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☂ 雨のウェンズデイ ☂

昨日の拙ブログのゲイのお話、何だか割と反響がありまして、複数のスタッフの方から色々と聞かれました。例えばNHKの大河ドラマの「利家とまつ」、これは加賀100万石の始祖である前田利家のお話ですよね。この前田公も、若かりし頃は、織田信長公と同性愛の関係にあったのは有名な話です。NHKも、そこら辺は流石に放送出来ないんでしょうね~。でもね、さっき気付いたのですけれど、この同性愛関係、戦場においては、絶対に裏切らないという証明にもなるでしょうし、出世の手段にもなったんでしょうね。そうそう、戦国期の中国地方に一大王国を築いたのが、大内義隆という大名でした。彼は、重臣の陶晴賢に謀反を起こされ、哀れにも客死するんですね。この陶さん、若かりし頃は大変な美男子で、大内さんの寵愛を受けていたんです。さて、謀反を起こした陶さん、隣接する毛利家の攻撃を受けて大敗するんですね。それまでの毛利氏は本当に小さな勢力だったのですが、この結果を得て大きく飛躍、何百年も中国地方に君臨し、そして徳川幕府を倒すんですが、男同士の愛情のもつれが、日本史を大きく変えたと言えましょう。

それで思い出しましたのが、国語学を極め、国文学者であり民俗学者の泰斗、歌人としても詩人としても大きな業績を残し、國學院大と慶應大で教授を務めた、折口信夫博士です。そして、日本芸術院から2度の受賞を得た大学者なんですね。僕、この著名な先生の本、1冊だけチャレンジしたんですが、余りに難解でちっとも分からず、自分には文学的素養が無いんだなあと痛感しました。さて、この偉大なる折口先生も亦、同性愛者なんですね~。大変な大食漢でもあり、そして端正な美男子の慶應ボーイ達と同居してるんですから、いや~、折口先生、凄いっす…。でも、素晴らしいのは、6人居たのかな、その弟子達は皆、博士となり教授となっていますから、教育者としても大した先生でありましょう。そして、「骨まで愛して」という昔の演歌がありますけれど、そのうちの1人を自分の養子とし、一緒のお墓に入っています。先生の殺し文句が、「君も、折口信夫に愛された男として、歴史に名を残せ!」ですって…。これって果たして男らしいのか否か、誰が男役で誰が女役なのか、もう何が何だか良く分かりませんけれど、まァ、俳聖と呼ばれた松尾芭蕉も同様ですもんね~。芭蕉の華麗なる男性遍歴については、随分以前の拙ブログで触れましたので割愛しますが、1つだけエピソードを♡「野ざらし紀行」という句集を芭蕉は書いているんですが、一回り下の美青年と数か月間、ずっと同行しているんですね。その時残した句が、寒けれど 二人寝る夜ぞ 頼もしき、でありまして、うう~ん、何だかエッチ…♡

さてその芭蕉、雨折々 思ふことなき 早苗哉、という句を残しているんですが、しかしまァ、それにしてもよく降りますよね☂あらたうと 青葉若葉の 日の光、という訳には中々参りませんで、今日も僕、愛犬と共にびしょ濡れで散歩を済ませた次第です。この雨を防ぐのが所謂雨具なんですが、今日はそのお話を少々。

僕、面白く感じますのは、必要は発明の母でありまして、この雨具って、民族衣装から来た物が殆どなんですね。古来から日本人が愛用して来たのが、蓑や笠ですが、これ、アジア全域で同様の物が古くからあります。江戸期になると、合羽が使われますが、これ、和紙に油を塗布して雨避けとしたんですね。この携帯版が懐中合羽、折り畳んで懐に入れ、いざ旅に出るんですが、確か、「東海道中膝栗毛」にも登場した気がします。そうそう、話が行きつ戻りつで恐縮ですが、本作の登場人物、弥次さん喜多さんも、同性愛の関係にありました。さて、本邦だけで無く、海外に目を向けますと、雨具の代表格として、先ずはポンチョがありますよね。これは元々南米のインディアン達が愛用していた物、野性の生き物の毛皮をなめし、染めて使っていたそうです。侵略者であるスペイン人達がそれを知り、全世界に広めた、という訳であります。そして、パーカー系のフードが付いた物、これはアメリカのインディアン達が使っていたそうです。もう1つ、うちの親父も和服を着る際は、これをこよなく愛していましたが、通称トンビ、インヴァネス・コートは、スコットランドのケルト系の人々が愛用していました。これ、僕も着た事がありますけれど、肩から肘まであり暖かく、一種のケープの様な物、スコットランドは寒冷かつ雨が多い処ですから、民族楽器であるバグ・パイプを演奏する際には、なくてはならないコートだったでしょう♪

とは言え、平成の今、とても蓑を着て出勤する訳にも行かないですよね~。本来ならば、登山やアウトドア系のレインウェアが最適なのかもしれませんが、これ、とてもスーツやネクタイに合いません。そこで、紳士用のレイン・コートの出番なんですが、お洒落に行きたいならば、日本ならば銀座英國屋のテーラーにお願いして仕立てるか、イタリアならばやはりブリオーニ、アメリカならブルックス・ブラザーズかトム・フォード、やっぱりここら辺になるのかなあ…。でもね、僕、やはり紳士服は仕立てるか、或いはイングランド製が最も良い様に思います。特にレイン・コートは実用品ですから、ダンヒル・マッキントッシュ・バーバリー・アクアスキュータムの何れかと思うなあ。夫々一長一短でありまして、英國屋は高く、ブルックス・ブラザーズは日本人には少し肩幅が広く、ブリオーニやトム・フォードは007のジェームス・ボンドが愛用しているぐらいで少々遊びが入る感じ、ダンヒルはレイン・コートは弱いですね。マッキントッシュはステンカラー・コートのイメージ、バーバリーは有名過ぎます。僕はやはり、アクアスキュータムに一日の長がある気がするんですね。何せ、世界初の防水コートを造ったメーカーでもありますし、aqua は水、scutum は楯ですから、やっぱり水の弾き具合が違います。そして、英語で塹壕は trench、なんですが、実際に戦場で使われたのがトレンチ・コート、これもアクアスキュータムが造ったんですね。それがルーツですから、まァ生地の丈夫な事、そして動きやすいんですよ。所謂モッズ・コートにしてもアメリカの軍服ですから、やはり持ちが違います。僕、もう10年以上着てますが、ほつれとか皆無ですもんね。フレッシュマンの皆さんが、この時期のアウターに何を買おうかな、という時のご参考になれば幸いです。僕、仕事では一応ブリティッシュ・トラッド、プライベートではアメリカン・カジュアルを目指しているんです。でもね、スーツの上着は脱ぎっ放し、この時期のプライベートはアロハにジーンズ一本槍、ちっともお洒落は出来ていませんが、気持ちだけは英国紳士であります。

しかし、それにしても雨が止みませんね~。仕方が無い、コンビニで買った安い傘を差して、お昼を食べに行って来ます☂
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