♡ the makioka sisters ♡

猫が子を 咥えて歩く 豪雨かな、しかしまァ飽きもせず、毎日毎日よく降りますねえ☂秋ってこんなに雨が多かったですか!?僕、随分長い間、お日様を見ていない気がして、どうにも鬱陶しいですねえ。其の気持ちに追い打ちをかけると謂いますか、何だかホントに物騒なご時勢であります。

だってね、ロシアと中国の両国海軍がタッグを組みまして、バルト海近辺で、超大規模な軍事演習をやっているんでしょ。ロシアだけでも10万人以上の将兵が参加した由でした。アメリカの分析に依れば、ロシア軍が侵攻を開始すれば、「36時間以内にバルト3国の首都を制圧出来る」んですって。バルト海にロシアが進出すれば、ポーランドやスウェーデン、ドイツやノルウェー、フィンランドやデンマークが相当緊張する事は間違いありません。だって、其の国々、海を隔ててロシアから直ぐですもんね。ポーランドに至っては陸でも隣接してしまいます。こんな事をしていては、ロシア&中国対NATO&EUって、此れじゃあ第3次世界大戦勃発ですよ…。其のロシア、黒海や中近東やウクライナにも触手を伸ばしていまして、プーチンの野郎、何処まで欲深なんだか、全く!

隆盛を誇ったイスラム国も、とうとう首都が陥落、指導者も行方不明でありまして、此れで一件落着の様に思えます。でもねえ、僕、そんなに簡単なもんじゃないと感じます。寧ろ残党勢力が四散した所為で、世界各地に拡散、かえって始末に困るんじゃないかしら。何故か日本では殆ど報道されなかったんですが、フィリピンのミンダナオ島なんて、10人位のイスラム国のメンバーが警察署を襲撃、数か月に渡り、全島が内戦状態になりましたでしょ。又、インドネシアを始め、東南アジアにも幾つも拠点があるそうですし、しらみつぶしするしかない訳で、こりゃ大変ですよ~。海上交通の要衝であるマラッカ海峡には、もう10世紀に渡って海賊が跳梁跋扈してますからね、此れがイスラム国と結びついたら大変です。だってね、僕、昔、タイのプーケットに行った際、マラッカ海峡を見ましたけれど、まァ小島が多い事多い事、現地のガイドさんに聞きましたら、サウザンズ、と謂われてまして、エエッ、数千も島があるの!?しかもね、河川が入り組み、岩礁があり浅瀬があり、こりゃ海賊が潜伏するには絶好の地だなァと、妙に感心してしまいました。アフリカではつい最近、ニジェールでソマリアで大規模なテロがありましたよね。北朝鮮も、あのかりあげクンが何時ミサイルをぶっ放すか分かりませんものね。またねえ、トランプの旦那も、どう見たって、黙って大人しく平和を望むタイプじゃないでしょ。中国は海軍を滅茶苦茶に増強、太平洋進出を狙い虎視眈々であります。欧州では、オーストリアに極右の31歳の首相が誕生、イギリスは何れEUを離脱するでしょう。スコットランドを始めとするケルト系の国々も、英国離脱が現実味を帯びそうです。其れに呼応するかの如く、スペインのカタルーニャ地方は、週明けにも独立宣言を行うとか。

♪もうどうにもとまらない♪、此れだけダイナミックにドラスティックに国際情勢が動いているのですけれど、日本の政治家を見ていると、与野党共に余りに低次元で、何だか嫌になっちゃうなァ…。とても個人の力ではどうしようもありませんで、僕、こういう時は、風車 風が吹くまで 昼寝哉、或いは、何をくよくよ 川端柳 川の流れを 見て暮らす、ですよね~。かって忌野清志郎は、♪夢を見るのは悪い事じゃない 事を焦り過ぎちゃ駄目さ ちょっとだけ 時間の流れが 君を焦らしてるだけさ 気分を出して その気になって 事に立ち向かうしかないぜ♪と唄いましたけれど、人が望む事は必ず実現すると謂います。きっと此の世界にも平和が訪れる事を信じ、夫々の持ち場で日々頑張るしかありませんよね。

此の国はかって、何度も戦を経験した訳ですが、僕が私淑し敬愛する作家達って、芸術と謂うフィールドで戦争に反対していました。パーソナルな話で恐縮なんですが、此の病院の創立者である蜷木稔先生、彼は戦時中に立候補しまして、「此のままでは日本はアメリカに負ける。戦争を止めるべきだ。」と堂々と演説、捕まってしまったんですね。其の曾孫が僕でして、其の血筋を引いたのでしょう、僕も全く同意見であります。話を戻しまして、其の作家達は、永井荷風と谷崎潤一郎の両先生でして、僕、彼らの作品は殆ど読破したかと思います。

どうもね、皆さん誤解されている様ですけれど、荷風はど助平、谷崎は女性の足フェチ、と謂うイメージがありまして、いえね、そりゃ確かに間違いじゃないんです。荷風は、混血ダンサーのセクシーな魅力に憑りつかれ、破滅する男の話とか書いてますもんね。潤ちゃんは、若い女性に頭を踏みつけられ、大興奮とかしてますもん…。其れはさておき、荷風先生は、死ぬまで書き続けた日記、「断腸亭日乗」で、当時の戦争一色の世相や政治について、辛辣ですが真っ当な批判を繰り返していました。書いているのが見つかっただけで逮捕、拷問の時代に、発表の当ても無いのに、よくもまあ書き続けたものです。谷崎先生は、代表作である「細雪」を6年間、疎開先で書き続けていたんですね。大阪の船場の上流階級、其の美人四姉妹のお話でして、華麗で優雅で嫋やか、そして繊細で優美な世界観なのですけれど、「戦時中にそぐわない」として発禁になるんです。当時、此の国を支配していた日本陸軍なんて、本当の田舎者で野暮の骨頂ですからねえ。上流階級の美人姉妹の話だと、けしからん、てなもんでしょう。本物の馬鹿であります。でもね、こういうメンタリティ、今でもありまして、大してキャリアも無いのに、自分の意見を絶対視する馬鹿って、結構居るんですよ。少し頭を冷やし、廻りを見れば、自分の意見が如何に視野狭窄で我儘か、直ぐに分かるんですがね。

さて、荷風先生の「断腸亭日乗」は、岩波書店に毎日新聞社に中央公論社等々、10回以上に渡り発売されました。僕が持ってますのは岩波の奴ですが、昭和史の貴重な資料として、文明批評として、読み物として、永遠のロング・セラーと謂えましょう。谷崎先生の「細雪」も勿論ベストセラー、世界16カ国後に翻訳され、映画化される事3回、そして舞台では何と、今年の明治座で1500回目の上演が行われたんですね。此の両先生の大傑作を、当時の日本の為政者達は発禁にしちゃうんですから、そんな無教養かつセンスの無さでは、戦争も負ける筈ですよ。

僕、思わず笑ってしまうんですが、此の両文豪、仲良しでして、Hな処も良く似てるんです。荷風先生は浅草の踊り子の、谷崎先生は女優のオーディションの、夫々審査委員長を務めてますもんね。又、ご両人は刺青に縁がありました。荷風先生は惚れた女性の名を、左腕に彫り込んでいたんですね。「こう命」って、こう、と謂う芸者さんだったんですが、先生、ちょっと落ち着いて!そして谷崎先生のデビュー作は「刺青」であります。此れ、美しい足をした美人を見つけ、背中に刺青を入れさせてくれ、と懇願する話なんですね。其の熱意に負け、女性は背中に、巨大な女郎蜘蛛の刺青を入れます。其の刺青が完成したのは早朝、燦燦たる朝日の下、背中の女郎蜘蛛が輝き、男に向かい「お前さんは真っ先に私の肥料になったんだね」と嫣然とした笑みを浮かべる、と謂う内容でして、此れが明治44年の作なんですから、ぶっ飛んでます。高校の時分に読んだ僕も、ぶったまげました。発売禁止已む無しと謂う状況でしたが、先輩作家である荷風先生が此の「刺青」を大絶賛、谷崎先生は無事デビュー出来たと謂う訳です。

でもね、つくづく思いますけれど、戦争をして人を沢山殺すより、上記の両先生の様に、助平の方が余程マシですよ~。何はともあれ、いよいよ投票日でして、皆様どうか、平和を愛する候補者に清き一票をと思います。お天気は宜しくありませんが、皆様、素敵な週末をお過ごし下さいませ(^.^)/~~~。
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