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✝ a living god  ✝

今朝、新聞を読んでいましたら、ボードゲームの記事が出ていました。う~ん、人生ゲームに野球盤、将棋に囲碁、どんじゃらに麻雀、モノポリーにバックギャモン、潜水艦ゲームにチェス、どれも楽しく夢中になりましたけれど、僕、オセロだけはどうにも不得手、誰にも勝った事が無いんですよ~。将棋やチェスの方が複雑と思うのですけれど、オセロは如何にも先がちっとも読めず、僕が白を持つとすれば、最終的には盤面は真っ黒けになるのが関の山、何時も悲しい思いをしておりました。さて、古今東西、人間誰しも考える事は同じの様でありまして、遥か彼方の昔々から、此のボードゲームってあったんですね。紀元前3500年前のエジプト、其の王墓から、セネト、というボードゲームが発掘されています。此れ、将棋盤の様な正方形のマス目と駒が5つずつあるそうで、正確なルールは分からない様ですが、恐らくは双六の原型と思われます。月日は流れ幾星霜、数千年を時を超えまして、今現在、ボードゲームが最も盛んなのはドイツなんですね。何とまあ、毎年700を超す新作ボードゲームが発売される由なんです。暫く前に、ドイツのエッセンという街で、世界最大級のボードゲーム見本市が開催されたそうですが、4日間で16万人を超すお客さんが来訪されました。此れ、1日4万人が4日間来た計算になりますから、嵐やエクザイルのドーム・コンサート並みの観客動員ですよ!うう~ん、ドイツ人って侮れませんね~。まァ、ボードゲームは、多人数で繰り返し遊べますもんね。安価な上に、頭を使いますからボケ防止にも最適、ドイツは寒冷地ですから、長く厳しい冬を乗り切るのにも、ボードゲームは最適でしょう。その寒い冬で思い出しましたのが、イヌイット、所謂エスキモー、極北に住む皆さんの事なんです。彼らのボードゲームと言えば、何と「骨並べ」なんですね。肉は勿論食べてしまい、残った数百個あるアザラシの骨、此れを正確に並べるというものであります。いや~、ワイルド過ぎます!そしてアザラシも、生で食べられた後も遊ばれたりして、哀れですよね~。

さて、其の世界最大のボードゲーム大国であるドイツですが、彼我の民度の差には驚かされました。AFP通信に依りますと、ハンブルグが、2024年の夏季五輪の招致に手を挙げていたそうなんですが、住民投票の末に、立候補を取り下げたとか。どうやら、莫大な経費負担に加え、テロが横行している事に依る判断の由、東京五輪に諸手を挙げて大賛成した我が国とは大違いです。しかも、「福島はアンダーコントロールされている」なんて、大嘘と大見得を切っちゃって、どうする心算なんですかね!?ハンブルグって、ハンバーグで有名ですけれど、所謂自由都市、日本で言えばそうですねえ、中世の博多や堺の様な、大昔から自治を勝ち取った気風のある街ですから、住民の皆さん夫々が自立した考えをお持ちなんでしょう。

顧みて、我が国の経済情勢ですけれど、悪化の一方を辿っていると感じるのは僕だけでしょうか。と申しますのも、厚労省の統計に依れば、生活保護を受けている世帯が、約163万軒に達したそうです。此れって、1951年から統計を取り続けているそうですが、過去最多とか。しかもね、65歳以上の高齢者世帯が80万軒を超えた由、うう~ん、此れ、国の政策や年金制度が大きく間違っていた証左と思いますよ。老後破綻、という言葉がある様に、本当に酷く、悲しい現実です。せめてねえ、雨露を凌ぐ場所だけでも確保してあげたいと思いますけれど、海外の住宅事情を見ますと愕然とします。例えばニュージーランドです。ハウジング・ニュージーランド、というシステムがありまして、此れ、政府が家賃を保証するんですね。日本の感覚ですと大邸宅になりますが、400㎡以上の住宅を、高齢者が極めて格安で借りる事が可能なんです。先ず、世界中から投資家を募り、住宅を建てて貰います。所有権は勿論投資家ですが、格安で一戸建てを国民に貸すんですね。適正な家賃との差額、契約や補修やトラブル処理、それらは全てニュージーランド政府が保証する、という制度でして、空き家があっても家賃は支払うんですって。ニュージーランド政府、中々の知恵者ですよね。日本でも採用すれば良いのに…。そしてね、先のドイツ、イングランド、フランス、そしてアメリカもそうですが、先進諸国は、形は異なれども、国庫から住宅手当が出るんですよね。こういう情報って、大マスコミは絶対と言っていい程、教えてくれないんですよね…。ホント、我が国の既存の政治家達は、毎年の様に海外に視察に行っているのに、一体全体何処を見ているんでしょうか!?

時は遡り江戸時代の末期、ペリーが黒船に乗って日本に来た頃のお話です。濱口梧陵、という和歌山生まれの商人が居ました。彼は豪農であり大庄屋だったのですが、自宅で就寝中、激しい地震が襲ったんですね。大混乱の中、濱口さんはすかさず海へと走り、様子を確認、すると海水が大渦を巻きながら、遠くの沖合まで、激しく引いていたそうなんです。これは大津波が来ると確信した濱口さん、全力で高台へと走りました。途中、「津波が来るぞ!」と大声で警告しながら走ったのですが、大混乱の真っただ中ですから、誰も聞いてくれません。其の高台には、濱口家の広大な田圃がありました。収穫間近だった、数千の稲があったのですが、濱口さんはそれら全てに火を放ったんですね。凄まじい炎と煙を見た農民達は、「濱口の大旦那の稲が焼けている!」と、慌てて高台に消火に向かったんです。ほぼ全ての人達が高台に登ったその瞬間、凄まじい轟音と共に大津波が来たのですが、濱口さんの咄嗟の機転が皆を救ったんですね。1854年、安政の大地震でありました。己の財産に火を放ってまで、多くの人を救ったという此のお話、日本に来たラフカディオ・ハーン、後の小泉八雲が感銘を受け、 a living god 、生ける神、と呼び、「稲むらの火」という小説にしたのは広く知られている処でしょう。

さて、此の濱口さん、和歌山の復興の為に大土木工事を始め、私財の殆どを注ぎ込み大堤防--因みにこの堤防、昭和21年の南海大地震の際にも、被害を最小限に抑えたそうです。--を完成させます。そして後進の育成の為に学校を造り、郷里を後にしたんですね。房州、現在の千葉県の銚子で醤油造りを始めまして、此れが大成功します。僕、書いていて涙溢れる思いですが、明治の男、侍の末裔達は、本当に本当に偉かったと痛感します。濱口さんは、己の利益を社会に還元すべく、またまた私財を擲つんですね。当時の日本はコレラが猖獗、大流行し、数十万の人が亡くなったと言われています。濱口さんは、日本初のコレラ防疫所である、西洋種痘院設立の為、惜しげも無く大枚をポンと寄付したんですね。後々、この種痘院が発展、東京大学医学部となるんですから、日本中の医療関係者は、銚子方面には足を向けては寝られませんよ~。そして、後に順天堂大学を設立する佐藤泰然を陰に陽にバックアップ、多くの医学書の出版のスポンサーとなりました。その八面六臂の大活躍が目に留まったのでしょう。勝海舟、佐久間象山、福澤諭吉、大久保利通等、当時の超一流の人物の知己を得て、商人の身分ながら、明治4年、初代郵政大臣に就任します。常に海外に目を向けていた濱口さん、様々な要請を振り切って、念願の世界一周の旅に出るのですが、将に巨星堕つ、滞在中のニューヨークで客死してしまいます。享年66歳、波乱万丈の一生でした。

濱口さんの海外雄飛のご意志は、優秀な遺族の皆さんが見事なまでに受け継いでおられます。ヤマサ醤油にヒゲタ醤油、疾うに皆様ご存じでしょう。この2社は、濱口さんのご子孫の流れなんですね。特にヤマサ醤油は、全国NO2の売り上げを誇りまして、医薬品は勿論の事、南北アメリカや東南アジアにも工場を持ち、NYにもLAにもオフィスがあるんですから、キッコーマンと甲乙付け難い、世界的大企業でありましょう。しかしねえ、最近の歴代総理の面々よりも、濱口さんの方が、全てにおいて上の様に思われますが、読者の皆様は如何でしょうか?

週末のお天気は、どうもはっきりしない気配ですけれど、皆様、ごゆっくりお過ごし下さいね。僕、久方振りに頂く連休ですから、身体をゆっくり休めたいなあ…。
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