け巡り、数多くの薬草を採集し分類、フィンランド語とスウェーデン語の詳細な辞書を造り、フィールド・ワークの傍ら民話を収集、出版します。植物学、教育者、民俗学、音楽家、医師、哲学者って、先生、凄過ぎます!おまけにね、民話集の本が全国民の琴線に触れ、フィンランドはロシアからの独立を成し遂げるんですから、エリアス先生、もっと名が知られて良いと思うなァ。

ドイル先生は皆様疾うにお気付きですよね。船医であり眼科医だった先生が、患者様の来ない暇な時間に書いた小説、「シャーロック・ホームズ」が、数世紀に渡り永遠のロング・セラーになるんですから、人生分からないものです。名探偵ホームズの相方であるワトソン君、作中の彼はドクターであり、親しみやすい語り部であり、ドイル先生の分身でしょうから、其れも、スーパー・メガ・ヒットの一因でしょう。

最後のマハティール先生は、日本とも大変ご縁の深いドクターです。医師でありながら、マレーシア独立運動の志士であり革命家、東洋のチェ・ゲバラと言えましょう。安定した開業医の地位を投げ捨て、革命に邁進するんですから、大変な憂国の士でありまして、マハティール先生は、22年の長きに渡り首相を務め、マレーシアを飛躍的に成長させた立役者なんですね。ルック・イースト、という政策を掲げまして、「マレーシアは欧米では無く、日本人の勤勉さを見習おう」、というスタイルだったのですが、此れが稀に見る大成功を収めました。だってね、マハティールさんが首相になってからの経済成長って、凄まじいんですよ。毎年うなぎ上りでありまして、約30年間の間に、およそ10倍近い急成長を遂げました。元々マレーシアは天然資源と農業が強かったのですけれど、観光・IT・工業の3つに重点投資、大成果を挙げました。此のお三方、将に世界を動かしたスーパー・ドクターですよねえ。僕、尊敬して止みません。

さて、明日は僕、相当忙しく、拙ブログの更新は、午後の遅い時間になりそうです。ご了承下さいませ。
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