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信玄堤

此処九州では、集中豪雨で、大変な事となっています。昨夕の時点で、長崎・福岡・佐賀の3県に特別警戒警報が出た上、鹿児島や宮崎では、複数の河川が氾濫しました。大分でも、日田市では避難指示が出た位です。この豪雨、暫く続く由、しかもね、九州だけではありませんで、長野・静岡・岐阜・愛知、奈良・広島・山口・愛媛の各県でも、避難勧告が出たそうで、全国の読者の皆様、どうぞお気を付け下さいませm(__)m。どうか此れ以上、被害が増えない事を、心から祈っています。

僕、理系の知識は皆無でして、将に群盲象を表す、なのですけれど、今回の豪雨、「線状降水帯」なる現象なんですって。即ち、積乱雲が次々と発生、其れがまとまった雨を降らすそうです。しかもね、線状降水帯は、極めて狭いエリアで発生する由、よって、予測困難なんだとか。しかも、此の度甚大な被害が出た球磨川って、日本三大急流と謂われる程の激流ですもんねえ…。僕、球磨川って確か、2回位しか行った事は無いのですけれど、非常に風光明媚な地でして、桜の季節は本当に見事な景観ですし、名物の鮎も美味しく、しかも豊かな水量を誇りますから、熊本が九州きっての穀倉地帯と謂うのも良く分かります。ご飯も米焼酎も、銘酒「亀萬」「瑞鷹」「美少年」も、何れも美味ですもんね。でも、一旦自然が牙を剥くと、こうなってしまうんですねえ…。

僕、此れだけ天災が多いのって、日本位じゃないかと思えてなりません。我が国の歴史は天災の歴史とも謂えましょう。文献に残る最も古い水害の記録は、何と858年、武蔵の国で起こった物だとか。以来、日本人は水害と戦い続けて来た訳です。治水には、大きく分けて、4つの手段しか無いそうでして、先ず、川幅を広げると。河川が大きくなれば、自然と水位が下がりますもんね。お次は、ダムを造るんですね。続いて、川底を掘るやり方です。最後はバイパスを造ると。何れにしても、水位を下げるやり方です。でもね、日本には致命的な欠点がありまして、土地が狭くて人が多いですから、川幅を広げるのが中々難しいんですって。おまけに世界有数の、高低差の激しい国土でして、河川が急勾配となり、上流に大量に水が溜まると、下流まで一気に流れ込んでしまう訳です。しかもね、此の狭い日本で、河川の数は何と3万以上もあるそうです…。だって、東京の地名を考えて下さい。今では埋め立ててしまいましたけれど、日本橋に一ツ橋、飯田橋に新橋、我妻橋に浅草橋、京橋に柳橋、橋の付く地名ばかりでして、此れ、かってのお江戸には、沢山の川があった証左でしょ。

うう~ん、其れじゃあ水害は防ぐのが難しそうですよね…。でね、僕、考えたんです。ど素人の意見と笑って貰って結構なんですが、ならば発想の転換でして、洪水はきっと起こるものと考え、其れを大前提に対策を立てては如何でしょうか!?

先ずね、此れだけ河川があるって事は、当然上流がありますでしょ。上流は大体、山にありますよね。しかも、水害の多い此処九州って、山だらけであります。ならば、下流域の平野から、上流部の山間部まで、ケーブルカーやロープウェイで、住民を一気に運んじゃうんですよ♡或いはかって世界中に、森林鉄道と呼ばれる、狭い軌道の電車がありました。此れ、山で伐採した木々を運ぶ為の物でして、日本の国鉄も、何十年も前に所有していました。現代の技術ならば、其れこそリニアモーターカーを採用したって良いじゃありませんか。洪水に見舞われそうな住民を、瞬時に山頂まで運べますぜ。

或いは、どうしても水量が多ければ、水中に潜ってしまうのはどうでしょうか。即ち、小型潜水艦や潜航艇です。お値段はまだまだ高いのですけれど、政府が援助すれば、幾らでも安価な物が造れますよ。或いは、ゴムで出来たレスキューボートや救命ボートを、水害の多い地域に1台づつ補助するとかね。日本には、水上警察ってあるんですが、此れは密輸や密漁を取り締まる為の組織なんですが、任務が任務だけに、特殊な船舶を沢山所有しているんですね。彼らに権限と予算を与え、組織を拡充すれば、水害時にお役に立つんじゃないかしら。

そしてね、僕、珍奇な車両が大好きなのですけれど、かってドイツ陸軍には、シュビムワーゲンと謂う、4人乗りの水陸両用車があったんですね。此れ、1940年代の僅か4年間で、1万5千台も作られた程の優秀車でした。未だに人気がありまして、レプリカが1台600万程度で売られています。でね、1940年代の車ですよ。今のトヨタでも日産でもホンダでも、もっと安く、もっと高性能な物を造れるのは間違いありません。ならば、日本政府は、どうせ東京五輪なんて出来やしないんですから、其の予算を使い、安価な日本版シュビムワーゲンをメーカーに造らせ、水害の多い地域に優先的に配布すれば良いじゃありませんか。此の水陸両用車があれば、多くの命を救えると思うのですけれど、読者諸賢の皆様方、如何思われますか!?
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