西洋事情

何故か我が国では、余り報道されなかった様ですけれど、昨日ですか、フランスのマクロン大統領が訪米、同国議会で演説をしました。其の発言を要約しますと、「現在のアメリカの様な、一国の独裁主義は宜しくありません。イランとの核合意の廃棄もどうかと感じています。又、アメリカの温暖化対策や、保護貿易も止めるべきです。」と、かなりクリティカルな演説でした。「アメリカが世界へのドアを閉じても、世界は前に進む事を止めません。どうか両国が力を合わせ、科学の力で地球を救いましょう。アメリカとフランスの両国万歳!」でありまして、此れ、僕、動画で拝見したんですが、まァ流暢な英語で格調高い内容でして、感動しました。矢張りね、友人関係でも恋人でも、親子でも職場の仲でも、謂うべき事は謂わなくちゃ。其れが真の人間関係でして、臭い物に蓋をして見て見ぬふり、ひたすらに媚び諂い、「仰る事は全てご尤も」では、軽蔑されるだけでありまして、アベ総理なんて、トランプに跪いてゴルフしてるだけですもんね~。落語界の大名人、故桂文楽師匠の川柳、日本は いま各国の 太鼓持ち、僕、其れを思い出しました。ついでにもう一句、日本は 馬鹿と阿呆の 天下也、やっぱり僕、川柳の才能もありませんねえ。

そして僕、日本と諸外国の彼我の差に愕然としています。カナダのトルドー首相が、セクハラについてこう発言しました。「女性達がこうやって声をあげたからには、私達は其の声を受け止め、真摯に聞く責任があります。そして、其れ以上にもっと大事な事は、そうやって声をあげた彼女達を、信じる事です。」ですって。此れが我が国のお偉いさんになりますと、「ハニートラップだ」「色仕掛けに騙された」「男性側にも人権がある」、もうねえ、同じ男性とはとても思えませんぜ。僕、情けなくて情けなくて…。

確かにアメリカは問題は山積している国ですけれど、此のセクハラに関して、とうとう映画が出来るそうです。ほら、大物プロデューサーが、女優さん達に性的行為を強要して其れが露顕、映画界から永久追放される事件がありましたでしょ。其の実話を、ブラッド・ピットが製作側に廻り、映画化するんだとか。そして、未だ未見なのが残念ですが、「ペンタゴン・ペーパーズ」と謂う作品では、アメリカ大統領の不正を、真正面から映画化しましたもんね。僕、正直アメリカって余り好きじゃありませんが、「例え大物だろうと大統領だろうと、卑劣な犯罪は決して許さない。」、こういう真摯な姿勢には矢張り、一目置きますねえ。

でね、此れも情けなく感じるんですが、日本で今、問題になっている待機児童の問題、此れ、シンガポールでは全く存在しないんですって。希望すれば、どんな家庭でも保育園を直ぐに利用出来る由でした。しかもね、出産後に社会復帰が出来る様、国が様々なサポートをしているそうです。ですから、共働きの若夫婦で、所謂ダブルインカム、月100万位稼ぐのが当たり前ですって。此れ、日本と較べて、どちらが先進国なのか、分かりゃしませんよね。

出版や文化の面でも同様でして、僕昨日、「津波の霊たち 3・11 死と生の物語」と謂う本を購入したんです。著者は、リチャード・ロイドパリーさん、在日20年のジャーナリストなんですね。あの東北の大震災について、6年を掛けて丹念に取材、そして大絶賛され、英米仏で相当売れているんだとか。拾い読みをしたんですが、紛れも無く傑作でして、僕、当時の事を思い出し、結構泣いてしまいました…。でもね、此の件については、日本人も書くべきだと思うんですよね。あの地震とメルトダウンを、今後如何にして防ぐかって、全国民の課題じゃありませんか。著者を貶める心算は全くありませんけれど、異国の方から尤もな指摘をされ、僕、またまた恥ずかしく感じました。そしてね、ウェールズでは6月、日本の浮世絵や美術品、工芸品を集めた、相当大規模な展覧会が開かれるとか。フランスでも9月、ジャポニスム2018と謳い、人形浄瑠璃や歌舞伎、漫画にアニメ、仏像に縄文式土偶、能に禅と、日本文化を数か月に渡り紹介するそうです。しかしね、アニメや漫画は兎も角、他の事に関しては、日本人は余り興味を持ってませんよね。僕、歌舞伎は少々苦手ですけれど、能や人形浄瑠璃は大好きなんです。其の良さを分かって欲しいと切に願っていますが、日本人ゃなくて、フランスで受けるって、何だか少し、哀しいなァ…。

何だか今日は、日本の悪口ばかり書いて、恐縮なんですが、最後にもう1つだけ。東京五輪に向けて、都心部は再開発のラッシュだそうで、今度は新宿が大きく変わるそうです。うう~ん、僕、若かりし頃に、幾度となく清遊した、思い出の地ですからね、あんまり弄って欲しくありません。パーソナルな話は兎も角、今のままの新宿でも、充分過ぎる程便利じゃありませんか。此処に投資するのははっきり謂って利権だけでしょ。過疎化が進む地方にも、目を向けて欲しいですよ、全く。

此の国の来し方行く末を考えますと、何だか暗い気分になります。でもね、僕、生来のオプチミストですから、必ずや此の国は復活する、そう堅く信じているんです。と謂いますのも、優れた若者達が、沢山居るからなんですよね。アメリカ大リーグで大活躍の大谷選手、卓越したプレーは勿論ですけれど、もう、英語もスペイン語も解する様になったんでしょ。しかも、健康管理に気を付けねばと、料理の腕前も中々なんだとか。卓球やバドミントンの若手選手達、カーリングのチャーミングな女性選手の皆さん、将棋の藤井君、多士済々ですよ。此れ、学業でも同様でして、今、本当に優秀な学生さん達は、東大なぞ目指さないらしいですよ。オックスフォードなりケンブリッジ、ハーバードにイェール等、世界的な超名門校に入る子が徐々に増えて来たとか。此れ、大阪の府立高校の話なんですが、校長先生が民間人に代わり、「海外を目指せ」と檄を飛ばし、今年、8人の学生さんが海外の大学に雄飛したそうです。そして東京都の中学2年生、松本君と謂う子の記事が日経に出てましたが、彼は幼い頃から独学でロボットを造り始めたそうです。今、取り組んでいるのは、「トンボの羽の動きを再現しまして、羽ばたいて飛ぶロボットです。」ですって。いや~、中学2年生で大したもんですよね。アメリカのNASAから、京都大学に戻った若手の物理博士も居ましたっけ。そして、僕の亡父が卒業した千葉大学では、20年前から、所謂飛び入学を続けています。要は、出来が良ければ、16歳でも大学に進める訳ですね。

今の我が国を支える僕達大人が、日本を少しでも良い国に再構築、そして上記の優れた若者達にバトンタッチすれば良いんですよ。後もう少しの辛抱で、此の国が劇的に変わる事を、僕、心から願っています。

さて、明日からゴールデンウィークの方も多いかと思います。今週末は全国的に快晴の様ですし、皆様、素敵な祝日をお過ごし下さいませ。僕はとりあえず、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」を観に行って来ます。其れでは、来週火曜日に又お会いしましょう(^.^)/~~~
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