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♪ わかってもらえるさ ♪

今しばし しばしとかぶる 蒲団哉、流石は一茶、その気持ち良く分かりますよね。今朝は特に眠かったなあ…。さて、僕、昨夜は、人生の大先達であり、敬愛する旧知のA社長から、鮮烈なまでの薄引きの切り口が目にも鮮やか、そして丁寧な仕事がしてある新鮮な肝、大変美味しい河豚をご馳走になった次第です。ご馳走様でした。ウン、僕、色々と河豚を食べましたけれど、確かに此の「ふぐ八丁」さん、花は桜木人は武士、柱は檜魚は鯛、小袖は紅葉花はみよしの、三国一の美味でありました。そして、政治経済スポーツ映画等々、談論風発極まる処が無く、今は亡き僕の両親の事を含め、貴重なお話を聞く事が出来ました。誠に眼福口福耳福、そしてA社長は、拙ブログを大変熱心に読んで下さっておられ感謝感激雨あられ、そして恐縮至極でありました。何はともあれ、本当にありがとうございましたm(__)m。是非次の機会をと思いますし、今度は、渡り蟹か鱧、或いは岩牡蠣か鮑はどうでしょうか社長、なんちゃって!?って、勿論冗談ですよ~。

含蓄に富み滋味掬すべきお話の数々、僕、心地良く傾聴しながら、しみじみと感じたんですよね。日本人って大きく分けて2つのタイプがある様に思います。田舎風で野卑で粗野な早稲田大学系の方、そしてアーバンでスタイリッシュ、リファインされた慶應大学系の人。夫々長短あって、どちらが良いとも言えないんですが、僕、断然慶應系の人の方が合う様に思います。早稲田系の方のバーバリズム、マッチョな体質も悪くはありませんけれど、どうもねえ、画一的で高圧的、冗談を解せず物事を強要する感があり、僕、かなり苦手なんですよ。

ジュンク堂書店、謂わずと知れた大手チェーンでありまして、此処大分にもありますし、僕、足繁く頻繁に通っているんですね。ジュンク堂渋谷店において、「自由と民主主義」フェアと銘打ち、安保関連法案の国会審議が始まった5月頃から、憲法やデモ関連の書籍を多数並べたそうなんです。そうしましたら、ネット上で「選んだ本が偏っている」として批判が殺到、中止を余儀なくされたそうなんですね。それらの本は沢山ありまして、かなり安倍総理への厳しい批判が載せられた物が多いんですが、何を目くじら立ててるんですかねえ…。民間の書店が、どんなブック・フェアをやろうが自由じゃないですか。嫌なら買わなければ良いだけの話でしょ。何だい、随分と料簡の狭い連中だねェ。そしてね、僕、物事を批判するのにも、その対象となる相手を知らないといけないと思います。学生運動をしているシールズの皆さんを好むのも嫌うのも自由ですが、では彼らがどういう主張をしているのか、其れを知らなければ批判出来ませんよね。ジュンク堂を責める皆さん、敵を知り己を知れば百戦殆うからず、という有名な諺があるじゃないですか。もっと冷静に大人になりましょうよ~。僕、どうも日本人が未熟になりつつある気がしてなりません。世の中の森羅万象って、二元論や観念論の様な、そんな単純な物じゃありませんよ。

例えばナチス・ドイツ、忌み嫌うべき存在ですし、美術品の強奪にユダヤ人虐殺を含めた、彼らが行った鬼畜の振る舞いは、人類史上に残る汚点でありましょう。でもね、彼らの政策的には、見るべきものがあった事も亦事実なんです。フォルクスワーゲン社を国策として作り、国民に安価で優秀な車を提供し、アウトバーンという高速道路を完成させました。食品の安全性を強く謳い、虚偽広告や偽装に関しては、厳しい罰則規定を定めました。企業に職員の健診を義務付け、防腐剤や着色料は発癌性があるとして取り締まり、ビタミンや繊維質の豊富な食品を摂る様に勧め、スポーツやバカンスを奨励、煙草やアスベストや放射性物質にも規制をかけていました。恐らく、当時では、世界一国民の健康に留意した国家体制だったと思います。尤も、其れは優秀な兵士を1人でも多く生み出す事でもあり、其の極端過ぎる健康志向が、徐々にファシズムへと繋がった事は事実でしょう。将に表裏一体であり、吉凶禍福は糾える縄の如し、僕、そう思います。

急に卑近な話になって恐縮なんですが、噺家の立川談春さん、此処に来て、TVドラマ等で役者さんとしての評価が急上昇、大絶賛されている由、皆吃驚しているそうなんですね。あのねえ、僕、そちらの方が驚きですよ。談春さんと言えば、彼の故立川談志師匠の衣鉢を継ぐ、談志一門きっての真打じゃありませんか。「明烏」も「文七元結」も「居残り佐平次」も「紺屋高尾」も絶品ですよ!艶っぽい廓噺をさせたら、恐らく今、日本一じゃないかしら。そしてね、彼のエッセイ、「赤めだか」は非常な傑作でして、僕、其れが出た当時、周囲の皆に盛んに勧めた記憶があります。そしてね、噺家の真打、其れも談春さんの様な名人ともなれば、様々なキャラクターをたった一人で演じ、お客さんを泣かせ笑わせ、そして感服させなければならないんです。其れもね、殆どが高座に上がっての毎日のライブでしょ。常に変わるお客さんを、何時も満足させねばならない訳でしょ。性質の悪い旦那衆、純情な花魁、屈折した幇間、強かな店子、吝嗇な若旦那、酒乱に色好みに浪人、殿様に乞食に坊主等々、落語に出て来るキャラクターは皆、一癖ある人ばかりです。それを毎日演じ、お客さんの喜怒哀楽を刺激しているんですから、談春さんからすれば、TVドラマなんざお茶の子さいさいでしょう。僕、其処らの役者なんぞ、噺家さんから較べれば、勝負にならない、そう思いますよ~。無知って怖いですよね、談春さんを、達者な新人俳優と思っている方も多いかもしれません。大体、喜劇を演じる人はシリアスな演技も出来ますから、昔から噺家さんやコメディアンは重宝されて来ました。三木のり平、森繁久彌、フランキー堺、伴淳三郎、柳家金語楼、古今亭志ん朝、まだまだ沢山いらっしゃいますが、皆沢山の映画やTVドラマに出てますよ。

無知蒙昧で画一的な思考しか出来ない、特にそういう人が国家の重責を担うだなんて、其れって僕、悲劇的な事と思います。歴史は繰り返す、一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。有名な言葉ですけれど、今の安倍政権は、先の談春師匠の落語と較べ、ちっとも笑えない出来の悪い喜劇と思います。先月でしたか、トルクメニスタンやウズベキスタン等々、中央アジア諸国を安倍総理が歴訪、巨額の資金援助を約束し、意気揚々と帰国しました。これ等の国々はどちらかというと中国寄りですから、其れを親日的な国に、という狙いだったのでしょう。短絡的かつ独善的な視点だなァ、そう思います。あの~、大変頭の良い、人格見識に優れた、偉大なる安倍総理に、僕がこういう事を言うのは烏滸がましいんですが、その中央アジア諸国の実情をご存じですか?これらの国々は、一応民主主義の体裁を取り、大統領制ですけれど、極めて独裁主義な性格を持ち、世界各国から非常に評判が悪いんですよね~。特にトルクメニスタンなぞ、国中に大統領の肖像画が所狭しと貼られ、中央アジアの北●●と呼ばれているぐらいでして、そんな独裁国家に、我が総理は嬉々として何百億円もお金を渡して喜んでいるんですもん、僕、呆れ果てました…。

やはりねえ、早稲田スタイルの画一的、独善的な物の見方じゃあ国を誤ります。やっぱり、慶應ボーイの様に、視野が広くて粋じゃなければ、国民が付いて来ませんよね!よおし、午後からはちょいと外出がありまして、頑張って来ます!
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