FC2ブログ

海峡を 隔てて蝦夷は 夏霞

いやあ、ピースの又吉君、本当におめでとうございます!お笑い芸人の処女作が、いきなりの芥川賞を受賞だなんて、大快挙だと思います。僕、受賞作の「花火」ですか、パラパラと目を通した程度ですが、内容も興味深く、文章は文学コンプレックスがしばしば感じられ難解な表現が見受けられ、其処は苦手ですが、殊の外しっかりしておりまして、大したものです。僕、何よりも嬉しいのは、ほら、お笑い芸人って、実社会では、一段低く見られがちでしょう。ビッグ・ネームでは無いピースの又吉君が取った事で、お笑いの価値が上がり、彼らの優秀さが広く知られると良いなあ。

これ、僕の持論なんですが、彼らお笑い芸人や、プロ・ボクサーって、アカデミックな教育を受けていないだけで、ずば抜けて頭が良いと思うんです。日本における学歴って、99㌫がペーパー・テスト、ただの暗記と、色々な問題のパターンを掴むだけでしょ、つまりは要領であります。芸人やボクサーに要求される物、それは、ネタを造れる想像力であり、的確にその状況を認識し、瞬時の判断力であり、類稀な鋭い反射神経でしょう。ボケ役のアドリブに、その局面局面に応じた鋭い言葉を間髪入れず返すツッコミ役、僕、これこそが聡明さであり、知性だと思いますよ。高学歴の人は、自分が頭が良いと思っている人が殆どでしょうが、それは単なる記憶力、知識なんですね。本当に頭の良い人は、知識では無く、知恵でありましょう。だって、日本を動かしている、東大卒の官僚なんて、知識のみで知恵の無い、馬鹿ばっかりな訳で、もし彼らが頭が良ければ、もっともっと住みよい素敵な国になっている、そう思いませんか!?

ただね~、老婆心ながら、又吉君の今後が心配です。先ず、受賞作が処女作ですから、判断基準がそれしか無いんですね。しかも、その作品はお笑いがテーマですから、謂わばホーム・グラウンドの話、次回作以降を見てみないと、彼の真価は未だ分からないと思います。この受賞にケチを付ける訳では決して無いんですが、今、出版業界は大不況で、兎に角本が売れない時代です。よって、作品のクオリティよりも、大人の事情と言いますか、話題性や売上を重視した可能性も捨てきれません。そしてね、今、安全保障関連法案で、政府への批判が非常に強まっているじゃありませんか。其処から目を逸らす為の情報操作、という可能性も僅かですがあります。あのね、これ、本当に偶然なのか、僕、少々疑っているんですが、政府に都合の悪い事を発表する時って、センセーショナルな事件が起きる事が非常に多いんですよね。これを情報のスピン、と言いまして、諸外国では、それに長けた人を、スピン・ドクター、と呼んでいます。皆さん、今後はどうかお気を付けてニュースをご覧になられて下さい。かって、小沢さんが無罪になった折、または特定秘密保護法や、年金問題が問題になっている時に、目を逸らす様なニュースが沢山出ましたよ。ほら、酒井法子とか、飛鳥とか、潜伏していたオウムの犯人が捕まったりね…。

でも、又吉君ご本人は、才能のある前途洋洋たる芸人さんですから、益々の活躍を期待しています。実は僕、かってはお笑いマニアの面もありまして、かなりの舞台に足を運びましたし、様々な番組もチェックしておりました。ビートたけしのオールナイトニッポンは毎週エア・チェック、カセット・テープに録音していました。吉本新喜劇は当然の事として、都内や京都や博多でも、多くの芸人さんを見て来ましたけれど、僕、上方の笑いも嫌いじゃないんですが、やはり江戸前の方が好きですねえ。東京のお笑いは、何処となくシャイで、押しつけがましく無く、そして粋なんですよね。お笑い好きの方には言わずもがな、ですけれど、そうですねえ、大体同期であろう東西のコンビを並べてみましょうか。中川家とバナナマン、う~ん、日村君も設楽君も意外に芸歴長いんだなァ…。雨上がり決死隊とさまぁ~ず。ブラックマヨネーズとスピードワゴン。フットボールアワーとおぎやはぎ。こうして較べてみますと、東西何れのコンビも面白いんですが、上方は、体育会系でどんな事をしてでも笑わせるという、良く言えばアグレッシブ、悪く言えば品が無い処がありますよね。関西のお笑いは早稲田、対する関東が慶應といった感があり、それは一長一短ですが、僕、やっぱり粋な江戸前の笑いを好みますねえ。

閑話休題、ネットを色々と見ていましたら、安部首相の発言がまとめられているコーナーがあり、僕、余りの稚拙さに唖然茫然愕然であります。「安部のトンデモ発言ランキング10位~1位」でありまして、少しだけ拾ってみます。先ず、「法案に対する国民の理解が進んでいない」と言いながら、強行採決ですもんね~。「安部晋三は生意気な奴だから、今度殴ってやろうか、という不良の人達がいる」、ドキッ、それって僕の事!?極めつけは、「我々が提出する法案についての説明は全く正しいですよ。私は総理大臣なんですから。」、ですって…。こりゃあねえ、何とかに刃物ですよ…。昔の漫画、「天才バカボン」に、直ぐ「タイホする~」と、何かと言えば銃をぶっ放す、馬鹿で危険なお巡りさんが登場しますが、安部クンは瓜二つでありましょう。こんな大馬鹿な総理だなんて、本当に恥ずかしく思いますし、1秒でも早く、辞めて貰わないといけません。

振り返って見れば、森・福田・麻生・菅・野田・安部ですか、もうね、一般の会社では通用しない駄目人間ばっかり、しかもね、それを批判すべきマスコミは何も言いませんもんね。一昨日ですか、正確な人数は分かりませんけれど、国会議事堂前には、6~10万人の人が安倍反対!で集まったそうじゃありませんか。でも、NHKを始めとして、TVや新聞には何のニュースも流れません。僕、YOU TUBEで見ましたよ。おまけに、イングランド国営放送のBBCで確認しました…。There were angry protests outside parliament as the bill was passed. これ、「国会議事堂の外では、ビラを持った怒りの抗議が続いていました」と訳して良いでしょうが、日本国内の大きなニュースを、何故に外国の放送で教えて貰わねばならないんでしょうか。僕、とっても悲しいですよ。ホント、自由な報道は、最早この国には無い訳で、独裁国や共産主義国家と、何処が違うんでしょうか!?

僕、この閉塞状況を打破するには、首相公選制+罷免権を国民が持つ、或いは立候補時に厳重な試験制度を導入する、これしか無い様に思います。首相公選制に罷免権をくっ付けたのは、僕達国民が、総理を選び、下せる権利を持つという事です。また、立候補時に、厳重な試験--国際法・憲法は必要不可欠、経済や福祉、教育や防衛、一般教養に歴史、それらの基礎知識も問われるでしょう--や、ご自身の専門分野の論文提出を義務付ければ、レベルの低い議員は生まれなくなります。森元首相やアベシンゾーなんて、その時点で刎ねられそうですよね!?そして、イングランドの様に、立候補出来る選挙区は、くじで決めるんです。これ、面白いシステムだな~、そう思うのですけれど、そうなりますと、地縁血縁利権が全く関係無くなりますよね。立候補者の能力と魅力でのみ選ばれる訳ですから。そうなりますと、安部は今は山口4区ですけれど、次の選挙は秋田1区なのか沖縄3区か、はたまた東京14区か、くじで決まるんですね。これ、良いんじゃないかなあ。少なくとも、その地域のゼネコンとの癒着や賄賂は激減するでしょう。

そして、徹底した地方分権です。僕、へええ、と思ったのですけれど、近年は戦国期の大名の研究が飛躍的に進んでいるそうなんですね。地方の小さな大名は、ただひたすらに中央に服従していた、そう考えられがちなんですが、ところがどうして、皆夫々が自立の為に創意工夫を凝らしていたんです。例えば長崎は平戸の松浦党です。彼らは陸上の戦には強くなかったのですが、特徴である水軍を活かし、独自のネットワークを築きあげていました。倭寇、というと、中国沿海部を荒らしまわった日本人の海賊達の事ですよね。ところがその実態は、日本人は殆どおらず、中国や韓国の海賊ばかりだったんです。さて、平戸を支配する松浦党は、その倭寇に目を付けました。当時の倭寇の親玉、中国人の王直という人物を平戸に招聘、豪邸や領地や金品を与え、謂わば共同経営者といった塩梅で、貿易業に乗り出すんです。貿易の相手は、沖縄の琉球に中国や韓国は勿論の事、東南アジア諸国にポルトガルでありまして、今から400年以上前に、凄いスケールと思いません!?日本人が中国人を雇い、その仲立ちでヨーロッパと貿易するんですもん。しかもこの王直さん、日本の種子島に伝来した鉄砲、これにも松浦党と共に大きく関与しているそうでして、いや~、昔の大名は器が大きいや。もう1つ、余り注目を浴びていなかった、日本最北端、秋田の端を支配していた、安東という大名がいます。彼らの城が、土崎湊、という処にあるのですが、ここを発掘してみると、思いの外、大きなスケールだった事が分かりました。どうやら、当時蝦夷と呼ばれていた北海道は勿論の事、山陰や北陸との貿易も盛んでした。驚きなのは、アイヌを通じ、樺太経由で、中国やシベリアのツングース系民族と交易をしていた事でしょう。江戸期になりますと、そのルートで入手した中国風の衣装が、「蝦夷錦」と呼ばれ、大人気を博したそうです。

僕ね、冒頭に挙げました又吉君、そして平戸の松浦党や秋田の安東氏にしても、彼らが成功を収めたのは、自由だったからでしょう。国民を抑圧する政権からは、あらゆる芸術も、新たな技術も、友情すら生まれません。僕、一刻も早いアベの退陣を心から望みますし、それを国民皆の意見としたいと願っています。そして、先の戦国大名の統治の様に、全ての地域が生き生きとした日本を取り戻しましょうよ!

さて、明日から3連休、どうやらお天気も徐々に回復に向かう様です。皆様、素敵な週末をお過ごし下さいね!僕、出来れば連休中に1度ぐらいは更新したいです。それでは、暫しの間、ごきげんようさようなら(^_^)/~
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

又吉のこと

又吉の小説は「火花」ですよ。

オレも、あの、難しく書こうとする部分は、ダメだと思いました。

平野啓一郎の『日蝕』も、ほんとうはそんなに難しくないのに、わざと漢字を難しい漢字に変換したりして、昔風の文章に見せかけてたけど、そういうのって意味ないと思う。

又吉の受賞にはオレもビックリしました。
ノミネートされただけでも、驚いた。
それなのに受賞って・・・・・。

芥川賞って、最初から、話題づくりの賞という一面があったみたいですね。
今回は、まさに、話題づくりの受賞。

でも、又吉って、マジで読書好きなので、彼が受賞することで、出版不況が、少しでも改善されれば、誰にとっても〇だと思う。

又吉はイヤミないし。
彼の人徳の力で受賞したんだと思いますね。

ゴリラパパさん、おはようございます。

やはり、話題造りの受賞なんですかね~。

何れにせよ、おっしゃる通りで、若い人の読書離れに歯止めが掛かると良いですよね。

又吉君の次回作を楽しみにしています。
プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR