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☂ おほかたに さみだるるとや 思ふらむ 君恋ひわたる 今日のながめを ☂

鳴神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留め、鳴神の 少し響みて 降らずとも 我は留まらむ 妹し留めば。これ、万葉集の、柿本人麻呂の和歌とその返歌です。雷が響いて雨が降れば良い、そうすれば貴女をここに留めておけるのに…。雷が響き雨が降らなくとも、貴方が言うならここに居ます、と返した訳で、飛鳥や奈良や平安期に造られた句とは思えない、ビビッドで瑞々しい、エヴァー・グリーンな恋歌ですよね。恋に託して四季折々の美しさをも詠み込み、日本人って素晴らしい、そう思えてなりません。しかし、よくまあ雨が降りますねえ。でもこの長雨が無くては、秋の美味しいお米が食べられませんから、ここはじっと我慢の子、それにしても、豊葦原瑞穂の国とは良く言ったもの、日本を上手に表現していると痛感します。

でもね、それから1300年後の日本人、これはもう醜悪であります。戦争が 廊下の奥に 立ってゐた、という有名な句がありますが、集団的自衛権や、マイ・ナンバー制が、真綿で首を絞めるかの様に、僕達国民を縛りつけている気がしてなりません。可笑しいのは、その集団的自衛権を直接担当する、中谷防衛大臣の発言です。「政治家として、解釈のテクニックで誤魔化したくない。自分が閣僚として、集団的自衛権は行使出来ないと言った以上は、本当は出来るとは言えません。」と、2年前に雑誌の対談で明言していたんですって。おまけに、自著でも、「私は、現在の憲法の解釈変更はすべきでないと考えている。解釈の変更は、もう限界に来ており、これ以上、解釈の幅を広げてしまうと、これまでの国会の議論の何だったのか、という事になり、憲法の信頼性が問われる。」と述べた由でした。僕、全く同感ですねえ。現職の防衛大臣であり、元自衛隊員が、ここまで率直に心情を吐露したんですから、廃案にすべきじゃないかなあ。これ、前々からの持論なんですが、どうしても集団的自衛権を行使し、アメリカの子分として戦がしたいなら、国民投票と国会審議を経て、憲法改正をすべきですよ。僕、一応法学部を出ていますし、性格的にも、この様な違法かつ不条理、不躾で安直なやり方は、到底納得出来ません。幾度と無く書いていますが、日本の自衛や独立を保つ為の戦は別ですよ。でも、外に押し出してまで、アメリカの戦争の協力なぞ、全く必要ありません。年金問題の処理や原発の廃炉や東北復興が先でしょう、誰がどう考えても。

そしてね、相変わらず隠蔽体質と言いますか、福島の原発事故の後、4年も経っているのに、毎日放射能は垂れ流し、その事実は小出しにして、扱う記事も小さいまま、国民の目に触れない様な姑息な手段が続いています。最も被害の多かった、飯館村の村民達は、国の早期帰還に反対しているそうじゃありませんか。そりゃそうですよね、幾ら除染したと連呼しても、汚染水のダダ漏れは続いてますもん。彼ら村民は、避難先での生活の再建と、完全賠償を求めている由、負けるな、頑張れ!!

それにしても安部のヤロウ、「集団的自衛権は合法だ」とか、随分足りない頭で未だ言ってるのには驚きました。それも、先進国の首脳--安部は、この中では最も知的レベルが低いでしょう--が集まる、ドイツはミュンヘンのG7のサミットで言ってるんですから、空いた口が塞がりませんよ、全く。♪唇ふさいで 何も言わせない♪、という艶っぽい歌がありますけれど、誰かこの馬鹿を黙らせてくれませんかね。日本中の殆どの憲法学者が違憲と言っているのに、アンタさあ…。171人の憲法学者が違法と断言しているのに、悪いけど、安部がそれらの教授達と同等の法知識があるとは、僕、とても思えません。自民党サン、こんなのが総理で、ホントに大丈夫!?

尤も、野党も酷いもので、漸く結束して自民と対峙しよう、という動きが出ている様です。でも僕、こりゃ駄目だ、と思いましたのは、「小沢さんは2度の政権交代を成し遂げた、唯一の政治家だ。小沢さんの言う事を聞いてみよう。」と言っているんですね。あのねえ、民主党の皆さん、その小沢さんを追い出したのはアンタ達じゃありませんか…。今更どの口が言うか、前原・枝野・野田・菅、ここら辺の大嘘付きの極悪人どもは、とっとと自民党に行くべきだと思いますよ。万が一、政権交代をしたとしても、また内輪揉めで、小沢さんにせよ誰にせよ、功労者を追い出すに決まっています。

僕、最近同じ事を繰り返し書いている様で、本当に恐縮なんですが、これからの日本再建の鍵は、真の意味での地方分権と、教育と個性の重視と思います。僕のこよなく愛する野球を例に取ります。「野球小僧」という雑誌で、随分前から名前は知っていたんですが、城西国際大学のエース米谷君は、多彩な変化球を操る、サイド・ハンドの投手でありまして、昨日から開催されている、全日本大学野球選手権1回戦で、見事完投勝利を飾りました。YOU TUBEで早速拝見したんですが、変化球はかなりの切れがあり、マウンド度胸や駆け引きに長けた、頭脳派の投手ですね~。実は彼、元子役なんです。多くの映画やTVやCMに出演、芸能事務所は強く引き留めたそうですが、野球の道を選択、そしてプロが注目する処まで来たんですね。

この大学野球、読者の皆様は余り興味が無いでしょう。少しご説明しますと、人気と注目を集めるのは、何と言っても東京六大学です。歴史と伝統があり、早慶戦は必ずNHKで放送されますもんね。ところが、近年は勢力図が大きく塗り替わりました。大分の日本文理大、群馬の上武大、無名の大学が優勝を果たしたんですね。そして、広島の東亜大は脚力を最大限に生かした革命的なチームを造り、奈良産業大や流通経済大、国際武道大や神奈川大等々の、新々校の躍進が光ります。関東や関西の一極集中は、大学野球に関しては、もう過去の物となりました。

僕、これを地方自治に活かせないか、そう思えてなりません。今の様に日本が、中央集権で統一されたって、明治からでしょ。たかだか150年ぐらいしか無い訳です。その前の江戸期にしても、全国に300あった藩って、今で言う国と一緒ですからね。謂わば、合衆国の様な物で、州の力が非常に強かったんです。藩によって気風も法も環境も異なっていた訳で、一度そこに戻すのはどうでしょうか。尤も、藩の規模だと少々小さいですから、州の規模にし、国の権限は大幅に削減、夫々で自治をして貰うんです。日本史を紐解いてみても、夫々の時代に地方毎に割拠し、君臨した大立者が沢山居ました。鎌倉時代、東北全域を100年支配した奥州藤原氏。平安期、関東を支配した平将門と瀬戸内の王だった藤原純友。室町末期から戦国期には、北九州の大友・南九州の島津、中国の毛利、四国の長宗我部、近畿全域が織田、北陸は一向一揆の集団が国を持ち、北信越は上杉、中部は武田、関東は北条、東北は伊達と、夫々が十分な力を持ち、割拠していましたよね。彼らが詰まらない政治をして、民を苦しめれば、すぐに離散してしまう訳で、民心を掴む為、戦国大名達は、細心の注意を払い、政治を行っていました。実例は余りに多いですから、1つだけ挙げます。ホラ、スーパーやデパートで、1の市、とか言って、1の付く日に野菜を特売とかするじゃありませんか。あれ、実は戦国大名達が発案したもので、500年以上前から行われているんですね。

野党結集も何処まで上手く行きますか、眉唾ですけれど、兎に角、かっての戦国大名の様に、現在の悪政を倒す政治家が颯爽と現れます様に。明日の拙ブログは、更新出来ても遅い時間になりそうですが、ご了承下さいませm(__)m。
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