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✿ arearea ✿

こんにちわ!いよいよお盆休みも明けまして、皆様方もさぞお忙しいのではありませんか?僕も、今日は通常よりも少し早目に7時に出勤しまして、兎に角雑事から済ませて行ったんですが、PCを立ち上げたら、未開封のメール33通とありまして、いきなり参りましたね~。これ、本当に重要な連絡や業務上の通信なぞ殆ど無く、怪しげな物やスパム・メールばっかりですもんねえ。ところでこのスパム・メールの由来なんですが、これ、実は軍隊から来ています。皆様、スパム、という缶詰をご存じでしょうか?あれ、要するに、ソーセージの中身をそのまま缶詰にしてるんですが、かなり塩分が強く、保存が利くんですね。それを買われて、軍用レーション、即ち戦地で食べる缶詰として世界中に普及しました。中でも、米軍が最も使用量が多いんですが、名にし負う味覚粗野の国ですからね、ほぼ毎日このスパムの缶詰が出るんですって。流石の米兵達も、毎日毎日出て来るスパムに飽き飽きしてしまったそうです。それに因み、連日送って来る迷惑メールを、スパム、と呼ぶ様になったとか。

さて、そのスパム・メールを全部処理しまして、ネットで色々とニュースを見ていたんですね。一番に目が付きましたのが、鹿児島の桜島の記事でした。桜島は謂わずと知れた活火山、最近はかなり活発化している様でして、昨日ですか、小地震ですけれど、1000回を越したとか。避難勧告も出ている様ですし、鹿児島の方々も大変だなあと心から同情します。でもね、僕が最も気になりますのは、この桜島から約50㌔離れた処にある、川内原発です。「火山と原発は関係無い!」と九州電力は言っていますが、今、日本全国を見ても、火山活動が活発化しているじゃありませんか。例え危険度が低くとも、万全の備えをしてリスクヘッジすべきじゃないかなあ。そしてね、僕、これも不思議で仕方が無いんですが、原発の防衛ってどう考えているんですかね!?少人数のテロ集団が、原発を襲って悪さすれば、そりゃ核爆弾が落ちて来たのと同じでありまして、でもどうも自衛隊を配置しているなんて、寡聞にして聞いた事がありません。僕が、日本に進攻を考える悪い国の極悪大統領なら、真っ先に原発を狙いますがねえ。アベの馬鹿も、外国に兵隊を出すより、原発を守った方が良いんじゃない?そして何より、とっとと廃炉にした方が良いですよ~。

さて、スズメバチに刺されたのも、どうにか癒えつつあり、昨日は痒いのを我慢しつつ、本を読んでおりました。いや~、懐かしいな~、と書庫から引っ張り出しましたのが、星新一先生の「進化した猿たち」、これ、実はアメリカの一コマ漫画を集めた物なんですね。その中に無人島に男が漂着してどうなるか、というシチュエーション・コメディを1コマで表現する、という物がありました。時折ニヤリとしたり、身につまされたり、楽しく読んだのですが、どうも僕、この無人島に漂着する、というシチュエーションにはそそられますねえ。良く考えますのが、無人島に持って行く一冊、です。これね~、迷いに迷いますし、その時の気持ちにも依るんですよね。或る時は「万葉集」や「源氏物語」だったり、日本初の国語辞典の「言海」も素晴らしく、司馬遷の「史記」も良いですねえ。そうそう、プロ野球選手名鑑も持って行きたい所ではあります。そして勿論、世界一のベスト・セラー、文語体で書かれた旧約聖書も悪くありません。僕、クリスチャンではありませんけれど、あれって、壮大なフィクションじゃありませんか。唯一神を如何に表現するか、そしてそれを民に分からせるにはどうするか、其処が非常に興味深く、僕は大河小説として読んでいます。でもね、何を持って行くかと問われれば、やはり時刻表かなあ…。あれ程楽しめるものはありませんッ!!「この路線、乗った事ないな~」「都内一周で何分かかるんだろ?」「大分から北海道までの最短ルートは?」等々、無限の楽しみがあり、興趣は尽きません。でも僕、現実逃避、或いはゴーギャンの様な南方嗜好があるのかなァ、パパイヤやマンゴーも大好きですもんね、その所為か、その手の漂流本は良く読むんです。ゴールディングの「蠅の王」は強烈でしたし、「十五少年漂流記」、「漂流」、「東京島」、そうそう、コンラッドの「闇の奥」も、このジャンルかもしれませんね。とは言え、やっぱり「ロビンソンクルーソー」がこの手の金字塔と思いますが、実はこのお話、実在のモデルが居たのはご存じでしょうか?

これ、日本人の冒険家、高橋大輔さんが長年の探検の上、とうとうロビンソン・クルーソーの住居の跡まで発見したんですね。ロビンソンクルーソーのモデルになったのは、セルカークさんという18世紀のスコットランドの水夫でありまして、航海中に船が難破、チリ沖の絶海の孤島に、5年近く独りで住んでいた人なんですね。高橋さん、世界中の伝承を追い求めて飛び回りまして、とうとうこの島を発見、セルカークさんが使っていた、18世紀の航海用の計器を見つけたんですね。セルカークさんは無事に帰国したんですが、一躍時の人となりまして、インタビューや書籍が発売されましたから、その多くのエピソードが、ロビンソン・クルーソーになったと言われています。

さてさて、ロビンソン・クルーソーもまるで一種の寓話でありまして、ここからは漂流話とは少しずれるんですが、日本の寓話や昔話って、非常に類似性が強い様に思えるんです。桃太郎は桃から生まれて鬼が島に退治に行き、浦島太郎は亀を助けて竜宮城に行き、一寸法師は小さいままですよね。竹取物語は、かぐや姫は竹から生まれ天の羽衣で月に帰ります。その他にも、天狗に酒呑童子等々、共通のパターンとして、登場人物は皆、異形の者であり、竜宮城の様な豪奢な世界に住んでいます。そして、役割を果たすと、僕らの知らない何処かへと去ったりする訳で、面白く感じますのは、一種のシンクロニシティと言いますか、ケルト神話にせよ、インドの民話にせよ、中国の伝承にせよ、良く似た話が多いんですよね~。

僕、天狗も桃太郎も酒呑童子も皆、これらの登場人物は、はっきり言いまして、異民族や少数民族のメタファー、暗喩だと思うんです。現在の最新研究では、古代の民は、僕達が思っている以上に航海術に長けていた事は間違い無いそうです。となりますと、鬼の話が成立したのは平安期と言われていますが、当時は遣唐使が頻繁に行き来していますよね。平安の前の奈良時代には正倉院が建てられましたが、中近東のペルシャ製の屏風やら、中央アジアの品や、ベッドまで収められているんですもん、海外との交流は相当盛んだった筈です。そして、同時期の奥州藤原氏は、100年にも渡る栄華を誇りましたけれど、彼らが建てた中尊寺の金色堂の噂が中国にまで広がり、彼のマルコ・ポーロが、日本をジパング、黄金の島と呼んだ訳でしょ。そうそう、中尊寺に収められている象牙、これはアフリカゾウの物だったそうで、古代の交易ルートは、僕らの想像を超えていると思います。

そしてね、これだけ航海や交易が盛んならば、当然船の乗組員の中で、「もう1度船に乗るのも危ないし、このまま日本に住もうかな。食べ物は旨いし、綺麗なお姉さんばっかりだし。」と考えた人達が、或る程度居てもおかしくありません。彼らは髪の毛や目の色が違い、鼻の高さも異なります。当時の日本人と同じ地域に住むのは難しかったでしょう。また、日本人の中でも、被差別民やサンカと呼ばれた山岳民や流浪の民らは、無理矢理に僻地に住まわされていたんじゃないでしょうか。決して許される事ではありませんが、そこで、結界という考え方ですとか、逢魔が時になると人さらい--異人さん達もガールフレンドや召使いが欲しかったんじゃないかなあ。鬼が島だなんて、外人の船乗りが占拠した島、そう思いません?--が来るよ、となったんじゃないかしらん。神隠しなんて言いますが、あれって単なる誘拐ですもんね。そして、鬼でも酒呑童子でも天狗でも、大体が山奥とか孤島に住んでますよね~。そうそう、永遠の名著「遠野物語」でも、人と馬の悲恋物語がありますけれど、これ、国際結婚の暗喩じゃないかな。最後に、こういう異形の者が登場するお話が減ったのは、国際化だと思います。平安時代の日本人が、碧眼金髪の大男を見たら、腰を抜かして鬼だ!と思ったでしょうが、平成の今なら、素敵♡ってなもんでしょ。さて、今日は素人の我流文化人類学のアプローチでしたが、如何でした?今日のお昼休みは久方振りに、宮本常一先生か折口信夫先生か柳田國男先生の本でも読もうかな!?
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