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♪ KARLA WITH  A K ♬

読者の皆様、おはようございます。週末は如何お過ごしでしたか?僕、久方振りのきちんとした休みでして、何だか昨日はちっとも動く気がせず、ウヰスキーのオンザロックスをちびりちびりやりながら、DVDで映画鑑賞三昧、すっかりリラックス出来まして何よりでした。夜には観戦中にうとうとしてしまい、朝目覚めてからビデオで続きを見たんですが、U-18野球ワールドカップの決勝戦、日本は1-2の惜敗でしたね…。勝機は幾つかあったと思いますし、防御率・打点・得点・失点等々、数字上では日本がアメリカを凌駕していたのですけれど、これが一発勝負の怖さでしょうか。いや、本当に残念でしたし、これはどの世代の野球日本代表にも言える事なんですが、ずば抜けた長打力を秘めた打者が少ないんですよね。これ、彼我の考え方の違いが分かって面白いんですが、日本は「野球は守りから、投手が全て」という発想ですので、ピッチャーには綺羅星の如く、毎年好素材が揃うんですね。その分、打者はセンスに長けていても、やや非力な選手が多い気がします。諸外国は、「野球は点を取らなければ勝てない」という訳で、運動能力に優れた選手は皆内野手、特にショートを目指すとか。今の日本野球の投手のうち、三分の一でも野手を目指していれば、随分様相が変わるとは思います。とは言え、来年も又、高校野球の世界選手権は開催される訳で、来季こそ、ワールド・チャンピオンを獲って下さい!

決勝戦の相手のアメリカ、小憎らしい程の強靭な体力を見せつけていましたねえ。彼らアメリカの球児達には、全く罪は無いのですが、貴方方の母国は、相も変わらず悪行三昧、本当に酷い国と思います。と申しますのは、かってウィキリークスが、「NSA=アメリカ国家安全保障局が、日本政府や日本企業への盗聴を頻繁に行っている」と告発しました。ところが、それだけではありませんで、これ、僕達一般市民にもやっているそうです。「NSAは、通信事業者の協力を得て、電話の発信者と通話先の電話番号、時刻、長さ、メールの送信者、送信先、時刻、訪れたサイトなどのデータを集めて来た。会話の中身まで盗聴しなくとも、このデータで、交友関係や生活形態まで把握出来る」ですって…。やがて、マイ・ナンバー制が導入されれば、その人の資産までもが全て政府には分かってしまいますし、こりゃあもう、とんでもない監視社会でありましょう。ジョージ・オーウェルの「1984」、アラン・ムーアの「V・フォー・ヴェンデッタ」、安部公房の「第四間氷期」、これに勝るとも劣らぬ distopia 、暗黒の未来と言えます。とは言ってもね、政府よりも一般庶民の方が余程強かで頭脳明晰ですもん、僕、余り心配しておりません。幾ら銀行口座の残高を国がチェックしても、たんす預金にしてしまえば分かりませんもんね、おたんこなすのおたんちんの、バーカバーカ。僕なんて、幾らでも盗聴して貰って結構、清廉潔白ですからね、逃げ隠れしませんし、いつでもかかって来い!返り討ちにしてやる、なんちゃって。まるで気分は「アイアンマン3」の主役の馬鹿社長トニー・スターク、僕、いつなんどき、誰の挑戦でも受けます、って、これではアントニオ猪木ですね、スミマセン…。

そしてね、欧州全域に、中近東やアフリカからの難民が押し寄せているとか。ヨーロッパ各国首脳は、正直迷惑顔の様ではあります。でもこれもね、かって貴方達は、諸外国に対し何をしました!?中近東には十字軍と称し、300年近く、十回に渡り攻め込んだじゃありませんか。これね、聖地エルサレム奪回という大義名分を掲げながら、実際は、暴行・略奪・虐殺でしょ。そして、アフリカに対してした事は言わずもがな、奴隷海岸・象牙海岸・黄金海岸、という名が残っているんですから、一目瞭然でありましょう。せめてもの罪滅ぼしとして、哀れな難民の皆さんは、全て欧州で面倒を見るべきでしょう。それが償いというものです。

閑話休題、昨日は、DVD鑑賞だけではありませんで、柄にも無く、珍しくも、純文学を手に取りました。領家高子さん、という僕より一回り上の方の、「向島」「墨堤」「言問」という三部作の小説だったのですが、これ、大袈裟で無く、幸田文の「流れる」を思い出しました。今時珍しい、花柳界のお話でありまして、先ず、三味線の音色が聞こえて来そうなビビッドな心理描写が素晴らしいんですね。芸者衆の着物についての記述は肌理細やか、そして、風景描写は嫋やかで美しくそして正確、日本美という言葉がとっても似合いました。聞く処に依れば、領家先生は花柳界のメッカの1つ、墨田区は向島--スカイツリーの近くですね--のご出身であり、それがタイトルにもなっているんですが、ご母堂が元名妓であり、ご自身のルーツへと遡る私小説の趣があり、どうしても花柳界を書かねばならぬ、という強烈な業を感じました。大変繊細な文章なのに、焙り出しの隠された伝言の様でして、恋の情熱の炎で、それがちらりちらりと垣間見えるんですね。文章力、構成力、ストーリー、風景の写生能力、近年の小説では群を抜いていた様に思えました。喩に出して大変恐縮ですが、又吉君の小説、決して悪くありませんが、領家先生とは大人と子供、比較にならないんじゃないかなあ…。マイナーポエットと申しますか、領家先生の本が現在では殆どが絶版、僕、かろうじて「向島」のみは書店で買えましたけれど、他の本はアマゾンでの購入ですもんね。他の作品も読みたいですから、出版社さん、何とかして下さいよ~。

世には広く知られずとも、素晴らしい物って沢山あります。例えば、フーターズ、ですけれど、これはアメリカのロック・バンドでありまして、世の多くの殿方が好まれるであろう、ホット・パンツとタンク・トップのグラマーなお姉さん方が大挙している、バー・チェーンではございません。このフーターズというバンド、僕が高校在学中に少しだけヒットしたのですが、非常に楽曲のクオリティに優れたバンドでした。ユニークなのは、ギターを全面にフィーチャーした優れたロック・バンドなのに、中南米や北米の民族音楽を大幅に取り入れ、ヴァイオリンやアコーディオンを弾くメンバーも居たんですね。彼らの活動の情報を聞かなくなってから、所謂民族音楽、ワールド・ミュージックの一大ブームが来ましたから、運に恵まれないバンドではありました。武運拙く売れないまま、何時しか時は過ぎ、もう解散したと思っていたんですね。今はYOU TUBEという大変便利なものがありますから、試しにフーターズ、と入力してみましたら、2015年現在の今でも、未だやってるんですよ♪あれから30年、良く頑張ったと感心しますけれど、ちっとも売れていない割には、満面の笑みで楽しそうに演奏しておりまして、こちらも何だか嬉しくなりました。

「ザ・コミットメンツ」という、イングランドの名匠、アラン・パーカー監督の音楽映画の傑作があります。これ、アイルランドのケルト系の人達が、黒人音楽のバンドを組む、悲喜劇なんですね。劇中の音楽は、出演した無名の新人達の手に依るものなんですが、「アイルランド人はヨーロッパの黒人さ」という自虐的な台詞の様に、まァ、歌唱力が凄いんですよ。当時弱冠16歳の、アンドリュー・ストロング君が熱唱しておりまして、その野太い声量と表現力、映画が公開された後、彼のソロ・アルバムもリリースされましたし、僕、大成功すると信じて疑いませんでした。ところが月日は流れ幾星霜、ストロング君に何があったかは知りませんけれど、素晴らしい歌声にも関わらず、全く売れなかったんですよ。僕、偶にタワー・レコードやHMVで、彼の動向をチェックしていましたが、ちっとも新譜は出ていませんでした。つい先日、YOU TUBEでチェックした処、36歳になり、禿頭となったストロング君のライブを観る事が出来たんですが、あれから諦めずに歌っていた事に先ず嬉しくなりました。そして、声量は寧ろ増している事に感動したんですよね。日本のミュージシャンにしても、本物のロック・バンドで本当に売れるのは、5年に1組が良い処、親友のMさんと飲んだ際には、才能がありながらも売れなかったミュージシャンの歴史について語るのが常なんですよね。ホント、日本人って見る目がありませんから、ボ・ガンボス、ルースターズ、野狐禅、毛皮のマリーズ、SION、彼らは未だやってますがフラワー・カンパニーズ、死屍累々なんですよ…。

ただね、彼らが売れなくても何とか食べて行けるのは、熱心なファンが居るからでありまして、それはね、音楽でも小説でも、質が高い物を造れ、その人の情熱があれば、僕、何とかなると思うんですね。ただ、その為には10年辛抱する必要がありまして、日本の本物のロック・バンドは、RCサクセションにせよエレファント・カシマシにせよ、大体皆さん苦節十年なんです。その10年間、自分を信じ、音楽を信じる事が出来るのか、踏み絵の様に、芸術の神様が見てるんじゃないかなあ!?僕だって、何とかこの医療業界でいっぱしの人に成れたかな、と思うまでには、ちょうど10年ぐらい掛かってますもんね。話は変わりますけれど、新入社員の皆さんも、10年辛抱する積もりで頑張ってみてはどうでしょうか!?

さて、僕は明日午後より熊本へと出張となりまして、水曜日だけ、拙ブログの更新はお休みする予定です。拙ブログは、今日でとうとう996回目の更新でありまして、いよいよ1000回の大台に向けてのカウント・ダウンであります。その際は何を書こうか、全く決まっておりませんが、もし何かリクエストがありましたら、是非宜しくお願い致します!
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