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スラムドッグ$ミリオネア

読者の皆様、おはようございます。全国的にお天気に恵まれた週末でしたが、如何お過ごしでしたか!?僕、ウィーク・エンドは、映画観賞とラグビーワールドカップ観戦で終わったんですが、睡眠時間が不規則になってしまい、最近頓に朝夕が冷え込みますからね、少々風邪気味ではあります。いやしかし、素晴らしい好ゲームが続きまして、深更や払暁に幾度と無く独りで大声を上げたりして、近所迷惑かもしれません、ご免なさい…。ラグビーに興味の無い方には恐縮ですが、ちょっとだけレビューを書かせて下さいねm(__)m。

先ず、準決勝第1試合、ニュージーランドVS南アフリカです。20-18の僅差ながら、ニュージーランドの勝利に終わりました。でも、スコア以上の差がありましたねえ。南アフリカのゲーム・プランは、ニュージーランドにトライを奪うのは至難の業、ならば相手の攻撃を執拗なタックルで止め、集団で敵陣までボールを運び、何とか反則を誘い、ペナルティ・ゴールで3点づつ加点する、という物でした。南アがニュージーランドに勝っているのは、身体のサイズとフィットネスですから、それを前面に押し出して勇敢に闘ったんですね。実際、後半の途中まではそれが功を奏し、僅差ながら南アフリカがリードしていました。ところが此処で、ニュージーランドの個人技が爆発、天才スクラム・ハーフのダン・カーターのドロップ・ゴールは美しく、見事でした。そして、センターのノヌーのタックルを受けても身体をスピンさせてかわす妙技、最後は俊足バックスのバレットの華麗なトライで勝負あり、でした。南アも献身的なプレイと組織力で世界チャンピオンを苦しめたのですが、ニュージーランドの個人技、才能の輝きの前には及ばなかった感があります。最後の10分はたった2点差ですから、ペナルティ・キックの3点で南アが逆転なんですが、ニュージーランドに押し込まれ、そんなチャンスは皆無でしたもんね。横綱と大関の勝負は、順当な結果に終わったんですが、しかしまァ、2㍍を超す120㌔の巨漢がゴロゴロしている南アフリカに、我らが日本代表はよく勝ちましたよ。思い出すと涙が溢れ出そうですから、この話は止めときますね。続いて、今日の明け方に終わったばかりのオーストラリアVSアルゼンチンです。これも順当に、29-15にオーストラリアの勝利でしたが、此れ、スコアでは点差が開いていますが、アルゼンチンの大健闘が光りました。アルゼンチンのゲーム・プランは、格上の豪州相手に、通常の試合運びでは勝てない、兎に角攻撃だ、オールウェイズ・アタックでした。そして、自らのアドバンテージである重量フォワードを活かし、敵陣での反則を得たら、ペナルティ・キックで3点を確実に取るんですね。其処でモールからトライに行けば良いのに、とも思ったんですが、キッカーが素晴らしかったので、そちらの方が確率は高いと見たのでしょう。そして、自陣深くに攻め込まれた際は、キックで逃げるのが定跡なんですが、殆ど蹴らないんですよ。俊足バックス陣がボールを廻して果敢にラン、でありまして、トライまであわやという局面が何度かあったんですけどね~、オーストラリアの強固な守備を崩す事が出来ませんでした、残念…。でもね、20年前は日本と同格、或いはやや格下だったアルゼンチンが、ワールドカップを2度制したオーストラリアを右往左往させてましたからね~。豪州側も余程焦っていたのでしょう、無理なドロップ・ゴールを狙って思い切り外してたりしましたもん。只、アルゼンチンは未だ20代前半の若手が多く、彼らがより経験を積めば、かなり強くなりますし、次回の日本大会では、優勝も狙える処まで来るかもしれません。

さて、決勝はニュージーランド対オーストラリア、オールブラックスVSワラビーズであります。隣国でもあり、手の内を知り尽くした同士、間違い無く好試合になるでしょうが、やはりニュージーランドの優勝は揺るがないんじゃないかしら。もし番狂わせが起きるとしたら、オーストラリアが僅差を守り抜く展開しかイメージ出来ません。決勝戦は今度の日曜日の夜中ですか、あ~、来週の月曜日もまた寝不足だなあ…。

閑話休題、カラスカァと啼いて夜が明けて、新聞を読んでいましたら、やけにインドの記事が目に付いたんですよ。この国が目覚ましい経済成長を遂げ、宇宙開発ではアジア1、軍事力でも核や空母を保有、人口は世界2位、紛れも無い大国である事は間違いありません。でもね、僕、不思議に感じるのは、此れだけの大国でありながら、先のワールドカップの様な、スポーツの檜舞台とは、インドは殆ど縁が無いんですよね~。僕、この謎は、インドの社会構造にある、そう思うんです。

僕がインド・ネパールを1か月半旅したのは、もう20年近く昔の話ですが、非常にアンバランスな印象が強いんですね。イングランドの資本が投入された超高級ホテルでは、正式なイングリッシュ・ブレックファーストが出るんですね。ポリッジ、ブラッド・ソーセージ、キッパード・ヘリング、ケジャリー、焼きトマト、スコーン、ベイクドビーンズ、オートミール、そして勿論トーストとベーコン・エッグにミルク・ティー、まァ朝から豪奢な物でした。ところがね、ホテルを出ると、いきなり多くの牛さんがウロウロしていますし、直ぐに貧民街が広がりまして、目に来る様な異臭のする処が多いんですよ。其処では勿論カレーを食べる訳です。あ、カレーを食べている直ぐ横に、牛さんが普通に居て、モーとか啼いたりしてます。そしてね、尾籠な話で恐縮なんですが、公共のトイレが未だに殆ど無いんですね。あちらでは水が悪く、お腹を壊す事もしばしばなんですが、そういう時には本当に困りましたもん。トイレの中にもいきなり牛が居ますしね。思わず大阪弁になりそうでしたもんね、「お前、何やねん!」ってね。宇宙開発ではアジア1なのに、トイレが整備されていないなんて、変な国でしょ!?

神は細部に宿ると申しますが、実はこのトイレの事、非常に根が深い問題なんですね。何故、インドには公衆トイレが少ないか、此れ、実はカースト制の問題なんです。インドでは、排泄物の処理は、最下層の人達の仕事でありまして、其れがまた世襲制なんですよ。何だか、大傑作漫画「カムイ伝」の様な世界が、今も尚色濃く残っている感があります。此れは以前の拙ブログでも書きましたが、物乞いの一家に子供が生まれると、直ぐに手か足を切断するんですね。その方が物乞いの際に有利だからです。その子供達に、日本人が憐れに思って小銭をやる、という図式が出来ていまして、僕、その光景を幾度と無く見ましたけれど、思わず目を背けましたもんね。憐れに思い恵む事は良いとしても、その行為が続けば、その子供に子が生まれたら、また腕を切られるんですよね…。話を戻しまして、今のインドにもカースト制が厳然と残っています。上層階級のバラモンやクシャトリア、僧侶や軍人の層では、スポーツをするのは卑しい事、という考え方なんですね。中国の儒教の教えと瓜二つであります。そして、中間や下層に位置する、バイシャやスードラは、日々の生活に追われ、スポーツなぞする暇が無いんでしょう。だって、14億の人口が居て、オリンピックでのインドのメダリストって、聞いた事無いですよね。そして、スポーツを好む人も、世界的にはマイナーでも、インドでは非常に人気があり、高収入を得られるクリケットに集中してしまうんですよ。このクリケット、かってのイングランドの植民地では非常に人気がありまして、僕、オーストラリアに住んでいた時に、何度かTVで見ましたけれど、これ、1試合8時間ぐらい掛かるんですね。国際試合だと、4~5日掛かるんじゃないかな。このスポーツが世界的な人気を得られない所以であります。

さて、僕、理想的な社会って、人々が自由に職業や生き方を選択出来る事だと思うんです。ですから、共産圏や独裁国家が存続出来る筈が無いんですよ。だって、自由を望む人々の本能を抑圧する社会ですもんね。もし、インドから、特定の分野だけで無く、ラグビーや野球、自動車産業や小説家、ミュージシャンや経営者等々、様々なジャンルで多くの人材が輩出したら、この大国が変わった証になるんじゃないでしょうか。だって、人口14億ですよ。単純計算で、日本の十数倍のポテンシャルがある筈ですもん。この大国が、真の自由な国へと生まれ変わります様に…。

此処まで書きましたら、もう直ぐお昼ご飯、インドの話を縷々綴ってましたら、無性にカレーが食べたくなりました!病院の近くにある、インドカレーのお店、「夢や」さんの、ほうれん草と仔羊のカレーとナン、そしてパコラとラッシーを食べに行こうかな!?ナマステ~(^_^)/~
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