EYES WIDE OPEN !

読者の皆様、おはようございます。いやしかし、早いもので、如月も今日でお終い、明日から弥生ですか。紅梅や 枝々は空 奪ひあひ、此処数日、晴れの日が多いですからね、此のまま、春になって欲しいものです。さて皆様、昨日のアカデミー賞授賞式、ご覧になりました!?拙ブログ一押しの「ラ・ラ・ランド」は作品賞を逃すものの、6部門の受賞でありまして、まァ妥当な結果だった様に思いました。でね、録画を観ながら思ったんです。僕、アメリカは大嫌いですけれど、フェアであろうとする姿勢、所謂ダイバーシティ、多様性を守ろうとする態度、そして言論の自由を尊重する様には、心から感銘を受けました。こういう面だけは、アメリカは世界に誇れると感じます。と申しますのも、司会者のジミー・キンメル、当代きっての人気コメディアンですけれど、彼、冒頭からトランプ大統領を再三再四に渡って茶化し、からかい、ギャグのネタにしてましたもんね。助演男優賞に女優賞は、マイノリティである黒人でしたし、「ラ・ラ・ランド」が大本命と思われた作品賞を取ったのは、「ムーンライト」でした。此の「ムーンライト」、黒人監督の作品であり、本邦未公開でして、僕、予告編しか観ていないのですけれど、何だか傑作の予感がぷんぷん漂ってましたよ~。で、本作は、2人の黒人青年の成長物語の由でして、かなりシビアな、アメリカ社会の現実を描いたものの由、此れが作品賞に見事に輝きました。又、外国語映画賞も、イラン映画「セールスマン」が受賞、僕、プレゼンターのウォーレン・ビーティの発言に感動しましたもん。「映画は、世界中の多様性に対する敬意を表している」ですって。そしてね、1世紀近い歴史があり、世界225カ国で放送される此のアカデミー賞が、此の様な姿勢を示した事は、とても意義がある、僕、そう思えてなりませんでした。

実際、世界中で排他主義が蔓延り、思った事も言えず、人と異なる考えは退けられるだなんて、もう息苦しく重苦しく、僕、もううんざり、真っ平ご免ですよ。でね、僕、今の日本って、先進国とはちっとも思えず、とっても恥ずかしい国と思います。拙ブログでは結構前から、幾度と無く取り上げて来た、アベ総理の名を冠した小学校の問題です。

総理の奥方が名誉校長となり、国有地をほぼ無料で横流し、しかも学校の経営者が極右団体の幹部だなんて、内閣が吹っ飛ぶ程の大スキャンダルでありましょう。此処に来て漸く、朝のワイドショー等も大きく取り上げる様になりまして、本当に良かったです。そして皆様、其の幼稚園の運動会の映像、ご覧になりました!?「安倍首相頑張れ!安倍首相頑張れ!安保法制国会通過良かったです!日本頑張れ、エイエイオー!」と、園児が連呼するってねえ…。園内に流れるのは「軍艦マーチ」でありまして、守るも攻めるも黒鉄の~、ってアンタ、そりゃ軍歌でしょ…。制服は旧海軍の水兵に酷似していまして、それじゃあ軍人でしょ…。幼稚園内で教育勅語を暗唱させ、領土問題や教科書問題について語らせるって…。僕、はっきり書きます。日本のマスメディアは何故か及び腰ですが、此の小学校と此処を取り巻く面々は、極めて異常でありましょう。幼稚園と謂えば、3歳から6歳まででしょ。政治的な事なんて、未だ未だ早過ぎますよ。楽しく遊んで唄って、好き嫌い無く沢山ご飯を食べて、最低限のマナーを身に付ければ、其れで充分でしょうに。政治について語るのは、勉強して知識を増やし、社会経験を積んでからで良いですよね。

僕、恥ずかしくてならないのは、日本のメディアが何故か報道しなかったのに、海外では凄まじい勢いで記事にされているんですね。ニューヨークタイムズ、ロイター、ガーディアン、タイム、フィナンシャルタイムズ、ジャパンタイムズ、ABCニュース…。確かドイツやイタリアやフランスもあった筈です。そして、もう既に、 ultra-nationalist school 、極右学校、と全世界で報道されています。先進国の総理が、そんな怪しげな学校に関わるなぞ前代未聞、僕、一刻も早く辞めて欲しいです。そしてね、英国のガーディアン紙の大見出しには、「幼稚園の人権無視と、詐欺スキャンダルにリンクしている総理夫人」ですよ…。

物事を考える際、善悪の二元論で決めてしまえば、極めて簡単です。自分の論理と違う、ハイ、敵~。自分の考えと合わない、ハイ、ダメ~。ってねえ、世の中、そんなに単純な筈がありません!1組のカップル、1つの街、1つの市が成り立つとして、其れまでの流れや経緯や歴史がある訳でしょ。人には夫々事情がありますよ。其処を単純に善悪で決めつけて、上手く行くもんですか。大人が色々な勉強や経験を積み、そして極右思想になるのはそりゃ勝手ですよ。僕は大嫌いですが、大人の自己責任で、法に触れない限り、好きにすれば良いでしょう。でも、いたいけで何も知らない幼児達に、極端な価値観を教え込むなぞ、もう此れ、僕、犯罪と思います。でね、本当に怖いのは、先の幼稚園の様に、単一の価値観を植え付ける、此れ、殆ど洗脳ですけれど、そうなると、此の集団の将来はどうなるか、という事なんです。

歴史を紐解けば答えは簡単でありまして、こんなカルト集団は、必ずや自滅します。主だった処をざっと挙げてみましょうか。70年代のアメリカのマンソン・ファミリー、彼らはドラッグを用い、聖書を曲解し、女性は罪人と信じ込み、最後は殺人集団と化しました。同じくアメリカのジム・ジョーンズ、彼は共産主義とキリスト教を併せた教団を設立、人民寺院と名付けましたけれど、とどのつまりはアフリカに移住、信者は全員、集団自殺ですもんねえ。カリフォルニアのヘブンズ・ゲートという教団も同様でした。フランスのカルト集団、太陽寺院のリュック・ジュレの末路も、上記の2人と同じです。カンボジアのクメール・ルージュ、中国の紅衛兵、そしてアフリカの内戦の国々の多くは、子供が兵隊となり、大殺戮を行いました。日本でもオウムの事件があり、連合赤軍や血盟団というテロリスト集団が居ました。そして、上記の幼稚園と似た存在が、かってルーマニアにありました。悪名高い独裁者のチャウシェスク元大統領は、セクリターテ、という秘密警察を組織しました。此れ、メンバーは全員が孤児院出身、彼らを幼い頃から洗脳、何があってもチャウシェスクを守る様、厳命されていた組織でした。尤も、革命が起き、チャウシェスクは公開銃殺、此のセクリターテの子供達は行き場を失くし、今、マフィアになってしまったと謂います…。

これ等の団体の特徴は、閉ざされた空間にカリスマ的な指導者が現れ、単一の価値観を盲信、自分達の考えと違えば相手を殺す、上手く行かなければ己が死ぬ、という極端過ぎて、危険極まりない考えであります。将に洗脳ですよね。でもね、此れを解くのは意外と簡単なんです。要は、色々な考え方があり、人生に絶対の答えは無い、様々な生き方があり、互いに認め合うという事を知れば良いんです。ですから、海外に行ったり、読書をし絵画や映画を観て、世界各国の料理や風習を体感すれば、色んな人が人生を謳歌している事が自然と分かり、僕、自然と洗脳が覚める筈、そう思うんですよね。

ともあれ、平成の日本で、まさかこんな学校があるとは、昭和の初めじゃあるまいし、そりゃあねえ、国際的な批判を浴びて当然と思います。僕、国有地は国に返し学校は閉鎖、総理は責任を取って退陣、其れが一番と思います!
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