VINLAND

今朝は色々とありまして、拙ブログの更新が少々遅れてしまい、申し訳ありませんでした。いやあしかし、昨日の大分は暑かったですねえ。34℃は超えていた様ですけれど、僕のオフィスの中はエアコンが効いていて快適なんですが、ちょっと廊下に出ますと、凄まじい熱気でして、此処まで温度差があると、体調を崩しますよ、全く。くず餅の 黄粉しめりし 大暑かな、日中の汗を流して布団に横たわり、枕頭の書に手を伸ばし、眠るまでの間、暫し読書に耽っていたんですが、いや、素晴らしい内容に思わず涙してしまいました。「明日への疾走 7人制ラグビー山口真理恵自伝」実業之日本社、です。著者の山口さん、もう直ぐ開幕するリオ五輪の、7人制女子ラグビー日本代表であり、26歳のお嬢さんなんですが、其の真摯でひたむきな生き方には、胸を打たれました。僕、もう読み終わりましたから、後でO事務部長に頼んで、病院の図書室に寄付する心算です。

さて、山口さんは小学生の頃からラグビーが大好き、中学時代は陸上部に入り、そして高校に入学します。ところが、其の高校は、女性がラグビーをする環境が無かったんですね。個人でトレーニングを積みながら、近隣の強豪校に行き、男子と共にラグビーをしていた由、僕、其の情熱に先ず感動しました。そして、海外でプレイしたいと英語を1年間猛勉強、TOEFL--国際的に認められている英語のテストです--でも、大学レベルまで達したってんですから、勉学とラグビーを両立させた訳で、凄まじい努力家と思います。無事豪州に留学、ラグビーでは州代表に選出され、シドニーの鍼灸・マッサージ専門学校を卒業しているんですから、此れぞ文武両道であります。そして、日本代表に選出され、リオ五輪では金メダルを目指している訳ですが、僕、心底感動したんです。と言いますのは、女子ラグビーはマイナー・スポーツですから、強化の為に合宿を組んでも、海外遠征をしても、スポンサードしてくれる企業が無く、宿舎は仮設倉庫で20人ぐらいが雑魚寝、飛行機はエコノミーなんですって。早朝から夕暮れまで、極限まで練習を積み、全身汗と泥まみれになり、嘔吐しそうになりながら食事を取り、ひたすら眠る、というハードな日々であります。そして、其の激しい練習を勝ち抜いた女性が、晴れて日本代表に選ばれる訳です。そんなストイックで厳しい日々を続けながら、仕事もしているんですから、本当に偉いと思います。そしてね、僕、余りに可愛らしくて、思わず泣いてしまいました。

そんな毎日の中、滅多に無いオフには、きちんとお化粧をして、ネイルも磨いて、精一杯のお洒落をして外出するそうでして、素敵じゃありませんか!ラグビーの引退後も、今までの経験や、得意の語学力やセラピストの資格を活かし、世の為人の為に頑張りたいそうです。僕、自立し、チャレンジを止めず、意欲的で魅力的な大和撫子が沢山出て来る事を望みますし、各界で活躍して欲しいと、切に願っています。7人制女子ラグビー代表、サクラセブンスの皆さん、是非メダルを獲って帰って来て下さい。遠く日本から、遥かブラジルまで、精一杯応援しています。

閑話休題、科学や技術の飛躍的進歩で、宇宙から海底から医療まで、様々な新発明が続いています。拙ブログでは、事ある毎に、其れらをご紹介して来ました。其の波は全てのジャンルに及ぶ訳ですけれど、僕の大好きな考古学についても、近いうちに世紀の大発見が生まれそうです。先ずね、中南米のカリブ海に面する小国、ホンジュラスとベリーズ、美しい景観に恵まれた処ですが、此の両国の密林の奥深くに、多くの未知の都市が見つかりました。広く知られるメソアメリカ文明、所謂マヤやインカやアステカとは異なる遺跡だそうで、今まで全く未発見だとか。何でも、小型セスナに、最新鋭のレーダーを積み、上空を飛行中に見事発見したそうです。ピラミッドに石の彫像に精密な彫刻を施した箱等々、50数個見つかったそうで、街や市というレベルじゃないそうです。そしてね、ナスカの謎の地上絵も、何故造られたかは謎でしたが、現在、スーパー・コンピュータにあらゆるデータを入力中の由、これまた世紀の大発見の日は近そうです。同様の方法で、多くの難解な古代文字の解明も出来るそうですよ。又、地中レーダーにドローン、そして人工衛星からの画像により、場所が分からない、ジンギスカンやアレクサンダー大王の墳墓も分かる可能性があるんですって。そして秦の始皇帝のお墓、兵馬俑で有名ですよね。此処も、損壊するのを恐れ、中国当局は其の扉を開けていないんです。ところが、先の地中レーダーと磁気探査機で内部構造を調べ、そして小さな横穴を掘り、其処からCCDカメラ搭載の小型ロボットを入れれば、墳墓の秘密が解明される、という訳です。もっと興奮しますのは、ほら、此の暑さで分かります様に、地球は温暖化が進んでますよね。氷河が溶けた事により、シベリアでは既に、マンモスが沢山見つかってますよね。となりますと、マンモス以外の、絶滅した動物が見つかる可能性が非常に高いんですって。例えば雄大な犬歯を誇ったサーベルタイガーや、驚きなのは、氷漬けのネアンデルタール人も恐らく出て来るのでは、という事でして、いやァ、これまた吃驚でありましょう。

そしてね、僕が今、最も興味を惹かれていますのは、現在発掘中なんですが、北米にある、バイキングの遺跡です。これも、上記の温暖化により、カナダ沿岸部の氷床が溶け出した事により、居住地の痕跡が現れ、現在2か所で、バイキングの住居跡が発見されたそうです。従来、アメリカ新大陸を発見したのはコロンブス、というのが定説ですけれど、バイキングの遺跡は其れより500年も前だとか。此の発掘が進めば、世界中の教科書は書き換えないといけませんよね。因みに、インディアンは文字を持っておらず、其の遺跡には、古代から中世に北欧で使われた、ルーン文字が残されていたとか。そしてね、インディアンは金属の存在を知らなかったんですが、其処には鉄を精錬した跡が残っており、先ず間違い無いんじゃないかしらん。そうそう、中世の欧州製のボタンもあったそうですよ。諸説に依れば、バイキング達は、インディアン達と交流を持ち、通商を行い、カナダの小島を根城に、現在のニューヨーク辺りまで進出していたのでは、と言われているそうです。アメリカの事を「ヴィンランド」、草原の地、葡萄の成る地、そう名付けたという古い言い伝えもあるんですよね。しかし、原因は不明ですが、何時しかヴァイキング達は全く居なくなったそうで、其の理由も知りたい処です。

其れにしても、僕、ただただ感心しますのは、バイキング達の船って、喫水が浅く細長い物でして、帆走でも人力でも航行可能、そして浅瀬にも侵入出来るのは、大きな利点なんですが、荒波と強風が待ち構える、外洋に出るには危険と思うんですよ。そしてね、バイキング達の根拠地である北欧は、内海であるバルト海は未だしも、北大西洋になりますと、激しい海流が2つある、名立たる難路でしょ。其の大航海が行われたのは、西暦1000年頃と言われていますから、我が国では平安時代でありまして、よくまあ渡りましたよ~。僕、こういう勇猛心と冒険心、そして未だ見ぬ地を知りたいという好奇心が、人類が進化して来た最大の長所と思うんです。冒頭触れました女子ラグビー代表の山口さんも、きっと其の強い心を持つ人達の末裔と申しますか、此れからの日本を切り開く女性の1人と思います。僕も負けられませんし、当院の全てのスタッフ達もそうあって欲しい、そう願っています。

さて、週末も猛暑の様ですが、皆様、水分補給には充分お気を付けて、素敵なウィーク・エンドをお過ごし下さい。其れでは又来週お会いしましょう!
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