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名月や 寝ながらおがむ 体たらく 一茶

昨日はスーパー・ムーンだったんですね☽僕、早々と床に就いてしまい夢の中、気付けばカラスカァと啼いて夜が明けて、いやあ、月見もせずに勿体無い事をしまして、残念無念です…。

風鈴に 銀河より来る ラ行の風、文挟夫佐恵さんという、昨年亡くなられた老俳人の句なんですが、御年101歳にしてこの感性、いやァ脱帽ですよね…。事実は小説より奇なりと申しますか、世紀の大発見、僕、今朝は少々興奮しています。何でも、火星には現在でも液体の水が存在するそうでして、これ、もしかすると、地球外生命体が見つかるかもしれませんよ!昨日ですか、NASAが公表した由でして、水のある処に生命体が存在する可能性は極めて大きいですから、アメリカも偶には良い事をします。へええ、と感じましたのは、火星では、季節と地域によって水が発生する様でして、元々、河川や湖があったのは既に定説ですもんね、何ら不思議ではありません。地球においても、中央アジアの「さまよえる湖」のロプノールや、オーストラリアのエア湖が有名ですよね。特にエア湖ですが、かって僕が豪州に住んでいた時に、TVニュースで見て度肝を抜かれたんですよ。この湖、青森県程の大きさで、通常は塩湖であり、干上がっているんですが、10年に1度、大雨がこの巨大な窪地に雪崩れ込むんですね。オーストラリアの内陸部の砂漠地帯にあるんですが、この湖を目がけ、10万匹を超すペリカンが一斉に飛来します。塩湖の塩の中に、プランクトンや魚の卵が大量に含まれているんですが、これが一斉に孵化するんですね。プランクトンを小魚が狙いますが、それを食べ、卵を産み、雛を育てるのがペリカン達なんですね。砂漠の内陸部に突然出来た大きな湖、其処には天敵なぞ居ませんから、ペリカン達も安心して子育てが出来る、という訳です。使い古された言葉で恐縮ですが、大自然の驚異でありまして、シドニー沿岸からエア湖までは1500㌔、それをペリカン達は飛んで来るんですが、近辺の地層を調べた処、3000万年前から、この行動が繰り返されているんですって。ペリカンって、怪異な容貌でちっとも可愛くありませんが、大した連中ですよね~。

閑話休題、ジョン・レノンの高校時代の通信簿が見つかり、競売にかけられる由、超有名人も大変だなァとつくづく同情しますけれど、僕、生前の彼に会っている筈なんですよ。痛恨の極みなんですが、その記憶が全く無いんです…。僕が未だ幼い頃、母と共にホテルオークラに泊まった際の事なんですが、山里というレストランで朝食を摂っていましたら、隣にジョンとヨーコが座ってたんですって!何故サインを貰って写真を一緒に撮らなかったのか、後年散々母を責めたんですが後の祭り、僕が唯一覚えていますのは、会計の処に、ジーンズの上にどてらの様な服を着た、変わった感じの妙なオバチャンが居たという事だけでして、そりゃジョンじゃなくてヨーコだよ!クッソ~、一生の不覚なんですが、其れはさておき、ジョンの通信簿には、「注意しても私語を止めなかった」「宿題をやらなかった」「反抗的な性格と権威に対する不遜な態度」等々、ネガティブな事ばかり書かれていたとか。まァ、天才に対して、たかが学校の教師如きが、何も分かる筈はありません。

僕、高校生の時分は本当に劣等生で不登校に近かったですし、学校の権威なぞ、殆ど認めておりません。今、学校で苦しんでいる学生さんに、声を大にして言いたいんです。僕は小物ですが、大人物程、学校と上手く折り合いを付けていないんですよ。学校は、一定の型に皆さんを嵌めるだけの物ですから、合わないな~と思ったら、逃げたら良いんですよ。幸い、今は僕がハイ・ティーンの頃よりも、制度が随分フレキシブルになりましたから、大学検定を受けるも良し、フリースクールも転校も留学も良し、じゃありませんか。先生なんて、学校という閉ざされた空間の中で生きていますから、変な人だって沢山居ますよ~。世の偉人達をご覧なさい、学校なぞ行かずとも、優れた人材は雲霞の如く、です。

先ずは、外国から見てみましょうか。ジョージ・スティーブンソン、という人物がいまして、ご両親は文盲、ご自身も幼い頃から炭鉱夫として働き、学校に通ったのが18歳、其処で算数や読み書きを初めて教わるんです。余程、感性や創意工夫に溢れた男だったのでしょう、蒸気機関やランプや時計の修理といった実務で、めきめきと頭角を現すんですね。その現場での実務能力に、学問が加わったのですから鬼に金棒、とうとう彼は、石炭輸送の為の蒸気機関車の開発に成功します。世界初の大偉業でありまして、彼は鉄道王としても名を馳せます。彼の有名なアインシュタインだって、殆ど学校と馴染めなかったのは夙に知られた話ですよね。そうそう、ハリウッドきっての、マネー・メイキング・スターであるトム・クルーズ、彼は学習障害の失語症でしたから、学業を修めるのはさぞかし大変だったでしょう。昨日のお話と関連しますけれど、007シリーズの主役のショーン・コネリー、彼は貧しいスコットランドの生まれで、最低限の教育を受け、漁師や運転手と職を転々としました。その労働者階級出身の彼が、オックスフォードを出た上流階級の設定である、ジェームス・ボンドを生涯の当たり役としたんですから、皮肉なものです。その役を演じる為に、如何にショーン・コネリーが努力した事か、頭が下がる思いです。

日本に目を向けましょう。先日の日経新聞でしたか、「決して緩まないネジ」が日本人の手に依って開発されたそうです。何でも、アメリカの宇宙船に使う、ネジの耐久試験があるそうなんですね。それは、17分持てば良いそうですが、この日本製のネジは、3時間経っても全く緩まず、試験装置が先に壊れてしまったとか。道脇裕さんという38歳の男性が開発したそうで、2000年に渡るネジの歴史を覆す、世紀の大発明なんですって。ユニークなのはこの道脇さん、10歳の時、学校に疑問を感じたそうで、それからは全く通学しておらず学歴はゼロに等しい由、漁師やとび職を経て発明家としてデビューしてこの大発見、本当の天才ですね~。作家の松本清張先生や大政治家の田中角栄は共に小学校卒、それでもあれだけの大仕事を成し遂げました。まだまだいらっしゃいます。吉川英治、山岡荘八、長谷川伸、山本周五郎、水上勉、皆さん、「宮本武蔵」「徳川家康」「瞼の母」「赤ひげ」「飢餓海峡」等の大ベストセラーを沢山持つ、国民作家と呼ばれたビッグ・ネームですけれど、全員が小学校卒か或いは中退であります。皆さん、人生の辛苦を舐め、それでも決して諦めずに人生を切り開いたんですね。長谷川伸先生でしたか、実家の貧困故に小学校を中退して沖中仕--船の荷物の積み込みの肉体労働ですね--をしている最中、拾った新聞で漢字を覚えたというんですから、涙がこぼれる思いが致します。

勉強って、一念発起さえすれば、どんな環境でも何歳からでも出来るもの、大事な事はその向学心や情熱、そして努力でありましょう。だから僕、一般的な優等生には何の魅力も感じません。だってね、優等生の皆さんがしのぎを削って、文系では最も優れていると言われる、東大法学部を卒業して官僚になってこの国を動かして、挙句の果てには、何1つ上手く行ってませんよね。だったら、ペーパー・テストだけが出来る、只の暗記馬鹿じゃありませんか。こんな変な人、僕、決して付き合いたくありませんよ。先の小学校にも行っていない、ネジを造った方の足元にも及びません。おまけに、原発やTPPやマイ・ナンバーや年金等々、日本国民全員に多大な迷惑を掛け続けるんですから、とんでもない話ですよね。

はまなすや 今も沖には 未来あり、中村草田男という俳人の句ですけれど、この国の将来への希望を棄てず、皆で頑張りましょう!
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