☨ TALISMAN ✝

読者の皆様、おはようございます!本日は先ずお礼から。僕、全く気付いておらず、大変失礼したんですが、一昨日の時点で、拙ブログの総拍手数が、41万を突破しておりました。此れも、一重に、読者の皆様の日頃のご贔屓とご愛顧の賜物です。謹んで御礼申し上げます。何時も本当にありがとうございます。今後とも、精進努力を続けて参りますので、拙ブログ並びに当院に対し、ご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い致します。

さて、今日で当院は仕事納め、早いもので、今年ももう終わりですね…。読者の皆様方にとって、素敵な1年だった事を願いますけれど、年の瀬になって、酷いニュースが飛び込んで来ました。昨夜から新聞もTVも大騒ぎの、従軍慰安婦の日韓合意の問題です。どうもね、安倍政権の大仕事、其れを支える官僚達や政府側も非常に頑張った、といった浮かれた調子の論調が目立ちます。「孫や子の世代に、この問題を残す訳にはいかなかった」などと、安倍は大見得を切ってましたが、お前、ホントに頭が悪いなァ…。僕、奴が同級生だったら、毎日パンやジュースを買いに行かせたりして、絶対イジめてますよ。呆れ果てたのは、此の日韓合意において、文書を交わして無いんですよね。全て口頭での合意でありまして、日本は今までのお詫びとして、10億を出す由ですが、あのねえ、此れ、民間でこんな事をやったら、即刻馘首ですよ…。「韓国商事さんと無事に合意出来たッス!」「おお、良かったな。で、契約書と言うか、署名捺印して書類は交わしたの?」「いえ、大丈夫ッス!確かに合意する旨、話をしたッス!お礼に10億払う旨、約束したんで、後は国の税金で支払いヨロシクっス!」ってねえ、こんな馬鹿、久し振りに見ましたよ。例えば、会社間で10億の出資をしたとして、其れを口約束だけなんて、契約という観点から見ても、あり得ない話でしょ!?ましてや、国家間の合意ですよ!おまけにね、従軍慰安婦像の撤去を含め、様々な合意が成されましたが、其の殆どは、「努力目標」という曖昧模糊とした声明に過ぎません。僕、韓国の人々を疑う訳ではありませんけれど、穿った見方をすれば、「努力はしたけれど、慰安婦像は撤去出来ませんでした。」と言われても、あくまで努力目標ですから、反論出来ないんじゃないかしら。外交のみならず、契約という考え方は、両者の異なる利害をすり合わせ、地道に交渉をし、そして合意に到り、瑕疵や反故が無い様に文書を交わし、署名捺印する訳じゃないですか。其れをね、日韓両国へのアメリカからの強いサジェスチョン、というか命令もあったそうですが、「相手がウンと言ったから大丈夫」って、今の内閣の皆さん、幼稚園か小学生レベルですよ!大体ね、1965年の日韓基本条約を締結した時点で、日本は韓国に11億$を支払い、賠償を含む一切の請求権は終わっている筈です。そして、其れが従来の日本政府の公式見解だったと思いますがねえ…。

僕、コントラクト、契約に関する概念が、日本は本当に緩いと思うのですけれど、此れも、我が国特有の、言霊信仰の為せる所為かもしれませんね~。一言で言えば、言葉には力が宿るという考え方でして、依って、一旦言った文言に背いては罰が当たる、という訳です。でも、其れって、日本独自の物で、対外的には通用しませんよね~。その端的な例が、印鑑じゃないでしょうか。此の印鑑、未だに多用しているのって、我が国ぐらいでしょ。という訳で、今日は印鑑にまつわるお話を少々。

つい先日、トルコ中部の遺跡で、4千年前の印鑑が発見されました。燦然と輝く、紫の水晶で出来た、3㌢程度の印鑑だそうで、守護神の像が刻まれていた由です。古代のトルコと言えば、大昔に学校で習った、紀元前のヒッタイトの国しか知りませんけれど、この印鑑は、其れより以前の物だそうで、教科書の書き換えが必要ですね~。さて、結論から書きます。先の印に守護神が刻まれていた事から分かります様に、印鑑とは元々は護符、タリスマンであり、お守りだったんですね。古代エジプトでは、彼の有名なスカラベ、聖なる昆虫の型の印鑑が使用されていました。其れがギリシャに渡りますと、指輪型の印鑑となるんですね。日本ならば、福岡は志賀島から出土した、「漢委奴国王」の金印が有名ですよね。護符であり、お守りだった証左として、ナポレオンの印鑑のお話があります。ナポレオンは遺産として、メノウの印鑑を残したのですけれど、その孫は、其れに紐を通し、お守りのネックレスとして、終生大事にしたとか。言霊信仰の変形の一種と思えてなりませんが、此の考え方、今でも残っている訳で、ほら、開運の印鑑とか良く言うじゃありませんか。あれ、少々眉唾ですけれど、分からんでは無いんですよね。封蠟、要はロウで蓋をしたり封じたり、という意味の言葉があります。メーカーズ・マーク、アメリカのバーボンですけれど、此れは瓶を封蠟しています。ケンタッキーの蒸留所が此のバーボンを造っているのですけれど、恐らくは貴族の一族がルーツでしょう。と申しますのも、中世の貴族は、手紙に封をする際、熱いロウを垂らし、自分の印鑑を押す訳です。この印には、日本で謂う処の家紋、欧米では紋章が入っていますから、誰が出したのか、一発で分かるんですね。

僕、海外に数年住んでいましたけれど、其処では勿論全てがサインでした。日本の様に、印鑑を重視する国って、世界に殆どありません。何故なのか?ここからはあくまで僕の推測ですよ。古来から、大事な取り決めを交わす際には血判状と言いまして、己の血液で署名した訳です。此の赤が朱肉の色ですね。そして、かっての印鑑って、職人が1つ1つ手造りでした。依って、偽造するのは極めて難しかった訳です。サインですと偽造が楽な訳で、其処で印鑑が重視されたんじゃないかなあ。侍には決して二言は無い、つまり、日本人は約束を必ず履行する、その心が、印鑑と朱肉に象徴されている、というのは穿ち過ぎでしょうか?

話を戻しまして、僕、日韓両国は隣人なのですから、何とか上手くやって行く事を望みます。其れは中国や台湾やロシアでも同様ですし、皆が仲良しなのが一番ですよね。でもね、いざ交渉事にあたる際、僕達日本人の特殊性、先の言霊信仰や印鑑重視の考え方って、世界的には極めて特殊ですから、其処はしっかり考えておく必要が大いにある、そう思いますねえ。やっぱり、大事な決め事は、互いが合意の上、書面にして、きちんと署名捺印すべきと思うのですが、安倍クン、お母さんに習わなかったの?

さて、本年の拙ブログの更新はこれでお終いです。読者の皆様方、此の1年間、本当にお世話になりました。来年もまたご訪問頂ければ幸いです。それでは、良いお年を!
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