マグニフィセント・セブン

今朝、張り切って出社しましたら、オフィスの温度計は34.4℃でありまして、部屋に入った途端に汗が噴き出す始末、んもう、嫌になっちゃうなァ…。僕の部屋って西日が射すものですから、午後になると暑くて仕方が無いんですが、熱気が翌朝まで残ってしまうんでしょうね。念力の ゆるめば死ぬる 大暑かな、此れ、俳人村上鬼城の句ですけれど、どうか皆様、水分をたっぷり摂られて、共にこの猛暑を乗り切りましょうね~☀

さて僕、土日はすっかり怠惰に過ごしまして、読書とDVD観賞、簡単なおつまみを造り、そしてレモンをたっぷり絞ったジャック・ダニエルのハイボールを呑んでおりました。エアコンの利いた部屋で、犬と共に太平楽に過ごしていたんですが、僕、或るDVDを観て、背筋が凍る気がしました。「スノーデン」と謂う実録物でして、皆さん、エドワード・スノーデンさんを覚えてらっしゃいますか?彼はアメリカのCIAに勤めており、ハッキングから盗聴からスパイから、汚れ仕事をさせられていたのですけれど、薄穢い現状にほとほと嫌気が差し、母国の悪行を洗いざらい暴露、ロシアに亡命された方です。僕、慄然としましたのは、ほら、パソコンにカメラが内臓されているでしょ。此れ、TV電話のスカイプなり、写真撮影用に付いている物です。先の映画に依れば、其のカメラを通じて、CIAが監視する事も可能なんですよ。其れを管理するのがペンタゴン、謂わずと知れたアメリカの国防総省ですよね。其のアメリカの基地に居ながらにして、例えばイラクの過激派がパソコンを使用していれば、内蔵カメラを通じて、遥か彼方の部屋の様子が、瞬時にして分かるんですね。そして、此れまた恐ろしいのが、例えば、アメリカの情報組織の、超高性能のスーパーコンピュータで、「トランプ 馬鹿」で検索すると。そうしますと、全世界のフェイスブックやツイッター、ラインにメール等々、トランプを馬鹿と書いた人が全て分かっちゃうんですって。フェイスブックに侵入して個人情報を入手するなぞお茶の子さいさいみたいですよ。全世界を監視している由でして、同胞であるアメリカ国民に対してだけで、電話やメール等々のデータを、1か月で31億件も収集しているとか。おまけにね、日本・ドイツ・オーストラリア・ブラジルが、アメリカの同盟国でなくなった時、銀行から発電所から政府から空港から、主要施設の設備を破壊するプログラムを仕込んでいる、そう映画では描かれていました。此処まで来ると俄かには信じ難い気もするんですが、でもねえ、本作の監督は、曲がりなりにも2回、アカデミー賞を制したオリバー・ストーンですもんね。彼が入念に取材を行った上での作品ですから、何らかの確信があって、本作を撮ったのでしょう。

しかしねェ、自国民の電話を月に31億件も盗聴しているだなんて、もう病的な気がしますし、最早常軌を逸している、皆様そう思われませんか!?どうしてこうなるのか、其の理由は僕、アメリカとイギリスの国の成り立ちにあると思うんですよ。ブリテン島には、アイルランド・スコットランド・ウェールズ、所謂ケルト系の民が平和に暮らしていました。其処にアングロサクソンであるイングランド人が上陸、ケルトの人達を奴隷にし、イギリスと謂う国が出来ました。アメリカも同様でして、インディアンが平和に暮らしていた処、アングロサクソンが上陸、殺戮と略奪の限りを尽くした訳です。そして、労働力が足りないからと、アフリカから大量に黒人を連れて来て、奴隷として扱った訳でしょ。此れ、全て真実であります。僕、イギリスとアメリカを造ったアングロサクソンの人達は、何時の日か復讐されるのではと、心底恐れているんだと思うんです。其れが、此の異常な監視体制に結び付くのではないか、と謂うのが僕の仮説なんですね。いやはや何とも、アメリカとイギリスって、とんでもない悪行ばかりを繰り返していますよねえ。こんな事を書いていたら、拙ブログもブラックリストに載りそうですけれど、監視したければすれば良いですし、僕の心の中までは覗けないでしょ、ざまあみろ。僕、正々堂々、逃げも隠れもしません。何時でもかかって来いッ!

閑話休題、其の映画を観終わり、気分転換に、頼まれていた草取りをしたんですよ。小1時間、黙々と雑草と格闘した処、全身の毛穴から汗が噴き出す感があり、僕、脱水で倒れるんじゃないかと思いました。農家を初めとして、外でお仕事をされる方は、此の時期本当にご苦労様だなァと感じましたねえ。でね、僕、前々から興味があったのが、黒澤明監督の「七人の侍」ってありますよね。此れ、農民が武士を雇い、村を守ると謂う粗筋なんですが、実話を下敷きにしているんですよ。ほら、教科書や授業では、農民は常に虐げられ、搾取される奴隷の様な存在、と習いませんでした!?でもね、僕、其れは余りに画一的で単純過ぎる見方じゃないかと、常々疑問だったんですよね。で、色々コツコツと書を読み耽っていましたら、其の勘がドンピシャリ、現在では、農民達はもっとダイナミックに生きていたと謂う事が分かって来たんですって。

「聞き書き 大分の食事」 日本の食生活全集大分編集委員会編 社団法人農村漁村文化協会、と謂う本がありまして、此れ、日本の全都道府県のバージョンが出ているんですね。此の本には、僕の母方のルーツである、宇佐の昔の食生活が紹介されているんですが、農家の人達、相当豪華で良い物食べているんですよ、吃驚しました。例えば秋の夕ご飯と出ていますが、茄子の炒め物、高菜漬、鯖の塩焼き、ドジョウ汁、あみ飯ですもんね。あ、あみって、ごく小さな海老なんですね。あみ飯とは、其の海老の混ぜご飯です。此れだけ食べられれば、現在貧困層と呼ばれ、満足にご飯を食べられない家庭より、遥かに上でありましょう。哀しい事に、其の貧しい子供達を救うシステムって、今の日本では「こども食堂」に頼るしか無いのが現状でしょ。ところが、江戸期の農民達は、相互扶助の精神が脈々と根付いており、のっぴきならない状況で困った家が出た時、村全体で借金し、其の家庭を皆で救うんだとか。其れでも凶作や不作で年貢が払えない、そういうケースもありますよね。現在ならば、税金を払えなければ差し押さえか通知が来て、下手をすると捕まります。ところが江戸期の代官達は、武士で幕臣であり、現在ならば官僚な訳ですが、其の村の状況を丹念に調べ、年貢の支払いを遅らせる様に、陰に陽に幕府に働きかけるんだとか。実際、地方分権と謂いますか、其の地方の事情を鑑みて、農民達の造ったローカルルールも認めていたそうです。村長を決める際も投票だったそうで、ありゃ、此れは教科書は全面的に書き直しですねえ。僕、平成の今よりもよっぽど、江戸期の方が人情がありセーフティネットがあり、弾力性と現実味がある、法の施行だった気がしてなりません。幕府側にしても、老中--今ならば総理クラスですね--がミスした場合、領地を取り上げたりしていますから、今より余程、信賞必罰だったんじゃないかしら。あ、そうだ、話はずれますけれど、例えば村のお祭りや盆踊りなんて、謂ってみれば現代の合コンと同じ役割がありますもんね。

さて、もっと時代が遡り、鎌倉幕府の頃、疫病と大飢饉に襲われた際、こういうお触れを出しているんですね。「誰もが日々の暮らしの為、山や海や河の、木々や海藻や魚等々の資源を利用している。此の様な非常時に、例え領主と雖も勝手な独り占めは決して許さない。」、うん、流石であります!そして戦国期には、農民も武装しており、いざ戦が始まったとすると、山の中に質素ですが城まで造っていたとか。また、農民達を守らない領主は、愛想を尽かされ年貢を払わずとも当然でありまして、ですから戦国大名達は皆、領民全てを大事にしたんですね。ですから本来ならば、政治家や官僚がおかしな事をしていたら、僕達国民が彼らのオーナーなんですから、かっての農民の様に、納税しなくても良いと思うんですよね。だって、其れが国と国民の契約じゃありませんか。「消えた年金」「原発事故は想定外」だなんて、こんな無責任極まりない話はありませんで、戦国時代なら、即刻首を刎ね、晒し首ですよ!そしてね、大名と謂っても、今の政治家の様に全く威張っていないんですよ。第六天魔王と呼ばれ、皆に恐れられた織田信長公ですら、農民には大層優しかったんです。地域の盆踊りに信長公も仮装して参加、皆が大喜び、翌日農民達が城の前でお返しの踊りをしたんですって。信長公は其の農民全員に親しげに声を掛け、褒美をあげたとか。此れだけ距離が近ければ、其の地域に合った政策も打ち出せますよねえ…。

AIもツイッターもパソコンも無い時代、其れでも此れだけ血の通った政治が出来た訳でして、僕、アメリカの監視システムは勿論の事、マイナンバーすら全く不要、そう思うなァ。てめえら、少しは勉強して先人に見習え、そう言いたいですよ!

さて僕、上野から 見下ろす町の あつさ哉、明朝から東京に出張でありまして、拙ブログの更新は、今週末金曜日になりますのでご了承下さい。あ、拙ブログでも軽く触れました盆踊り、当院では今週2日の水曜日、当院運動場にて、18:30から開催予定です。おめん、ヨーヨー釣り、輪投げ、綿菓子、かき氷、花火を用意しています。近隣の皆様方、是非奮ってご参加下さい。其れでは暫しの間お別れですけれど、読者の皆様、お元気でお過ごし下さいませm(__)m。
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