FC2ブログ

♡ 心の壁、愛の橋 ♡

♪だけど half moon 時間が満ちるように 今はひとりでも歩いてゆくよ♪、今朝、愛犬の甲斐犬のコロちゃんと、散歩に出ていましたら、思わずケミストリーの曲を思い出しました。朧月夜と申しますか、満月に近かったのですけれど、雲がかかりましてまるで三日月の様に見えました。確かに美しいのですけれど、何だか不気味にも感じ、早々に散歩を切り上げたんですね。

此の不気味さ、最近の国際政治でも同様でありましょう。イタリアでは来月4日、総選挙が行われるんですが、世論調査で現在首位なのが、「5つ星運動」と謂う政党なんですね。僕、経歴で人を見るなぞ愚の骨頂と思うのですけれど、此の党、設立者兼党首はコメディアン、同党の首相候補は31歳のフリーターの由でした。うう~ん、イタリアでは日本同様、戦後40人以上首相が代わってますからね。近年最も有名だったベルルスコーニ元首相も、汚職を繰り返し、マフィアとの癒着や極右人脈の噂が根強くあり、おまけに性的スキャンダルだらけのとんでもない助平でしたから、そりゃイタリア国民も既存の政党には嫌気が差しますぜ。でもねえ、五つ星運動党の皆さんも、殆ど素人でしょ!?大丈夫かしらん…。

尤も、我が国も他人様の事を笑えないんですよね。我らがアベ総理も酷過ぎまして、此のヒトはかって、「森友の問題に妻や私が関わっていたら、総理どころか議員も辞める」旨、国会で発言しましたよね。僕、当時の記憶もありますし、今でもYOUTUBEで幾らでも見る事が可能です。でもね、今になって、そんな事は謂ってないと力説してますもんねえ…。そして、同じく国会で過労死の問題を取り上げている際、ニヤニヤと薄ら笑いを浮かべながら、不誠実な答弁を繰り返していました。僕、医療人の端くれとして、人の生死に関わる問題で、そんな態度を取られたら、有無を謂わさず、左フックをぶちこみますよ。野党の質問にはまともに答えませんし、所謂エビデンス、証拠も全く示さず、何故か断定した物言いですから、こんなヒトに仕事を任せたら、其の会社は倒産確実でありましょう。此のヒト、壊れてませんか!?

ダボス会議と謂う集まりがあります。世界各国の首脳が集まり、様々な課題について、自由闊達に議論をする会議なのですけれど、今年、最も話題になったのは、「デジタル専制政治」だったとか。耳慣れない言葉ですけれど、此れ、要するに、所謂ビッグ・データで、僕達のあらゆる情報って、国家が握ってますでしょ。其れをAIに分析させ、一部の政治家だけで国を動かす仕組みなんですって。いやまァしかし、そりゃ余りにリスキー過ぎる気がするんですけど…。

例えば、トランプの様なご仁が、国民のデータを握り、恣意的にAIを使用しては将にナイトメア、悪夢ですぜ。だって、トランプの野郎、アメリカで頻発する銃乱射事件の防止策として、教師を訓練し、重武装させるってんですよ。名付けてアームド・ティーチャー、日本語ならば武装教師でありまして、僕、発想其の物が大きく間違っていると思うなァ。サブマシンガンや手榴弾を持った先生に僕、理科や算数を教わりたくないですぜ。銃を規制する方が理に適っていると思いますし、第一自然でしょうに。トランプちゃん、何だか大層興奮していらっしゃる様ですが、少々勇まし過ぎやしませんかね。そして僕、トランプは大馬鹿と確信しましたのは、「メキシコとの間に壁を造る」と謂った時でした。不法移民を防ぐ為なんでしょうが、あのねえ、此の手の壁って、大昔から人類が考えていて、其の全てが大失敗しているんですね。

世界史上、最も有名な物は、宇宙からでも見えると謂う、万里の長城でしょう。でも、万里の長城って、莫大なお金を注ぎ込んだにも関わらず、モンゴルの馬賊に易々と侵入され、当時中国を支配していた金王朝は滅亡しました。かってオランダが取った作戦に、「洪水線」と謂う物があります。オランダは低湿地が多いですから、敵が攻め込むと判断したら、河の堤防を決壊させるんですね。しかも其の湿地帯には地雷を埋めておくと。すると敵軍は全く通れないと謂う訳で、此れでオランダの防衛は完璧に思えました。ところが、技術の進歩は凄まじく、飛行機が発達、其の「洪水線」の遥か上空を、ドイツの爆撃機やパラシュート部隊が飛んで行き、何の意味もありませんでした。フランス軍が造ったのが、彼の有名なマジノ・ラインです。3㍍以上のコンクリートの厚さと大量の鉄筋で敵の侵入を防ぐんですね。そして、大口径の大砲や機関銃を沢山設置、兵士の移動は地下鉄、発電所や備蓄庫は地下30㍍に設置、難攻不落と謳われました。ところが、フランス国内にドイツの大軍が侵入、全土が蹂躙され、首都パリは陥落、降伏の憂き目に遭うんですね。此れ、ドイツ軍は真正面から向かっては不利と判断、大迂回してアルデンヌの大森林地帯を突破、マジノ・ラインは全く役に立たなかったんです。

此れ、様々な時代に、世界各国は当時の最新技術を駆使し、多種多様な壁や要塞を完成させました。ソ連のセバストーポリに旅順。フィリピンのコレヒドール。米国南北戦争の際のサムター。ドイツの大西洋の壁に防空要塞。第4次中東戦争の際のイスラエルのバーレブ・ライン。ベトナムのディビエンフー。ベルギーのエマン・エマール。満州の虎頭要塞。本邦ならば北海道の五稜郭。何れも、決して侵略される事は無いと公言していたのですけれど、全て敵軍の手に落ちています。此れ、答えは非常に簡単なんですよ。要塞や壁を造る側は、広大な範囲を守らないといけませんよね。でも、攻める側は、何処を突くか選べますでしょ。迂回したり、要塞を攻めずに包囲してしまい、兵糧攻めの手もあります。守る側には、デイフェンスの選択肢しかありませんで、ですから今では、要塞や壁で敵の侵入を防ぐと謂うのは、完全に時代遅れなんです。

よって、トランプの造る壁も、中南米から侵入する不法移民にとっては、何の意味も無いと思います。だって、現状でも、壁を抜ける為にトンネルを掘ったり、脆弱な部分を一部破壊したり、フェンスを乗り越えたり、或いは抜け道や海路や空路を取ったりと、移民は増え続ける一方じゃありませんか。トランプの旦那、ビジネス界では成功したんでしょうが、歴史については何も学んでなかったんじゃないかしら。偏頗な知識で物事を判断しては、エラい目に遭いますぜ。此れ、他山の石としまして、僕も益々研鑽を積み、勉強をせねば。よおし、此れからのお昼休みは、毎日読書タイムにしようかな!
スポンサーサイト
プロフィール

しもごおり

Author:しもごおり
OSHブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR