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$ ウォールストリート・ダウン $

木の間より 風にまかせて 降る雪を 春来るまでは 花かとぞみる、どうやら今日の大分は雪模様、全国的にも大寒波到来の由でして、どうぞ皆様、暖かくしてお出掛け下さいませ☃さて、皆様、週末は如何お過ごしでしたか!?僕、久方振りに映画館に足を運びまして、2本観て来たのですけれど、其のお話は後程にしまして、コロナウィルスの対応、一体全体、どうなってるんですかねえ…!?拙ブログでは再三再四、対応がトゥー・レイト、遅過ぎると批判して来ました。

そしたらやっぱり案の定、各国政府は、日本の対応が信用出来ないと、チャーター便を飛ばしてますでしょ。シンガポールにカナダ、香港にアメリカと、羽田に続々と各国の飛行機が、自国民を救うべく飛来しています。各国の大メディアも、強烈な批判を展開してまして、以下、抜粋しますね。「客船の乗船者を取り囲む環境は、感染の恐れの巣窟」「ウィルスに汚染された巨大な入れ物に、人を閉じ込めている」「日本の検疫の仕方は人権侵害」「コロナウィルスを巡る状況を、日本が悪化させている」「感染拡大の震源地を作った」「危機管理において、こうしてはいけませんという、教科書の様な対応」…。いやァ、酷評のオンパレードですけれど、何の反論も出来ませんよね、トホホ…。

僕、不思議でならないんですが、もう国内にも400人を超す感染者が出ているのに、政府はやっと重い腰を上げ、感染対策会議に、専門家を呼ぶ事にしたんだとか。あの~、専門家や医師を呼ばずに、アベ総理、今まで何の会議をしてたの!?医療や感染に何の知識も無い素人が話し合ったって、将に会議は踊る、有効な対策が打てる筈がありませんぜ。実際、国内外のドクターや専門家からは、「日本は最もしてはいけない事をしてしまった」「症状の無い人は検査せずに全員下船させ、2週間待機させるべきだった」、ですって。こりゃあ、此のコロナウィルス、日本全国に拡大する事は必定でありましょう。政府や官僚の皆さん、既に死者も出ている訳で、誰が責任取るの!?でね、情けないのが法律でして、検疫法ってあるんですが、此れが造られたのは明治期でして、何の改正もしてないんですって。あの~、100年以上前と今では状況がまるで異なる訳で、そんな法律で対応出来る訳ないでしょ!!

でね、もう1つ哀しいのが、広がるばかりの格差でして、先ず経済面ですけれど、田中龍作さんと謂うフリージャーナリストの方のブログを読んだんですね。田中さんが、台東区の谷中と、板橋区の大山の商店街に取材に行ったと。八百屋さんに話を聞いた処、1200円のイチゴのあまおうを買うのは中国人、日本人は200円のバナナを買っているんだとか。又、田中さんの部下が、中国の方と金沢に遊びに行ったと。ランチの際、中国人は迷いなく5000円のお弁当を、日本人は1000円のですって。でね、僕、愕然としたのですけれど、東洋経済誌だったかな、都内の一流大学のゼミで、地方と都市の格差について討議したと。そしたら若い優秀な学生が不思議そうに、「地方の人は皆、都内に引っ越してくれば良いんですよ。そうすれば、格差なんて無くなります。」と答えたんだとか。あのねえ、大体皆東京に越して来ても、先ず住む処がありませんし、仕事だって、そうそう無いでしょ。こんな短絡的な思考でありまして、其れで一流大卒ってんですからねえ…。

閑話休題、冒頭触れました、映画に話を戻します。「ナイブズ・アウト/名探偵と刀の館の秘密」、「パラサイト 半地下の家族」の2本でして、いや~、どちらも中々の傑作でした♪「ナイブズ・アウト」は、アガサ・クリスティ風の謎解きミステリー、中々凝った脚本と演出であり、クリス・エヴァンスにダニエル・クレイグの、米英の2枚目スターが初共演、ご婦人方の目の保養になったんじゃないでしょうか♡「パラサイト」は韓国映画でして、アジア史上初の、カンヌとアカデミーのダブル受賞作です。僕、韓国映画にはとんとご縁が無く、どんな作品か不安だったのですけれど、いや~、強烈でしたねえ。未見の方の為、詳しく書けないのが残念ですけれど、些か穴がある脚本でして、確かにストーリー的には傷があるんですが、其れを吹き飛ばす程のパワーがあります。どうもね、古い邦画、今村昌平や黒澤明や、日本の漫画の影響もある気がしましたねえ。

でね、「ナイブズアウト」はアメリカ人監督の手掛けたミステリー、「パラサイト」は韓国人監督が撮った韓国の社会がテーマなんですが、両作品には、或る共通項がありました。其れは格差社会でありまして、アプローチの仕方は勿論大きく異なるのですけれど、新進気鋭の両監督が、其れを取り上げたって、国は違うにしても、世界的な問題なんですよね…。実際、アメリカでもフランスでも、インドでも中国でも、此の経済格差は大問題となっています。

我が国においても、貧困率は15・7㌫にまで達し、先進国では最悪の数字なんだとか。此れ、アメリカとほぼ同程度の数字なんですが、彼の国は物価も税金も地代も安いですから、日本の方が余程住み辛いと謂えましょう。でね、メキシコとイギリスも、我が国同様、経済格差の問題に長年悩まされ続けていたのですけれど、此処に来て漸く、改善の兆しが見えて来たそうです。両国とも、似た様なアプローチでして、教育と福祉に重点的に予算を割いたそうです。メキシコでは、「プログレサ」と謂うシステムを新設、夫々の家庭の資産を精査し、貧困層には現金を支給、健康診断と子供の通学を義務付けたんだとか。イギリスでは、1999年に「NDC」と謂うシステムを立ち上げ、貧しい地域に、学校や教育や就労支援対策として4000億円を投入しました。すると2005年には、貧困世帯の子供が、凡そ80万人減少したんだとか。

僕、どんな問題も解決出来ない筈は無い、そう信じているんです。ですから、国民がもっともっと声を上げ、政府を突き上げれば、どんな濡夫でも立たざるを得ません。ですから皆、勇気と自信を持って、おかしな事はおかしい、そう謂いましょう!!
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