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❀ ヴィーナスの誕生 ✿

留守札も それなりにして 冬籠り、いやあ僕、昨日は1週間の疲れがドッと出た所為か、終日布団の上で怠惰に過ごしていました。先週は、接待に会合、会食に残業、 working like a dog の有り様でして、些かハードなスケジュールで疲労困憊、折角の日曜日なのに、昏々と眠るばかりでありました。でもね、多くの素敵な出会いあり、有益な情報を得る事もあり、宿願成就有り、お御籤で言えば大吉、とうとう待ち人来たる、先週お会いした全ての方々に、ひたすら感謝感謝であります。

今朝の僕は、冬眠から覚めたかの様に誠に気分爽快、満ち足りた睡眠って大事だなァと痛感しましたけれど、其れにも増して痛快でしたのは、台湾の新総統が、素晴らしい人物に決まった事を、とても嬉しく感じました。僕、大学院時代の専攻が、国際関係論であり、中でも台湾近現代史ですからね、今回の総統選は、ずっと注視していたんです。そうしましたらね、将に大吉、見事に野党が大勝利しまして、新総統が誕生しました。総統とは聞き慣れない言葉ですけれど、大統領と同義語でありまして、台湾を率いる新たなリーダーは、女性なんですよ。蔡英文さん59歳、名家のご出身であり、其のご経歴も凄いんですよ。台湾一のレベルを誇る台湾大を卒業後、アメリカで法学修士を取られ、イングランドの超名門、ノーベル賞受賞者や国家指導者を数多く輩出している、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで法学博士になったと言うんですから、途轍もない才媛でありましょう。元総統の李登輝さんのブレーンも長く務めたと言いますから、其の人格識見は文句無しですよね。僕、其れにも増して好感を持ちますのは、蔡さんは大の知日派であり親日家、何度も来日している事に加え、日本の与野党を問わず、多くの人脈をお持ちなんですよね。そしてね、中国からの独立派であり、同性婚や宗教にも差別が無い、清廉潔白かつリベラルな政治思想を持たれているそうです。いやね、日本の廻りの国々って、誰とは申しませんが、すぐさま喧嘩を吹っかけて来そうな、隙さえあらば火付け強盗しそうな、物騒な指導者ばっかりでしょ。其れがね、蔡さんの様な穏当で親日的な方が、台湾の指導者になられたって、極東アジア地域の平和の為にも、慶賀すべき事じゃないかなあ…。此れからの日台関係が、一層唇歯輔車に、益々緊密に仲良くする事を、僕、強く望みます。

閑話休題、それにしても悲しくなりますのは、日本経済の大失速です。日経平均株価も、とうとう1万6000円台へと大下落しました。年金で買い支えしてこの体たらく、税金返せ!此れ、日経に小さく出ていましたから、見逃した方も多いかと思いますが、民間の設備投資の指標である、機械の受注の数値も、冷え込みつつあるんですよね。前年のデータになるんですが、昨年11月期の機械受注は、前月比14.4㌫の減少であります。まァ、至極当然でありまして、実体経済がちっとも良くなっていないのに、設備投資をする経営者なんて居ないですよね。税金も物価も上がり、其れで経済が良くなる消費が増えると考えている、自民党の皆さんには、開いた口が塞がりません。ああそれなのにそれなのにねえ、「経済格差は広がっておりません!」と総理が断言しちゃうんですから、一体全体、どうなってんの!?アッ、因みに、日本の大マスコミは、アベノミクス礼賛に終始していますよね。此れ、海外のメディアがどう捉えているか、少しだけご紹介します。米ウォール・ストリート・ジャーナル、英ロイター、両紙の記事の見出しは、「アベノミクス、今こそ再考の時」「日本にはモーニング・コールが必要」、非常に醒めた見方ですよ。はてさて、岡目八目という言葉があります様に、当事者よりも傍観者の方が、かえって冷静に事態を分析出来るもの、僕は海外メディアの意見に首肯しますけれど、読者諸賢の皆様方は、如何お考えでしょうか!?

さて、此処大分では、かってサッカーのワールドカップが開催されました。其の事自体は誇らしい事なんでしょうが、僕、どうしても賛成出来なかったのは、かって豊後の地を支配していた、戦国大名大友宗麟公の貴重な遺跡を、押し潰してまで道路拡張していたんですよね。先人の貴重な文化的遺産を踏み潰すだなんて、極悪非道と感じました。そしてね、確か埼玉だったと記憶しているんですが、ワールドカップ開催の為の予算が足りないと、児童養護施設の予算を大きく削って、サッカーに使っていたんですよ。僕、サッカーというスポーツを決して否定する者ではありません。でもね、上記の2つの例は、常軌を逸しています、って、下手な駄洒落で済ませられませんよ、全く。そしてね、今朝の読売新聞の特集、ご覧になりました?今年の正月を迎え、「何年もクリスマスケーキを食べた事がない」「お年玉はない」「友達と遊びに行く交通費がない」「家の中に暖房もない」、これ、平成の日本のお話なんです。17歳までの子供のうち、6人に1人が貧困状態にあり、其の数は増え続けているとか。実数は328万人にも達するそうでして、大阪市や名古屋市の総人口を遥かに凌駕しています。僕、此の状況では、日本は世界有数の先進国だなんて、とても言えないと思いますよ…。

先週末ですか、日本・イタリア国交樹立150周年記念を祝し、上野の都美術館で、ボッティチェリ展が始まりました。ボッティチェリと言えば、彼の有名な「ヴィーナスの誕生」を描いた、ルネサンス期を代表する画家であります。今回の展覧会は、何と3か月の長期間なんですよ。ボッティチェリのまとまったコレクションを公開するのは、本邦初ですし、宗教や神話に題材を取った物が多いですけれど、上野と言えば花見の名所でもあり、鰻や蕎麦や洋食の名店も多く、何とか春頃にでも、行きたいなァ…。さて、ボッティチェリが活躍していましたのは、先に触れたルネサンス期でありまして、ダビンチにラファエロにミケランジェロ、人類共通の世界遺産とでも言うべき、芸術作品が数多く生まれました。でもね、此処で決して忘れて欲しくないのは、その天才達は、どうやって生活の糧を得ていたか、という事なんですよ。ボッティチェリは子沢山の貧乏な家の出であり、ラファエロは11歳で天涯孤独な孤児、ミケランジェロは生家が破産した片親なんですね。当時は、受注生産と言いますか、富裕層が絵画や彫刻を発注して、初めてお金を貰える形ですから、修業時代なぞは、食べて行けない訳です。其処で、芸術家の教育から生活から、一切合財の面倒を看たのが、所謂パトロンでありパトロネージュ、後援者だったんですね。勿論、芸術家の面倒を看る事の、パトロンの見栄や虚栄心もあったでしょう。でもね、結果として、数々の大芸術が生まれたんですから、それは善行でしょう。少なくとも、現代の日本の恵まれない子供達を見殺しにする現政権よりも、中世のイタリアのパトロン達、メディチ家やエステ家の方が余程マシですよ!僕、貧困層の328万人の子供達の中に、芸術家やスポーツマンや実業家、職人や物理学者にドクター等々、夫々に適した世界で大活躍出来る、無限の可能性を秘めた逸材が数多く居ると確信しています。その子供達の可能性を奪うって、国家の人類の損失ですよね。だって、その中には第2のミケランジェロやダビンチが居るかもしれないんですよ!?僕、貧しさと国の無為無策故に、教育の均等な機会すら奪う現政権なんて、百歩譲ってアベノミクスが成功したとしても、断じて認めませんよ!

ついつい興奮してしまい、大変失礼致しましたm(__)m。ちらりちらりと 降る雪さえも 積もりつもりて 深くなる、どうやら今夜から日本全土は雪模様の由、明朝まで続くそうですから、皆様、体調管理に車の運転に、どうぞお気を付け下さいね。それでは、今週も拙ブログをご贔屓の程、何卒宜しくお願い致しますm(__)m。
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