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the cassandra crossing

しかし、このブログをやっていて本当に良かったと思うんですが、本当に沢山のブロガーの方々がお見えになるんですよね。普通に暮らしていたら、先ず知り合う事が無い方々と出会う事が出来まして、僕、とっても幸せ者と思いますし、全ての読者の皆さんに、心より感謝致します。何時もご愛読頂き、本当にありがとうございます。素敵な画家の先生、粋なミュージシャンの方、ユーモアに溢れた遠くにお住まいの心理士の先生、カッコ良い女性建築家の方、真摯なお蕎麦屋さん、学生さん、色々なエッセイを書かれる方…。丸顔の女性に拘ってブログを続けてらっしゃる方、僕も般若顔よりはおかめ顔の方が好みかな!?勿論、それ以外にもお越しの方がもいらっしゃるでしょう。今後も皆様に飽きられる事の無い様、精一杯頑張る所存です。あ、そうだ、拙ブログも、もうすぐ1000回に達しそうでして、今日で957回目の更新であります。無事、1000回に達した際は、感謝の意を込めて、何かイベント?でもしようかな!?その際は前もって告知しますので、是非宜しくお願い致しますm(__)m。

閑話休題、新幹線で痛ましい事故が起きまして、犠牲者の方には謹んでご冥福をお祈り致します。どうか今後、この様な事が決して起きません様に…。

でもね、この新幹線、僕、世界一の特急列車と思うんです。ポール・セルーというアメリカの著名な紀行作家が居るんですが、彼が著したのが「鉄道大バザール」、講談社文芸文庫で現在も発売中です。これ、色々な国の鉄道に乗りまくり、将に世界一周を果たす大著で、中々面白いんですね。この本で、日本の新幹線に乗る件があるんですが、その安全性と速度と鉄道のダイヤの正確さには、感嘆の声を揚げており、将に大絶賛していました。僕、海外の列車には結構乗りましたが、ホント、いい加減ですもん。列車が着くプラットフォームが急に変わったり、時間が大幅に遅れるなぞは日常茶飯事、インドなんて、網棚にまで人がびっしり乗ってますし、まるで暴走族の様に、窓の処に腰かけて電車が走ってましたもん。それはさておき、僕、密かな鉄道ファンでして、最近は殊に路面電車が見直されている様で、嬉しい限りです。この路面電車、僕が乗りましたのは、アメリカのLA・SF、オーストラリアのシドニー・メルボルン・アデレード、メキシコ、インドはカルカッタ、香港島、日本の東京・京都・大阪・岡山・広島・松山、そして長崎熊本鹿児島であります。何処も素敵な街なんですが、本当はね~、モロッコのカサブランカとか、エジプトのカイロとか、アルゼンチンのブエノスアイレス、スペインはアンダルシア、イタリアのフィレンツェとか、路面電車が走ってますし、風情があって素敵でしょうね~。でもこの路面電車、エコですし、老人向けでもありますし、日本の多くの都市が導入を検討しているそうで、是非大分も復活して欲しいなあ…。

僕のこよなく愛する物を列挙しましょう。スポーツならば野球・ラグビー・ボクシング、将棋に絵画に音楽全般、料理はするのも食べるのも好き、下手糞ですが楽器も少々嗜みます。落語に観劇、一応書道や茶道や華道も習わされましたがこれは酷いもの、日々の読書は3度の食事と変わらず、国際政治と経済と法律と軍事を大学院で愉快に勉強し、そして、人と旅行と映画が大好きなんですね。何でも見てやろうという按配でして、兎に角好奇心旺盛なんですが、その好きな物の、鉄道と映画が合わされば語る事は多く、今日はそのお話と参りましょう。

さて、どちらかというと、昔の映画の方が、鉄道の使い方が上手だった様に思います。これ、鉄道が日常生活に密着していたからだと思われるんですが、先ずは邦画から行きましょうか。どうしても昭和の物が多くなるんですが、先ずは欧州でも大ヒットした、「新幹線大爆破」ですかね。これ、新幹線に爆弾を取り付け、一定の速度を保たなければ爆破してしまう、というサスペンスでして、当時のスターが勢揃いした大作です。後年のキアヌ・リーブスの大ヒット作「スピード」は、このアイディアを頂いたんじゃないかしら。成瀬巳喜男監督の「乱れる」「女が階段を上る時」、どちらも高峰秀子主演ですが、悲恋物でして、何れも好きな男性と結ばないんですね。未見の方の為に詳しく書けないのが残念ですけれど、特に「乱れる」、電車内の2人の距離感、この演出は絶品でありまして、最高級の明石の鯛、この活き作りの感がありました。衝撃のラストも見逃せませんよ~。同じく高峰秀子主演の「張り込み」、これ、冒頭で都内から九州まで、列車で容疑者を追い掛けて行くシークエンスがあるのですが、その焦燥感、緊迫感は一見の価値ありでしょう。そして、お笑いでは「社長道中記」、これ、森繁久彌社長が秘書と出張で新幹線に乗るんですね。秘書の横に美人が座りますと、「君、席を替わりたまえ…」と社長命令なんですね。美人に話しかけるんですが、彼女はお婆ちゃんの為に席を取っていただけでして、その老婆に足を踏まれたりして、そして秘書の席の隣にはもっと美人が来る、というギャグが繰り広げられます。また、黒澤明の「天国と地獄」、これが列車を扱った邦画ではベストかなァ…。本作は誘拐の話なんですが、新幹線の中で身代金の受け渡しをするんですね。そのアイディアは中々の物でして、膝を打つ事請け合いです。

海外に目を向けますと、先の「天国と地獄」の主演、世界の三船敏郎が出演した「レッド・サン」、これ、中々愉快な作品でして、西部劇とチャンバラが一体となった快作です。幕府のお侍さんが、大使としてアメリカに渡り、列車で移動するんですが、車中、大統領への贈り物を盗賊団に盗まれ、それを取り戻そうとするお話なんですね。これ、凄いのは、真の意味での国際映画でして、主演は3人、日本の三船、フランスのアラン・ドロン、アメリカのチャールズ・ブロンソン、ヒロインはボンド・ガールでありスイス出身のウルスラ・アンドレス、そして監督は007を撮ったイングランドのテレンス・ヤングであります。当時人気絶頂のスターが一堂に会し、一見の価値あり、そう思いますねえ。鉄道映画のこのお話、結構長くなりそうですし、そろそろ駆け足で行きましょう。大ヒットシリーズの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、この3部作の終わり、PART3では舞台はアメリカの西部劇でして、これまた鉄道が重要な鍵となります。これはかなり古いですが、ギャグならば「キートンの大列車強盗」、「マルクス兄弟の二挺拳銃」でしょうか。そしてマリリン・モンローの美しさとセクシーさ、そしてキュートな魅力が全開の「お熱いのがお好き」。これ、電車内での演奏シーンがあるんですが、まァモンローが可愛らしい事。皆さん、彼女は妖艶なイメージが強いかと思いますが、とっても可愛いんですよ。ただセクシーなだけならば、とても世界中の男性を魅了出来る筈がありません。演出が旨いなァ、そうつくづく感心しますのは、やはりマスター・オブ・サスペンス、ヒッチコックでしょう。「北北西に進路をとれ」「バルカン超特急」「見知らぬ乗客」、何れもドキドキハラハラ、電車内は密室の筈なのに乗客が消えたり、車内で乗り合わせた未知の人から交換殺人を持ちかけられたり…。

物悲しいのは「ひまわり」「ドクトルジバゴ」、両作品とも列車は重要なファクターになるんですが、涙無しには観られません。ロバート・デ・ニーロと列車と言えば、「恋に落ちて」「ゴッドファーザーPARTⅡ」「アンタッチャブル」ですかねえ。特にゴッドファーザーPARTⅡは、過去と現在を行き来する重層的な構造の映画なんですが、列車を上手く演出に取り入れていました。その演出が巧みなのは、「ロシアより愛をこめて」、これ、007の全23作の中でも1、2を争う傑作と思います。食堂車の中で、厳つい大男が、魚料理に赤ワインというミス・マッチの食事を摂っているのを見たジェームス・ボンドが、「奴はロシアの殺し屋だ」と見抜くシークエンスなぞ、思わずニヤリとされる方も多いのでは。そしてコンパートメントに戻ってからは、狭い個室での激しい格闘シーンと相成りまして、いや、上手いもんです。その上を行くのは「オリエント急行殺人事件」、これね、1974年の作品ですから、細かくはとても覚えていませんが、食堂車で豪華絢爛な料理をサーブするシークエンスで、登場人物を一挙にまとめて紹介しちゃうんですね。美味しそうな料理を目で楽しみつつ、夫々のテーブルに座っている登場人物の相関関係も一気に把握出来るという訳で、流石は名匠シドニー・ルメット監督、「山田君、座布団5枚あげて!」と思いましたねえ。「スティング」「明日に向かって撃て」ではロバート・レッドフォードとポール・ニューマンの名コンビが、列車を舞台に大活躍、うう~ん、懐かしい…。レッドフォードと言えば、主演した「ナチュラル」では、駅での待ち合い時間を利用しての場面が、後々の伏線になるという、これまた上手い演出でした。「カサンドラクロス」「北国の帝王」「暴走列車」「大陸横断超特急」「「大列車作戦」「暴走機関車」「シベリア超特急」「愛のコリーダ」「駅」「皇帝のいない八月」「戦場にかける橋」…。まだまだ劇中に列車が登場する映画は多く、書きたい事は沢山一杯ありますけれど、読者の皆様も知らない固有名詞が続いてお疲れでしょう。今日は僕の趣味の話に終始して恐縮でして、ここは一旦途中下車、このお話はまたに致しましょうね。

さて、僕、明朝から仏事がありましてお寺に行かねばならず、拙ブログは午後の更新になりそうです。それでは皆様、今日もこれから出発進行、お互いに頑張って行きましょう!
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