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☨ PET SEMATARY ☨

読者の皆様、こんにちわ!いや~、ここ大分はピーカンでして、暑い暑い、明日には台風上陸というのが嘘の様です。何でも、かなりの大型台風の由、どうか皆様もお気を付け下さい。毎度毎度書いて恐縮ですが、屋根や田んぼの様子は、今日の内に確認されておいた方が無難かと思います。

昨日の夜、熱帯夜でしたけれど、アメリカの無人探査機、ニューホライズン号、新しい地平線と訳して良いのかな、何だか英語の教科書がそんな名前だった気がしますが、とうとう冥王星に最接近したとか。このニューホライズン号、まだまだ航海を続け、未知の宇宙を探索する由、地球外生命体へのメッセージも搭載しているそうで、こういうロマンに満ち溢れた冒険心と遊び心は、アメリカの数少ない長所と言えましょう。それにしても、このニューホライズン号が地球を旅立って10年近く、約50億㌔ですか、気が遠くなります。英語では10年の区切りを decade と呼びます。本邦ならば十年一昔ですか、そんな長い間を飛んでいるんですね~。10年前の僕は、ちょうど此処で勤務を始めた頃でして、一般科の救急病院から精神科に来ましたから、余りに異なる事ばかりで、戸惑いと困惑と暗中模索の日々でした。どちらが良い悪いでは無く、組織の体質から環境から考え方から、全く違うんですよね。

救急病院は、1分1秒を争う事態がしばしば起きます。これ、生命に関わる手術を大至急行う事があるからなんですね。従って、早急な決断を迫られるケースが往々にして起こります。又、患者様の容体には、時間が関係ありませんから、深夜の出勤なぞ当たり前なんです。これ、看護師さんや医師は勿論なんですが、僕の様な事務方でも、その考え方や思考パターンに合せる必要があるんですね。となりますと、自然と昼夜を問わずワーカホリック気味になっていましたし、そう大きな病院では無かったですから、僕、其処では事務長兼常務理事でしたが、兎に角何でもやりましたもん。天井の雨漏りの修繕から職員旅行の幹事、ボーナスの手配に患者様のクレーム処理、ドクターの招聘に採用面接と、総務に営業に営繕に経理といった塩梅でしょうか。

当院に来て数年後、再三再四固辞したのにも関わらず、柄にも無い重職、理事長に就任した訳ですが、此処は以前よりも規模が随分大きいですから、良く言えば鷹揚ですし、裏を返せば殿様的な感じがしました。救急病院とは違い、扱う病気は患者様の心ですから、緊急の対応なぞ殆ど無いんですね。おまけに、心とは大変デリケートですから、じっくりと患者様を見守る、という考え方となります。そのスタイルが院内に浸透し、何を決めるにしても物凄く遅いんですね~。時間よ止まれ~、と永ちゃんなら唄ってる感じでして、まァゆっくりだったなァ…。

救急も精神科も夫々一長一短ですが、僕、医療人として、全く異なる病院を経験出来たのは、様々な意味でラッキーでした。そうですねえ、小さいけれどスタッフ同士は和気藹々で活気のあるイタリアンから、老舗の大店の割烹料亭に来たとでも申しましょうか。以前はフライパンを振ってパスタを作っていたのに、今では出刃包丁でしずしずと刺身を切っている感があります。貴重な経験を積ませて貰い、より良い板前になれたかな!?尤もね、慣れて来たのは漸くここ数年です。当初はね~、ゆったりペースにどうしても馴染めず、陰々鬱々としている時期もありました。

でもね、心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる、この言葉通りでありました。如何にスロー・ペースの神科病院と雖も、社会を構成している一部ですから、世の中の流れと決して無縁ではいられません。状況を見ながら、皆さんの意向を加味しながら、改革を続けて来た10年間でありました。そして、以前よりは、大きなキャパシティの病院の理事長となった訳ですから、自分自身もより研鑽を重ね、その重職を担うべく、必死に勉強した積もりです。生き生きと朗らかなスタッフが少しづつ増え、以前よりは笑い声が聞こえ、機能評価という厳しい第三者評価も2度パスしましたし、当院に就職して下さった先生方は、県下随一の数となりました。以前よりは風通しが良くなり、随分明るくなった様に思いますし、其処だけは自分自身、誇りに思っています。とは言え、一般科の最先端病院と較べれば、まだまだひよっ子同然です。今年こそ、多くの若手スタッフを連れ、亀田さんや聖路加さんや日本海総合さん等々、天と高さを較べる気概を持って、優れた病院さんの見学に行き、学ばなくてはなりません。

閑話休題、この10年間の政界に目を向けますと、自民党の迷走と自滅→民主党による政権交代→民主党の混乱と失望→自民党復権、という流れでありました。特に、日本政界史上初の、本格的な政権交代が大失敗した事は、この国の政治に大きな汚点を残したと思います。「あんなに期待したのに、稚拙かつ出鱈目な政権運営をやりやがって、もう民主には入れない」というのが僕達のコンセンサスじゃないでしょうか。経済状況も上向いている様だし、仕方無いから自民に入れるか、という事だったと思うんですよね。でも、僕、かっての自民はゾンビ政党だ、と拙ブログで書きました。高度成長期には、彼らの利益誘導型システムは非常に有効でした。しかしながら、世界有数の経済大国を造った後のビジョン、それが自民党には何も無かったんですね。その大きな証拠が、今の年金であり、1000兆を超す赤字国債であり、少子高齢化であり、あの悲惨な原発事故な訳です。もし、自民党に、先を見通す力があれば、今の現状はあり得ませんでした。非常に性質が悪いのは、自民党の皆さんは、「野党に落ちない為には何でもする、嘘でも付く。兎に角アメリカと官僚と経団連の言う事を聞く。マスコミはアンダー・コントロールする。」という、与党に居る為だけの政党になってしまった事です。日本の将来をどうするのか、という骨太の政策、皆さん、自民の政治家から聞いた事がありますか!?大体ね、今度の東京五輪、メイン・スタジアムの工費が2520億でしょ。これ、まだまだ百億単位で増えるそうです。他国でのオリンピックのメイン・スタジアムの建築費を書きますね。シドニー572億。アテネ360億。北京525億。ロンドン583億。そして、来年のブラジルのリオが440億。この5回分の建築費を全部足しても2480億でありまして、東京五輪が2520億って、どう考えてもおかしくありませんか!?これを意気揚々と推進する自民党って、今後の日本の将来を考えているとは、僕、とても思えませんよ。

スティーブン・キングの小説に、「ペット・セマタリー」という作品があります。これ、所謂ゾンビ物なんですが、死後の世界から生き返ると、姿形は全く同じなんですが、その心や中身は、異形の恐ろしい者になっている、という話です。僕、今の自民はこれと思うなあ。最早ゾンビを超えて、自分自身をコントロール出来ない化け物であり怪物、即ち妖怪、もののけでありましょう。

僕、日本民族は世界有数の優れた民族と思っています。付和雷同性、権力に盲従し易さ、国際政治における赤子の様な素直さ等々、欠点も多いですけれど、拙ブログで何度となくご紹介しました様に、世界に冠たる素晴らしい民族です。だからこそ、現在の安倍政権に対し、「こりゃあ何かおかしいぞ」と気付き、不支持の方が多くなっているのでしょう。

僕、今回の安全関連保障法案の採決は、安部の終わりの始まりと思います。戦争でも将棋でも、野球でも経済でも、何でもそうなんですが、終末攻勢点、 point of no return 、という言葉があるんですね。戦に勝ち続けると、当然戦線は拡大しますが、何時しか己の実力の限界を超えた処まで攻め込んでしまい、後は破れ続ける、という意味です。安部は、多くの国民の民意を無視し、己の恣意的な意向を押し通すという、大失策を犯しました。これからは民意が益々離れ支持率が下がる一方、退陣の日はそう遠くない、僕の個人的希望が入っていますけれど、ここに断言します!

しかしね、僕、自画自賛しちゃいますが、10年前の自分よりは、確実に魅力的になっているし、精一杯全身全霊で一所懸命仕事をし、当院も僅かではありますが、良い方向に前進し続けている積もりです。こんな小さな田舎の病院でも出来た事が、日本国に出来ない筈はありません!その為には、先ずは政権奪取可能な、強力な野党を結成、自民を完膚無きまでに叩きのめし、今度の政権交代こそ、国民の為の政治をやって貰うしかありませんね。僕、諦めませんよ!だって日本が好きですもん。

さて、明日は拙ブログを更新出来るか否か、微妙ではあります。読者の皆さん、台風の進路にはどうかお気を付け下さいね~。
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