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A MOST VIOLENT YEAR

読者の皆様、おはようございます。週末は如何お過ごしでしたか!?実は僕、久方振りに映画に行って来まして、此れが中々の作品でして、すっかり堪能出来て、大満足でありました。「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」なる佳品なんですが、一言で表せば、ヒスパニック系の移民が、裸一貫でのし上がる話でして、「どてらい奴」「あかんたれ」、花登筺先生書く処の、まるで浪速の商人一代記なんですね。ところが、脚本・監督はJ・C・チャンダー、武骨な男の世界を描く、近年稀に見る骨太な作風の方ですから、成り上がりの物語だけで終わる筈がありません。ヒスパニック系の移民の主人公は、灯油販売を生業にしているのですが、その誠実で実直な仕事ぶりから、自分の会社の業績が急進しているんですね。其処で、益々のビジネス拡大を目指し、石油備蓄基地とすべく、広大な土地を購入する訳です。とまあ、此処までは順風満帆なんですが、人間万事塞翁が馬、吉凶禍福は糾える縄の如しでありまして、主人公には、ありとあらゆる災いが舞い込みます。僕、見ていて、この人、厄年なのかと苦笑したんですが、次から次へとトラブルが頻発するんですね。未見の方の為に詳しくは書けないのが残念ですけれど、我に七難八苦を与えたまえ、その困難をどう乗り越えるのか、さァお立合い、でありました。またねえ、さながら古き良き時代のアメリカン・ニュー・シネマの様でして、「カッコーの巣の上で」「タクシードライバー」「スケアクロウ」「真夜中のカウボーイ」等々の薫りが漂いまして、非常にシニカル、チョコレートで言えばビターでブラックでカカオが多い奴でありまして、大人の味わいでした。画像もささくれて褪せた感じなのも、当時を思い出しましたね。主役の2人、オスカー・アイザックにジェシカ・チャスティンも好演でしたし、脇役も曲者揃い、登場人物の殆どは、白とも黒とも言えないグレーなんですよ。そしてね、殆ど知られていない、アメリカの少数民族であるアーミッシュ--ドイツ系の宗教集団ですね--も登場、これまた物語に深みを加えていた様に思います。そして、撮り方なんですが、セミ・ドキュメンタリー・タッチでありサスペンスフル、画面一杯に常に不穏な雰囲気が漂っておりまして、兎に角緊張感に溢れる2時間でした。そうですねえ、社会派映画の巨匠、シドニー・ルメット監督の様なタッチでして、本作を撮ったJ・C・チャンダー監督の作品は、今後とも追って行きたいです。そして、本編のラストの一連のシークエンスは驚きますけれども、基本的に主人公は、あらゆる困難から逃げようとしないんですね。ネバー・サレンダー、ど根性を感じました。

閑話休題、僕が映画で楽しんでいましたら、フランスではとんでもない事が起きてしまい、犠牲者は分かっているだけで129人ですか、怪我をされた方が200人近く、テロによる大惨事となりました。謹んで犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。どうぞ安らかにお眠り下さい…。そして、イスラム過激派によるテロと思われますが、この卑劣な犯罪は、決して許す事が出来ませんし、早期の収束を切に切に願っています。

僕、この件で、色々な事を思いました。フランスは既に戦争状態と認識、宣戦布告をしましたけれど、僕、此れでは暴力の連鎖が続くだけで、解決は難しい様に思います。勿論、フランスの方が怒り心頭なのは当然でして、報復を、となるのが自然でありましょう。でもね、僕が感じますのは、イスラム国の面々、特に実行犯は、今回の件を、「聖戦であり、異教徒を罰したのだから天国に行ける」と信じていたと思うんです。欧州は、中東を長きに渡り植民地にし、もっと歴史を遡れば、十字軍の頃から絶え間無く戦争状態だった訳でしょ。おまけに、イスラエルやパレスチナのしがらみ、果てしなく続く内戦から生まれる多くの難民が欧州に殺到、そして宗教観の違いもあり、先の歴史的経緯があるんですから、こりゃあ短期間で解決策を得ようなぞ、本当に難しい、そう思います。でもね、かって蒋介石は言いました。「以徳報怨」、徳を以って怨みを報ず、此れ、日本軍はかって中国全土で戦争を起こした訳ですが、戦後、もう憎しみは止めようとして、被害者側が先の言葉を述べたんですね。キリストさんだってブッダだって、同じ事を言っていますよ。「誰かがあなたの頬を打つなら、左の頬をも向けなさい」、「誰が毒矢を放ったかを考えるのは無駄です。今出来るのは毒矢を抜く事です。」と。僕、憎しみのスパイラルって終わらない、そう思えるんです。サダム・フセインもアルカイダもタリバンも、かっては欧米から、資金面軍事面と、ありとあらゆる援助を受けていた訳です。謂わば彼らは、欧米政権や軍産複合体が産んだ鬼っ子の様な物でして、単なる悪と決めつけるのは、余りに視野狭窄、短絡的に過ぎるでしょう。そしてね、このテロ行為、僕達の住む日本にも及ぶ危険性だってあります。朝夕の大混雑の都心部、例えば品川駅や東京駅で、新宿渋谷池袋で、そして原発で、何時爆弾テロが起きても不思議はありません。イスラム過激派からすれば、日本は欧米と結ぶ敵ですもんね。

でも、拱手傍観している訳には行きません。こんな危険かつ残虐なテロ行為は決して容認出来ません。では、どうするのか!?

僕、我が国こそが調停者、時の氏神となり、武力を使わず、世界の平和に貢献出来る、そう信じて止みません。実は、日本が仲裁者となる諸条件は、沢山揃っているんですね。先ず、憲法の是非は兎も角として、ここ70年も戦争をしていない平和な先進国は、日本だけでしょう。そして、ユダヤ・キリスト・イスラムの三大宗教の信者でも無いのは我が国であります。一神教では無く、融通無碍な多神教の国ですから、宗教的なタブーとは縁遠い訳でして、ネゴシエイターとしては最適でしょう。でも、「日本の政治家に、そんな能力のある人がいるの?」と疑問に思われる方が居るでしょう。実はいるんですね~。それは政治家ではありませんけれど、皇族です!僕、この方に出て貰うしか無いと信じて疑わないんですね。其れは、雅子妃殿下です。畏れ多くも、妃殿下は長年ご病気に苦しまれています。素人考えですが、此れ、皇室での居場所が無い、そうお感じになられているからだと思うんですよね。ならば、此処は雅子様の出番じゃないかなあ!?だってね、英仏語に堪能、かってハーバード・東大・オックスフォードで学び、しかも外務省のご出身でしょ。海外訪問も頻繁ですから、国際経験も豊富でらっしゃいます。そして何より、皇族外交という言葉があります様に、日本の皇室は、世界中の殆どの国から、称賛と憧れの対象です。雅子様直々にご出馬され、あの優雅な物腰と溢れる知性に典雅な微笑み、そして世界最古の王族というバック・ボーンがあるんですから、大概の人は、素直に耳を傾けるんじゃないかしらん。皇太子殿下も、海の様に空の様に器の大きい方と信じて居ますから、僕、雅子妃殿下の平和活動を、きっとご快諾されると思います!僕、雅子様も、きっとやり甲斐をお感じになられて、ご病気も快癒されると思うんですが…。一石二鳥、一挙両得の名案と思うんだけどな~。おっと、こんな事を書きますと、戦前ならば不敬罪、僕、即刻入獄の上拷問でしょうが、田夫野人の戯言と、読者の皆様がご海容下されば幸いです。そして僕、最近の男性達の不甲斐無さは身に染みて知っていますし、後述しますが、女性の方が能力が上、そう思うんですね。

フィリピンのミンダナオ島、此処では、40年に渡り、政府とイスラム武装組織が紛争を繰り返して来ました。ところが去年、奇跡的に、両者間に和平合意が結ばれたんです。フィリピンはアメリカの植民地だった事もあり、クリスチャンが多いですから、イスラム教徒は分離独立を求め続けて来ました。其処で仲裁に当たったのが、当時国連に居た、緒方貞子さんでした。緒方さんは、内戦状態でも、産業と教育と経済、この3つの支援を地道に続けたんですね。和平をするなら援助をしよう、其れが従来の考え方でしたが、逆転の発想で、先に経済支援をしたんですね。経済や教育の支援をする事により豊かになる→其れは平和な状態でなければ無理→日本は無私の立場で平和に協力する→イスラム側もキリスト教徒も日本を信頼→日本が和平と言うなら話をしてみようか、という流れですね。因みに緒方さんは88歳のご高齢ながら、この大仕事を成し遂げた凄い女性と思います。ご経歴を拝見しても、日本の聖心女子大文学部を卒業後、アメリカの大学を2つ出て、政治学博士号をお取りになり、沢山の書籍を著し、そして多くの大学で教授を務めました。国連職員として、カンボジア・アフガン・ミャンマー等々の危険な国で、平和活動に従事された訳で、いやあ、今の日本の総理よりも、人格識見能力、全て数段上でしょう。

緒方さんをブレーンに、雅子様が日本を代表して、世界平和の道を目指す、素敵なシナリオと思うんですが、如何でしょうか!?荒唐無稽と馬鹿にしないで下さいね。何とかテロを撲滅しようと、無い頭で必死に考えたんですから…。では、今週も拙ブログをご贔屓の程、何卒宜しくお願い申し上げますm(__)m。
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