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球けがれなく道けわし

あ~、もう腹が立つ!いえね、或る銀行さんから、僕の携帯に電話がありまして、朝の打ち合わせ中で取れなかったんです。会議後、折り返し電話をしたら、その担当者が不在ですとの由でした。では病院宛てにお電話下さい、と伝えまして40分、待てど暮らせど連絡が無いんですよ。まァ、忙しいのかな、と思って再度こちらから電話をしましたら、「すいません。声が小さくて聞こえないんですけど。」「担当の者は現在外出中です。」ですって…。もう僕、腹の底から大きい声を出して返事しましたよ!そうこうしていましたら、携帯が鳴り、その銀行からでして、病院に電話くれって言ったし、今アンタの処と話してるんだよ、と哀しくなりました。此処の銀行、以前に先方の大暴言からのトラブルがあり、それでも別件を執拗に売り込ん来たりして、もう疲れ果ててしまい、こちらからお付き合いをお断りしていたんですが、今日、これですもんねえ…。あ~、もう腹が立つ。僕、つくづく思うんですが、あんまりしつこい人って、嫌われると思うし、それじゃあ女の子にもモテないぞ~。僕、ちっともモテませんけれど、これ、仕事上でもそうでしょうが、TPOをわきまえない人、空気が読めず状況判断が出来ない人、気を使えない人、ケチな人、実力以上に自分を大きく見せようとする人、用も無いのに連絡する人って、あんまり異性から好かれないんじゃないかしら。ええい、もう書いちゃいますが、或る地銀さんで、イニシャルですと、アルファベットのHとJの間です。日経なぞを読んでますと、地方銀行は人口減少の煽りを受けて、近々大再編だそうですからね、あんまり客を弄ぶ様な事はしない方が良いんじゃないかな!?そしてね、今業績が良くても、禍福は糾える縄の如し、何があるか分かりませんし、そういう時にこそ、実る程頭を垂れる稲穂かな、そう思います。まあ、人との対応は鏡の様な物、と申します。自分なりに丁寧に接した積もりでしたが、何処か至らない処があったのでしょう。僕も気を付けて、水に流しましょう。

閑話休題、高校野球の代表校が続々と決まっていますが、僕、常々思いますのは、諸行無常の響きあり、なんですよね。かって栄華を誇り、全国から注目を集めていた強豪校が、何時の間にやら弱体化し、甲子園に出られなくなってしまいます。そうですねえ、僕の世代ですと、やはり印象に残りますのは、和歌山の箕島、徳島の池田、大阪のPL、横浜高校、茨城の常総学院、北海道の駒大苫小牧、大阪桐蔭、といった処でしょうか。そうそう、大分県民のオールド・ファンにはとても懐かしい、津久見と大分商業の2強時代もありましたよね。僕、時代の趨勢を強く感じますのは、かっての強い高校って、田舎の公立校だったんですよ。箕島や池田がそうでした。両校合わせると、全国制覇7回ですもんね。それが、PLや横浜や大阪桐蔭の台頭で時代が変わり、私学の天下となります。そして、今夏、かっての強豪校のトップだった、PLと横浜が予選で敗退、また新たな強いチームが躍進しつつあります。僕、これからの高校野球は、大学系列校の時代と思います。やっぱりねえ、推薦で大学進学も可能、ってのは球児にとってもその親御さんにとっても、凄い魅力と思うんですよね。そして、選手集めにおいても、全国にちらばるOBの情報網やネットワークも侮れません。駒大、日大、早稲田、ここら辺の大学系列校が今後の甲子園大会で活躍するのは間違いありませんねえ。でも僕、今年はやはり、東海大相模が優勝候補筆頭と思います。全国優勝5回の超名門横浜高校を、予選の決勝で、9-0で破ったのには驚きました。それもね、エースは温存してですよ。僕、YOU TUBEで東海大相模の試合を観たんですが、3番手投手のサウスポーが、145㌔の快速球をバンバン決めてたんです。エエッ、3番手でしかも2年生でこのスピード、これって、我が阪神タイガースの左投手の誰よりも速い球を投げている気がするんですが…。

僕、勿論サッカーも見ますけれど、昭和の人間ですし、やっぱりスポーツは野球とラグビーとボクシングをこよなく愛しています。この3つ、どれも齧った事がありますけれど、この季節はやはり、野球に目が行きます。僕が幼い頃のプロ野球選手って、何故か皆さんパンチ・パーマ、太い金のネックレスにド派手なゴルフ・シャツと、何だか独特のファッションでしたし、真っ黒に焼けてゴツい身体と顔、というイメージでありました。最近の選手は、僕、スカパーで観ていて驚くんですが、背は高く、シュッとしてますし、スラッとして手足が長く、ユニフォームの着こなしにも気を使い、勿論眉毛も整え、イケメンが非常に多いんですよね。各チームとも、女性ファンが急増していますけれど、さもありなん、という気がしますねえ。昔の阪神なんて、カッコ良いのは真弓選手ぐらい、後は掛布に岡田に平田でしょ。もうね、吉本興業みたいでしたもん。チームの顔の掛布が、カッカッカッカッ蚊のカッちゃん、とCMに出てましたもんね。

さて、月日は流れ幾星霜、選手の気質も変わったのかな、でも、良い処は残して欲しいし、日本野球の伝統は保持してくれたらな、そう願っていましたら、もうね、素晴らしいニュースの連発ですよ。先ずは、中日ドラゴンズの選手兼任の谷繁監督です。先日、彼の偉大なるノムさんの記録--アンタッチャブル・レコードと言われた3017試合出場です--を破り、見事に3018試合目のゲームに出たんですね。これ、全世界のプロ野球の記録を見ても、前人未到の数字です。驚異的なのは、キャッチャーとしての出場、という事なんですね。捕手は、野球選手の中では唯一防具を付けており、身体接触が最も多いポジションです。しかも、試合中はずっとしゃがんでおり、体力の消耗度はかなりの物なんですね。それでこの出場試合数、恐れ入ります。僕、谷繁選手の何よりも素晴らしい処、それは努力を継続する事だと思うんです。鳴り物入りでプロ野球に入団、超大物キャッチャーとして騒がれたものの、彼の大魔神、佐々木投手のボールを全く捕れなかったそうでして、其処から血の滲む努力を続け、27年掛けての新記録達成ですか、兎に角最敬礼です!

お次は西武ライオンズの秋山選手です。彼もまた、今年は大記録に挑んでいました。日本プロ野球記録は、33試合連続安打でありまして、それは、僕も大好きだった、広島カープの高橋慶彦選手が残した物なんですね。今季絶好調の秋山選手、31試合連続安打まで来たんですよ。僕、彼のシュアなバッティングには何時も目を惹かれていましたから、「こりゃあ、高橋の大記録も、36年ぶりに抜かれるかも。」と、ドキドキしていました。ところが、それがつい先日途切れてしまったんですよ。秋山選手、バットを振る機会があったのにも関わらず、チームの勝利の為に四球を選んだんですね。試合後、殺到する報道陣に聞かれ、「監督からは打って良い、と指示が出ましたが、チームが負けている中、自分勝手な事は出来ません。」とキッパリ断った由、これぞ日本男児、侍の末裔でありましょう。

最後にご紹介したいのは、ソフトバンクホークスの工藤監督です。この工藤さん、僕、ルーキーの頃から見ていますが、素晴らしくブレーキの利いたカーヴと、快速球で、リーグを代表するサウスポーでした。僕、彼の天賦の才は認めていましたが、見るからに小憎らしいと言いますか、まあ生意気な感じでして、好きにはなれなかったんですね。事実、一時期全く勝てなくなり、酒びたりの毎日だったそうです。実際、飲み過ぎで内臓はボロボロ、肩や肘も故障がちだった由、引退も視野に入れていたのですが、26歳でお酒を止めるんですね。「自分は野球を愛している、これしか無いんだ」、そう痛感したのでしょう。一切のお酒を断ち、食事・睡眠をしっかり取るのは勿論の事、スポーツ医学に運動生理学、筋肉の動きを学び、専属トレーナーを雇い、自分の投球内容を全てコンピュータ解析し、29年間、トップ・アスリートであり続けたんですね。士別れて三日なれば即ち更に括目して相対すべし、その長い長い努力が、かって奔放で勝手気儘だった彼を、他人を敬い、自分に厳しく他人に優しい、真の男へと大きく変えたのでしょう。

僕、彼の卓越した野球理論や努力は知っていましたけれど、投手出身の監督って、どうしても自己中心的で、成功例って少ないんですよ。ですから、今年のホークスは大丈夫かなあ、と心配していました。それがぶっちぎりで首位街道まっしぐらですもんね。その理由が分かったのが、先日の新聞記事でして、工藤さんの律義な人柄に、思わず涙が出ました。彼は、肘と肩の故障で引退し、もうボールは投げられない筈なんですが、被災地の子供達を慰める為、30回以上も東北に足を運び、常にキャッチボールや打撃投手をして、球児との触れ合いを続けているとか。そしてね、かって彼はホークスからジャイアンツに移籍したんですが、福岡のファンは、「工藤、行かないでくれ!」と17万通の署名が集まったんですね。工藤選手は、何故ジャイアンツに行くのか、そして福岡へのファンへの感謝の気持ちを伝えるべく、署名してくれた17万人全てに、返事を書いたそうです。住所と宛名は全て手書きで、発送を終えるまで7年掛かったとか。努力家で真面目、誠意と情熱を兼ね備えた男に、勝利の女神が微笑まない筈がありません。ホークスの快進撃にも、これで合点が行きました。

あ~、何だか野球がしたくなりました!お昼休み、誰かキャッチボールに付き合ってくれないかな~。
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