♡♥ NUIT DEBOUT ♥♡

尾籠な話で恐縮なんですが、どうも、昨夜は鼻水が出ちゃって、もう僕、夜中に目が醒めてしまって閉口しました。寝ようと思うと鼻がツツーッと出る感じでして、ええい、もう起きてやる!と決意、床を出て後悔しましたけれど、僕、やっぱり花粉症なのかしら…。

いや、でも、しかし、昨日のボクシング世界戦、WBAスーパーフェザー級タイトルマッチ、衝撃の結末でしたねえ。ボクシングって、1度其の魅力を知ってしまうと、もう2度と離れられません。ボクシングという「虫に刺される」と言いますけれど、将に其の通り、僕、もう30年以上は優に見続けていますが、まさかねえ、無敵のチャンプ、内山選手が、2回に3度倒されての無残なKO負けとは、思いも寄りませんでしたし、僕、暫し呆然でありました。いえね、何となく、漠然とですが、嫌な予感はあったんですよね。内山選手はもう37歳になりますし、年齢的な不安は否めません。そしてね、世界チャンピオンになってもう6年を過ぎ、モチベーションの低下もあったでしょう。ご本人は、ボクシングの本場アメリカで勝負したい気は満々だったんですよ。でも、所属するワタナベジムのプロモート能力は、大手の帝拳なぞに較べますと、正直な処格段に落ちますからねえ、アメリカでのビッグ・マッチも叶わず、内山選手、可哀想ではありました。そしてね、今回のマッチ・メイクは、其のプロモート能力の低さが祟ってか、対戦相手が二転三転したそうでして、そりゃあ練習や調整も大変だったでしょう。またね、やっと決まった相手は、試合直前でウェイト・オーバーでしょ。何とか減量には成功したものの、挑戦者の舐めた態度に、内山選手は怒り心頭、平静では無かった様なんです。結局の処、昨夜は内山選手の夜では無かった、という事なのでしょう。様々な悪条件が重なり、稀代の名チャンプ、内山選手は世界王座から陥落してしまいました…、残念無念です。ただ、世界戦11連続防衛は偉業ですし、幾多の挑戦者に対し、KOの山を築いた訳で、内山選手は素晴らしいボクサーです。暫し休んで、ゆっくり考えて、去就を決めて下さいね。僕、まだまだやれると思います。あの懐の深さ、世界王者としての堂々たる佇まい、左右の強打に連打、律儀で真面目な努力家という素晴らしい美点を幾つも持つボクサーはそうはいません。でもね、最近はスロー・スターターになっていましたから、もう少し瞬発系のトレーニングを積む事をお勧めします。そしてね、此れは難しいでしょうが、業界最大手の帝拳ジムに移った方が、色々な意味で、楽になると思うんだけどなあ。律儀なチャンプですから、まァ其れは無いでしょうねえ。

さて、新チャンピオンになった、コラレス選手、強かったです。内山贔屓の僕さえも、コラレス選手の完勝を認めざるを得ません。スピードは目を見張るものがありましたし、パンチ力も充分、そして、トリッキーで変則的でした。右ジャブが非常に鋭かったので、内山選手の強打を警戒して、距離を取るのかな、と思ってましたら、脚を止めてのいきなりの乱打戦、ラフなパンチを振り回してましたから、コラレス選手、非常にやりずらいタイプです。そして、所謂スイッチ・ヒッター、右構えでも左構えでもファイトし、内山選手の距離感をかく乱していたのが印象に残りました。いや、強かった。

でもね、長年ボクシングを観ていて思いますのが、世界は広いと痛感しますけれど、時折、先のコラレス選手の様な、変則タイプのチャンピオンが忽然と現れるんですよね~。妙な角度から不思議なコンビネーションを打つ、ビクトル・ラバナレス。八方破れの怒涛の攻撃は、アーロン・プライヤー。曲芸な様なディフェンスは、パーネル・ウィテカー。全くのノーガードから強烈なパンチを放つ、ナジーム・ハメド。圧倒的なスピードと飛び込みながらパンチを打つ、ロイ・ジョーンズ・ジュニア。此れね、本邦ならば、「基本がなっていない!」とトレーナーから激怒されそうなスタイルでありまして、でも、先のボクサー達は皆、世界を制したチャンピオンですもんねえ。

ボクシングに限らず、どの世界においても、正統と異端、保守と革新って、常にせめぎ合い、勝ち負けを繰り返していると思います。正解なんて無いんですよね。世の中の流れを読み、発想を大きく転換し、一歩先を行く人が勝者となるのは、普遍の真理でありましょう。

誰もが泡沫候補と思っていた、アメリカのトランプ、いよいよ共和党大統領候補が見えて来ました。其れに対抗するかの様に、今、フランスでは、「ニュイ・ドゥブー」という運動が、燎原の火の如く、広がりつつあります。此れ、聞き慣れない言葉ですけれど、もう、米英の主導する、弱肉強食の新自由主義は止めようじゃないか、という運動なんです。パリの共和国広場には、フェイスブックやツイッターで呼びかけ、連日連夜、万単位の老若男女が集まり、政治から経済から、地方自治から移民問題から、夜を徹して語り合っているとか。屋台が出たりしてまるでお祭り騒ぎの由、しかも此れ、フランス全土に広がり、フランス系住民の多いカナダでも始まっているそうですよ~。流石はフランス、自由・平等・友愛を掲げるだけの事はあります。何だか原点回帰と申しますか、僕、以前の拙ブログで、「直接民主主義に戻っては」と書きましたけれど、其れをそのまま体現している訳で、将にシンクロニシティでありまして、感動しました。そして、原点回帰で思い出したのですけれど、今、熊本や大分で大雨により二次災害が出る恐れがありますよね。従来のコンクリで固めた治水って、実は宜しくないのでは、という事で、戦国時代の発想が、平成の今、見直されています。霞堤、かすみてい、と読みまして、戦国武将の武田信玄が造った堤防なんですね。此の霞堤、洪水を無理に止めない、という考え方なんですよ。堤防は前もって切っておくんです。勿論洪水は堤内--ていない、と読みます。堤防で守られた地域です。--に溢れ出すんですが、流れる水は、途切れた堤防の処から逆流するんですって。其の水が溢れても、大雨が収まれば、自然と堤防の外に流れ出る様に仕組んでいる仕掛けです。謂わば、逆転の発想でして、洪水が出る事を予期し、其れを逆手に取って、一定の範囲内だけの被害にしましょう、という考え方でしょう。頭良い~。

そしてね、此れ、僕、感動したんですが、スペインの会社が、「バイオス・アーン」という商品を開発しました。早速YOU TUBEで拝見したんですが、亡くなった方の遺灰から、木を育てるという物なんですよ。生物の分解が可能という、特製の骨壺に遺灰を入れ、其の上に木の種を植えると、其れがスクスクと育つそうでして、人間が植物として輪廻転生するかの様な、何だかまるで手塚治虫先生の漫画「火の鳥」でして、いやはや何とも、凄い発想と感じました。もう1つ、シンガポールの会社が造った、小型ハイブリッドロボットも凄いですねえ。カナブンに、超小型の電極や無線、カメラやマイクを搭載、昆虫の動きを完全にコントロール出来るそうです。此のロボットを操れば、人が入れない様な狭い処にも行けますから、瓦礫に埋まった被災者も発見出来る、という訳ですね。何だか、此れ、映画「アントマン」みたいですよね!?いや、でも、凄い発想です!

人間が、組織が、進化して行く上で最も大事なのは、其れは、柔軟性と好奇心と感受性でしょう。あらゆる常識は疑うべきですし、時には革新であり、時には原点を見つめ直す事が必要、そう思えてなりません。そうそう、僕、ずっと使っているフライパンの表面が剥げて来まして、テフロン加工が落ちたんでしょうね。ほら、今は恐らく、何処のご家庭でも、その手のフッ素加工のフライパンだと思うんです。でもね、今、欧州で流行っているのは、ドイツ製の100年持つフライパンだそうですよ。鉄の塊をカンカンに熱して、何度も叩いて成形するフライパンだそうで、150年前からある物だとか。これぞ原点回帰でして、よし、僕、今度のゴールデンウィークは、其のフライパンを購入して、ステーキでもパエリアでもフレンチトーストでも作ってみようかな!?

さて、当院のGWはカレンダー通りでして、拙ブログの更新は、不定期になるかと思いますが、皆様が時折様子を見に来られたら、嬉しく思います。それでは皆様、素敵な連休をお楽しみ下さ~い(^_^)/~
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