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★ BLOOD DIAMOND ★

は~、眠たい…。昨日、僕、久方振りに将棋を指す機会がありまして、勝敗は兎も角、盤上にひたすら没頭する事が出来ました。一緒に指して頂いた皆様には、この場を借りて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。是非またご教授下さいませm(__)m。でもね~、つくづく思ったんですが、やっぱり良い駒が欲しいな~。これ、完全に僕の趣味の世界の話で恐縮なんですが、良い駒となりますと、一組数百万から一千万の世界でありまして、書体や木の材質で、値段がガラリと変わってしまうんです。錦旗、水無瀬に古水無瀬、巻菱湖、源兵衛清安、宗歩好に坂田好、関根木村両名人、代表的な字体はこれぐらいですが、駒師によってまた異なりますから、数十種類なんてものじゃありません。木の材質はやはり伊豆七島の御蔵黄楊か薩摩黄楊に限りますが、黒檀や白檀の物もあるんですよ。そして、木地がまた多く、虎斑--これは虎の皮の様な流線型の模様です--に赤柾、孔雀に根杢、銀目に柾目が代表格でしょう。これらを組み合わせれば、駒の種類は優に千種類を超えます。さて、もう20年ぐらい前かなァ、大分の東洋ホテルのこけら落としの際、竜王戦という将棋のタイトルマッチを行ったんですが、僕、何故か関係者に間違えられて、友人と共に対局室に案内されてしまい、お昼の休憩で誰もおらず、其処で駒を見たんですが、これがまあ息を呑む様な美しさでした。同行した友人のS君は将棋が全く分からない奴でして、「おい、これ、俺達で続きを勝手にやろうぜ!」と、とんでもない事を言い出し、慌てて対局室を出まして、事無きを得ました。でも、このタイトルマッチ、NHKのBSで日本中に放送されていましたから、ど素人2人がTVに映らず、本当に良かったです…。

閑話休題、今、オバマ大統領がアフリカのケニアに滞在中でありまして、此処は彼の父祖の地でもあり、そして、諸国を歴訪する予定だそうです。今始まった事ではありませんけれど、ソマリアやナイジェリアでは爆弾テロが相次いでいますし、スーダンでは酷い内戦が続いています。かってはルワンダで、コンゴで、中央アフリカ国で、エリトリアで、コートジボワールで、悲惨な内戦が絶え間なく続きました。オバマ大統領は、それを解消する為のアフリカ訪問なんでしょうが、まァ、成果を期待しない方が良いと思います。これね、新聞もTVもあんまり言いませんから、僕が書いちゃいますね~。

アフリカの奴隷貿易が始まりましたのは15世紀と言いますから、日本では室町時代の事です。この決して許されない暴挙は300年続き、約2000万人のアフリカ人が売買された訳です。それもねえ、対立する部族同士に武器を売り付け、「相手を捕まえて来い。高く買うよ。」と取引するんですから、もうね、当時の欧州人は人の皮をかぶった狼でありましょう。そして、象牙海岸、黄金海岸、胡椒海岸と呼ばれた様に、欧州にとってアフリカは、搾取の対象でしかなかったんですね。産業革命が緒に就いた18世紀頃、アフリカ全土を征服すべく、欧州諸国は夫々軍隊を繰り出します。アフリカを舞台にして、イングランドとフランスを筆頭に、新興国のドイツやイタリアにベルギー、古豪スペインにポルトガルも絡み、イザ大戦争勃発か、という事態となりました。「いやいや、何も黒人奴隷の為に、僕達ヨーロッパが喧嘩する事は無いじゃん。平和裏に共存して、縄張りを決めようぜ。」、極道顔負けの話し合いが行われたんですね。これが、1884年のベルリン会議であります。当時の欧州人は、アフリカの内情や文化、部族や歴史的経緯なぞ何も考慮せず、一方的に国境を決めました。地図帳を見れば一目瞭然ですけれど、アフリカの国境線って、見事に直線でしょ。こんな乱暴極まりないやり方をしたものですから、今も尚、国境で揉めに揉めている訳です。そしてね、アフリカに元々あった原始的な宗教、イスラム教、キリスト教が入り乱れている上に、領土問題に砂漠化に貧富の差、部族間紛争も絡み、もう誰も手が付けられない状況となった次第ですね。2000万もの人がいなくなり、そして上記の問題を抱えて、発展を望む方が難しいですよ。でも、欧米はそれに口を拭って何も言いません。こんな腐れ外道どもに、「鯨食うな!」「従軍慰安婦で日本は酷い事をした!」なんて言われる筋合いは全くありませんよ。僕が外務大臣ならば、「そのお考えは確かに承りました。ところで、貴方のお国は、阿片を売りつけて戦争をして香港を100年植民地にしたり、アフリカや南北アメリカで滅茶苦茶人殺ししてますが、其処はどうお考えですか?」と問うてやりますよ。小理屈は捏ね廻すでしょうが、結局はぐうの音も出ないでしょう。ご婦人方が大変好むチョコレート、例えばベルギーのゴディバがその代表格ですよね。でも、チョコレートの原材料であるカカオ、これは温かく雨量のある処でしか育ちません。依って、中南米やアフリカのカカオが殆どでして、ベルギーなんて寒冷の地で、チョコレートなんて作れる筈が無いんです。チョコレートのあの茶褐色は、黒人奴隷達の肌の色だなんて、なんて皮肉な事でしょうか。人類の起源でもある、元々は緑に溢れた豊饒なアフリカの地を、滅茶苦茶にして後は知らんふり、ホント、毛唐どもは決して許せませんよね!

ところで僕、先週末、「シャンドライの恋」という作品をDVDで再見したんですね。僕のオフィスにも、その映画のポスト・カードを飾っていますが、監督はイタリアの至宝、ベルナルド・ベルトリッチであります。欧州の男性とアフリカの女性の恋、これをセンシティブにスタイリッシュに、そして台詞は必要最小限、小物や音楽の使い方は抜群、そして即興でシャープな演出を加え、主役を演ずるカップル役も誠に芸達者でありました。官能的で美しい画像も素晴らしく、ラストのシークエンスは、朝焼けのローマの街並みの俯瞰から入りましてこれまた絶品、未見の方は是非ご覧頂きたいと思います。さて、劇中、シャンドライという女性が、男性からの愛の告白を受け、思わず叫びだすシークエンスがあるんです。そこで絶妙のタイミングで流れますのが、サリフ・ケイタの「シーナ」という曲なんですね♪ややハスキー・ヴォイスなんですが、高音が伸び、そして艶っぽく、それに加えて、兎に角声が強いんですよ。アフリカの土着の音楽と欧米のポップ・ソングが融合した感があり、非常に素晴らしいんです。僕なぞが言うまでも無く、先のベルトリッチ監督は勿論の事、ハリウッドでも、そしてフランスのリュック・ベッソン監督も映画音楽として、彼の曲を使用しています。坂本龍一もケイタさんを日本に招聘、オペラを歌って貰ってますもんね。何度かのワールド・ツアーも成功させたケイタさんですが、彼はアフリカの内陸国のマリのご出身なんですね。このマリ、古くから王家が支配していたんですが、ケイタさんはその直系の子孫であります。マリ帝国の統治は、日本の鎌倉時代から江戸期の初めまで、400年続いたと言いますから、徳川幕府以上の存在でして、ケイタさん、世が世ならば、水戸黄門か征夷大将軍ですね~。ところが彼は、大変な差別と迫害を受けまして、実家から追放、長い間、極貧の生活を送る羽目となりました。

ケイタさんはその後バンドを結成、フランスに拠点を移し、世界的な成功を治めるんですが、では何故いじめられ、卑しめられたのでしょうか。実は彼はアルビノ、所謂白子でありまして、生粋の黒人なのに、肌の色が白いんですね。伝統と格式あるマリ帝国の王家の直系の子孫に、白い肌の子が生まれた、という事で、ケイタさん、哀れにも一族から追放の憂き目に遭うんです…。源義経や光源氏の様な、まるで貴種流離譚を思わせる話ですけれど、神様がもしいらっしゃるならば、凄い事をするなァとつくづく思います。将に天の配剤、ケイタさんには、一度見たら忘れないその白い肌がカリスマ性を与え、そして誰にも負けないその声を与えたんですね~。ミュージシャンとして大成功したケイタさん、ここ数年は新譜が出ていませんが、アルビノの人達を物心両面で支援し、そしてアフリカ諸国の地位向上の為、ありとあらゆる活動を精力的に行っています。これ、将にノブレス・オブリージュと申しますか、王様の子孫、そしてカリスマ・シンガーとして、社会に多大な貢献をされているんですね。かっての辛い過去を見事に昇華した、男の中の男と言えましょう。

現在、砂漠の緑化に関わっているのは、日本の研究者や企業の方々が殆どです。欧米の皆さん、現在のアフリカの苦境は、貴方方が非常に関与した結果でしょう。だったらせめてもの償いとして、砂漠緑化計画をスポンサードしても良いんじゃないかなあ…。
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