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mad max : fury road

襟巻に 首引き入れて 冬の月、其れにしても急な冷え込みでありまして、僕、其の寒さの所為でも無いんですが、昨日は随分寝付きが悪かったなあ…。此処南国大分でも、山間部は雪模様の由、ドライバーや営業の皆さん、運転には充分お気を付け下さいね。へええ、と思いましたのは、従来の防寒対策って、厚着をしたり懐炉を使ったりじゃないですか。何処のメーカーかは失念しましたけれど、充電式で発熱するジャケットが発売されている由、背中の部分に加熱用の配線が織り込んでいるんですって。海外での販売も決まり、暖かさは三段階、スマホで操作するそうで、僕、新し物好きですから、一着購入してみようかしら。何だか、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいじゃありません!?

さて僕、こう寒くなりますと、飲み物ならばホット・ウヰスキー、食べ物ならばおでん、スープならばビスクが恋しくなります。皆様夫々お好きな物がおありでしょうが、僕、河豚鍋も大変結構ですが、やはり鮟鱇鍋がお勧めでしょうか。其れも、どぶ汁に限ります。彼の大作家、坂口安吾もこよなく愛したそうですが、此れ、先ずは鮟鱇の肝をすり潰して炒めるんですね。そして、鮟鱇の身は勿論、味噌やお酒や野菜を加え、後は煮るだけなんです。水は全く入れず、鮟鱇の身と野菜からの水分で仕上げるんですが、非常に濃厚かつ美味、身体が暖まる事間違いありません。僕、大昔、両親と共に茨城の大洗という処で食べまして、其の旨さに驚嘆しました。そしてね、此れは女性の方に吉報ですが、鮟鱇は7つ道具と言いまして、ひれも胃もえらも皮も、7つの部位が全て美味なんですよね。蛋白質にコラーゲンたっぷり、ビタミンや亜鉛も豊富という、美容と健康には最適と思います。もうちょうど今が旬の時期ですし、是非是非お試しあれ。

閑話休題、放射能に汚染した地下水が海に流出する事を防ぐべく、東京電力が福島に、「海側遮水壁」なる壁を造ったそうなんです。太い鋼の管を600本打ち込み、其れを金具で繋ぎ、隙間はモルタルで塞いだんですって。完成して早一カ月が経つそうですが、此れ、何の効果も無かったそうです。要は、この壁が汚染水をせき止め、外洋に放射能が出ない、という見込みだった筈です。そうなれば、港湾内の放射能の数値が上がる筈ですよね。ところが、データを計測してみた処、放射能の数値は何も変わらなかった由、これ、壁の隙間から漏れてるんですよ…。東電側は、「効果の検証には時間が掛かる。様子をみたい。」という事ですが、アンタさあ、あの忌まわしい原発事故からもう4年でしょ!?どんだけ様子を見続けるの?何時収束するの?ホント、コレ、僕の持論なんですが、東電や日本政府には当事者能力が無いんですから、同じ予算を使うなら、欧米の原発の専門家を高給で招聘して、彼らに事後処理をお願いした方が賢明じゃありませんか?だってね、ロシアのチェルノブイリやアメリカのスリーマイル、フランスのトリカスタンにベルギーのフルーリュス、それら各地で原発事故があったんですよね。其処の技術者には、原発事故に対するノウハウや精緻なマニュアルが必ずある筈ですから、彼らの知恵を借りたら良いじゃありませんか。どうもね、僕、社会人になって早30年近く経ちますが、東電や日本政府の有り様を見ていますと、仕事が出来ない人の典型なんですよ。一言で言えば愚図で無能で阿呆です。自分の能力を超えた仕事を抱え込み、妙にプライドだけは高いものですから、明らかに行き詰っているのに、同僚への相談や上司への報告はありません。挙句の果てに、如何しようもなくなってから丸投げする、というパターンでありまして、この手の輩って、本当に一番困るんですよね…。素直に人の知恵を借りたら良いのになあ…。

さてさて昨日、僕、やっと観れたんですよ~。ずうっと観たかった、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」であります!僕、スクリーンで観たかったのですけれど、どうにもタイミングが合わず残念無念、仕方無くDVDでの観賞となりました。ウン、面白いです!もう30年以上前になりますか、最初の「マッド・マックス」も勿論面白かったのですけれど、よりぶっ飛んだ感覚となり、映像もワイルド極まりなく、傑作と思います。さて、周知の方も多いでしょうが、この「マッド・マックス」、舞台は、先の福島じゃありませんが、核戦争後の荒廃した砂漠でありまして、終末思想に溢れた世界観なんですね。さて、本作は、主人公達が、狂信的な独裁者が支配する土地から逃れ、大型トラックで「緑の地」なる楽園を目指すのですが、追っ手は執拗に残忍に果てしなく追って来る、という粗筋です。やはり先ず目に付きますのは、鮮烈なビジュアルでしょうか。放射能の所為でただれた皮膚を持つ悪漢達。全身白塗りで眼の廻りのみ黒く塗る戦士。多くの奇抜な改造車。赤い砂漠を疾走する大型車、その上には戦いの太鼓を叩く半裸の軍楽隊。そして、火を噴く12弦ギター。老女達から成るバイク・チーム。5人の美女と隻腕の女性戦士。そして、延々と続くバイオレンスとカー・チェイス。そうそう、爆走する車の群れの上には、竹馬に乗った兵士がおり、彼らがプランプランと宙に浮いているのは、中々観られない映像でしょう。アッ、意表を突いたかの様な、コミカルな描写も散見されます。此れだけ羅列しても、未見の方には何のこっちゃ、でしょうが、監督のジョージ・ミラーさんは御年70歳で、このビジュアル・センスですから、いやはやなんとも、恐れ入りました。元々はお医者さんであり、「ハッピー・フィート」なんて、ペンギンが出て来るお子様向けアニメを造っていた人とはとても思えませんよね。将にスーパー・ドクターでありましょう。本作では勿論CGを使っていますけれど、なるべく実写に拘ったそうでして、さもありなん、迫力ありましたもんね~。

尤も、本作の弱点は、物語の背景が、おぼろげにしか分からない事でしょう。何故独裁者が生まれたのか、主人公が見る悪夢の謎、隻腕女兵士はどうして腕が無いのか、その他諸々、小さな疑問は沢山あるんですが、ちっとも分かりません。でもね、疾走感ある編集、とんでもないカー・チェイスとビジュアル、荒涼たる砂漠の風景、それらの魅力が、傷を消してしまっているんですね。ブルース・リー謂う処の、「考えるな、感じろ」でしょうか。映画の肝は脚本にある、定説ですけれど、其れを覆す画像でありました。そしてね、激しいアクションとバイオレンスの連続ですから、誤解されがちですが、本作は反戦映画と思うんです。確かに画像は抜群に優れているんですが、この映画を観て、核戦争後の世界に住もうと感じる方って、殆どいらっしゃらないと思います。だって、水も土壌も空気も汚染された世界ですよ!?僅かな食糧やガソリンや武器を巡って、ランブル・イン・ザ・ジャングル、密林の中の獣達の様な、弱肉強食の世界であります。魑魅魍魎どもが百鬼夜行する禍々しさ、此れを2時間観てたらね~、暴力なんて無益、美味しい物を食べて飲んで、素敵な異性と愛し合った方が断然良い、誰しもがそう思える、僕、そう確信しました。

「マッドマックス」は確かに絵空事でありフィクションです。でもね、このまま原発を再稼働し続けたり、イスラム国に限らず世界各地で戦が続けば、何時なんどき、「マッドマックス」の世界が現実になるかもしれません。其れを覆すには、やはり、オール・ユー・ニード・イズ・ラブ、愛の力しか無いと思うなあ…。

よし、僕、大切な用事がありまして、週末は福岡方面に行って来ます。何でも博多方面は、大きなコンサートに大規模な学会、大変な混雑と寒波襲来の由ですけれど、今日思い立つ旅衣、何とか無事に戻って参ります。それでは皆様、月曜日にまたお会いしましょう。どうぞ風邪には充分お気を付けて、素敵な週末をお過ごし下さいね~。
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