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OPEN SESAME

いやあ、今日でとうとう1001回目の更新ですか。僕、実はかねてから、アラビアンナイトに因んでの1001回のお話を目指しておりました。漸く此処まで来たか、しかしながら辿り来て未だ山麓、とっても感無量です。おっとその前に、風邪が何だか悪化して来まして、少々熱もあり、集中力に欠け気味であります。話が二転三転、右顧左眄するかもしれませんが、どうかご海容頂ければ幸いです。

さて、このアラビアンナイト、そもそもの謂われはかなり陰惨なお話なんですよね。第一夫人の王妃の浮気で傷ついたペルシャの王様がおりまして、その腹いせに、処女と結婚しては翌日に殺すという蛮行を繰り返していました。義を見てせざるは勇無きなり、大臣の娘であったシェヘラザードは、余程義侠心に富んだ勇敢かつ美貌の才媛だったのでしょう。その残酷な王に自ら嫁ぐんですね。ベッドを共にしたシェヘラザード、そこでピロー・トークと申しますか、興趣に富んだ話をしまして、「明日、また面白い話を致しましょう」と黙り込む、という訳です。是が非でも続きを聞きたい王様は、カラスカァと啼いて夜が明けてもシェヘラザードの命を絶たず、毎晩話を聞き、それが千一夜に及んだんですね。残酷な王様もシェヘラザードとの愛に目覚め改心、めでたしめでたし、という話でありました。

話は現代に飛ぶんですが、今朝、NHKニュースに、歌手のエルトン・ジョンが出ておりまして、ロシアのプーチン大統領のゲイ差別、同性婚批判について大層憤慨しておりました。僕、最近頓に、亡父に考え方が似て来ておりまして、尤も、彼の女性好きな処は似ておりませんが、どんなカップルの組み合わせだって、本人達が良ければそれで良い、そう思えてなりません。亡父が良く言っていましたのは、「お前が好きなら、黒でも白でも、何なら緑でも良いぞ!ハハハ!」、でありました。緑って、それでは宇宙人かX-MENですよ、全く…。でもね、衆道でも同性婚だろうと、平安期の通い婚だろうと、一夫多妻だろうと一妻多夫でも、かって人類が選択したスタイルでしょ。フランスなんて、流石はエディット・ピアフの「愛の賛歌」を生んだ国でありまして、三人婚というスタイルが認められているそうですよ。男性2人--そのうち1人はゲイだそうです--に女性1人という組み合わせがあり、もう僕には理解不能ですが、3人がそれで幸せならば、他人がとやかく言う事ではありませんよね。人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえ、随分な野暮天だねえ、でありましょう。

しかしね、アラビアンナイトの設定、「美女と野獣」に酷似しているなァと思います。「美女と野獣」はフランスのお話--因みに、王様の野獣のメイクは、歌舞伎から多大な影響を受けたものなんですよ。--ですけれど、ドイツのグリム童話ならば「かえるの王様」、日本になると、独裁者が居ないお国柄の所為か、「鶴の恩返し」か「天女の羽衣」辺りになるんですかねえ。これ、同様の例は多く見られまして、例えば「ノアの方舟」の様な洪水譚って、世界規模で見る事が出来ます。実は、壊滅した都市って、地球に点在しているんです。イタリアのポンペイ、エルサルバドルのホヤ・デ・セレン、ジャマイカのポート・ロイヤル、そしてペルーのユンガイ、これらは、地震や火山で崩壊した街でありまして、そうそう、地中海域では、ギリシャの水没都市、バブロペトリが有名ですよね。僕、これって、他山の火事とはとても言えない、そう感じられてなりません。

ついこの間、宇宙探査船のニュー・ホライズン号が、冥王星の鮮明な写真を公開しました。氷の窒素に覆われた大平原、巨大なクレーター、延々と連なる山脈群、恐らく生物の居ない、死と沈黙と静寂の世界でありました。巨大なダム湖は、常世と申しますか、静謐な一種独特の美しさがありますけれど、それに似た趣が感じられまして、冥王星は英語で pluto ですからあの世の王様という意味でして、これ、11歳の多感な少女に依る命名だそうですが、大したセンスです。尤も、冥王星と名付けたのは野尻さんという英文学者でありまして、ラフカディオ・ハーンの愛弟子なんですね。冥府魔道と言えば、小池一夫先生の畢生の名作、「子連れ狼」に出て来る言葉ですが、地獄の様な死後の世界でありまして、冥王星とは、誠に上手く名付けたものです。

さてさて、前置きが長くなりましたけれど、冥王星の写真を見れば、大自然の驚異に思いが至るんですが、熊本は阿蘇山の噴火、本当に大丈夫なんでしょうか!?僕、画像を見ましたけれど、いきなりの噴煙には怖気立つ思いでありました。これ、何と2000㍍にも達したそうでして、どうやら地中のマグマに触れた地下水が、水蒸気になって爆発した由です。鹿児島の川内原発の近くの桜島も不気味ですけれど、阿蘇山とは、霧島火山帯として、当然連なっている訳でしょ。かっての雲仙の噴火も、同じ火山帯に属している訳で、あの時は確か、50名近い犠牲者が出ました。まァ、別府の風情のある湯煙の景色にしたって、鶴見岳と伽藍岳の2つの活火山に囲まれている訳で、僕、この火山国であり地震国である我が国で、原発を続けるって、リスキー過ぎる危険極まりない事と思います。そしてね、世界的な地震学者である島村英紀教授に依れば、「1950年以降、M9クラスの地震は、世界で7回起きています。そのうち、6つの地震では、4年以内に近隣の複数の火山が噴火しました。今の処、唯一の例外が東日本大震災です。」「今、マグマが溜まりやすくなっていて、東日本の火山は、軒並み噴火準備段階に入っていると思われます。」「日本の火山のマグマは、粘性が高く、一旦噴火すると被害が大きくなります。」ですって…。

僕ね、東京五輪だ、マイナンバーだ、TPPだ、集団的自衛権だ、なんてやってる場合じゃないと思うんです。国民の命を守る、これ、国家としての最大の責務でしょう。ならば、税金の無駄遣いは即刻廃止、火山や地震の予知、そして万が一の際の防災システムの完備にこそ、最優先にお金を使うべきじゃないかなあ。大体ね、集団的自衛権を連呼し、中東に自衛隊を派遣したとして、その時に火山の噴火や大地震が来たら、誰が救ってくれるんですか?これこそ本末転倒でありましょう…。今の為政者の大馬鹿者達は、物事の本質を考え直したら良いんですよ。あのねえ、テメエらが後生大事にしている税金の徴集にしたって、それを支払う国民が地震で死んだら、成り立たないんですよ。ホント、魯鈍で薄鈍で軽愚、阿呆で頓馬で間抜け、愚劣で愚盲で下劣、ええと、まだあったかな、おたんこなすのおたんちんのあんぽんたん…。兎に角、偶には1つぐらい、国民が喜ぶ事をしてくれても、ばちは当たらない、そう思いますよ!

よおし、どうにかこうにか書き上げましたし、後は溜まった書類に目を通して決済を済ませたら、K先生かN先生に風邪薬を処方して頂いて、今日は帰りまして、安静にします。少々早い時間帯ではありますがおやすみなさい。読者の皆様も、朝夕の冷え込みには、どうぞお気を付け下さいね。
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