✈ 空のじゅうたん ✈

今日は先ずはお礼から。僕、すっかり失念していたんですが、昨日の拙ブログでちょうど1300回目の更新でした。又、読者の皆様方からの総拍手数が、先程確認した処、50万165となりました。僕の様な未熟者の拙い文章に対し、此処までのご支援を頂き、身に余る光栄であります。此の場を借りまして、厚く厚く御礼申し上げます。全国各地の方々が何時もご愛読下さり、本当にありがとうございます。此れからも忌憚の無いご意見を賜れば幸いですし、ご指導ご鞭撻並びに、叱咤激励の程、何卒宜しくお願い致しますm(__)m。僕、此のブログ、当初は1001回行けば一区切り、即ちアラビアン・ナイト、千夜一夜物語の顰に倣い、其処で終わろうかとも考えていたんです。でも、もう此処まで来たら、刀折れ矢尽きるまで、或いはちっともウケなくなるか僕が心底厭きるまで、いっちょ続けてやろうかしら。春風や 闘志いだきて 丘に立つ、今後ともどうぞお付き合い下されば幸いですm(__)m。

さて、物事の進化って日進月歩、特にコンピュータ技術が進んでからは、世紀の大発見の数も、急増している様に思います。今では、土星の衛星、タイタンの鮮明な画像を大分県で見る事が可能ですもんね。因みに此のタイタン、メタンの海があり、大気は窒素、気温は氷点下170℃、シアンの雲があり、オレンジ色の大地に、山に渓谷に風が吹いていまして、僕、其の画像を見ましたけれど、もしかすると古代の地球って、こんな感じだったのかもと、何とも謂えない不思議な感覚に陥りました。どうもね、地球外生命体が見つかるのは、此のタイタンではと謂われていまして、恐らく微生物でしょうが、早く其れを見たいなァ。そして、NASAの最新の研究では、何れ人類が火星に建設する住居は、氷で造るんですって。ほら、北極のエスキモーが造る氷の家、イグルーと謂うんですが、其れに酷似した形態でした。先ずロボット達が火星に到着し、地下から水を採取し、其れを凍らせ、袋か何か詰めるんでしょう、充填させてドーム状の家にするとか。うう~ん、凄いアイディアです…。もう1つ、地球の酸素イオンが、月の土に入り込んでいる可能性があると、阪大の研究チームが発表しました。地球の酸素イオンが、太陽から吹き出す粒子の流れに乗り、月まで辿り着く由でして、其れは古代からずうっとそうだったんですって。いやはや何とも、あそこには兎が住んでいるんだよ、なんて呑気な事は言えませんねえ。さて、阪大の寺田教授に依れば、「月の土には、太古の地球の大気の一部が残っているかもしれない。」ですって。そうそう、南極に居る日本の研究チームは、氷床を掘り続け、今では3000㍍の深さまで来たそうでして、72万年前の氷まで確認出来たとか。其の氷の中には、勿論72万年前の地球の貴重なデータがある訳ですよね。此れ、先の月の土のデータと照合すれば、当時の地球の環境を、実験室の中で再現するのも可能でしょう。いや~、凄い時代になりました!

科学の世界の進化は脅威的ですけれど、炎天を 突き破りたき 拳あり、僕のこよなく愛するボクシングの世界も負けておりません。かっての日本ボクシング界は低迷を続けていましたけれど、其れが嘘の様に、今では世界チャンピオン8人を有する、拳闘大国でありましょう。中でも、バンタム級の山中、スーパーフライ級の井上、此の両チャンプは、世界的にも高評価であり、海外進出してもちっともおかしくありません。そして先週の日曜日、カリフォルニアで、世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦が行われ、日本の三浦選手が出場、ボンバー・レフトの綽名に恥じぬ、見事なKO勝利を収めました。相手のメキシカン、世界ランキング2位のバルガス選手も、決して凡庸では無く、回転の速い連打で、中盤は寧ろ三浦選手が押される展開でした。ところが10Rの左ボディ、11Rには連打で、最終ラウンドには左ストレートで夫々ダウンを奪い快勝、挑戦権を獲得しました。確かに三浦選手、パンチ力は此の階級では特筆すべきものがあります。特に10Rのボディ・ブロー、見ていた僕もお腹を押さえたくなる程の強烈な一発でした。でもねえ、中盤から終盤にかけては、疲れからか両腕が下がってしまい殆どノー・ガード、ここまで無防備では、相手のパンチが当たれば危険極まりなく、世界を目指すにはお粗末だったと謂えましょうか。尤も、三浦選手も前世界チャンプであり、所属する帝拳は日本一のジムですから、次の世界戦には、きっちり修正して来るでしょう。再びの戴冠を僕、大いに期待しています。

閑話休題、三浦選手は秋田の産でして、彼の地は雪深く、其の気候に負けない、粘り強い人が多く生まれる様に思います。国連の事務方を長く務めた明石さん、体操で5つの金メダルを獲得した小野さん、元外交官でありプロ野球コミッショナーを務めた加藤さん、満州国のフィクサーだった里見さん、そうそう、元中日ドラゴンズ監督であり三冠王の落合さんも、秋田の出身です。でね、三浦選手は秋田の三種という、人口2万に満たない小さな町の生まれなんですね。ところが何とまァ、三浦選手以外にも2人、世界的な人物を輩出しているんです。

先ずは、石井漠さんです。此の方は、明治生まれの日本初のプロ・ダンサーでありまして、学校の成績はまるで駄目、其れでも天賦の才があったのでしょう、上京してオペラ劇団を設立、大好評を博して時代の寵児となります。其れでも飽き足らず、劇団を解散して渡欧、ベルリン、ミュンヘン、パリ、ワルシャワ、プラハ、ドレスデン、ライプチヒで創作ダンスツアーを敢行、大成功を収めます。其の後渡米、ニューヨークを皮切りに、シカゴで、ロスで、サンフランシスコでも大受け、此れが大正時代の事でありまして、ううん、日本人初のワールド・ツアーをした人でありましょう。其の後も、東南アジア・中国・韓国とツアーをし、映画の主演を演じ、舞踏学校を設立、数多くの門下生の中には、黒柳徹子も居たそうですよ。

其の石井さんが欧州で大喝采を浴びている大正期、三種町では、及位--此の字でのぞき、と読むそうです--ヤヱさんという少女が生まれました。此のヤヱさん、日本人女性パイロットの草分け的な存在でして、昭和の初め、20歳の頃にはもう、飛行機を操縦していたってんですから、将に天馬空を行くと申しますか、お転婆であり活発な方だったんでしょうね~✈22歳で航空学校の助教授を務めたそうで、如何に優れたパイロットだったかが分かります。戦後、56歳になってから、単発小型機での日本一周に成功、其の翌年には、日本人女性として初めて、アメリカ大陸横断レースに出るってんですから、其のバイタリティには恐れ入りました。60代になってからも、日中やアジア親善の為、幾度と無く大空を飛んで国際交流を深めていた由、道理でね、僕が小さな頃ですけれど、NHKの連続テレビ小説「空のじゅうたん」で、ヤヱさんが主人公としてドラマ化されましたもんね✈僕、お年を召してからのヤヱさんのお写真を拝見しましたけれど、いやァ、とってもカッコ良いお婆ちゃんでした。

僕、つくづく思います。田舎や酷寒の地に生まれようとも、年を取っても、其の人に情熱さえあれば、其のハンディを糧にして、世界チャンピオンでも、ワールド・ツアーを敢行するスターにでも、日本人初の女性パイロットにもなれるんです。閉塞感に覆われ、希代の悪政に悩まされる平成日本ですけれど、出でよ、第2の三浦選手や石井さんやヤヱさん!
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