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THE SOUL OF JAPAN

おはようございます。毎日毎日、昨日のブログで書いた様な、日本人でいる事が嫌になるニュースばかりで気が滅入りますね~。天気も何だかはっきりしませんし…。明日からは楽しいお休みですし、今日は、皆さんの元気が出る様なお話を幾つかご紹介すべく、僕の蔵書や記憶、見聞を辿って綴って参ります。

まずは、古い古い時代のお話から。今から1800年程前、西暦200年頃の中国は、魏、という国が支配していたのですが、当時の皇帝が、中国や周辺国の事情を「魏志倭人伝」という書に、記録として残しているんですね。その書の東夷伝、という章に当時の日本の有様が描かれています。『人、争いまれに、盗賊少なし。性質直にして雅風あり。婦人淫せず、妬忌せず。』まだまだあるのですが、どうやら当時の日本は、犯罪や争い事が少なく、穏やかで雅な性格の人々、貞淑な女性達が暮らしていた事が分かります。

史書を紐解くと、様々な発見があって面白いのですが、続いて今度は戦国時代のスペイン人宣教師、フランシスコ・ザビエルのローマ法王への報告書です。大分県民の愛するお菓子じゃありませんよ(^^)。『彼らは親しみやすく、一般に善良で、悪意がありません。驚くほど名誉心の強い人々で、他の何ものよりも名誉を重んじます。大部分の人々は貧しいのですが、それを不名誉とは思っていません。名誉は富よりもずっと大切なものと思われているのです。』己の名誉を大事にする、誇り高き気高い姿が浮かび上がりますよね。

そして江戸時代、鎖国政策を取った日本は、長崎の出島だけを世界への窓として開いていました。その出島在住の植物学者兼医師、スウェーデン人カール・ツンベルグの「江戸参府随行記」には、こう記されています。『賢明にして思慮深く、自由であり、従順にして礼儀正しく、好奇心に富み、勤勉で器用、酒は飲まず(うう~ん、耳が痛い…)、清潔好き、善良で友情に厚く、率直にして公平、正直にして誠実、勇敢にして不屈である。』何だか面映ゆくなる様な手放しの日本礼賛ですね。

江戸時代末期、徳川幕府は、アメリカに外交使節団を派遣します。日本史上初、77人の侍が太平洋を渡った、世に名高い万延元年遣米使節団です。彼ら侍達の理知的な容姿、そして凛々しく雄々しい立ち居振る舞い、礼儀正しく知性溢れる言動は全米各地で大評判となり、連日新聞の一面を騒がすのですが、その感動を詩として著した人物まで現れました。ウォルト・ホィットマン、アメリカ文学の巨匠の1人です。彼は、侍達のニューヨークでの歓迎パレードを見聞し、『ブロードウェイの行進』という詩をニューヨーク・タイムズ紙に発表、これもまた大評判となりました。かなり長文の詩ですので、一節だけご紹介します。

地球の反対側に棲む彼らは今日やってきた。
血色の紅潮した、思慮深い、無想に耽った、情熱で熱くなった、香を焚きこませた、
幅広のたなびく衣装をした、日焼けた顔で、精神を集中させた、眼光爛々とした
ブラフマー神の民族が来る。

※ブラフマー、とは仏教用語でして、三大最高神の1つと解釈してよいでしょう。恐らく作者は日本人が仏教徒という事を表現したかったのだと思われます。

さてその後、徳川幕府は終焉を迎え、そして文明開化の明治維新となり、この時期からは、異邦人からみた日本人の記録が随分沢山残されているんですよね。世界で最も著名な女性旅行家として多くの書を残した、イザべラ・バードは、「日本奥地紀行」でこう書き残しています。『世界中で日本ほど、婦人が危険にも不作法な目にもあわず、まったく安全に旅行できる国はない』と。

第二次世界大戦前、日本に亡命した世界的建築家、ブルーノ・タウトは、京は桂川のほとり、桂離宮を訪れ、『泣きたくなるほど美しい。現代における最大の奇跡。』とまで絶賛しています。そして、ノーベル文学賞受賞者、作家のトーマス・マンは、戦時であるにも関わらず、アメリカ大統領の急死に対し、敵国日本から送られた誠意ある弔意に対し、こう述べました。『敵であるドイツは、万歳万歳と叫んでいるのに、日本の首相は敵の大統領の死を悼む弔電を送ってきた。やはり日本はサムライの国だ。』と。

新渡戸稲造、かっての5000円札のオジサンですが、彼が書いた「武士道 BUSHIDO,THE SOUL OF JAPAN」は、世界中の言語に翻訳され、今も尚ロングセラーの素晴らしい書物ですが、端的に言うと、日本人の伝統的精神、勇気、義、礼、忠、誠意、名誉、克己心、忍耐、について丁寧に書かれたものです。内容の素晴らしさは、元台湾総統(大統領)李登輝氏が、この書を基に新たな本を書きあげ、皆さんご存じのハリウッド・スター、トム・クルーズがこの書を読んで、「ラスト・サムライ」の製作に取り掛かった事でもお分かりでしょう。直接の関連性は無いんでしょうが、数年前の野球国際大会、WBCにおいて、「侍ジャパン」という名称が付いた時、僕、世界選手権連覇を確信しました(^^)。その割にはスリルの連続でしたが…(^^)。

今の日本は先の見えない閉塞感に覆われています。無能な総理、官僚、マスコミ…。でも決して諦める必要はありません。長々と述べてきた、先人達の記録でも分かる様に、僕達日本人は確かに欠点もありますが、極めて優秀な民族である事は間違いありません。不平不満を言わず、黙々と仕事に励み、日本を支えている人々は沢山います。日本は必ずや復興し、再建し、素晴らしい国土を取り戻せると確信しています。そうでなければ、日本人の偉大な先輩達や、これからを担う後輩達に、合わせる顔がありませんよ(^^)。

当院にも、日本人の魂を体現されている先生がいらっしゃいます。人の悪口は決して言わず、自らの業績を決して誇らず、黙々と丁寧にプロフェッショナルとしての仕事をされ、国内海外問わず多くの講演活動と論文を発表され、多くの学会で役員を務められ、優秀な後進を育て、穏やかな人格者でもあります。週1回の非常勤なのがとても残念ですが、この様な素晴らしいK.O教授が当院で勤務されている事を、僕達スタッフ全員が誇りに思っています。先生、いつもありがとうございます!

いや~、書いていて、何だか自分が元気になって来ました~!!皆さんはいかがでしたでしょうか?では、楽しい週末を!
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